1 木材工芸課程
木材工芸課程の目標と教科,科目および単位数(指導時間数)と特別教育活動の時間数は次の基準によるものとする。
この課程は,将来,木材工芸関係の各種の技術的作業ならびに業務に従事する者に必要な知識・技能を習得させ,これにふさわしい態度と習慣を養成することを目標とし,次の事項の達成を目ざすものである。
イ 木材工芸についての基礎的技術を習得させ,生産の向上に役だつ能力を養う。
ウ 木材工芸技術の科学的根拠を理解させ,技術の進歩改善に寄与する能力と態度を養う。
エ 計画・設計の知識を習得させ,研究的態度と創意くふうの習慣を養う。
オ 経営・管理に関する基礎的知識を習得させ,すべてを合理的,能率的に処理する能力と態度を養う。
教 科 | 科 目 | 単 位 数 (指導時間数) |
国 語 |
国 語 (一般) 国 語 (甲) 国 語 (乙) 漢 文 |
単位 時間
単位 時間
9 (315) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
社 会 | 社 会 (一般)
社 会 日 本 史 世 界 史 人 文 地 理 |
3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
数 学 | 数 学 (一般)
数 学 Ⅰ 数 学 Ⅱ 数 学 Ⅲ 応 用 数 学 |
6 (210) または 9 (315) 3 (105) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
理 科 | 理 科 (一般)
物 理 化 学 生 物 地 学 |
3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) |
保 健 体 育 | 体 育
保 健 |
2 (70) |
芸 術 | 美 術
工 芸 書 道 |
2(70) または 4(140) または 6(210) 2(70) または 4(140) または 6(210) |
外 国 語 | 第 一 外 国 語
第 二 外 国 語 |
3 ( 70) または 4 (140) |
家 庭 | 家 庭 一 般
被 服 食 物 保 育 ・ 家 庭 家 庭 経 営 家庭に関するその他の科目 |
2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 5 (175) 2 ( 70) ないし 5 (175) |
工 業 | 実 習
製 図 塗 装 木 材 工 作 ・ 材 料 工 芸 史 意 匠 計 画 絵 画 ・ 造 型 建 築 一 般 機 械 ・ 電 気 工 業 概 説 工 場 経 営 工業に関するその他科目 |
6 (210) ないし 15 (525) 2 ( 70) ないし 8 (280) 3 (105) ないし 12 (420) 2 ( 70) ないし 4 (140) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 4 (140) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 4 (140) 2 ( 70) ないし 8 (280) |
職業に関するその他の教科、科目 | ||
その他特に必要な教科、科目 | ||
総 単 位 数 (総指導時間数) |
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特 別 教 育 活 動 | 週当たり 1 ないし 3単位時間 |
(3) 教科,科目の履修
上に示す教科,科目のうち,次のものは,卒業までにすべての生徒に履修させるものとする。
イ 「社会(一般)」または,「社会」を含めて,「日本史」,「世界史」,「人文地理」のうち3科目
ウ 「数学(一般)」または,「数学Ⅰ」
エ 「理科(一般)」または,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」のうち2科目
オ 「体育」および「保建」
カ 「工業科」のうち「実習」,「製図」,「塗装」,「木材工作・材料」
各学年において,すべての生徒に週当たり1 ないし 3単位時間を,特別教育活動の指導にあてるものとする。
印刷課程の目標と教科,科目および単位数(指導時間数)と特別教育活動の時間数は次の基準によるものとする。
この課程は,将来,印刷関係の各種の技術的作業ならびに業務に従事する者に必要な知識・技能を習得させ,これにふさわしい態度と習慣を養成することを目標とし,次の事項の達成を目ざすものである。
イ 印刷についての基礎的技術を習得させ,生産の向上に役だつ能力を養う。
ウ 印刷技術の科学的知識を理解させ,技術の進歩改善に寄与する能力と態度を養う。
エ 図案・計画等の知識を習得させ,研究的態度と創意くふうの習慣を養う。
オ 経営・管理に関する基礎的知識を習得させ,すべて合理的,能率的に処理する能力と態度を養う。
教 科 | 科 目 | 単 位 数 (指導時間数) |
国 語 |
国 語 (一般) 国 語 (甲) 国 語 (乙) 漢 文 |
単位 時間
