第9節 外 国 語

第1 目 標

 外国語を理解し表現する能力の基礎を養い,言語に対する意識を深めるとともに,国際理解の基礎をつちかう。

このため,

1 外国語の音声および基本的な語法に慣れさせ,聞く能力および話す能力の基礎を養う。

2 外国語の文字および基本的な語法に慣れさせ,読む能力および書く能力基礎を養う。

3 外国語を通して,外国の人々の生活やものの見方について基礎的な理解を得させる。

 

第2 各学年の目標および内容

 英 語

[第1学年]  1 目 標 (1) 身近なことについて,最も初歩的な英語を用いて,聞くこと,話すことができるようにさせる。

(2) 外国の人々の生活などに関する最も初歩的な英語の文を読むことができるようにさせる。

(3) 身近なことについて,最も初歩的な英語を用いて,書くことができるようにさせる。

 2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 日常慣用のあいさつをかわすこと。

(イ) 身近なことについて,話し,聞くこと。

(ウ) ある動作をするように言い,それを聞いてその動作をすること。

(エ) 身近なことについて,尋ね,答えること。

イ 読むこと (ア) 語,句および文を読むこと。

(イ) まとまりのある数個の文を読むこと。

ウ 書くこと (ア) 語,句および文を見て書き写すこと。

(イ) 文を聞いて書き取ること。

(ウ) 身近なことについて,文を書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 音声 (ア) 現代のイギリスまたはアメリカの標準的な発音。

(イ) 文の抑揚のうち,下降調および上昇調。

(ウ) 文における基本的なくぎり。

(エ) 文における基本的な強勢。

(オ) 語のアクセントのうち,第1次アクセント。

イ 文 (ア) 単文。

(イ) 平叙文のうち,肯定文および否定文。

(ウ) 疑問文のうち,動詞で始まるもの,助動詞 Can,Do および Do-es で始まるもの,or を含むものならびに How,What,When,Where,Which,Who および Whose,で始まるもの。

(エ) 命令文のうち,Be動詞以外の動詞で始まるもの。

ウ 文型 (ア) 主語+動詞の文型。

(イ) 主語+動詞+補語の文型のうち,動詞が be動詞 で,補語が名詞,代名詞および 形容詞である場合。

(ウ) 主語+動詞+目的語の文型のうち,目的語が名詞および代名詞である場合。

(エ) There is,There Are および Let us で始まる文型。

エ 語および連語 (ア) 別表1に示す語のうちから選択したものを含めて,300語ないし350語の新語。

(イ) 別表2に示す連語のうちから選択したものを含めた連語。

オ 文法事項 (ア) 名詞のうち,主として普通名詞および固有名詞ならびにそれらの数および格の変化。

(イ) 代名詞のうち,人称,指示,疑問および数量を表わすものならびにそれらの性,数および格の変化。

(ウ) 形容詞のうち,性質,状態および数量を表わすものならびに比較のうち主として規則的な変化。

(エ) 副詞の比較のうち,主として規則的な変化。

(オ) 動詞の時制のうち,現在形および現在進行形。

(カ) 動詞の活用のらち,現在形および現在分詞。

(キ) 接続詞のうち,And,or および than。

カ 文字 (ア) アルファベットの,活字体および筆記体の大文字および小文字。 キ 符号 (ア) 終止符,疑問符,コンマおよびアポストロフィ。
 3 内容の取り扱い (1) 内容の(2)のイの(ア)については,than,as〜asなどを用いる場合には,この限りではない。

(2) 内容の(2)のエの(ア)については,名詞のうち,不規則な複数形および複合名詞,代名詞の性,数および格の変化の語ならびに形容詞および副詞のうち不規則な変化の語は,それぞれ1語として数える。

なお,語のつづりは,イギリス式またはアメリカ式に統一して指導するものとする。

第2学年以降の学年についても同じとする。

(3) 内容の(2)のキに関連して,特に必要がある場合には,コロン,ハイフンまたは引用符を取り扱ってもよい。

 

[第2学年]

