第10節 工  業

 

第1款 目標

1 工業の各分野における中堅の技術者に必要な知識と技術を習得させる。

2 工業技術の科学的根拠を理解させ,その改善進歩を図ろうとする能力を養う。

3 工業技術の性格や工業の経済的構造およびその社会的意義を理解させ,共同して責任ある行動をする態度と勤労に対する正しい信念をつちかい,工業人としての自覚を養う。

 

第2款 各 科 目

 

第1 機 械 実 習

1 目  標

 実際の作業を通して,各科目と有機的関連を保ちながら,総合的に機械に関する必要な技術を科学的に体得させるとともに,応用と創造の能力,望ましい態度と習慣を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第2 機 械 製 図

1 目  標

 製図通則や機械製図に関する規格を理解させ,機械の図面を読むことや設計どおりに生産に直結した製作図およびその他の図面をかくことができ,また図面の管理ができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第3 機 械 工 作

1 目  標

 各種の機械工作および生産に関する技術をその科学的根拠に基づいて理解させ,合理的な工作・生産方法を企画実践し,さらにそれらをくふう改善する能力と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第4 機 械 材 料

1 目  標

 機械工業に使用されるおもな材料の製造法・組成・性質などを理解させ,使用目的に応じて適切に材料を選定し,計画的,経済的に材料を活用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第5 機 械 設 計

1 目  標

 機械・器具・装置などを構成する各種の機械要素の構造・機能および用途を理解させて,それらを合理的,経済的に設計できる基礎的技術を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第6 機械応用力学

1 目  標

 工業力学・材料力学・機械力学に関する基礎的知識を習得させ,機械各部に働く力および運動について理解させ,科学的考察力と応用能力とを養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第7 原 動 機

1 目  標

 原動機の構造や機能をその基礎となる理論との関連のもとに習得させ,原動機の適切な選択や有効な利用ができるとともに,さらにくふう改善する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第8 工 業 計 測

1 目  標

 計測の基礎的事項を習得させるとともに,各種測定法および測定機器を比較検討して計装・自動化の計画が立てられるような能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第9 自動車実習

1 目  標

 自動車の生産や整備などに必要な技術を各科目との有機的な関連のもとに,実際の作業を通して融合的に体得させ,科学的な考察力や応用と創造の基礎能力,望ましい態度・習慣を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第10 自動車構造

1 目  標

 自動車の生産およびその関連工業の概要,自動車機関・シャシ・車体などの構造・機能を基礎理論との関連のもとに習得させ,自動車の適切な運用さらにはその性能向上についてくふう改善する基礎能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第11 自動車整備

1 目  標

 自動車の製造・整備・運送・販売などの事業場において,その保守・点検・調整・修理・再生などをするのに必要な技術を科学的根拠に基づいて習得させ,将来検査主任者・整備管理者となりうる素質を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第12 自動車試験

1 目  標

 自動車の製造・整備・研究・試作などに伴って必要となる各種の試験・検査の方法を理解させ,適正な計測のできる基礎能力を身につけさせ,さらにその方法や装置についてくふう改善のできる素質を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第13 自動車法規

1 目  標

 自動車の製造・整備・運行にあたって必要な法規の意義を理解させ,その正しい解釈と適用のできる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第14 造 船 実 習

1 目  標

 船舶の設計・建造,修理などにおいて企画・工作・実験・検査・管理などに必要な基礎技術および態度を各科目の有機的,総合的な関連のもとに体得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第15 船 舶 製 図

1 目  標

 船舶の設計・建造・修理あるいは,その関係業務に必要な図面の知識・技能を習得させ,製図通則などによって正しく描き,かつ読む能力を養うとともに,図面の利用と管理ができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第16 船 舶 構 造

1 目  標

 舶舶の構造法を理解させ,構造を科学的,合理的,経済的に設計できるための基礎的な技術を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第17 船 舶 ぎ 装

1 目  標

 船舶の機能を完全に発揮するための各種装置・設備とその性能を理解させ,船舶の安全と取り締まり法規に基づいて,最適の設備をなしうる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第18 船 舶 工 作

1 目  標

 船舶建造に使用される材料の諸性質を理解させ,加工・組み立てに関する技術と現図作業の基礎を習得させ,かつ応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第19 船 舶 計 算