単位 時間
9 (315) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
社 会 | 社 会 (一般)
社 会 日 本 史 世 界 史 人 文 地 理 |
3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
数 学 | 数 学 (一般)
数 学 Ⅰ 数 学 Ⅱ 数 学 Ⅲ 応 用 数 学 |
6 (210) または 9 (315) 3 (105) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
理 科 | 理 科 (一般)
物 理 化 学 生 物 地 学 |
3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) |
保 健 体 育 | 体 育
保 健 |
2 ( 70) |
芸 術 | 美 術
工 芸 書 道 |
2(70) または 4(140) または 6(210) 2(70) または 4(140) または 6(210) |
外 国 語 | 第 一 外 国 語
第 二 外 国 語 |
3 ( 70) または 4 (140) |
家 庭 | 家 庭 一 般
被 服 食 物 保 育 ・ 家 庭 家 庭 経 営 家庭に関するその他の科目 |
2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 5 (175) 2 ( 70) ないし 5 (175) |
工 業 | 実 習
製 版 印 刷 印 刷 機 械 ・ 材 料 写 真 製 版 写 真 化 学 絵 画 図 案 製 図 工 業 概 説 工 場 経 営 電 気 一 般 工業に関するその他科目 |
3 (105) ないし 9 3 (105) ないし 9 (315) 4 (140) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 4 (140) 2 ( 70) ないし 4 (140) 2 ( 70) ないし 8 (280) 2 ( 70) ないし 4 (140) 2 ( 70) ないし 8 (280) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
職業に関するその他の教科、科目 | ||
その他特に必要な教科、科目 | ||
総 単 位 数 (総指導時間数) |
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特 別 教 育 活 動 | 週当たり 1 ないし 3単位時間 |
(3) 教科,科目の履修
上に示す教科,科目のうち,次のものは,卒業までに,すべての生徒に履修させるものとする。
イ 「社会(一般)」または,「社会」を含めて「日本史」,「世界史」,「人文地理」のうち3科目
ウ 「数学(一般)」または,「数学Ⅰ」
エ 「理科(一般)」または,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」のうち2科目
オ 「体育」および「保建」
カ 「工業科」のうち「実習」,「製版印刷」,「印刷機械・材料」
各学年において,すべての生徒に週当り,1 ないし 3単位時間を,特別教育活動にあてるものとする。
被服課程の目標と教科,科目および単位数(指導時間数)と特別教育活動の時間数は次の基準によるものとする。
この課程は,将来,被服の仕立,厚生等の業務に従事する者に必要な知識・技能を習得させ,これにふさわしい態度と習慣を養成することを目標とし,次の事項の達成を目ざすものである。
イ 被服の仕立て,材料,経理等に関する基礎的知識を修め,技術に習熟させ,衣生活の進歩改善に寄与する能力と態度を養う。
ウ 服装美についての認識を深め,被服デザインの原理と方法を理解させ,これを実際に活用する能力と創意くふうする態度を身につけさせる。
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国 語 |
国 語 (一般) 国 語 (甲) 国 語 (乙) 漢 文 |
単位 時間 単位 時間 9 (315) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
社 会 | 社 会 (一般)
社 会 日 本 史 世 界 史 人 文 地 理 |
3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
数 学 | 数 学 (一般)
数 学 Ⅰ 数 学 Ⅱ 数 学 Ⅲ 応 用 数 学 |
6 (210) または 9 (315) 3 (105) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
理 科 | 理 科 (一般)
物 理 化 学 生 物 地 学 |
3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) |
芸 術 | 美 術
工 芸 書 道 |
