それぞれの発達段階における学習内容を児童がしっかりと習得することによって,体育科の目標が達せられていくのであるが,学習指導は児童の発達をこの目標に向かって導いて行く営みである。
活動欲求の盛んな児童は特別の指導を加えなくても,それぞれのしかたで各種の身体活動をなすであろう。しかし活動は欲求と環境的条件との結びつきによって生れるものであるから,施設や用具が貧弱であったり,適当な指導がなされなかったりした場合には,活動が片寄ったり,能力に応じた発展を示さなかったり,また不健全な活動に興味をもったりして,よく目標に結びつく健全で変化のある活動を期待できない。ここに,児童の営む活動に変化とつりあいを持たせ,かつ能力の発達に応じて活動を発展させ,この活動を通じて有効な経験が得られるよう計画的指導の必要がある。そして計画的指導は学校や学級の現状に応じた適当な指導計画による指導である。
指導計画については,指導要領や地域計画との関係,計画を立てるための委員会の組織や仕事の内容,施設や用具および他の教科との関係など,いろいろ問題にしなければならないことがらがあるが,ここでは学校や学級の指導計画に重点を置いて,教科の立場から必要と考えられることがらを要約して述べ,かつこれとの関係においていくつかの計画例を参考としてあげることにした。
1 誰が計画を立てるか−計画委員会
指導案のようにきわめて具体的な計画は学級担任教師が主としてこれに当るべきであるが,年間計画のように学校の全体計画に直接つながる計画は適当な委員会によって立てられることが望ましい。現状においては学校の計画の立案のしかたにはいろいろあるようである。
すなわち,地域計画をあまり修正することなく,ほとんどそのままを学校計画としているもの,学校のカリキュラム委員会や教科委員会としての体育部が担当する学校,体育主任や学級担任の仕事になっている学校,計画をもたない学校などさまざまである。このように,学校によって異なるしかたが取られることについては,学校の大小や学校運営の組織のちがい等によってそれぞれの理由があることだろう。しかし学校計画の仕事はひとりでは処理できない内容をもっている。
まず,教科の指導計画も学校の教育計画全体の一部として他の部分との関連を考えなければならないし,適切な指導目標を設定して効果的な計画を立てるためには参考文献や調査によって必要な資料も集めなければならない。また各学年を通ずる学習指導は系統的,発展的になされなければならないから,各学年の計画は相互に関連をもたなければならない。このような点から各学校の実情に適当した委員会がどうしても必要である。
2 年間計画の立て方
(1) 年間計画と学期や月,週の計画
学習指導の計画は1年またはそれ以上の期間にわたる計画と月や週などの短い期間の計画とに分けて考えることができるが,1年を単位にした年間計画は年間の指導の見通しを立てるもので,月や週や日の計画はこれと関連したいっそう具体的な計画である。
年間計画はこのように,もっと短い期間の計画と一応区別することができるけれども,実際には年間は月や週の計画のおおよその見通しを立てることなしに立案することはできない。したがって年間計画は同時に月や週など,より短い期間のおおよその計画を含むわけである。このような理由から,この項では年間計画を中心に扱い,これに基くだいたい月以下の,さらに具体的計画については次の指導法を扱うところで述べることにする。
(2) 年間計画でどんなことが問題になるか
上に述べたことのほかに,具体的に年間計画を立てる場合特に問題になるおもなことがらはどんなことであろうか。
年間計画を立てるにあたっては,まずこの計画達成のために立てられるところの指導目標の設定が必要である。次には計画内容の単位となる活動の決定である。この活動の決定において単元や教材が問題になるだろう。第3にこれらの活動の学習の順序や時間配当を決めなければならない。さらにまた教科時間の活動と教科以外の活動との関連および他教科との関連を考えることも必要である。以下これらの各々についてその要点を述べることにする。
(3) 目標の設定
学習指導の方向づけをする目標の設定にはこの学習指導要領や地域で作られた指導計画等を参考とするほかに,特に学校の指導がその解決に努力しなければならない学校の当面する問題を明らかにすることが必要である。
A 学習指導要領と地域の指導計画
学習指導要領は教育の一般的立場や教科の性格を考え,また地理的,気候的条件や都市と農山村などの相違,学校の大小や施設・用具の充実度のちがい,指導力の相違,など学校によって異なるさまざまな条件のちがいを考えに入れながら,その共通点を重んじて書かれたものである。したがってそのままを個々の学校に当てはめると,一般的抽象的であったり,また実施困難な所もあろう。
地域の指導計画はその地域の広狭によって一様でないが,地域の特性がさらに考えられて,学校の実情により近いものであろう。しかし学校差を全然なくするわけにはいかない。このような理由から,学校の年間計画は学習指導要領や地域計画を参考としながら,学校の具体的問題を明らかにした上で立てることが必要である。
B 学校の問題を明らかにする