1 目  標

 浮体の理論,船舶の運航・性能・安定性などを理解させ,その計算と実際に応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第20 船舶応用力学

1 目  標

 工業力学・材料力学に関する基礎的知識を習得させ,船体構造各部,ぎ装品に生ずる応力と変形の理論およびその応用を理解させ,これらに関する計算・試験の能力を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第21 船 舶 設 計

1 目  標

 船舶計画の基本的な諸要素を理解させ,船舶を科学的,合理的に計画し,設計するために必要な基礎的技術を習得させ,それを応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第22 舶 用 機 関

1 目  標

 造船技術者に必要な船舶推進機関および補助機関の原理・構造の概要を理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の図意事項

 各種舶用機関の特質をはあくし,適用の能力を習得させるように留意する。

 

第23 溶  接

1 目  標

 金属材料をや(・)金的に考察し,溶接構造の特色を理解させ,材料・設計および工作法にわたる適正な措置をとるのに必要な基礎的技術を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第24 船 舶 法 規

1 目  標

 船舶建造に必要な法令の意義と内容を理解させ,特に船舶においては,人命と財産の安全保持の重要性を認識させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第25 電 気 実 習

1 目  標

 電気に関する各科目との有機的な関連のもとに計測・工作などの基本的な電気技術を習得させ,作業を通して電気に関する機器・施設・設備などを実際に取り扱う能力と責任・規律・協調の態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第26 電 気 製 図

1 目  標

 製図の基礎知識を理解させて,製図の基本技術に習熟させ,これを応用して,電気機器・電気施設などについて設計の概念と正確に製図する技術ならびに図面を正しく読み取る能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第27 電 気 理 論

1 目  標

 電気に関する他の科目の基礎として,電気や磁気に関する諸現象を解明し,電気の基礎理論を体系的に理解させ,これを実際に応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第28 電 気 計 測

1 目  標

 電気計測に関する理論と,電気計器・測定器具などの原理・構造・特性などを理解させ,これを応用した計測技術を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第29 電 気 機 器

1 目  標

 各種電気機器の原理・構造・特性などを理解させ,試験・運転・保守・簡単な修理のできる能力,設計・製作などに必要な基礎的能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第30 発 送 配 電

1 目  標

 発電・変電・送電および配電等に関する施設・設備の構成や特性と,これに関する基礎理論を理解させ,各種電力施設・設備の運転・保守等に必要な能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第31 電 気 応 用

1 目  標

 電気の応用されている各種の施設・設備・機器などについて,その原理・構成・電気的な性質等を理解させ,これらを取り扱う能力と,電気を適切に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第32 電 子 工 学

1 目  標

 電子現象や電子回路の基礎を理解させ,電気通信の概要と電子関係の機器・装置などの構成・性能などを習得させ,これらの取り扱いや応用のできる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第33 電 気 材 料

1 目  標

 電気材料の種類・性質・用途・試験法などを理解させ,材料の適切な選択と取り扱いのできる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第34 電 気 法 規

1 目  標

 電気施設の現場に働く電気技術者に必要な電気関係法規の概要を理解させて,法規の適用方法を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第35 自 動 制 御

1 目  標

 自動制御に関する基礎理論の概要と,自動制御系の構成とその動作特性,自動制御用機器の構造・特性等を理解させ,自動制御の応用と,実際の自動制御系を取り扱える能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第36 電 子 実 習

1 目  標

 電子工業および電気通信に関する各科目との有機的な関連のもとに,計測・工作などの基礎的な技術を習得させ,作業を通して正しい勤労の習慣と実務能力とを養うとともに,応用の能力と研究的態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第37 電 子 製 図

1 目  標

 製図の基礎知識を理解させ,電子機器・通信設備の工作図・結線図を正しく描きかつ読むことのできる能力と,正確に迅速に製図する態度と習慣を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第38 電 子 現 象

1 目  標

 真空・固体・気体におけるおもな電子現象を理解させ,電子に関する基礎知識と,これを適切に応用できる能力とを養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第39 電 子 回 路

1 目  標

 電子管や半導体素子およびそれらを用いた回路の原理・動作・特性などを理解させ,さらに伝送に関する基本的な知識を習得させ,科学的,技術的進歩に応じてそれらを適切に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第40 電 子 機 器