2( 70) または 4(140) または 6(210) 2( 70) または 4(140) または 6(210) |
保 健 体 育 | 体 育
保 健 |
2 ( 70) |
外 国 語 | 第 一 外 国 語
第 二 外 国 語 |
3 ( 70) または 4 (140) |
家 庭 | 仕 立
被 服 材 料 ・ 経 理 意 匠 手 芸 ・ 染 色 被 服 史 家 庭 一 般 食 物 保 育 ・ 家 庭 家 庭 経 営 家庭に関するその他の科目 |
3 (105) ないし 12 (420) 2 ( 70) ないし 8 (280) 2 ( 70) ないし 14 (400) 2 ( 70) ないし 4 (140) 4 (140) 2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 5 (350) 2 ( 70) ないし 5 (350) |
職業に関するその他の教科、科目 | ||
その他特に必要な教科、科目 | ||
総 単 位 数 (総指導時間数) |
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特 別 教 育 活 動 | 週当たり 1 ないし 3単位時間 |
(3) 教科,科目の履修
上に示す教科,科目のうち,次のものは,卒業までに.すべての生徒に履修させるものとする。
イ 「社会(一般)」または,「社会」を含めて「日本史」,「世界史」,「人文地理」のうち3科目
ウ 「数学(一般)」または,「数学Ⅰ」
エ 「理科(一般)」または,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」のうち2科目
オ 「体育」および,「保健」
カ 「家庭科」のうち「「家庭一般」(ただし,女生徒のみに履修させる)」,「仕立」,「被服材料・経理」,「意匠」
各学年において,すべての生徒に週当たり1 ないし 3単位時間を特別教育活動の指導にあてるものとする。
理容課程の目標と教科,科目および単位数(指導時間数)と特別教育時間の時間数は次の基準によるものとする。
この課程は,将来理容師として理容業に従事する者に必要な知識・技能を習得させ,これにふさわしい態度と習慣を養成することを目漂とし,次の事項の達成を目ざすものである。
イ 理容師に必要な人体生理,衛生,消毒等に関する知識・態度等を習得させる。
ウ 理容に関する基礎的技術を習得させ,研究的態度と創意くふうの習慣を養う。
エ 経営・管理に関する基礎的知識を習得させ,すべて合理的能率的に処理する能力と態度を養う。
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国 語 |
国 語 (一般) 国 語 (甲) 国 語 (乙) 漢 文 |
単位 時間
単位 時間
9 (315) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
社 会 | 社 会 (一般)
社 会 日 本 史 世 界 史 人 文 地 理 |
3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
数 学 | 数 学 (一般)
数 学 Ⅰ 数 学 Ⅱ 数 学 Ⅲ 応 用 数 学 |
6 (210) または 9 (315) 3 (105) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
理 科 | 理 科 (一般)
物 理 化 学 生 物 地 学 |
3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) |
保 健 体 育 | 体 育
保 健 |
2 ( 70) |
芸 術 | 美 術
工 芸 書 道 |
2( 70) または 4(140) または 6(210) 2( 70) または 4(140) または 6(210) |
外 国 語 | 第 一 外 国 語
第 二 外 国 語 |
2 ( 70) または 4 (140) |
家 庭 | 家 庭 一 般
食 物 保 育 ・ 家 庭 家 庭 経 営 家庭に関するその他の科目 |
2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 5 (175) 2 ( 70) ないし 5 (175) |
理 容 | 理容理論および実習
生理解剖学・消毒法 物理および化学 (香粧品化学および理容に 関する部分) 伝染病学(細菌学を含む) 公衆衛生学 ・ 皮膚科学 衛 生 法 規 実 地 習 練 |
4 以上 (140以上) 4 以上 (140以上)
3 以上 (105以上) 6 以上 (210以上) 「社会科」において履修 20 以上 (700以上) |
職業に関するその他の教科、科目 | ||
その他特に必要な教科、科目 | ||
総 単 位 数 (総指導時間数) |
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特 別 教 育 活 動 | 週当たり 1 ないし 3単位時間 |
(3) 教科,科目の履修
