第6章 芸術科書道

 

Ⅰ 芸術科書道の目標

 

 芸術科の目標に到達するために芸術科書道は中学校の学習の基礎の上に立って,次に示す各項を通して生徒の能力や態度の養成に努める。

1 書の美的表現力を養い,個性の伸長を図る。

2 書写能力を高め,生活に役だたせる。

3 書の鑑賞力を養い,情操を豊かにする。

4 書の表現・鑑賞を通して,美的感覚を洗練する。

5 書道文化の伝統ならびに動向を理解し,その発展に努めるようにさせる。

6 書によって国際親善に努め,芸術文化に寄与するようにさせる。

7 書の表現・鑑賞・理解を通して,書を愛好し,望ましい生活態度を身につける。

 

Ⅱ 書道の内容

 

 「書道」の内容は生徒の特性,興味,必要ならびに社会環境から見て適切なものでなければならない。この観点から芸術科の目標ならびに芸術科書道の目標を考え,第1年次においては,中学校の学習経験の上に立って,書道の基本的,一般的な表現・鑑賞・理解の各方面にわたり,広く触れられるようにし,引き続いて履修する第2年次以降においては,生徒の特性ならびに進路などを考慮して,その内容を分化し,程度を高めるものである。

 

(Ⅰ)内容組織の基本的な考え方

 

 「書道」の内容は表現・鑑賞・理解の三つの分野を考えることができる。この三者は相関的に行われるべきものである。表現・鑑賞・理解の内容は,さらに細かに分けると次のようになる。

 

1 表現 (1)点画の形成

(2)一字の構成

(3)全体の構成

(4)墨色

2 鑑賞 (1)直観的,総合的鑑賞

(2)分析的鑑賞

3 理解 (1)書道の意義と特質

(2)書道の変遷に関すること

(3)制作に関すること

(4)鑑賞に関すること

(5)用具・用材に関すること

 

(Ⅱ)内容組織の主眼点

 

 「書道」の内容は,各年次,次のような諸点を主眼とする。

 

1 表現 (1)第1年次 基礎的表現

(2)第2年次 個性的表現

(3)第3年次 応用的表現

2 鑑賞 (1)第1年次 直観的鑑賞

(2)第2年次 分析的鑑賞

(3)第3年次 批判的鑑賞

3 理解 (1)第1年次 書の理論の基礎的理解

(2)第2年次 書の理論の分祈的理解

(3)第3年次 書の理論の総合的理解

 

Ⅲ 各年次の指導目標,内容ならびに指導上の注意

 

(Ⅰ)第1年次の指導目標,内容ならびに指導上の注意

 

1 指導目標

 

(1)中学校で学習した基礎的な表現力をいっそう確実にさせる。

(2)おもに直観的鑑賞によって,美的情操を豊かにし,批判力を養う。

(3)書についての基礎的知識を得させ,書の社会生活における意義を理解させる。

 

2 内容

 