1 目  標

 通信機器その他おもな電子機器の一般的な構成・原理・機能・動作の概要について理解させるとともに,設計・製作・調整・試験・修理の基礎となる能力を育て,将来の進歩,発達に寄与する素地を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第41 電 子 計 測

1 目  標

 電気計器および測定器の構造と基本的な測定法について理解させるとともに,周波数に応じ適切な測定法を選択し,測定値を正しく処理する能力と態度とを養成し,工業各方面に用いられている電子応用の計測の大要を理解させ,これらを応用できる基礎的な素地を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第42 電 力 設 備

1 目  標

 電気機械器具の構造・性能・運転について理解させ,発電・送電・配電などの電力系統ならびに工場・事業場の電力設備の大要を習得させ,簡単な電力設備の計画・試験・保守ができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第43 電 子 応 用

1 目  標

 広く電子工学の各方面における応用と,その科学技術的根拠について理解を深めさせ,電子応用技術の将来の発展のための創意くふうの態度と習慣とを養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第44 通 信 機 器

1 目  標

 有線通信機器と無線通信機器との構造およびその働きについて理解させ,製作・調整・試験の基礎となる能力を養うとともに,電気通信施設および業務についてもその大要を理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第45 建 築 実 習

1 目  標

 建築に関するすべての科目の学習を基礎として,建築施工に関する技術や態度を実験的・体験的かつ総合的に学習させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第46 建築設計製図

1 目  標

 建築設計に関連する諸科目を基礎として,建築設計製図の実技に習熟させるとともに建築設計に関する技術を総合的に学習させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第47 建 築 材 料

1 目  標

 建築工業に使用されるおもな材料の組成・製法・性質・用途・試験法・規格などを理解させ,使用目的に応じて材料を正しく選択し,合理的,経済的に活用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第48 建 築 構 造

1 目  標

 建築物の構造法を理解させ,建築物の構造を科学的,合理的,経済的に計画し,設計するための基礎的能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第49 建築構造力学

1 目  標

 建築構造物を力学的に考察判断する能力をつちかい,あわせて構造計算の基礎能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第50 建築構造計算

1 目  標

 各種建築物の構造を合理的に計画し,構造各部を算定する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第51 建 築 史

1 目  標

 建築発生の素因を理解させ,過去の建築の様式と技術および歴史的な建築にはらわれた努力を知らせることによって,新しい建築創造の意欲を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 この科目の学習を通じて,建築の文化史的意義すなわち建築様式および技術と社会の関連性を理解させるとともに,現代の建築について具体的な理念と創造の意欲をつちかうことに努め,また文化財および郷土の建築について,実測・演習・調査・研究・見学などを行なわせる。

 

第52 建 築 計 画

1 目  標

 建築計画の基本的な諸要素を理解させ,建築物を科学的,合理的,意匠的に計画し,設計するために必要な基礎的知識と能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第53 建 築 設 備

1 目  標

 建築物の諸設備に使用する資材・機器類について理解させ,その設計と管理の能力および科学的に考究する態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第54 建 築 測 量

1 目  標

 建築設計および施工に必要な測量の基礎知識・方法を理解させ,測量および計測ができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第55 建 築 工 法

1 目  標

 各建築工事の技術的方法を理解させ,監理者および施工者として監督指導する能力と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第56 建 築 経 営

1 目  標

 建築工業の特性,経営管理について理解させ,経営に伴う諸業務を理解し,処理する能力と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第57 建 築 法 規

1 目  標

 建築関係の諸法令の意義とその内容を正しく理解させ,関係法規についての知識と応用能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 建築法規と都市計画との関連,建築関係の法令用語,条文形式,条文の内容とその関係法令を理解させ,建築設計,工事監理,建築の手続き,建築行政などに応用できる能力を養う。

 

第58 土 木 実 習

1 目  標

 土木に関するすべての科目の学習を基礎として,土木に関する技術や態度を実験的・体験的かつ総合的に学習させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第59 土 木 製 図

1 目  標

 土木製図の基礎的知識・技能を習得させ,土木構造物の設計製図を正確・めいりょう・迅速に描くことができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第60 測  量

1 目  標

 測量機械・器具の構造・調整法および使用法を理解させ,基礎的な各種測量の学習により,測量の基礎的な知識・技能を習得させるとともに,土木工事などの設計・施工に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第61 土木応用力学

1 目  標

 土木構造物の設計および安定計算に必要な力学の基礎的な知識を習得させ,各種構造物の設計に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第62 土 木 設 計