上に示す教科,科目のうち次のものは,卒業までにすべての生徒に履修させるものとする。
イ 「社会(一般)」または,「社会」を含めて「日本史」,「世界史」,「人文地理」のうち3科目
ウ 「数学(一般)」または,「数学Ⅰ」
エ 「理科(一般)」または,「物理」,「化学」,工生物」,「地学」のうち2科目
オ 「体育」および「保健」
カ 「理容科」のうち「理容理論および実習」,「生理解剖学・消毒法」,「物理および化学(香粧品化学および理容に関する部分)」,「伝染病学(細菌学を含む)」,「公衆衛生学・皮膚科学」,「衛生法規(「社会科」において履修)」
イ 理容に関する各教科,科目はそれぞれ理容師法の規定に基いて履修しなければならない。
ウ 理容課程における「社会(一般)」または「社会」は理容師法の規定にもとずく「衛生法規」40時間以上を含むものとする。
エ 理容に関する科目の中,「「生理解剖学・消毒法」(理科に関する部分)」および「「物理および化学」(香粧品化学および理容に関する部分)」の単位の履修をもって「理科」の単位の一部に代えることができる。
また,理容に関する科目のうち「生理解剖学(保健体育に関する部分)」,「伝染病学(綱菌学を含む)」および「公衆衛生学・皮膚科学」の単位の履修をもって「保健体育」の単位の一部に代えることができる。これらの場合は,あらかじめ特に一貫した計画をたてて履修させなければならない。
オ 理容に関する「実地習練」については,理容に関する必修教科,科目,教科の履修を終えた後,1年以上習練を行なうものとする。
各学年において,すべての生徒に週当り1 ないし 3単位時間を特別教育活動の指導にあてるものとする。
農業課程の目標と教科,科目および単位数(指導時間数)と特別教育活動の時間数は次の基準によるものとする。
この課程は,将来,農業関係の各種の業務に従事する者に必要な知識・技能を習得させ,これにふさわしい態度と習慣を養成することを目標とし,次の事項の達成を目ざすものである。
イ 農業に関する基礎的技術を習得させ,生産の向上に役だつ能力を養う。
ウ 農業技術の科学的根拠を理解させ,環境と農業との関係の理解を深め技術の進歩改善に寄与する能力と態度を養う。
エ 計画・設計の知識を習得させ,研究的態度と創意くふうの習慣を養う。
オ 経営・管理に関する基礎的知識を習得させ,すべて合理的,能率的に処理する能力と態度を養う。
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国 語 |
国 語 (一般) 国 語 (甲) 国 語 (乙) 漢 文 |
単位 時間
単位 時間
9 (315) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
社 会 | 社 会 (一般)
社 会 日 本 史 世 界 史 人 文 地 理 |
3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
数 学 | 数 学 (一般)
数 学 Ⅰ 数 学 Ⅱ 数 学 Ⅲ 応 用 数 学 |
6 (210) または 9 (315) 3 (105) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
理 科 | 理 科 (一般)
物 理 化 学 生 物 地 学 |
3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) |
保 健 体 育 | 体 育
保 健 |
2 ( 70) |
芸 術 | 美 術
工 芸 書 道 |
2( 70) または 4(140) または 6(210) 2( 70) または 4(140) または 6(210) |
外 国 語 | 第 一 外 国 語
第 二 外 国 語 |
2 ( 70) または 4 (140) |
家 庭 | 家 庭 一 般
食 物 保 育 ・ 家 庭 家 庭 経 営 家庭に関するその他の科目 |
2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 5 (175) 2 ( 70) ないし 5 (175) |
農 業 | 総 合 農 業
土 ・ 肥 料 作 物 保 護 農 業 工 作 園 芸 畜 産 養 蚕 農 産 加 工 林 業 一 般 農業に関するその他の科目 |
2 ( 70) 2 ( 70) 2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 12 (420) 2 ( 70) ないし 12 (420) 2 ( 70) ないし 8 (280) 2 ( 70) ないし 15 (525) 2 ( 70) ないし 10 (350) |
職業に関するその他の教科、科目 | ||
その他特に必要な教科、科目 | ||
総 単 位 数 (総指導時間数) |
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特 別 教 育 活 動 | 週当たり 1 ないし 3単位時間 |
(3) 教科,科目の履修