 1 目 標 (1) 身近なことについて,初歩的な英語を用いて,聞くこと,話すことができるようにさせる。

(2) 外国の人々の生活などに関する初歩的な英語の文を読むことができるようにさせる。

(3) 身近なことについて,初歩的な英語を用いて,書くことができるようにさせる。

 2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,第1学年に示す言語活動に加えて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 感嘆した気持ちを言い表わし,聞くこと。

(イ) 行なったことなどを話し,聞くこと。

イ 読むこと (ア) 文と文との意味上の関係をつかむこと。

(イ) 数個の文から成るパラグラフを読むこと。

ウ 書くこと (ア) 日本語の文の意味を英語の文に書くこと。

(イ) 行なったことなどを文に書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,第1学年に示す言語材料に加えて,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 文 (ア) 重文およひ複文。

(イ) 疑問文のうち,助動詞 May,Must などで始まるものおよび Why で始まるもの。

(ウ) 命令文のうち,Be動詞 および Don't で始まるもの。

(エ) 感嘆文のうち,How および What で始まり,動詞の現在形で終わるものおよび文の後半が省略されたもの。

イ 文型 (ア) 主語+動詞+補語の文型のうち,動詞が be動詞 以外の動詞で,補語が名詞である場合。

(イ) 主語+動詞+目的語の文型のうち,目的語が動名詞,不定詞,how+不定詞,thatで始まる節および that が省路された節である場合。

(ウ) 主語+動詞+間接目的語+直接目的語の文型のうち,直接目的語が名詞および代名詞である場合。

(エ) 主語+動詞+目的語+補語の文型のうち,補語が名詞である場合。

ウ 語および連語 (ア) 別表1に示す語のうちから選択したものを含めて,300語ないし350語の新語。

(イ) 別表2に示す連語のうちから選択したものを含めた連語。

エ 文法事項 (ア) 名詞のうち,集合名詞,物質名詞および抽象名詞。

(イ) 形容詞の比較のうち,不規則な変化。

(ウ) 動詞の時制のうち,過去形,未来形,過去進行形および現在完了形。

(エ) 動詞の活用のうち,過去形および過去分詞。

(オ) 受け身の形のうち,現在形,過去形および未来形のもの。

(カ) 不定詞のうち,名詞としての用法および副詞としての用法のうち目的を表わすもの。

(キ) 動名詞。

(ク) 接統詞のうち,Because,But,that および when。

オ 符号 (ア) 感嘆符および引用符。
 3 内容の取り扱い (1) 内容の(1)のアに関連して,国際音標文字の読み方を指導してもよい。

(2) 内容の(1)のイに関連して,英和辞書の引き方を指導してもよい。

(3) 内容の(2)のウの(ア)については,動詞のうち,不規則な変化の過去形および過去分詞は,それぞれ1語として数える。

第3学年においても同じとする。 (4) 内容の(2)のエの(キ)については,基本的な用法を取り扱うものとする。

 

[第3学年]

 1 目 標 (1) 身近なことについて,前学年よりもやや進んだ程度の初歩的な英語を用いて,聞くこと,話すことができるようにさせる。

(2) 外国の人々の生活などに関する,前学年よりもやや進んだ程度の初歩的な英語の文を読むことができるようにさせる。

(3) 身近なことについて,前学年よりもやや進んだ程度の初歩的な英語を用いて,書くことができるようにさせる。

 2 内 容 (1)聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,第2学年に示す言語活動に加えて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 身近なことを述べて,相手の人に念を押すこと。

(イ) 身近なことについて,数個の文を用いて,説明し,聞くこと。

イ 読むこと (ア) 数固のパラグラフを読み,その要点をつかむこと。 ウ 書くこと (ア) 行なったことや考えたことを,数個の文に書くこと。

(イ) 日記形式および手紙形式の文を書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,第2学年に示す言語材料に加えて,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 文 (ア) 疑問文のうち,付加疑問文。 イ 文型 (ア) 主語+動詞+補語の文型のうち,動詞が be動詞 以外の動詞で,補語が形容詞である場合。

(イ) 主語+動詞+目的語の文型のうち,目的語が what+不定詞ならびに what,when,where および who で始まる節である場合。

(ウ)主語+動詞+間接目的語+直接目的語の文型のうち,直接目的語が how,what,when および where+不定詞ならびに that で始まる節である場合。※