体育科の指導がよくその目標に近ずくためには,施設や用具が整っていたり教師の適切な指導があったり,また地域社会の理解と協力があったり,というような条件が整うとともに,またこの結果児童がそれぞれの年令や能力にふさわしい各種の健全な活動に興味をもち,必要な技能を発達させ,また教科以外の組織的活動や遊びの生活が望ましい形で行われることが必要である。しかし,学校によってこれらの条件はかなり異なるので,学校はそれぞれ異なった間題をもつようになる。これらの問題を明らかにするために,これまでの指導結果が記録や話合いによって反省せられたり,必要な調査が行われたりする。
学校の指導上特に注意しなければならない問題を見いだすための調査は,厳密にいえば多くの項目について必要であるけれども,特に次のような項目につてい実施し,その結果を年間計画の立案に活用することが必要であろう。これらは直接目標につながるか,あるいは目標達成の条件に関係する問題である。
b 児童の学校内外における遊びは健全であり,年令相応の発達を示しているか,また遊びの生活における人間関係はどの程度望ましい形を示しているか。
c 施設や用具はどの程度充実し,またどのように活用されているか。
d 運動と関係する健康習慣はどの程度身についているか。
e 地域社会は児童の身体活動と関係ある生活指導についてどのような問題をもっているか(児童の生活環境と学校施設の活用・教科以外の活動の必要度等について)
f 雨や雪等によって運動場の使用はどの程度制限せられ,またそれが児童の発達や生活にどのように影響しているか。
体育科の年間計画はふつう活動(運動)種目の排列によって示される。これらの活動の多くはそれぞれの型をもっており,そのままの形で生活に用いられまたこれらの活動が目標につながる学習の場となるからである。
年間計画に含まれる活動は各種の条件から制約を受け,それぞれの間に調和を保ち,学年による発展がなければならない。
A どのような条件を考えるか。
学校の年間計画に取り入れる活動の種目はふつう地理的・気候的条件.施設や用具,指導力,などによって影響せられる。
地理的気候条件は降雨や降雪,水泳場の有無等によって,水泳,スキー等の季節的種目の採否に影響するだけでなく,体育館等の施設と関連して種目の種類や種目間のバランスを変えることを必要とする場合が少なくない。
学校による施設や用具の充実度のちがいは現状ではかなり大きい。各学校の一様な充実はきわめて望ましいが,施設用具の有無及び効果的学習に対するその充実度は活動の種目を制限することになる。
教師の指導力も現状においてはかなりの幅があるようであるから,やはり影響をもつ条件の一つに考えなければなるまい。
B 活動の間にバランスが必要である。
多くの活動種目はこれを分類してみるとそれぞれ異なる教育的意味をもっている。たとえば,個人の生長発達に長所をもつものもあれば社会的発達に有効なものもあり,また別な見方をすれば,個人の興味や技能を伸ばすに適当なもの,団体的組織的活動に発展させるのに適当なもの,未組織的活動であるが日常生活でたびたび用いられるもの,など考えられる。
体育科の目標に近づくためにはいずれかに片寄ることはよくないことであるから,先の学習内容に示された活動の分類を参考にして,つりあいのとれた変化のある。発展的計画を立てることが必要である。
具体的活動種目の決定はいま述べたように,学校によって一様に行かないがふつうの条件を構えた学校では次のような割合で考えることも一つの方法であろう。
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(A)固定施設を使って遊ぶ(15〜20%)
(B)力試しの運動をする(30〜35%) (C)ボール遊びをする(5〜10%) (D)リズムや身振りの遊びをする(20〜25%) (E)鬼遊びをする(10〜15%) (F)水遊びや雪遊びをする(5〜10%) |
(A)力試しの運動をする(30〜35%)
(B)リレーをする(5〜10%) (C)ボール運動をする(20〜25%) (D)リズムや身振りの遊びをする(20〜25%) (E)鬼遊びをする(5〜10%) (F)水泳・スキー・スケートをする(5〜10%) |
(A)力試しの運動をする(25〜30%)
(B)徒手体操をする(5〜10%) (C)リレーをする(5〜10%) (D)ボール運動をする(25〜30%) (E)リズム運動をする(15〜20%) (F)鬼遊びをする(15〜20%) (G)水泳・スキー・スケートをする(5〜10%) |
C 指導計画の単位(その種類や大きさ)
経験単元と教材単元の区別がふつうに考えられているが,単独の教科でいわゆる単元を考えることはむずかしい。体育科ではこれまで年間計画の単位として多く教材を考えてきたが,現在の体育科の目標や学習内容などについて考えるとき,教材だけではじゅうぶんでない。そこで多少の問題はあるがより効果的な学習指導のために,体育科でも計画や学習の単位として単元的なものといわゆる教材を区別して考えることが適当であろう。これまでも述べたように,体育科の年間計画に取り入れられる活動をながめると,だいたい三つに分類できる。すなわち,(A)特に個人的発達に効果的と考えられるもの,(B)教科以外の組織的グループ活動に発展しやすいもの,(C)未組織であったり,またAやBの系統にはいるものであるが,日常の活動としてよく用いられるもの,の三つである。この内の(A)は大部分のいわゆる個人的種目がこれにはいり,教科以外の活動としても行われ,したがってそれとの関連を考えて指導する必要があるけれども計画は教科時間の学習を中心に立ててよい。