上に示す教科,科目のうち,次のものは,卒業までに,すべての生徒に履修させるものとする。
イ 「社会(一般)」または,「社会」を含めて「日本史」,「世界史」,「人文地理」のうち3科目
ウ 「数学(一般)」または,「数学Ⅰ」
エ 「理科(一般)」または,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」のうち2科目
オ 「体育」および「保健」
カ 「農業科」のうち「総合農業」,「土・肥料」,「作物保護」,「農業工作」
各学年において,すべての生徒に週当り1 ないし 3単位時間を特別教育活動の指導にあてるものとする。
普通課程の目標と教科,科目およびその単位数(指導時間数)と特別教育活動の時間数は次の基準によるものとする。
この課程は,いわゆる普通教科を中心とした一般教養の習得に主眼をおき,特に生徒の個性や進路の多様性に応じ,進学し,または,社会に出て生活を営む場合の基礎となる知識・技能を習得させ,これにふさわしい態度と習慣を育成することを目標とする。
(2) 教科,科目および単位数(指導時間数)と特別教育活動の時間数
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国 語 |
国 語 (甲) 国 語 (乙) 漢 文 |
単位 時間
単位 時間
2 ( 70) ないし 6 (210) 2 ( 70) ないし 6 (210) |
社 会 | 社 会
日 本 史 世 界 史 人 文 地 理 |
3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
数 学 | 数 学 Ⅰ
数 学 Ⅱ 数 学 Ⅲ 応 用 数 学 |
3 (105) 3 (105) ないし 5 (175) 3 (105) ないし 5 (175) |
理 科 | 物 理
化 学 生 物 地 学 |
3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) 3 (105) または 5 (175) |
保 健 体 育 | 体 育
保 健 |
2 ( 70) |
芸 術 | 美 術
工 芸 書 道 |
2( 70) または 4(140) または 6(210) 2( 70) または 4(140) または 6(210) |
外 国 語 | 第 一 外 国 語
第 二 外 国 語 |
2 ( 70) または 4 (140) |
家 庭 | 家 庭 一 般
被 服 食 物 保 育 ・ 家 庭 家 庭 経 営 家庭に関するその他の科目 |
2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 10 (350) 2 ( 70) ないし 5 (175) 2 ( 70) ないし 5 (175) |
職業に関するその他の教科、科目 | ||
その他特に必要な教科、科目 | ||
総 単 位 数 (総指導時間数) |
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特 別 教 育 活 動 | 週当たり 1 ないし 3単位時間 |
(3) 教科,科目の履修
普通課程においては,上に示す教科,科目のうち,次のものは,卒業までに,すべての生徒に履習させるものとする。
(イ) 「社会科」のうち「社会」を含めて3科目
(ウ) 「理科」のうち2科目
「芸術科」,「家庭科」,「職業に関する教科」この場合下記によるものとする。
(イ) 女子については,「家庭科」の4単位を履修させることが望ましい。
(ウ) 普通課程の生徒に「職業に関する教科」を履修させようとする趣旨は,特定の職業準備教育を目ざすものではなく,一般教養としての意味をもつものである。「職業に関する教科」は,第3章に示す職業に関する各課程および高等学校学習指導要領に準じ,家庭科,農業科,工業科,商業科,水産科等に示される職業に関する教科,科目をいう。
(エ) 学校により,教員や施設,設備等の関係で6単位以上を履習させることが困難な場合は,さしあたり単位数を減ずるなど,実情に即する取り扱いをすることができる。この場合でも,上記(2)の表に掲げる科目とその単位数以外の科目や単位数を設けることはできない。
各学年において,すべての生徒に週当たり1 ないし 3単位時間を,特別教育時間の指導にあてるものとする。
聾(ろう)学校高等部にその他の課程を設ける場合は,その課程の目標をたて,これに即して,必要な教科,科目等を組織して,その教育課程を編成するものとする。
8 各課程における教科,科目の履習上の留意事項
教科,科目の履修については,上記の各課程ごとに示すもののほか,なお,次の事項に留意しなければならない。
イ 「国語(一般)」の所定単位を履修した後, なお必要に応じ,「国語(甲)」を履修させることができる。この場合,「国語(甲)」の単位は9単位を下ることができる。
ウ 「国語(乙)」および「漢文」の1個学年における単位数は,それぞれ2または3とすることを原則とする。
エ 「国語(乙)」および「漢文」を1個学年において同時に履修させる場合の単位数の計は,5以下とする。