 (1)表現  ア 点画の形成  (ア)感興に即し用途に応じて意図する点画をくふうする。

 (注1)点画は文字の構成要素であるから,それを単独にくふうする場合においても,他の点画や一字または全体の構成との連関のうちになされなければならない。

 (注2)意図する内容は制作の動機や目的によって異なるから,それぞれに適応することが必要であって,おおむね次の事項によってくふうされなければならない。

  ①用具・用材の選択ならびに用法

  ②用筆法,運筆法

  ③線質,方向,長短,曲直

 (注3)意図する点画のくふうにあたっては,現代の書および古名跡を参考とするもよく,独創的に自由にくふうするのもよい。

 (イ)臨書によって,現代の書および古名跡の点画の形成を習得する。

 (注)臨書は現代ならびに古名跡の代表的な楷(かい)書・行書・草書,平易な隷書およびかなを材料とする。

 イ 一字の構成  (ア)感興に即し,用途に応じ意図する文字の構成をくふうする。

 (注1)一字の構成を単独にくふうする場合においても,他の文字または全体の構成との連関のうちになされなければならない。

 (注2)意図する文字の構成は制作の動機や目的によって異なるから,それぞれに適応することが必要であって,おおむね次の事項によってくふうされなければならない。

  ①点画の組合せ方,分位,比例,変化,調和

  ②線質

  ③変形

 (注3)意図する一字の構成のくふうにあたっては,現代の書および古名跡を参考とするもよく,独創的に自由にくふうするのもよい。

 (イ)臨書によって,現代の書および古名跡の一字の構成を習得する。

 (注)臨書は現代ならびに古名跡の代表的な楷(かい)書,行書,草書,平易な隷書およびかなを材料とする。

 ウ 全体の構成  (ア)慣用形式のある鑑賞作品および実用文書の制作を習得する。

 (注1)鑑賞作品の制作にあたっては,すぐれた条幅,額,色紙,たんざくなどを材料とする。

 (注2)実用文書については,届書・願書・履歴書などに習熟すると同時に,さらにその改善に意を用いる。

 (イ)感興に即し,用途に応ずるための自由形式による制作をする。

 (注1)制作にあたっては,常に制作の意図をはっきりさせることがたいせつである。

 (注2)意図する全体構成は制作の動機や目的によって異なるから,それぞれに適応することが必要であって,おおむね次の事項によってくふうされなければならない。

  ①文字の位置

  ②文字群と文字群との組合せ

  ③余白

  ④線質

  ⑤潤渇

  ⑥流れ

  ⑦統合力

 エ 墨色  (ア)墨色の濃淡,潤渇による効果的表現を習得する。

 (イ)墨色に関連して色彩効果をくふうする。

 (注1)意図する墨色は制作の動機や目的によって異なるが,おおむね濃さ,潤渇,にじみなどによって表わされる。それらは墨の濃度,用筆法,運筆法および用材などが関係する。

