高 等 学 校

 

学 習 指 導 要 領

 

外 国 語 科 編

 

昭和31年度改訂版

 

文 部 省

 

ま え が き

 この高等学校学習指導要領外国語科編は,高等学校の教育課程の改訂に伴って,「中学校・高等学校学習指導要領外国語科英語編(昭和26年改訂版)」のうち,高等学校に関るす部分を改訂したものである。

 これは,高等学校の外国語科の指導を計画し,実施する際の基準を示すもので,昭和31年度の第1学年から学年を追って実施されるものてある。

 このたびの改訂にあたって,特に意を用いた点をあげれば,次のようである。

1.生徒の個性や進路に応じ,教育課程を組織しやすいように科目を編成するとともに,外国語の教養に対する必要の度合に応じうるように,単位数に幅を設けること。

2.二つの外国語の教養を必要とする生徒の多い学校においては,第二外国語を置くことができるようにすること。

 また,ここに示されていない外国語を置く場合は,外国語科および科目の目標に基き,ここに示された外国語に準じて行うものとする。

 なお,この改訂にあたっては,文部省に設けられた教材等調査研究会中学校高等学校外国語小委員会の各委員に,ひとかたならぬ御協力をいただいた。ここに深く謝意を表する。

 

目    次

ま え が き

第1章 外国語科の目標

1 高等学校教育課程における外国語科の位置

2 外国語科の目標

第2章 外国語科の組織 1 外国語科における科目の編成

2 外国語科運営上の留意事項

第3章 外国語科第一外国語 1 第一外国語の目標

2 第一外国語(英語)

3 第一外国語(ドイツ語)

4 第一外国語(フランス語)

第4章 外国語科第二外国語 1 第二外国語の目標

2 第二外国語(英語)

3 第外国語(ドイツ語)

4 第二外国語(フランス語)