1 目  標

 土木構造物の基礎的な知識を習得させ,鉄筋コンクリート部材および構造物,プレストレストコンクリート部材,簡単な各種の橋その他の構造物の設計ができる能力を養う。

 

2 内  容

 A 鉄筋コンクリート

 B 橋りょう

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第63 水  理

1 目  標

 水についての基礎的な事項を理解させ,水に関係のある構造物の設計,施工に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第64 水  工

1 目  標

 水を中心とした河川・発電水力,上下水道・港湾についての基礎的知識を習得させ,水に関係のある各種工作物についての一般的理解を得させる。

 

2 内  容

 A 河 川

 B 発電水力

 C 港 湾

 D 上下水道

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第65 土  質

1 目  標

 土木地質の基本的な概念および土質力学の基礎的知識を習得させ,土木工事の設計,施工に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第66 通  路

1 目  標

 道路・鉄道の意義,構造および計画,施工ならびに保守について理解させ,あわせて都市計画の概要を理解させて,綿密な計画力を養う。

 

2 内  容

 A 道 路

 B 鉄 道

 C 都市計画

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第67 土 木 施 工

1 目  標

 土木工事に用いる各種の土木機械や材料および施工法について,基礎的な知識を習得させ,機械や材料の選定・活用ができるとともに,各種工事の施工を指導・監督できる能力を養う。

 

2 内  容

 A 土木機械

 B 土木材料

 C 土木施工法

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第68 土 木 経 営

1 目  標

 土木工業の特性および工事の運営・管理についての基礎的な知識を習得させ,施工に応用できる能力と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第69 工業化学実習

1 目  標

 化学工業の基礎的な技術を体験させ,反応の実際と装置・器具・計器の取り扱いなどに習熟させ,作業を通して総合的に技術と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留憲事項

 

第70 無機工業化学

1 目  標

 無機化合物の性質と化学反応についての知識を系統的に理解させ,無機化学工業およびその製品に関する知識を化学反応に中心をおいて理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第71 有機工業化学

1 目  標

 天然および合成有機化合物の性質と化学反応について相互関係を明らかにしながら系統的に理解させ,有機化学工業とその製品について体系的に理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第72 工業物理化学

1 目  標

 化学工業における各種の反応・物質・エネルギーの物理化学的基礎理論を理解させ,これらの数理的処理能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第73 化 学 工 学

1 目  標

 化学工業で用いられる装置・機械・器具・計測器などの特性とその操作を理解させ,物質ならびにエネルギーの収支の実際的計算とその計測・制御の技術を理解させ,化学工場の企画・設計・運転などの能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第74 化学工業試験

1 目  標

 品質管理の意義を明らかにするとともに,化学工業の原料・中間体・製品の工業的な分析ならびに試験法の理論を理解させ,それらを応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第75 化学工学実習

1 目  標

 化学工業で必要な化学工学的基礎技術と関係知識を身につけさせ,作業を通して工場・装置の運転・設計・管理などに関する技術や態度を総合的に養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第76 化 学 反 応

1 目  標

 化学工業関係分野で用いられる主要な物質の性質と反応とについての知識を系統的に理解させ,物質およびエネルギーに関する数的処理に習熟させ,さらに化学反応を工業化する基礎能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第77 化 学 装 置

1 目  標

 化学工業で用いられる機器・装置の原理・特性およびその操作法ならびに装置材料の特性を理解させ,工場・装置の運転・保全・企画・設計などに応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第78 化学工業計測

1 目  標

 おもに化学工業関係分野で用いられる化学機器・装置およびこれに付属する測定機器の性能試験の意義および方法ならびに計測資料の処理法を理解させ,工程管理に応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第79 化学工業経営

1 目  標

 化学工業の特質を明らかにし,現代の化学工場の技術体系ならびに管理・運営について,基本的な知識を与え総合的な考察力と判断力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第80 窯 業 実 習

1 目  標

 窯業の各部門における製造技術・試験・研究に関する技術や態度を実験的・体験的かつ総合的に習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第81 窯 業 原 料

1 目  標

 各種窯業原料の組成・性質および処理方法を理解させ,窯業の各部門における原料の選定,利用改善等応用の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第82 陶 磁 器