 (注2)墨色の効果的表現の学習にあたっては,現代の書はもちろん,古名跡の真跡も参考にする。

 (2)鑑賞  ア 直観的,総合的鑑賞  (ア)直観的,印象的に作品を味わう。

 (注)細かく分析せず,第一印象で気品,素朴(ぼく)さ,洗練,新味,統一,変化その他を味わう。

 (イ)形態,線質,墨色などを分析的に理解し,それに基いて総合的に鑑賞する。

 イ 分析的鑑賞  (ア)形態美を味わう。

  ①全体における変化と統一の美を味わう。

  ②一字の形態美を味わう。

  (注)一字について,均衡,対比,調和などの構成美を味わう。 この場合,全体との連関に注意する。

  ③点画の形態美を味わう。

  (注)点画の細太,長短,曲直などを単独に味わうとともに,一字の構成との関係においても味わう。

 (イ)線美を味わう。

 (注)柔軟,軽重,強弱,明暗その他いろいろな性質の線の美しさを味わう。

 (ウ)墨色美を味わう。

 (注)墨色美を点画の形成,一字の構成,全体の構成との関係において味わう。

 (3)理解  ア 書道の意義と特質  (ア)書道の特質と文化的意義

  書の現代生活における意義を書の特質との関連において理解する。

 (注1)書の特質を理解するために,その序として芸術の意義,特質などにもふれる。

 (注2)書の領域を広く考えて,その一面に偏することなく,多方面に発展させる。

 (イ)書道と他の芸術との異同について,表現・鑑賞・効用の各方面から考え,書道の特質を明確に理解する。

 イ 書道の変遷に関すること  (ア)書体の種類とその現代的意義

 (注1)現代どんな書体がどのように使われているか,それは何ゆえであるかを各書体の特徴と関連して理解する。

 (注2)各書体をその成立と変遷との関連において考察し,また表現および鑑賞の学習の方向づけに役だつようにする。

 (イ)おもな書風とその現代的意義

 (注1)現代どんな書風がどのように行われているか,それは何ゆえであるかを考察し,それらの特徴,方向および今後の発展について考える。

 (注2)おもな書風をその成立と変遷との関連において考察し,また表現および鑑賞の学習の方向づけに役だつようにする。

 (ウ)かなの成立と変遷

 (注1)かなが現代のわが国の中に占める位置を,その成立と変遷との関連において考え,今後の発展についても考える。

 (注2)かなの美術としての特性を理解する。

 ウ 制作に関すること  (ア)意図の制作過程における重要性および意図と作品との関係を理解する。

 (イ)創作と臨書

 (注)創作および臨書の意義ならびに,創作と臨書との関係について理解する。

 (ウ)点画の形成について

 (注)点画の成立の要素を理解し,それを点画の表現および鑑賞の裏づけとして役だたせる。

 (エ)一字の構成について

 (注)一字の成立の要素を理解し,それを一字の表現および鑑賞の裏づけとして役だたせる。

 (オ)全体の構成について

 (注)作品成立の要素を理解し,それを制作および鑑賞の裏づけとして役だたせる。

 (カ)墨色について

 (注)墨色の成立要素を理解し,それを制作および鑑賞の裏づけとして役だたせる。

 エ 鑑賞に関すること  (ア)鑑賞と鑑識

 (注)鑑賞と鑑識の区別を理解し,鑑識については鑑賞を的確にする程度にとどめる。

 (イ)鑑賞の対象

 (注)鑑賞の対象は鑑賞の目的によって選ぶべきことを理解する。

 (ウ)鑑賞の方法

 (注1)鑑賞の方法は鑑賞心理の一般的経過,錯覚および鑑賞の目的などから理解する。

 (注2)作品成立の要素の検討に基いて,鑑賞の着眼点を理解する。

 (注3)鑑賞の経験および表現の理論や実践とも思い合わせて鑑賞方法を理解する。

 オ 用具・用材に関すること  (ア)書の用具・用材の種類と特質

 (注1)現代使用されている用具・用材の種類と特性およびその行われる理由を考察し,その用法を理解する。また,その改善に目を向ける。

 (注2)用具・用材の特性と作品効果との関係を考察し,その選択,用法を理解する。また,その改善に目を向ける。

 

3 指導上の注意

 

 以上の内容によって,各学校で指導計画を立て,また,指導を行う場合には,おおむね次のようなことに留意しなければならない。

(1)これまでの学習経験の実態を理解すること。

(2)表現・鑑賞・理解を総合的に取り扱うこと。

(3)学習の全領域を見通し,表現・鑑賞・理解の学習量が適切になるよう配慮すること。

(4)表現においては制作の意図を重視するように注意するとと。

(5)鑑賞に対しては純粋に美を享受し,また,批判的な態度を養うよう配慮すること。

(6)現代のざまざまの書についても,適正な指導がなされるように配慮すること。

(7)個人差や時宜に応ずる適当な指導計画を立てること。

 

(Ⅱ)第2年次の指導目標,内容ならびに指導上の注意

 

1 指導目標

 

(1)第1年次で得た表現の能力をさらに創造的,個性的に深化させる。

(2)書の鑑賞は直観的に行わせるばかりでなく,分析的,総合的にも行わせる。

(3)書の特質ならびに変遷と現代書道の動向とを合わせ考えて,その生活とのつながりを理解させる。

 

2 内 容

 