(B)はいわゆる組織的ゲームやリズムのグループ表現などで,教科以外の組織的活動への発展を強く考えて,教科時間の計画を立てることが必要である。
(C)は鬼遊びや一部のリズム遊びなど,日常活動の健全なものとして取り入れられたもので,未組織で比較的短時間の学習でよいものが多いから,教科以外の活動との関連に注意しながら,いわゆる副次的なものとして適宜他の中心的なものと組み合わせて指導することでよかろう。(ふつうAの中で考えられている,低学年の固定施設を使っての遊び・水泳・スキーなども,ここに含めて指導を考えることがより効果的な場合が少なくない)
このような分類からすれば,単元的なものとして考えられるものはBで,AとCは一応教材として考え,種目により,また学年の発達に応じて適宜Bに準ずる扱いをすることが適当であろう。しかしこのような区別は比較的なもので,特に小学校においては発達と結びつけて考える必要がある。
発達という角度から考えるならば,体育で教科以外の組織的活動を考えうるのはだいたい中学年の後期ごろからであろう。したがって計画の単位として単元的なものを考えるのはこの時期からになろう。しかし個人的種目についても,たとえば運動会や体力テスト会などの形で単元的に扱うこともできるから,もしこれらを単元として扱う場合には時期的にはBよりもややおくれて考えることが適当であろう。このような考え方からすれば低学年では教材・(個々の運動)を単位に年間計画を立て,中学年では単元的なものがいくらかはいり,高学年では単元的なものがさらにふえるという形になるといってよい。
体育科の目標や学習内容を考えるとき,学習活動は,計画を立てたら,これを実施したり,技能の練習やその上達を考たえり,規則を作ったり作りかえたり,というような多様なものが必要であり,しかもこれらがまとまりをもつことが望ましい。(ここにいう単元的なものはこのような経験のまとまりをさすものである)
また単元的なものと教材の区別を年間計画より短い期間の計画について考えてみるならば,前者においては,計画の立案やその展開に児童の積極的参加が必要であり,教材においては比較的教師中心に進められるということができる
以上はより望ましい学習指導の立場から,体育における単元的なものといわゆる教材の区別を考えてみたものであって,その具体的取扱は児童の学習経験や指導力の相違などによって多少のちがいがあり,また学校の全体計画や他教科との関連を考えるとき適当な修正を加えなければならないだろう。
このように単元的なものと教材の二つを考えるとき,年間計画は一般に単元的なものと教材の排列された形をとることになるが,これまで中心教材と副教材を組み合わせて計画や指導を考えてきたように,やはり副次的教材を適宜中心的なものと組み合わせて計画を立てることは必要である。
(5) 活動の排列と時間配当をどのようにすればよいか。
A 活動の排列
年間計画において活動の順序をどのように排列したらよいかについて特に関係の深い条件は季節・他の学年との関連・他教科や行事との関連などである。
身体活動は季節と関係が深く,児童の活動も季節による変化を示す。また降雨や降雪等の情況によって戸外や屋内の種目の区別も考えなければならない。このように季節に適当した種目によって効果的学習を進め,望ましい日常生活に役だつようにするために,季節を考えて排列することが必要である。
このように活動を季節との関係で考えてくると,各学年の活動はだいたい同じ系統の活動が時期を同じくして,発展的な形で排列せられることになる。またこのようにすると行事との結びつきもいっそう容易になる。 しかし児童数に対して施設や用具がふじゅうぶんな場合には,効果的学習のために,施設や用具がよく活用できるように他の学級や他の学年と適当な変化があるように考えることも必要であろう。
このように考えると,行事や日常の組織的活動との関連は当然つけられることになるし,また他教科の内容と関連の深い活動は関連をつけうるように適当な時期に配当することがよい。
B 活動に対する時間配当をどうしたらよいか。
計画に取り入れられた活動は,それによって必要な学習が成立するよう適当な時間が配当せられなければならない。一般に能力の発達に伴って,すなわち学年の進むにつれて,児童の行う活動はだんだん組織だったものになる。したがって,もし,各学年に配当せられる総時間数が同じであるならば,この間に予定せられる活動の数はだんだん少なくなり,一つの活動に配当せられる時間を多くしなければ効果的学習を期待することはできない。
年間計画にはこれまで述べたようにいろいろな条件を考えなければならない。しかし,個々の活動についてそれぞれ時間配当を考えることは実際には面倒であるから,先に述べたように全体の活動をいくつかの群に分類してそれぞれの群に適当な時間配当をなし,その範囲内で適当数の活動を決定することが好つごうである。
以上年間計画の立案に必要と考えられる項目を取り上げ,適当と考えられる順序に従って述べてきたが,この順序は固定したものでなく,それぞれの項目は相関連している。特に学校の当面している問題が明らかになるならば,それに応じて活動の選択や時間配当にも重点の置きどころが多少変ってくるわけである。
