第3章 教育課程の編成

 

1 教育課程編成の方針

 教育課程は,以上の章に示したところに従い,地域社会および学校の状況を老慮し,下記により編成されなければならない。

(1) 学校に設けられた課程の特色を生かした教育がきるように配慮して,生徒の個性と進路に応ずることができるように,弾力性に富む教育課程を編成する。

(2) 全学年または通信教育の全履修期間を通じて,一貫した計画のもとに,教科,科目およびその単位数ならびに,特別教育活動およびその時間数を配当し,組織的,能率的な指導ができるように教育課程を編成する。

(3) 共通に必要とする教養をなるべく広く与えることができるようにするとともに,個々の生徒の希望により自由に選択することができるように,教科,科目およびその単位数を設ける。

(4) 各教科,科目および特別教育活動の指導が,全体としての教育課程の中で調和を保つように編成する。

2 教育課程編成の方法  

3 生徒の履修に対する指導

 学校は,教育課程の類型または自由に選択させる教科,科目のうち,生徒がいかなるものを選んで履修したらよいかについて,下記により,じゅうぶんな指導を行わなければならない。

 
高等学校  学 習 指 導 要 領  一般編
             MEJ2396
昭和30年12月3日 印刷

昭和30年12月5日 発行

昭和31年12月18日 再訂版発行

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