1 目  標

 陶磁器製造に必要な原料の性質・選定および陶磁器の製造法や製品の性能を理解させ,これを実際の製造に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第83 耐 火 物

1 目  標

 各種耐火物の性質および製造法を理解させて,耐火物についての基礎的な知識を習得させ,これを正しく選定使用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第84  ガラス・ほうろう

1 目  標

 ガラスおよびほうろうの性質や製法を理解させその合理的な取り扱いや改善に役だつ能力を養う。

 

2 内  容

 A ガラス

 B ほうろう

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第85 セ メ ン ト

1 目  標

 セメントの意義と用途を明らかにし,各種のセメントについて,その原料,製造工程,性質等を理解させ,それを試験する能力や合理的な選定,処理の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第86 特殊窯業製品

1 目  標

 一般的な窯業技術の特殊部門への適用による特殊窓業製品の製法を理解させ,それらの製品の特性と用途を理解させるとともに,窯業の新分野を開拓する意欲を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 内容にあげてあるような各種の特殊窯業製品について,一般的な窯業技術との関連について指導するようにする。

 

第87 窯炉・燃料

1 目  標

 窯業における窯炉燥作の重要性を認識させ各種窯炉の構造,性能および設計,築造上の基礎的な技術を習得させ,熱管理の概念を理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第88 窯 業 図 案

1 目  標

 窯業製品の製作に必要な創意と意匠の発想能力を養い,表現材料の特性や適否を理解させ,表現技術を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 窯業製品の図案の基礎を学習させるとともに,その応用能力を養うものであるから,資料の収集に努め,実際に即して広い視野を得られるように指導すること。

 

第89 色染化学実習

1 目  標

 色染化学関係の各科目の学習と有機的に関連して行なわれる総合的な作業を通して,必要な技術・態度を習得きせる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第90 繊  維

1 目  標

 繊維工業製品の構成原料である各種の繊維について,性能,用途および試験などに必要な基礎的知識を習得させ,それが繊維加工作業面に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第91 染  色

1 目  標

 繊維製品の染色すなわち精錬,標白,浸染,なつ染に関する基本的加工技術を習得させ,それらを現場作業,試験に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第92 織 物 仕 上

1 目  標

 織物の仕上加工の基本的な技術を習得させ,それを現場作業,試験に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第93 染  料

1 目  標

 染色加工の主要材料である染料(顔料も含む)について,製造・応用上の基礎的な知識と合成,試験技術を習得させ,それを現場作業・試験に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第94 染 色 薬 品

1 目  標

 染色加工の各種工程で使用される薬品を,化学組成,材質,応用上から系統的により深く理解させ,それを加工面に安全適切に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第95 染色理論化学

1 目  標

 染色理論の解明にあずかる染色の基礎化学を理解させ,理論的考察力と推理力および応用の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第96 染 色 機 器

1 目  標

 染色工業で用いる機器の構造・機能とその単位操作を理解させ,必要に応じて適切な染色機器の選定ができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第97 紡 織 実 習

1 目  標

 紡織関係の各科目を基礎として,これらの有機的な関連のもとに行なわれる総合的な作業を通して,必要な技術・態度を習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第98 織 物 組 織

1 目  標

 紋織物を除く一重組織織物・重ね組織織物などの組織について学習させ,それらの織物の特性・用途・製造法を理解させるとともに応用・創造の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第99 織 物 機 械

1 目  標

 織物製造に必要な準備機械および織機などについて,原理・構造・操作を理解させ,必要に応じて機械の適切な選択と利用ができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第100 紋  織

1 目  標

 紋織物製造に必要な機械および装置を理解させるとともに,組織に応じて装置をくふうすることのできる応用の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 標本の展示または配布,工場見学などによって理解を容易にする。

 

第101 紡  績

1 目  標

 紡績に応用されるおもな材料,機械およびその工程について習得させ,材料の・種類・性質・品質に応じて使用する機械と,その構造,機能,操作法などについて理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 紡績材料として,化学繊維の応用が日日進歩し,同時に紡績機械の進歩改善が著しいので,業界のすう勢はあくにも,意を用いて指導する。

 

第102 編  組

1 目  標

 編組物の製造法と,編組物による二次製品の製造法を習得させ,編組物を構成する糸の状態に応じた製造工程,加工法およびこれに使用する機械の構造,機能,操作法,管理法を理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第103 染 織 図 案