 (1)表現

 ア 点画の形成  (ア)感興に即し用途に応じて意図する点画をより個性的になるようにくふうする。

 (イ)臨書によって,現代の書および古名跡の点画の形成に習熟する。

 イ 一字の構成  (ア)感興に即し用途に応じて意図する文字の構成をより個性的になるようにくふうする。

 (イ)臨書によって現代の書および古名跡の文字の構成に習熟する。

 ウ 全体の構成  (ア)慣用形式のある鑑賞作品および実用文書の制作に習熟する。

 (イ)感興に即し用途に応ずるための自由形式による制作をより個性的,独創的になるようにくふうする。

 エ 墨色  (ア)墨の濃淡・潤渇による効果的表現に習熟する。

 (イ)墨色に連関して色彩効果をくふうし,個性的特徴を生かすようにする。

 (2)鑑賞  ア 直観的,総合的鑑賞  (ア)直観的,印象的に鑑賞することによって,独自な純粋な感受をするようにする。

 (イ)点画・一字・全体・墨色などを分析的に鑑賞し,その作品の個性的な美を味わう。

 イ 分析的鑑賞  (ア)形態美の鑑賞

  ①全体における変化と統一の美をより深く鑑賞する。

  ②一字の形態美をより深く鑑賞する。

  ③点画の形態美をより深く鑑賞する。

 (イ)線美の鑑賞

  いろいろな性質の線の美しさをより深く鑑賞する。

 (ウ)墨色美の鑑賞

  ①濃淡・明度などから墨色の美を鑑賞する。

  ②墨色に関連して色彩効果をより深く鑑賞する。

(3)理解  ア 書道の意義と特質  (ア)書の特質と文化的意義を歴史の上からながめ,それが現代生活に関連づけられる経路を理解する。

 (イ)書道と他の芸術との異同を理解する。

 イ 書道の変遷に関すること  (ア)書体の現代的意義を明らかにするために,書体の変遷を理解する。

 (イ)現代行われているおもな書風がどのようにして成立したか,また,書風の変遷のだいたいを理解する。

 (ウ)かながどのような意味で成立し,変遷したか,また,その現代的意義は何かを理解する。

 ウ 制作に関すること  (ア)制作の意図と制作との関連を理解する。

 (イ)臨書と創作との関係をいっそう深く理解する。

 (ウ)点画が個性と結びつく状態や意義を理解する。

 (エ)一字が個性的にどのようにして制作されるかの要素を理解する。

 (オ)全体を個性的に制作する要素を理解する。

 (カ)墨色が個性的に成立する要素を理解する。

 エ 鑑賞すること  (ア)鑑賞と鑑識についてその区別を明確にする。

 (イ)鑑賞の対象についてより深く理解する。

 (ウ)直観的,総合的鑑賞の方法をより深く理解する。

 (エ)分析的鑑賞の方法をより深く理解する。

 オ 用具・用材に関すること  (ア)用具・用材の特性と個性との結びつきを理解する。

 (イ)用具・用材と表現効果との関係をより深く理解する。

 

3 指導上の注意

(1)第1年次の内容につけてある注をじゅうぶんに参照すること。

(2)その他は第1年次に同じ。

 

(Ⅲ)第3年次の指導目標,内容ならびに指導上の注意

 

1 指導目標

(1)第1・2年次で得た表現能力を場に応じ目的に適合して役だつようにさせる。

(2)各種の書を鑑賞して,作品の効果を味わい批判させる。

(3)第1・2年次で得た理解を生活の応用の場にも及ぼし,生活文化の向上に目を向けさせる。

 