(エ) 主語+動詞+目的語+補語の文型のうち,補語が形容詞,to のない不定詞および現在分詞である場合。※

(オ) It+be動詞+〜+for〜+to〜の文型。

(カ) 主語+Ask,tell および want+目的語+不定詞の文型。※

(キ) 主語+be動詞以外の動詞+現在分詞の文型。※

ウ 語および連語 (ア) 別表1に示す語のうちから選択したものを含めて,350語ないし400語の新語。※

(イ) 別表2に示す連語のうちから選択したものを含めた連語。※

エ 文法事項 (ア) 代名詞のうち,関係代名詞 which,who および that の格の変化,制限的用法および省路された場合。

(ア) 副詞のうち,関係副詞 when および where の制限的用法。※

(ウ) 動詞の時制のうち,現在完了進行形。※

(エ) 不定詞のうち,形容詞としての用法。

(オ) 現在分詞および過去分詞の形容詞としての用法。※

(カ) 接続詞のうち,as,if および though。※

 3 内容の取り扱い (1) 内容の(2)のイおよびエのうち,※印を付した事項は,生徒によっては,軽く取り扱ってもよい。

(2) 内容の(2)のウにより別表1に示す語および別表2に示す連語のうちから選択したもの以外のものは,生徒によっては,軽く取り扱ってもよい。

(3) 内容の(2)のエの(ア)に示す関係代名詞に関連して,前置詞+関係代名詞の型は取り扱わないものとする。

(4) 内容の(2)のエの(エ)については,特に必要がある場合には,副詞としての用法のうち原因を表わすものを用いてもさしつかえない。

(5) 内容の(2)のエの(カ)については,特に必要がある場合には,after,before,since または till を用いてもさしつかえない。

別表 1 次の語は,いずれかの学年の2または3に特に定める場合を除いて,第1学年,第2学年および第三学年のうち,いずれかの学年において指導する。
 
 
a about  above across
after afterenoon again ago
all almost along already
also always am America
American among an and
animal anothere answer any
anyone anything apple April
are arrive as Asia
ask at August aunt
autumn away
baby back bad bag
ball baseball basket bath
be because become bed
been before begin behind
bench beside best better
between bicycle big bird
black blackboad blue boat
book both box boy
bread break
breakfast bridge bring brother
brown builld buillding bus
busy but buy by
cake call can cap
car carry cat catch
center(-re) chair chalk chilld
children city class classroom
clean climb clock cloud
cloudy club coat coffee
cold colo(u)r come cook
cool could country cow
cross cry cup cut
dance dark daughter day
dear December desk diary
dictionary did dinner dish
do docter does dog
doll door down draw
drink drive during
each ear early earth
east easy eat egg
eight eighteen eighth eighty
either eleven eleventh else
England English enough Europe
even eveninng ever every
everyone everything eye
face fall family far
farm fast father February
feet few field fifteen
fifth fifty find fine
finish first fish five
floor flower fly food
foot for forget forty
four fourteen fourth Friday
friend from fruit
game garden gate gentleman
get girl give glad
glass go good goodby(e)
grass great green grow
had hair half hand
happy hard has hat
have he head hear
help her
here herself high hill
him himself his hold
holiday home hope horse
hot hotel
hour house how hundred
I if ill in
ink interesting into invite
is it its
January Japan Japanese July
June just
keep kind kitchen knife
knock know
lady lake large last
late learn leave left
lend lesson let letter
library lie
light like lily listen
little live long look
lose love low lunch
mail make man many
map March May may
me meat meet men
mile milk mine minuite
Miss Monday money month
moon more morning most
mother mountain mouth Mr.
Mrs. Mt. much music
must my myself
name near need never
new newspaper next nice
night nine nineteen ninety
ninth no noon north
nose not notebook November
now
o'clock  October of off
often old on once
one only open or
orange other our ours
ourselves out over
page paint paper park
past pen pencil people
perhaps piano picture plane
play please pocket pond
poor present pretty pupil
put
question quickly quite
radio rain rainy reach
read ready red rich
ride right rise river
road room rose round
run
same Saturday say school
sea season second see
sell send September seven
seventeen seventh seventy shall
she shine shoe shop
short should show shut
sick since sing sister
sit six sixteen sixth
sixty skate ski sky
sleep slowly small smile
snow so some someone
something sometimes son song
soon sorry south speak
spend sport spring stand
star start station stay
still stone stop store
story street strong study
such suger summer sun
Sunday supper swim
table take talk tall
tea teach teacher telephone
television tell ten tennis
tenth than thank that
the their theirs them
themselves then there these
they thing think third
thirteen thirty this those
though thousand three through
throw Thursday till time
to today together tomorrow
too town train tree
try Tuesday turn twelfth
twelve twenty two
uncle under understand up
us use
very village visit
wait walk wall want
warm was wash watch
water way we Wednesday
week well were west
what when where which
white who whom whose
why wide will wind
window winter wish with
without woman women wood
word work world write
year yellow yes yesterday
yet you young your
yours yourself yourselves
        