1 目  標

 染織物図案の構成に関する基本的な要素を理解させ,図案作成上の資料,配色,調色について必要な知識と技能とを習得させ,あわせて応用創造の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第104 採 鉱 実 習

1 目  標

 鉱山・炭鉱・油田・採石場などの鉱産資源を開発する現場およびこれに類する事業場における技術的業務について,有機的に関連する諸科目の学習を基礎とし,実験的・体験的かつ総合的に技術や態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第105 採  鉱

1 目  標

 鉱産資源の合理的,経済的開発,採掘,運搬,および採掘に伴う諸作業と保安確保の基礎理論,技術的根拠,ならびにこれらに関係する法規の要旨を理解させ,将来,現場において,能率的かつ安全な生産手段を計画,実施できる素地と,採鉱技術の進歩,改善に寄与しうる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第106 選  鉱

1 目  標

 採掘された鉱石を有効適切に処理して,選鉱成績を向上させるため,選鉱の原理,選鉱機械,操業法および研究法について,総括的にはあくさせ,現場操業に適応する能力と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第107 地 質 鉱 物

1 目  標

 地かくの構造,地史,岩石や鉱物の産状,組成,性質,成因に関する一般的知識,および地質調査や岩石,鉱物の鑑定,分析の科学的根拠を理解させ,工業およびこれに類する事業の現場における技術的業務の諸分野に活用し,応用できる能力や習慣を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第108 火  薬

1 目  標

 採鉱技術者として必要な火薬類の組成,性質,用途を理解させ,それらを能率的,経済的,かつ安全に利用できる基礎理論と技術を習得させ,各鉱山,炭鉱などで,火薬に関する業務を実践できる能力と態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第109 鉱 山 保 安

1 目  標

 坑内外作業における安全度を高め,鉱物資源の合理的開発をするため,坑内外特に坑内における諸現象,諸作業に変災を引き起こす要素について学習させ,それらの予防と対策の基礎知識を科学的,技術的に理解させ,坑内外の技術的進歩に応ずる創意くふう,応用の能力および研究的態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 この科目の内容は,鉱山の諸作業と密接な関連をもち,「採鉱」と不可分の関係にあるものもあるから,適宜内容を取捨選択し,不必要な重複を避けて学習効果をあげるようにする。

 

第110 石  油

1 目  標

 採油法について,作業の研究,選定,計画,実施,ならびに改善などに関する基礎知識,能力,態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 この科目は,「採鉱」の中の採油に関する項目を,地域性,学校の特色あるいは卒業生の進路などを考慮して,さらに詳しく履修させるものであるから,具体的,数量的に取り扱い,不必要な重複を避けるように留意する。

 

第111 鉱 山 機 械

1 目  標

 鉱山用諸機械の構造と作用を理論との関連において理解させ,現場において適切な選択応用,修理ができ,かつ合理的,能率的に活用し,さらに創意改善する能力,態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第112 鉱  床

1 目  標

 地質鉱物の知識を基礎にして,鉱床の分布,産状,構造,形態,成因,および地質学との関係を理解させ,鉱産資源の合理的開発に資することのできる技術・態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第113 探  査

1 目  標

 地下資源の合理的開発と操業方針の決定に必要な資料の作成や,地下構造探査等に関する知識を習得させ,これら各業務における技術者となる素地を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 この科目の内容は,「採鉱」との関連に留意する。また,地域性や生徒の進路によっては,探査の対象を限定して重点的に深く学習させることもよい。

 

第114 鉱 業 法 規

1 目  標

 鉱業・火薬・保安に関する一般的法規を理解させ,公共の福祉に寄与する鉱業の公益性および保安確立の重要性と責任を自覚させるとともに,鉱業にたずさわる者,特に採鉱技術者として必要な資質を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第115 や 金 実 習

1 目  標

 や金に関する諸科目の学習を基礎とし,実験・実習を通して総合的に技術・態度を習得させるとともに計画性・くふう創造の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第116 金属工業実習

1 目  標

 金属に関する諸科目の学習を基礎として,金属材料の製造ならびに加工法などの技術を実践的に身につけさせ,さらにくふう創造・改善などの能力や態度を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第117 金 属 材 料

1 目  標

 金属および合金の性質・組織・用途について理解させ,金属材料の選択・試験および改善・研究に必要な知識と技術を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第118 金 属 加 工