3 年間計画例
大都市の学校の例 |
1 地域社会と児童の特性
遊びは組織的でなく,めんこ,べいごま,小規模のまりなげ,ゴムなわ,まりつき, お手玉, かくれんぼ, 格闘ごっこ,おにごっこ,えすけん,ローラスケート,おはじき,人形あそび,ままごと,ぶらぶら歩き,本よみ,映画等がそのおもなものであり,体育価値の少ないものが多い。
(2) 学校の衛生施設はよいが,学校付近の道ばたには汚物がつんであったりして全般的に不潔であるし,学区域内はほとんどおとなの娯楽施設によって占められているので,長期休暇になると自分の生活をもてあます場合が多い。
(3) 身体的な面から見ると,身長は全国平均より高く体重はふつうである。しかし胸囲は狭く高学年に行くに従って円背が多くなる傾向がある。上半身の発育はふじゅうぶんで,器用ではあるが持久力に乏しく,力に欠けいわゆる都会型である。
(4) 知的・精神的面では新奇を好み,持久性が少ない。落ち着きがなく雷同性が強い。また理解力・表現力にすぐれているが,実行力が不足であり,功利的である。
(2) 長期にわたる休暇(特に夏休みなど)には児童の健全な生活を指導する施設をもうけ,その指導に当る。
(3) 身体発育上の欠陥,すなわち上体の強化,姿勢のきよう正,持久力の増進に力を入れる。
(4) 組織的な運動を盛んにすることによって,社会的態度の向上を図る。
(2) 臨海林間生活の施設と,借用プールによる水泳等により夏季休暇中の健全な生活の指導を図る。
(3) 身体の共通的欠陥にかんがみ器械運動を中心とする力試しの運動を重視して特に上半身の発育を促し持久力を養い姿勢のきょう正に努める。
(4) 狭い場所でもできるチームゲームを計画的に取り上げ,スポーツマンシップやチームワークの育成に努めるとともに生活との結びつきを考え,なるべく単元的な取扱をする。
(5) 学級数は12学級,児童約600人
指導者は16人中,校長・教務主任・音楽専科・養護教諭各1名・学級担任は男子師範卒6人,女子師範卒4人,高女卒2人,平均年令は30才以上で30代40代の者が多く体育活動はあまり活発でない。
(6) 施設用具
A 施 設
講堂は絶対的に狭いが,校庭と講堂兼体育館と屋上がある。校庭はアスファルトで非常に狭く屋上はみぞのあるコンクリート板を敷いてあり約12mの幅をもっているが運動には比較的危険が多い。その他低鉄棒8,のぼり棒12,バスケットおよびバレーコート,バトミントンコート各1,砂場がある。
B 用 具
用具は比較的よく整えられている。ドッジボール各学級1個あておよび予備6,バレーボール4,バスケットボール2,ソフトボール3,バット2,紅白球および籠1組,旗および旗台8,巻尺2,ストップウォッチ2個,大玉1組,卓球台1,ピストル2,バトン8,長短とびなわ,各若干,とび箱4,マット,平均台4,ピアノ1,校庭講堂に放送設備あり,別に蓄音器1,
(7) 中学校の一部が同居し運動場は共同使用している。
(8) 児童の自治活動が盛んで児童と教師による学校経営の委員会によって行事その他の諸活動が活発に運営されている。
月 |
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1 2 3 | ||||
4 | 身体検査 | ・紅白球入れ ・かけっこ ・固定施設を使って遊ぶ
・ならびっこ ・むすんでひらいて ・ひらいたひらいた ・ひとり鬼 |
固定施設を使って遊ぶ
ひとり鬼 |
はじめは固定施設を使ってあそび,ことにこどもの社会的意識を認め,これを重視して友だちと遊ぶ態度を身につけたい。 |
5 | 春の小運動会
春のえんそく 体力テスト |
・まりぶつけ ・片手鬼
・かけっこ ・けん鬼 ・ゴムなわとび ・たけの子一本 ・まわりゃこ ・鉄棒あそび |
片手鬼
ゴムなわとび |
春の運動会は簡単なゆうぎに参加する程度 |
6 | リズム・器械
運動発表会 |
・うさぎとび ・まね鬼
・ころころまわり ・いもむし ・鉄棒あそび ・ごろごろ |
鉄棒あそび
いもむしごろごろ |
体力テストやリズム運動には参加しない |
7 | 臨海施設 | ・ならびっこ ・たまけり ・あひるさん
・なみよけ ・今日はみなさん ・水中おにごっこ ・水かけごっこ |
かげふみ鬼
水遊び |
1年生の参加するのは1日海水浴と借用プールによる水泳である。 |
8 | ||||
9 | ・わくぐりリレ— ・まわりっこ ・きしゃぽっぽ
・紅白球入れ ・かけっこ ・つな引き |
かけっこ | ||
10 | 秋の運動会 | ・折りかえしリレー ・鉄棒あそび ・片手鬼
・つな引き ・お月さん ・球入れ ・夕やけ小やけ ・球ころがし ・ならびっこ |
折返しリレー
片手鬼 |
|
11 | 秋のえんそく | ・置換リレー ・たまけり ・お 馬
・フリードッジ ・たまなげ ・スキップ鬼 ・ボール ・鉄棒あそび ・しゃがみ鬼 |
しゃがみ鬼
鉄棒遊び |
|
12 | ボール運動競技会 | ・ころがしドッジボール・ころころまわり ・たき火
・からかい鬼 |
球を使って置換リレーの程度で参加したい。 | |
1 | すもう・はねつき大会 | ・すもう ・とんだりこしたりとびおりたり・お正月
