水産の各分野における生産に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得させ，水産業の意義や役割を理解させるとともに，水産業の発展を図る能力と態度を育てる．

第１　水産一般

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１　水産に関する学科においては，原則として水産に関する科目に充てる総授業時数の10分の５以上を実験・実習に充てるものとする．

２　実験・実習を行うに当たっては，安全及び衛生に関する指導の徹底を図るようにするものとする．

　特に海上における実験・実習においては，事故防止について特別な配慮が必要である．

３　「水産一般」及び「海洋実習」については，原則として，水産に関する各学科の主として第１学年において履修させるものとする．

４　「総合実習」の内容については，次のように取り扱うものとする．

(１)　「漁業乗船実習」又は「機関乗船実習」を行う場合には，所属の実習船を利用して履修させるものとするが，授業時数の10分の２程度は陸上の実習施設等を利用して取り扱うこともできる．

(２)　「無線通信実習」を行う場合には，所属の実習船を利用して乗船体験を与えて取り扱うこともできる．

(３)　「栽培漁業実習」を行う場合には，所属の小型漁船等による実習を含めて取り扱うものとする．

(４)　「水産製造実習」を行う場合には，地域や学校の実態を考慮して，農畜産物を取り扱うこともできる．