2 内 容

 (1)表現

 ア 点画の形成  (ア)場や目的が与えられたとき,点画をどのように表現するかくふうする。

 (イ)現代の書や古名跡の臨書によって,点画を環境に順応させる新しい経験を得る。

 イ 一字の構成  (ア)いろいろな条件や素材の中で,一字をどのように構成するかくふうする。

 (イ)現代の書や古名跡の臨書によって,一字の構成の体験を広め, 確かにする。

 (ウ)楷(かい)書・行書・草書,平易な隷書およびかなの一字の構成が生活の場において特色を表わすように努める。

 ウ 全体の構成  (ア)慣用形式のある鑑賞作品およひ実用文書について習熟し,その慣用形式を自分のものとして生かす。

 (イ)感興に即し用途に応ずるための自由形式による制作をより独創的,生活的にくふうする。

 エ 墨色  (ア)墨の濃淡・潤渇による効果的表現に習熟する。

 (イ)墨色に連関して色彩効果をくふうし,それによって表現をいっそう効果的にする。

 (2)鑑賞  ア 直観的,総合的鑑賞  (ア)直観的な感受がより深くかつ客観性を持つように鑑賞する。

 (イ)分析的批判を経た総合的鑑賞によって,広く深い立場から鑑賞する。

 イ 分析的鑑賞  (ア)形態美の鑑賞

  ①全体における変化と統一の美を批判的に鑑賞する。

  ②一字の形態美を批判的に鑑賞する。

  ③点画の形態美を批判的に鑑賞する。

 (イ)線美の鑑賞

  いろいろな性質の線の美しさを批判的に鑑賞する。

 (ウ)墨色美の鑑賞

  ①濃度・明度などから墨色の美を批判的に鑑賞する。

  ②墨色に関連して色彩効果を批判的に鑑賞する。

 (3)理解  ア 書道の意義と特質  (ア)書の効用性がどのような文化的意義をもって歴史上ならびに現代生活に合ったかを理解する。

 (イ)書の効用的特質を,他の芸術の効用性と比べて理解する。

 イ 書道の変遷に関すること  (ア)書体の現代における効用的意義を明らかにするためにその変遷を理解する。

 (イ)書風がどのようにして効用性とつながってきたかその変遷を理解する。

 (ウ)かなが効用性とどのように関連を持ったかを,その変遷と現代の実伏において理解する。

 ウ 制作に関すること  (ア)効用の場における制作の意図を理解する。

 (イ)効用的制作の場における臨書と創作を理解する。

 (ウ)効用的表現における点画を,より効果的に形成する要素を理解する。

 (エ)効用的表現における一字を,より効果的に構成する要素を理解する。

 (オ)全体構成を独創的,効用的に表現するための要素を理解する。

 (カ)墨色を独創的,効用的に表現すための要素ならびにこれに関連する色彩効果を理解する。

 エ 鑑賞に関すること  (ア)鑑賞の対象についてより深く理解する。

 (イ)直観的,総合的鑑賞の方法をより深く理解する。

 (ウ)分析的鑑賞の方法をより深く理解する。

 オ 用具・用材に関すること  (ア)独創的,効用的表現における用具・用材の適応性について理解する。

 (イ)用具・用材と表現効果との関係をより深く理解する。

 

3 指導上の注意 (1)第1年次の内容につけてある注をじゅうぶん参照すること。

(2)その他は第1年次に同じ。

 

Ⅳ 留意事項

 

1 表現・鑑賞・理解の一つに偏することなく,またどの面の学習指導においても常にこれらが関連し合って有効に生かされるようにする。

2 創作と臨書,現代の書と古名跡,鑑賞作品と実用文書などは,どの年次の学習にも欠くことなく,しかもその学習量が適当でなければならない。

3 複製物を材料とする場合には,その典拠を検討し,複製に伴う変化に対して,じゅうぶん注意して取り扱わなければならない。

4 生徒の個人的な能力,必要あるいは地域的必要や社会的事情などに応ずるように指導計画を立てなければならない。

5 用具は毛筆のみに限ることなく,制作の意図に従って広く硬筆その他を取り上げるように考慮すべきである。

6 材料については,古名跡あるいは現代の書に片寄ることなく,目標に適合したものを精選して利用するように注意しなければならない。

7 学習指導にあたっては芸術科の各科目および国語科,また商業の「文書実務」などとの関連に注意しなければならない。

 

 

高等学校 学 習 指 導 要 領 芸術科編

高等学校 学 習 指 導 要 領 芸術科編

                 MEJ2394

昭和31年1月10日 印  刷

昭和31年1月13日 発  行

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