別表 2 次の連語は,第1学年,第2学年および第3学年のうち,いずれかの学年において指導する。
 
 
a few a little a lot of
a pair of  a peace of as〜as
as〜as〜can as soon as at once
be able to be fond of be full of
be interested in both〜and each other
either〜or had better have to
in front of of course one another
out of planty of so〜that
too〜to
 


 ドイツ語

 1 目 標

英語の第1学年の目標に準ずるものとする。  2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,それぞれ次の言語活動を行わせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 日常慣用のあいさつをかわすこと。

(イ) 身近なことについて,話,聞くこと。

(ウ) ある動作をするように言い,それを聞いてその動作をすること。

(エ) 身近なことについて,尋ね,答えること。

(オ) 感嘆した気持ちを言い表し,聞くこと。

イ 読むこと (ア) 語,句および文を読むこと。

(イ) まとまりのある数個の文を読むこと。

ウ 書くこと (ア) 語,句および文を見て書き写すこと。

(イ) 文を聞いて書き取ること。

(ウ) 身近なことについて,文を書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,次の言語材料を用いて行なわせる ア 音声 (ア) ドイツ語の標準的な音声。 イ 語 (ア) およそ400語の新語。 ウ 文法事項 (ア) 冠詞のうち,定冠詞,不定冠詞およびそれらの変化。

(イ) 名詞の基本的な変化。

(ウ) 代名詞のうち,人称代名詞,所有代名詞および疑問代名詞ならびに基本的な指示代名詞および不定代名詞。

(エ) 形容詞の基本的な用法。

(オ) 数詞のうち,基本的なもの。

(カ) 動詞の時称のうち,主として現在。

(キ) 動詞のうち,再帰動詞,非人称動詞および複合動詞。

(ク) 副詞のうち,基本的なもの。

(ケ) 前置詞のうち,基本的なもの。

(コ) 接続詞のうち,並列のものおよび副詞的のもの。

(サ) 主として単一文。

(シ) 文のうち,叙述文,疑問文,命令文および感嘆文,

(ス) 配語のうち,定動詞の正置および倒置。

エ 文字 (ア) アルファベットの,活字体および筆記体の大文字および小文字。 オ 符号 (ア) 終止符,疑問符,感嘆符,コンマ,引用符,ハイフン,ダッシュおよびウムラウト符号。
 3 内容の取り扱い (1) 内容の(1)のイに関連して,独和辞書の引き方を指導してもよい。

(2) 内容の(2)のイについては,単一語,複合語および派生語をそれぞれ1語として数える。

第2学年以降の学年についても同じとする。

(3) 内容の(2)のオに関連して,特に必要がある場合には,コロンおよびセミコロンを取り抜ってもよい。

 

[第2学年]

 1 目 標 英語の第2学年の目標に準ずるものとする。  2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,第1学年に示す言語活動に加えて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 行なったことなどを話し,聞くこと。 イ 読むこと (ア) 文と文との意味上の関係をつかむこと。