・円形ドッジボール ・子とり鬼 ・子ふやし鬼 |
すもう
子ふやし鬼 |
|
2 | ・とんだりこしたりとびおりたり・場所とり鬼
・かけっこ ・片手鬼 ・まわりっこ ・子ふやし鬼 ・すずめのお宿 ・ずいずいずっころぼし |
まわりっこ
子ふやし鬼 |
||
3 | 走を中心とする競技会 | ・かけっこ ・球なげ ・ひなまつり
・ころころまわり ・片手鬼 |
・1年は児童会の組織よって行われる体育行事に参加出場する機会が少ない。
・一応の計画は作ってあるが他の教科との関連のもとに融合的に進めていきたい。
・小さな範囲の運動を数多く,くり返したほうがよい。
・教科時の活動中1は団体的および行事に関係ある活動2は主として個人的能力的助長の運動3は日常的活動。
2年
月 |
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1 2 3 | ||||
4 | 身体検査 | ・ならびっこ ・まりつき ・さくらさくら
・紅白球入れ ・ねことねずみ |
・固定施設を使ったあそび
・まりつき |
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5 | 春の小運動会
春の遠足 体力テスト |
・とび箱遊び ・金太郎
・川 と び ・あぶくたっこ ・たまなげ ・目かくし鬼 ・旗とり競走 |
・目かくし鬼
・玉なげっこ |
参加する
参加しない |
6 | リズム・器械
運動発表会 |
・かけっこ ・動 物 園
・ころころ回り ・じゃんけん遊び ・いろいろな形で歩く ・まね鬼 ・鉄棒遊び ・たまなげ ・とび箱遊び |
・かけっこ
・まね鬼 |
リズムのみに参加する |
7 | 臨海施設 | ・波よけ ・水遊び
・水かけっこ ・お友だち ・水中歩き ・かげふみ鬼 ・かかり鬼 |
・かげふみ鬼
・水あそび 波よけ 水かけっこ 水中歩き |
2年生の参加するのは一日海水浴と借用ブールの使用である。 |
8 | ||||
9 | ・かけっこ ・とんぼ
・折近しリレー ・かりゅうどさん ・綱引き ・大玉ころがし |
・かけっこ | ||
10 | 秋の運動会 | ・追かけ球入れ ・たまけり ・かかし
・円形ドッジボール ・場所とり鬼 ・手渡し球送り |
・場所とり鬼
・円形ドッジボール |
参加する |
11 | 秋の遠足 | ・投げ渡し球送り ・棒のぼり ・交通じゅんさ
・ティーチャーボール ・なべなべ ・円形ドッジボール ・けん鬼 |
・棒のぼり | |
12 | ボール競技会 | ・対列フットボール ・鉄棒遊び ・ねこがねずみとって(リズム)
・ころころ回り ・まね鬼 |
・まね鬼
・鉄棒遊び |
参加する |
1 | 羽根突き・すもう大会 | ・すもう ・なわとび ・たこあげ
・円形ドッジボール ・かけっこ ・羽根突き(リズム) ・場所とり鬼 |
参加しない | |
2 | ・円形ドッジボール ・なわとび ・ぴょんぴょんとんで
・くぐりっこ ・なわとび ・ころころ回り ・手つなぎ鬼 ・雪遊び |
・なわとび | ||
3 | 走を中心とした競技会 | ・受け渡しリレー ・春が来た
・手つなぎ鬼 |
・手つなぎ鬼 | 紅白のくふうをした手つなぎ鬼で参加する。 |
・体育行事への参加は1年に準する。
・運動は数多くくり返したほうがよい。
・他の教科との関連のもとに融合的に進めてゆきたい。
・教科時の活動中1団体的および行事に関係ある活動 2は主として個人的能力助長の運動 3は日常的活動。
3 年
月 |
|
|
|
|
1 2 3 | ||||
4 | 身体検査 | ・回旋リレー ・かけっこ ・なわとび
・うさぎとびリレー ・棒のぽり ・花一もんめ ・二人三脚 |
・かけっこ
・ドッジボール |
|
5 | 春の運動会
春の遠足 体力テスト |
運動会に參加する ・50m走 ・足なぎ鬼
・立幅とび ・ロンドンブリッジ ・ドッジボール投げ 体力テストを受ける ・サージニントジャンプ ・バービーテスト |
・かけっこ | |
6 | リズム・器械
運動発表会 |
リズム 運動 ・とび箱 とび上がりおり ・せんたく
器械 発表会 とびこし ・場所かえ鬼 参加 前まわり(とび箱マット) ・とうりゃんせ ・鉄棒 足かけ上がり, さか上がり |
・とうりゃんせ | |
7 | 臨海施設 | ・沈みっこ ・水 泳(リズム)
・水中じゃんけん ・す も う ・石拾い ・らかんさん ・波くぐり ・ハンカチおとし ・バタ足 |
・沈みっこ
・水中じゃんけん ・石拾い ・波くぐり ・バタ足 ・水中鬼 |
参加できる夏季施設は
1一日海水浴 2借用プール使用 が用意されている |
8 | ||||
9 | ・グスタフスコール ・かけっこ ・かげふみ鬼
・つな引き ・パス練習 ・ボール渡しリレー ・鉄棒 さか上がり ・障害リレー 足かけ上がり ・大玉はこびリレー |
・かげふみ鬼 | ||
10 |
秋の運動会 |
・追かけ球入れ ・とび箱 ・ゴムなわとび
運動会に参加する 前まわり ・の ぎ く とびこし ・対列フットボール ・円形ドッジボール |
・ゴムなわ | |
11 | 秋の遠足 | ・方形ドッジボール ・とび上がりおり ・子とり鬼
・送球競技 ・きつねとがちょう |
||