1 目  標

 金属加工の基礎となる科学的,機械的理論とその応用を理解させ,これに使用する機械・器具の取り扱いならびに操作の技術を習得させるとともに,実験・実習を通じて金属製品の製造方法についての知識と技術を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第119 金 属 製 錬

1 目  標

 主要金属の製・精錬の反応および操作の科学的基礎(化学的・電気的,電気化学的)を理解させ,鉄や(・)金・非鉄や(・)金その他地域性に応じた金属ならびに金属材料の製造法についての技術を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第120 金 属 組 織

1 目  標

 金属および合金の相平衡と相律を理解させるとともに,その性質,組織,結晶構造などの知識を習得させ,いろいろの処理に伴う状態の変化を応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第121 炉・燃 料

1 目  標

 金属および金属材料の製造に用いる炉の種類・構造ならびに燃料などについて理解させ,炉の設計・築炉材および燃料の選択のできる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第122 工 業 分 析

1 目  標

 分析化学の基礎的事項およびそれを応用した化学試験法を習得させ,これらを実際に適用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第123 工 芸 実 習

1 目  標

 工芸に関する各科目の学習を基礎とし,作業を通して総合的に技術を習得させ,あわせて生産に対する企画・運営・管理の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第124 工 芸 製 図

1 目  標

 製図の基礎を理解させ,工業意匠および室内装備の計画に対する図示の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第125 絵  画

1 目  標

 美術の理解を深めるとともに,形と色に対する感覚を養い,描画の技法を設計製図に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第126 造  形

1 目  標

 平面・立体の調和的構成を習得させ,あわせて作品の原型,模型を製作するのに必要な能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第127 工 芸 史

1 目  標

 各国各時代における造形文化の推移を知らせ,おのおのの特色を理解させるとともに,現代工芸の正しいあり方の考察に資する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 単位数により,内容を適切に整理して指導計画を立てる必要がある。

 

第128 工 芸 計 画

1 目  標

 家具・室内などについて基本的な要素を理解させ,これらを合理的,意匠的に計画し設計できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第129 工芸材料力学

1 目  標

 材料を意匠・計画ならびに工作技術に関連して,力学的に考察判断する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第130 工 芸 材 料

1 目  標

 工芸材料の性質について理解させ,これらを適正に選択,応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第131 工 芸 工 作

1 目  標

 工芸材料の基礎的な加工について理解させ,これを総合的工作技術に応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第132 塗  装

1 目  標

 各種塗料の組成・性質・用途・塗装法を理解させるとともに,塗装の技術を習得させ,これらを科学的,技術的に考察して,適切に選択し応用する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第133 デザイン実習

1 目  標

 デザインの創意と構想に基づき,これを適確かつ実際的に表現する技術を体得させ,あわせてデザイン業務運営一般に関する指導・管理の能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第134 造形・意匠

1 目  標

 造形の基礎理念を明らかにし,あらゆるデザインに応用できる美的原理と構成表現の技術を習得させ,独創的な態度と能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第135 造形美術史

1 目  標

 原始から現代に至る世界の造形文化発展の様相について理解させ,新時代の造形デザイナーとなるべきものに必要な見識を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第136 工業デザイン

1 目  標

 工業生産の各分野における造形デザインの基礎理念について理解させ,主として機器,その他工業製品のデザインに重点をおいてそれぞれに必要な技術と創造意欲を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第137 商業デザイン

1 目  標

 宣伝企画,商業デザインの全分野にわたり,その基本理念を明らかにし,独創的かつ普遍的な技術と能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第138 工芸デザイン

1 目  標

 主としてわが国の地方工芸一般について理解させ,伝統工芸の特質を認識させるとともに,新しい原料・資料や加工技術を活用するモダーンクラフトの創造を目ざす理念と,それぞれ専攻の技術・能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第139 意 匠 製 図

1 目  標

 図学一般と製図の基本技法を習得させて,造形デザインの意図を,正確に表わせるような能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第140 彫  塑

1 目  標

 美的感受性を陶やし,客観的・現実的表現や主観的・抽象的表現の技術を体得させて,造形意匠技術者に必要な創造の能力・態度・習慣を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第141 写真・印刷

1 目  標

 最新の科学および工業技術を応用する写真と製版・印刷の原理および技術一般について学習させ,グラフィックないし,各種生産デザインへの活用性に視野を広めて,それぞれに関する専門的技術・能力を養う。