(イ) 数個の文から成るパラグラフを読むこと。

ウ 書くこと (ア) 日本語の文の意味をドイツ語の文に書くこと。

(イ) 行なったことなどを文に書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,第1学年に示す言語材料に加えて,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 語 (ア) およそ400語の新語。 イ 文法事項 (ア) 代名詞のうち,関係代名詞。

(イ) 形容詞のうち,比較変化および名詞的用法。

(ウ) 動詞の時称のうち,過去,未来および完了の基本形。

(エ)話法の助動詞のうち,

(オ) zu をもつ不定詞。

(カ) 受動。

(キ) 副詞の比較変化。

(ク) 接続詞のうち,従属のもの。

(ケ) 配語のうち,後置。

 3 内容の取り扱い (1) 内容の(2)のアに関連して,活字体のドイツ文字を取り扱ってもよい。

[第3学年]

 1 目 標 英語の第3学年の目標に準ずるものとする。  2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと 諦むことおよび書くことにおいて,第2学年に示す言語活動に加えて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 身近なことについて,数個の文を用いて,説明し,聞くこと。 イ 読むこと (ア) 数個のパラグラフを読み,その要点をつかむこと。 ウ 書くこと (ア) 行なったことや考えたことを,数個の文に書くこと。

(イ) 日記形式および手紙形式の文を書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,第2学年に示す言語材料に加えて,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 語 (ア) およそ400語の新語。 イ 文法事項 (ア) 動詞のうち,話法の助動詞,受動の完了,自動詞の受動,状態受動および分詞の基本的な用法。

(イ) 形容詞の最高級の用法。

(ウ) 副詞のうち,関係副詞。

 3 内容の取り扱い (1) 内容の(2)のアに関連して,筆記体のドイツ文字を取り扱ってもよい。  フランス語 [第1学年]  1 目 標 英語の第1学年の目標に準ずるものとする。  2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 日常慣用のあいさつをかわすこと。

(イ) 身近なことについて,尋ね,答えること。

イ 読むこと (ア) 語,句および文を読むこと。

(イ) まとまりのある数個の文を読むこと。

ウ 書くこと (ア) 語,句および文を見て書き写すこと。

(イ) 文を聞いて書き取ること。

(ウ) 身近なことについて,文を書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 音声 (ア) フランス語の標準的な発音。

(イ) 文の抑揚のうち,下降調および上昇調。

(ウ) 語のアクセントのうち,強勢アクセント。

イ 語(ア)およそ400語の新語。

ウ 文法事項

(ア) 名詞の性および数の変化の原則。(イ)冠詞のらち,定冠詞,不定冠詞および部分冠詞。

(ウ) 形容詞のうち,品質形容詞の性および数の変化の原則ならびに数形容詞および指示 形容詞。

(エ) 代名詞のうち,主として人称代名詞。(オ)動詞の時法のうち,直説法の現在形,複合過去形および単純未来形。

(カ) 動詞の活用のうち,avoir,etre,donner および finir ならびに運用度の高い不規則動詞 aller,devoir,faire,pouvoir,prendre,voir,vouloir,などの活用。

(キ) 副詞のらち,基本的なもの。

(ク) 前置詞のうち,基本的なもの。

(ケ) 接続詞のうち,基本的なもの。

(コ) 文のうち,肯定文,否定文および疑問文。

エ 文字 (ア) アルファベットの,活字体および筆記体の大文字および小文字。 オ 符号 (ア) 終止符,疑問符,コンマ,引用符,連結符号,アポストロフィおよびアクサン符号。
 3 内容の取り扱い (1) 内容の(1)のイに関連して,仏和辞書の引き方を指導してもよい。

(2) 内容の(2)のイについては,名詞および形容詞のうち,原則に属さない女性形および複数形ならびに動詞の不規則な活用形をそれぞれ1語として数える。

第2学年以降の学年についても同じとする。

 

[第2学年]
 1 目 標 英語の第2学年の目標に準ずるものとする。  2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,第1学年に示す言語活動に加えて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) ある動作をするように言い,それを聞いてその動作をすること。

