第12節 商    業

 

第1 目  標

1 商業に関する基礎的な知識と技能を習得させる。

2 事務や経営管理に関する実務を能率的に行なう能力と態度を養う。

3 経済生活を合理的に営む態度を養う。

 

第2 内  容

 A 商事活動

 1 商業事象について,実務的な知識,理解を得させ,それを生活および職業の上に役だてる能力と態度を養う。

 2 指導上の留意事項  B 経  理

 1 簿記の基礎的な知識,技能を習得させ,経理を明確に処理する能力と態度を養う。

 2 指導上の留意事項  C 計算事務

 1 各種の計算用具による計算技術を習得させ,計算事務を能率的に処理し,ものごとを計数的に判断する能力と態度を養う。

 2 指導上の留意事項

 「計算事務」の授業時数は35単位時間を標準とする。珠算の指導においては,読み上げ算より見取り算に重点をおくこと。

 D 文書事務

 1 文書の作成および整理に関する技術を習得させ,文書事務の能率を増進する能力と態度を養う。

 2 指導上の留意事項  

第3 指導計画作成お上び学習指導の方針

1 この教科の授業時数を140単位時間とする場合は,内容のC,D,A,Bの順に指導する。

2 この教科の指導にあたっては,つとめて実践的に学習させるように留意する。