12 | ボール運動競技会 | ボール運動競技会に参加する ・からかい鬼
ドッジボール ・おしくらひきくら |
・からかい鬼 | |
1 | すもう・羽根突き大会 | まりつき(リズム) ・すもう(男) ・なわとび
すもう・羽根突き ・羽根突き(女) ・ギャロップ遊び 大会に参加 ・とびこし |
・羽根つき
・すもう |
|
2 | ・二人三脚 ・なわとび(長短) ・陣とり
・足なぎ競争 ・旗のぼり・片あし鬼 ・なわとびリレー ・見はり鬼 ・浦島太郎 ・おじょうさん |
・なわとび
・おじょうさん |
||
3 | 走を中心とした競技会
卒業生送別ボール大会 |
走を中心とした ・はしごのぼり
競技会に参加 ザ・サークル 卒業生送別ボール大会応援 |
・チームゲームを大きく取り上げ始めたい。
・教科時の活動中 1は団体的および行事に関係する活動 2は主として個人的能力助長の運動 3は日常的活動
4 年
月 |
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1 2 3 | ||||
4 | 身体検査 | ・キックドリブル競争 ・かけっこ ・ともえ鬼
・障害リレー ・ボールなげ(距離投) ・たんすながもち ・ボール投げこしリレー ・ロングベースボール |
・かけっこ
・ボールなげ |
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5 | 春の小運動会
春の遠足 体力テスト |
運動会に参加する ・50m走 ・日月遊び
・みんなで楽しく ・ドッジボール ・かげふみ ・立幅とび ・体力テスト ・サージェントジャンプ ・バービーテスト |
・かげふみ | |
6 | リズム・器械
運動発表会 |
・エースオブダイヤモンド・とび箱,とび上がりおり, ・よこぎり鬼
リズム 運動 とびこし ・貝拾い 器械 発表会 ・鉄棒,足かけ上がり, 参加 足かけ回転 ・手をついて転回する ・手押し事 |
・鉄棒遊び | |
7 | 臨海施設 | ・ドッジボール ・面かぶり ・びっくり箱
・たなばたさま ・犬かき ・潜水競争 ・水中おにごっこ |
・ドッジボール
・水遊び |
・参加できる夏季施設は
1 林間学園 2 臨海学園 3 一日海水浴 4 借用プール使用 |
8 | ||||
9 | ・二人三脚リレー ・かけっこ ・シーソー
・だるま遊びリレー ・綱引き ・障害リレー ・メジシンボール |
・かけっこ | ||
10 |
秋の運動会 |
・むかで競争 ・さか上がり ・ボール鬼
・秋の森 ・方形ドッジボール ・ロングベースボール |
・ドッジボール | |
11 | 秋の遠足 | ・ハンドべースボール ・とびこし ・のりもの
・フットべースボール ・前回り |
||
12 | ボール競技会 | ・ボール競技会に参加する・押出し遊び ・まよい鬼
・フットべースボール ・足じゃんけん ・らかんさん ・とび上がりおり |
||
1 | 羽根突き・すもう大会 | ・ふしぎな国 ・羽根突き(女) ・ポルカ遊び
羽根突き 大会に ・すもう(男) すもう 参加す ・押し出し遊び る ・棒のぼり |
・羽根突き
・すもう |
|
2 | ・なわとびリレー ・なわとび(長短) ・日月遊び
・ボール投げこしリレー ・足じゃんけん ・なわとび ・カンガールリレー ・スケート遊び(リズム) |
・なわとび | ||
3 | 走を中心とした競技会
卒業生送別ボール大会 |
・走りを中心にした ・命中投
競技会参加 ・ドッジボール ・ザ・パタフライ |
・ドッジボール |
・教科時間の運動の中 1は団体的および行動に関係ある運動 2は主として個人的能力助長の運動 3は日常的活動
5 年
月 |
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|
|
1 2 3 | ||||
4 | 身体検査 | ・大玉運び ・足かけ回り ・子とり鬼
・ボールなげこしリレー ・腕立回り ・円形リレー ・手足を主とした徒手体操 ・カンガールリレー ・腕立とびこし ・サークルダンス |
・鉄棒遊び
・リレー |
|
5 | 春の小運動会
春の遠足 体力テスト |
春の運動会に参加する ・かけっこ
・ネットボール ・ふりとび ・麦 刈 ・幅とび,ボール投げ ・体力テスト |
・かけっこ
・ネットボール |
|
6 | リズム・器械
運動発表会 |
・タントリー ・躯幹を主とした徒手体操 ・雨だれ
リズム 運動 ・とび上がり 器械 発表会 ・腕立とびこし ・前回り,横回り |
||
7 | 臨海施設 | ・ネットボール ・徒手体操 ・重なり鬼
・足かけ回り,さか上がり ・ワルツ遊び ・棒のぼり ・ぼんおどり ・平泳ぎ ・横泳ぎ |
・水遊び ・平泳ぎ ・横泳ぎ ・背 泳 ・クロール |
・参加できる夏季施設は
1 林間学園 2 臨海学園 3 一日海水浴 4 借用プールの使用 |
8 | ||||
9 | ・障害リレー ・鉄 棒
・棒ひき ・トス練習 ・ジグザグ競争 ・綱引き ・リレー・雲 |
・リレー | ||
10 |
秋の運動会 |
・マウンテンマーチ
秋の運動会に参加する ・ドッジボール ・的あて(ボール) ・ぶらんこ ・ソフトボール ・距離投(ボール) |