(イ) 感嘆した気持ちを言い表わし,聞くこと。

(ウ) 行なったことなどを話し,聞くこと。

イ 読むこと (ア) 文と文との意味上の関係をつかむこと。

(イ) 数個の文から成るパラグラフを読むこと。

ウ 書くこと (ア) 日本語の文の意味をフランス語の文に書くこと。

(イ) 行なったことなどを文に書くと。(2)上記(1)の言語活動は,第1学年に示す言語材料に加えて,次の言語材料を用いて行なわせる。ア 語(ア)およそ400語の新語。イ 文法事項(ア)名詞の性および数の変化の例外。

(イ) 形容詞のうち,品質形容詞の性および数の変化の例外,所有形容詞および疑問形容詞ならびに比較。

(ウ) 代名詞のうち,所有代名詞,指示代名詞ならびに関係代名詞 qui およびque。

(エ) 動詞の時法のうち,直説法半過去形および命令法。

(オ) 動詞の活用のうち,se  attendre,toire,lire,mettre,partir,pleuvoir,rendre,savoir および manger など er動詞のうち,特殊な活用をするものの活用。

(カ) 文のうち,感嘆文,命令文および従属文を伴う文。

ウ 符号 (ア) 感嘆符。
 3 内容の取扱い (1) 内容の(1)のアに関連して,国際音標文字の読み方を指導してもよい。

(2) 内容の(2)のイの(カ)については,基本的なものを取り扱うものとする。

 

[第3学年]

 1 目 標 英語の第3学年の目標に準ずるものとする。  2 内 容 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことにおいて,第2学年に示す言語活動に加えて,それぞれ次の言語活動を行なわせる。 ア 聞くこと,話すこと (ア) 身近なことについて,数個の文を用いて,説明し,聞くこと。 イ 読むこと (ア) 数個のパラグラフを読み,その要点をつかむこと。 ウ 書くこと (ア) 行なったことや考えたことを,数個の文に書くこと。

(イ) 日記形式および手紙形式の文を書くこと。

(2) 上記(1)の言語活動は,第2学年に示す言語材料に加えて,次の言語材料を用いて行なわせる。 ア 語 (ア) およそ400語の新語。 イ 文法事項 (ア) 形容詞のうち,不定形容詞。

(イ) 代名詞のうち,疑問代名詞および不定代名詞。

(ウ) 動詞の時法のうち,直説法単純過去形および大過去形。

(エ) 動詞の活用のうち, conduire,dormir,falloir,mourir,naitre,ouvrir,recevoir などの活用。

(オ) 文のうち,否定疑問文および受動態の文。

 3 内容の取り扱い (1) 内容の(2)のイの(オ)については,基本的なものを取り扱うものとする。 その他の外国語

 その他の外国語については,第1の目標に基づき,第2の英語,ドイツ語およびフランス語の各学年の目標および内容に準じて行なうものとする。

 

第3 指導計画の作成と各学年にわたる内容の取り扱い

1 指導計画の作成に当たっては,次の事項に留意する必要がある。 (1) 聞くこと,話すこと,読むことおよび書くことついて調和を保つようにすること。

(2) 第2の各学年の内容として示す言語活動および言語材料は,当該学年において指導するばかりでなく,次の学年以降においても反復して指導し,これに習熟させるようにすること。

(3) 語および連語の選択に当たっては,低学年においては表現できるところまで指導するものをできるだけ多くし,学年が進むにしたがって,理解にとどめるものも採り入れるようにすること。

2 題材は,その外国語を日常使用している人々をはじめ広く世界の人々の日常生活,風俗習慣,物語,地理,歴史などに関するもののうちから変化をもたせて選択するものとする。

 なお,題材の形式は,各学年とも説明文および対話文を主とし,第2学年において物語形式および劇形式のものを加え,第3学年において日記形式および手紙形式のものを加えるものとする。

3 各学年の内容を取り扱うに当たっては,地域や学校の実態および生徒の能力・適性等に応じて,その程度や進度を考慮し,適切に指導することが必要である。

4 第2の英語の第3学年の3の(1)および(2)の「生徒によっては」とは,学習の遅れがちな生徒を意味しており,生徒の実態に応じて適切に指導するように配慮する必要がある。

5 第2学年または第3学年において,外国語をはじめて履修させる場合には,第2の第1学年の内容から履修させるものとする。