 

2 内  容

 A 写 真

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第142 工 業 経 営

1 目  標

 企業と生産との合理化を図るために,科学的工場管理法を理解させ,能率的な生産手段を計画・実践できる生産担当者としての能力を養い,それぞれの工業の発展に寄与する素地を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第143 工 業 概 説

1 目  標

 現代の産業機構,工業各業種の概要,工業の経営形態と管理方式などを理解させ,工業人としての使命の自覚を深め,かつ広い視野から事を処理する能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第144 製  図

1 目  標

 機械・造船・電気・電子・建築・土木・産業工芸・デザイン科以外の学科において,製図通則やその学科に関する製図の規格を理解させ,図面が読めたり,描けたり,また図面の活用と管理とができ能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第145 機械・電気

1 目  標

 機械および電気の基礎的技術を習得させ,それぞれの学科の技術に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 A 機 械

 B 電 気

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第146 自動車一般

1 目  標

 自動車科以外の学科において,自動車工業および自動車の構造・機能についての知識を与え,その運転や整備の基礎的技術を習得させ,これを通して工業技術に対する認識を深めさせる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第147 電 気 一 般

1 目  標

 電気関係以外の学科において,電気の基礎理論と電気に関する施設・設備・機器などの構造・特性などの概要を理解させ,電気施設・機器などの簡単な取り扱いができる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第148 機 械 一 般

1 目  標

 機械関係以外の学科において,機械に関する広い知識と基礎的な技術を習得させ,機械技術の文化的・生産的価値を理解させ,これを通して近代の機械技術に対する認識を深める。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 機械技術に関する内容については,実習や見学を通して学習を進めるように考慮し,指導上効果をあげるように努める。

 

第149 原子工学一般

1 目  標

 原子核反応に関する初歩の知識を与え,これをもとにして,放射線性同位元素とその工業的応用ならびに放射線計測の原理などについて習得させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第150 建 築 一 般

1 目  標

 建築科以外の学科において,建築工業の大要とその基礎的事項について理解させ,簡単な建築物の設計・監理・施工に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 建築工業の特質を理解させるとともに,建築材料および構造,建築計画,建築施工,建築関係法令の概要について理解させ,見学・製図・実習などを加味して実際的な知識・能力を養うようにする。

 

第151 土 木 一 般

1 目  標

 土木科以外の学科において,土木工学の一般を理解させ,簡単な構造物の設計・施工・工事管理に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 測量および測量実習では,距離・平板の測量法,およびそれらの測量実習・実測図を取り扱い,さらにトランシット測量・水準測量・応用測量の大要を取り扱う。土木応用力学では,基礎的事項を取り扱い,簡単な土木構造物の設計ができるようにし,構造物の概要では,各種土木構造物の目的,構造の大要を取り扱う。土木材料と土木施工では,材料の性質・用途・各種施工法・工事管理の大要を取り扱う。

 

第152 化学工業一般

1 目  標

 工業化学科・化学工学科以外の学科において化学工業の特質を理解させるとともに,基礎的な化学反応・装置・計装ならびに化学工業製品について理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 指導にあたっては有効適切な視覚教材などを用意し,見学をあわせ行なうような配慮をする。

 

第153 染 色 一 般

1 目  標

 色染化学科以外の学科において染色加工に関する一般的知誠を理解させ,それを簡単な加工に応用できる能力を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第154 紡 織 一 般

1 目  標

 紡織科以外の学科において,紡織工業に関する一般的な知識を習得させ,繊維製品の取り扱いや織物,編組物の製造技術に対する認識を養う。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 

第155 採 鉱 一 般

1 目  標

 採鉱科以外の学科で,鉱業の基幹作業である採鉱技術の大要を学習させ,その科学的,技術的根拠と鉱山諸技術に対する理解を深め,各学科との関連性をはあくさせる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項

 この科目は,鉱業に関する一般教養として,地域性に応じて履修させるものであるから,鉱業における地下資源の流れを追って系統的に理解させ,そのために必要な各技術の大要を習得できるように留意する。

 

第156 や 金 一 般

1 目  標

 や金科以外の学科において,や(・)金一般を総括的に学習させ,や(・)金技術とその学科との関連を理解させる。

 

2 内  容

 

3 指導計画作成および指導上の留意事項