・ドッジボール
・ソフトボール |
|
11 | 秋の遠足 | ・仲よし ・倒立(ほう助して)
・エンドボール ・トス練習 |
・ネットボール | |
12 | ボール競技会 | ボール競技会に参加する ・投捕球
・簡易ハンドボール・工場・平均くずし |
||
1 | 羽根突き・すもう大会 | ・ドッジボール ・羽根突き(女) ・ともえ鬼
・バージニアリール ・すもう(男) 羽根突き 大会に ・跳躍を主とした徒手体燥 すもう 参加する |
・羽根突き
・すもう |
|
2 | 走を中心とした競技会 | ・キャプテンボール ・なわとび ・日月遊び
・トロイカ ・棒引き ・バランス遊び ・跳躍を主とした徒手体操 |
・キャプテンボール | |
3 |
卒業生送別ボール大会 |
ドッジボール・バレーボール
・春 一年の体育の反省をするとともに6年になってからの全校の体育活動に対する希望を話し合い計画をたてる。 |
送別の競技会は卒業生との協議できめる。 |
・教科時の活動中 1は団体的および行事に関係ある活動 2は主として個人的能力助長の運動 3は日常的活動
6 年
月 |
|
|
|
|
1 2 3 | ||||
4 | 身体検査 | ・ハンドドリブルリレー ・鉄棒運動
・ブレッキング ・かけっこ ・うで脚の徒手体操 |
・鉄棒遊び
・ドリブル競争 |
|
5 | 春の運動会
春の遠足 体力テスト |
春の運動会に参加する ・かけっこ
花ぞの ・ボールなげ 体力テスト ・立幅とび |
・ボールなげ | 行事に関しては主体的に活動し計画,運営等を行う。 |
6 | リズム・器械
運動発表会 |
波 ・とびこし
リズム 運動発 ・前回り 器械 表会に参加 ・倒 立 ・躯幹の徒手体繰 |
・倒 立 | |
7 | 臨海施設 | ・リレー ・走幅とび ・ぼんおどり
・水中野球 ・三段とび ・平泳ぎ ・横泳ぎ ・背泳ぎ ・クロール ・とび込み |
・水遊び ・平泳ぎ ・横泳ぎ ・背泳ぎ ・クロール ・とび込み |
参加できる夏季施設は
1 林間学園 2 臨海学園 3 一日海水浴 4 借用プールの使用 |
8 | ||||
9 | ・フットドリブルリレ— ・かけっこ
・ボートランドファンシー ・走高とび ・大玉はこび ・倒 立 ・きば戦 |
|||
10 | 秋の運動会 | 秋の運動会に参加 ・とび箱
キャプテンボール とびこし バスケットボール 前回り おちば 後回り |
・バスケットボール | |
11 | 秋の遠足 | ・ドッジボール ・ボール投
・徒手体操 ・さか上がり ・腕立て前後回転 ・足かけ上がり ・前転,後転,倒立 |
・ドッジボール | |
12 | ボール競技会 | ボール競技会に参加する ・倒 立 ・重なり鬼
・ソフトボール ・跳躍を中心とした徒手体操 ・オスザンナ |
||
1 |
羽根突き・すもう大会 |
・ワンアウトボール ・ふたり押合い ・バランス遊び
羽根突き 大会に ・対抗平均くずし ・足じゃんけん すもう 参加する |
||
2 | 走を中心とした競技会 | ・雪の朝 ・持久走 ・日月遊び
・走を中心とした ・なわとび(長短) 競技会に参加 ・跳躍を中心とした徒手体操 |
・なわとび | |
3 |
卒業生送別ボール大会 |
ドッジボール
キャプテンボール 卒業生送別ボール大会に参加する 一年間の反省をし進歩を確認する |
・ドッチボール | 卒業生送別ボール大会は在校生との対抗で行う体力テスト表身体検査記録など参照する。 |
・教科時の活動中 1は団体的および行事に関係ある活動 2は主として個人的能力助長の運動 3は日常的活動
5 その他の参考事項
○体育に関する委員会
委員会の委員数はだいたい10名内外としその中に正副委員長を含む。
B 上記の委員は正副代表を委員代表会に送りその組織をつくる。
C 各委員会の代表の内委員長と学級の代表は児童会に出席して児童会を組織する。
B その企画にしたがって,各学級から学級代表会を経て児童会の承認を得て選出された運営活動委員会が,運動会の運営に当る。
C 参加についての人員・細かなルールなどは各学年できめる。
B 種目(球技が主体)
バレーボール,ピンポン,バドミントン,ソフトボール,キックボール,バスケットボール,ドッジボール。
以上の球技は自由に参加しその中に教員も交って楽しむことを目的としており,,技術の向上にのみ重点をおくものではない。しかし将来チームとして独自の発展をすることはとどめない。
中都市の学校の例 |
1 体育科の立場から見た児童の特殊性
(2) 遊びの種類はかなり多いが,組織的な活動は少ない。
(3) 自己主張は強いが,協同心に乏しい。
(2) 教科外の活動を活発にし,運動や遊びの組織化を図る。
(3) 休暇中の生活指導を体育科の立場から強く考える。
(2) 団体的種目は季節に応じて配当し,組織的活動への発展を考える。
(3) 個人的な活動は個人の能力をじゅうぶんに伸ばす立場から,高学年においても,できるだけ時間を配当する。
(4) 休暇中の体育行事を,地域との協力によって計画し,実施する。
100メートルの直線コースあり,体育館・プール・施設・用具は一応整っている。
(2) 教師の指導力 普通である。
(3) 地域の協力
学校の体育,健康について理解があり,休暇中は地域のこどもの体育行事に積極的に協力してくれる。