「社会(一般)」は,「社会」を含めて「日本史」,「世界史」,「人文地理」のうち3科目と関連して,その基礎的内容を取り扱うものとする。
(3) 数 学 科
イ 「数学Ⅱ」の1個学年における単位数は,6または3とすることを原則とし,6を越えてはならない。
ウ 「数学Ⅱ」を履修させた場合は,「数学Ⅰ」のうち少なくとも6単位を履修した後において履修させるものとする。
エ 「数学Ⅲ」を履修させる場合は,「数学Ⅱ」の履修を完了した後において履修させるものとする。
オ 「応用数学」を履修させる場合は,「数学Ⅰ」または「数学Ⅱ」の履修を完了した後において履修させるものとする。
「理科(一般)」は,「物理」,「化学」,「生物」,「地学」のうち2科目と関連して,その基礎的内容を取り扱うものとする。
(5) 保健体育科
イ 「保健」は.連続する1個学年において各1単位を履修させるものとする。
各科目の1個学年における単位数は2とする。
(7) 外 国 語 科
イ 「第二外国語」を履修させる場合は,第2学年以後において履修させ,1個学年における単位数は,2 ないし 4とする。
イ 「家庭一般」を履修させる場合は,教員や施設,設備等の関係でやむをえないときには,さしあたり2単位まで減ずることができる。
(10) 職業に関する教科の各科目の実際の指導において,「実習」等を中心として,各科目を統合して指導することもさしつかえない。この場合においても,上に示された各科目の単位数をもとにして,各科目の目標および内容がじゅうぶん達成されるよう,周到な計画と配慮をしなければならない。
(11) 職業に関する各課程においては,卒業までに,専門の職業に関するすべての生徒に履修させる必修の教科,科目と専門の職業に関する選択の教科,科目とをあわせて40単位以上履修させなければならない。
(12) 職業に関する各教科の特別実習
職業に関する各課程においては,夏季実習,農場当番,工場実習等特に必要な場合にかぎり,これらを「特別実習」として,あらかじめ相当単位数による教育計画を立てて履修させることができる。
理容課程については,理容師法の規定に基づく実地習練を課する場合,上の各職業課程の「特別実習」に準じ夏期・冬期休暇等を利用して履修させることができる。
(13) 職業に関するその他の教科,科目
「工業に関するその他の科目」,「家庭に関するその他の科目」,「農業に関するその他の科目」等の教科,科目については,高等学校学習指導要領に準じて設けるものとする。
(14) その他特に必要な教科,科目
特別な課程(たとえば美術等の課程)において,その教育の目標を達成するため特に必要な場合には,これらに必要な教科,科目及びその単位数を定めることができる。また,たとえば宗教教育を行なう私立聾(ろう)学校高等部において,その必要によって宗教に関する教科,科目を設け,これらに必要な単位数を定めることもできる。
(15) そ の 他
各課程における教科,科目の履修については上に示すもののほか,高等学校学習指導要領に準じて取り扱う。
教科,科目および特別教育活動の指導時間は,50分をもって1単位時間とする。50分未満の指導を行なう場合は,年間を通して,その不足時間を補わなければならない。
(2) 1単位の指導時間数
教科,科目の指導時間数は,1単位につき1個学年に35単位時間とする。
(3) 教科,科目の全学年総時間数
修業年限内に,総計2,975単位時間以上3,885単位時間以内を,教科,科目の指導にあてるものとする。
(4) 教科,科目の年間総時間数
各課程においては,教科,科目の全学年総時間数を各学年になるべく均分して,年間総時間数を配当するものとする。
(5) 週当り時間
週当たり38単位時間以内を教科,科目および特別教育活動の指導にあてるものとする。ただし職業に関する各課程にあっては,必要な場合において週当たり38単位時間を越えて指導を行なうことができる。週当り34単位時間を標準とする。
学校は,生徒が学校の定める教育計画に従つて科目を履修し,その成果が教科,科目の目標から見て満足できると認められる場合は,その教科,科目について所定の単位を修得したことを認定する。この場合,上に示す教科,科目の定める単位以外の単位を認定することはできない。ただし,生徒が科目の単位を2個学年以上にわたって分割履修し,学年ごとにその科目について分割履修した単位の修得を認定するときは,この限りでない。
(2) 家庭実習(ホーム−プロジェクト)の単位
「家庭科」および「農業科」において,家庭実習が可能でしかも教育効果のある科目については,科目の所定の単位数の2割以内に相当する時間数を家庭実習に充当し,この時間数を含めて所定の単位の修得を認定することができる。
学校においては,卒業までに履修させる教科,科目およびその単位数ならびに特別教育活動およびその時間数を定めるものとする。この場合,教科,科目の計は85単位以上とする。
校長は,生徒が上記の教科,科目および特別教育活動を履修し,その成果が満足できるものと認める場合は,高等部の全課程を修了したものと認め,卒業証書を授与する。この場合,教科,科目について修得したものと認定された単位数の計は,85単位以上でなければならない。