第1節 道 徳
2.肢体不自用に起因する性格のかたよりと偏見をきょう正し,周囲の人々と協調して明朗な生活ができるように指導することがたいせつである。
3.各教科特に社会科との関連を密にし,経験の拡張を図り,社会的経験の狭さからくる弊害をできるだけ少なくするように指導することがたいせつである。
2.クラブ活動の指導にあたっては,障害の種類別,程度別など,肢体不自由の実態に即したクラブ編成を行ない,指導の効果がいっそうあがるように配慮することがたいせつである。
3.クラブ活動を通して,各教科の学習で達成されない個々の問題を解決したり,また児童の将来の方向について考えさせたりするように指導することが必要である。
(2) 指導計画の作成および指導にあたっては,児童の生活を楽しくし,かつその充実発展を図るようにすることがたいせつである。
昭和38年2月27日発行
東京都千代田区霞ヶ関3の4 著作兼
印 刷 者 正敏社印刷所 |