(4) 気象状件
月
項 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 平均 |
戸外での体育のできる日 | 14 | 21 | 16 | 11 | 23 | 21 | 19 | 18 | 18 | 18 | 14 | 17.5 | |
雨天その他でできない日 | 7 | 4 | 9 | 6 | 6 | 2 | 6 | 5 | 3 | 2 | 6 | 6 | 5 |
気 温 | 13.2 | 16.8 | 20.2 | 23.8 | 25.3 | 22.1 | 16.7 | 12.0 | 7.3 | 4.8 | 5.1 | 7.6 | 14.5 |
年間を通じて,降雪は2〜3日,4,5月は季節風が強い。
(5) こどもの遊び場
学校の運動場以外に26カ所ある。いわゆる広場程度で,付近のこどもが集まって遊んでいる。
月 |
|
|
|
|
指導との関係 |
4 | 入学式
始業式 定期身体検査 ツ反応検査 |
・固定施設を使って遊ぶ
・ならびっこ ・ひらいたひらいた ・はとぽっぽ(8) |
固定施設の遊び
わなげ |
うれしい入学(社算)
学校めぐり(社) こうてい(国) |
学校にある施設や用具を使ってお互いどうし仲よく遊べるようにする(単元的に扱う) |
5 | こどもの日
春の運動会 春の遠足 |
・春の運動会
かけっこ 旗とり (11) ・金太郎,はとぽっぽ |
固定施設の遊び
鬼ごっこ |
うんどうかい(算)
かけっこ,えんそく はたのいろいろ(図) |
春の運動会に参加し,他人の運動を見たり,行ったりして,おおぜい生活になれさせる。 |
6 | ムシ歯予防
開校記念日 全校の検便 |
・かけっこ,川とび
・いろいろな形て歩く(あひる,にわとり) ・ころころまわり ・かたつむり,夕やけこやけ(12) |
鉄棒遊び
室内の遊び ころころまわり とび箱 |
なつがきました(理) | 梅雨期にはいるので晴間を利用しての鉄棒の遊びや,室内でマット遊びなどをする。 |
7 | 水 泳
夏 休 |
・鬼遊び(ねことねずみ
・たけのこ一本 うさぎ (8) |
鬼遊び
水遊び |
水あそび(理) | 木陰を利用して遊ぶ,水遊びの方法,場所心得について万全を期す |
8 | 夏休み 早起ラジオ体燥 児童会・PTA・児童委員が協力して児童の生活指導に当る。 | ||||
9 | 夏休作品展 | ・かけっこ,綱ひき
置換リレー ・球 入 れ ・汽車ぽっぽ ちょうちょう (11) |
固定施設の遊び
かけっこ ゴムとび |
お 馬(音) | 秋の運動会を目あてとして いろいろと話合いをする。 |
10 | 秋の運動会
遠 足 全校の検便 |
・秋の運動会
かけっこ,球入れリレー,綱引 ・お う ま (12) |
かけっこ
まりつき |
うんどうかい(社) | 運動会を単元的な扱でする。 |
11 | 文化の日
ツ反応検査 |
・とび箱を使って遊ぶ
・お山のどんぐり 私のまね ・鉄棒遊び (11) |
鉄棒遊び
鬼ごっこ |
からだをきれいに
(理) |
今まで自由時や教科外で行ってきたとび箱と鉄棒を行って,力をつける。 |
12 | 終業式
冬休み |
・鬼遊び,けんとび
・なわとび ・ドッジボール ・じゃんけん遊び おもちつき (9) |
鬼 遊 び
ボール遊び |
お正月のあそび(理) | 冬に適した種目を多くして,冬の生活になれさせ,戸外で遊べるようにする。 |
1 | 始業式
かきぞめ展 |
・なわとび
・ずいずいずっころばし ・お正月の遊び (8) |
なわとび
固定施設の遊び |
楽しいお正月(社) | お正月の遊びと関連し健康に注意しながら戸外遊びを多くする。 |
2 | ・鬼ごっこ
・キックボール ・雪こんこ ・雀のお宿(8) |
鬼ごっこ
ボールけり |
雪はこんこん(音) | 個人や数人のグループで簡単にできる活動を多くする。 | |
3 | 学芸会
卒業式 終了式 |
・固定施設を使って遊ぶ
・ひなまつり (8) |
固定施設の遊び
ボール遊び |
もうすぐ春(音) | 入学当初の使い方と現在とを比較し,さらに仲よく使うのには,どうしてよいかを考える。 |
2.単元的に扱うものは次の三つとする。
固定施設を使っての活動
春と秋の運動会
3.時間配当
固定施設を使って遊ぶ 20%
力試しの運動をする 30%
リズムや身振りの遊び 30%
鬼あそびをする 10%
ボール遊びをする。 5%
水遊びをする 5%
4.( )内は月間の時間数を示す。
5.教科以外の活動は年間を通じて30時間内外
月 |
|
|
教科時外の活動 | 他教科 | 指導の関連性 | |
行事と関連する活動 | その他の活動 | |||||
4 | 入学式
始業式 定期身体検査 ツ反応検査 体力測定 |
体力テスト
かけっこ 幅とび ボールなげ 懸垂 |
片手鬼
棒のぼり 花いちもんめ(8) |
鬼ごっこ
棒のぼり |
一つのボール(国)
キックボール 幅とび(算) |
体力テストをすることによって,自分の力に関心を持たせるとともに,学期始の仲間意識を増すようにする。 |
5 | こどもの日
春の運動会 春の遠足 学校保健委員会 |
春の運動会
かけっこ リレー フットべースボール |
折返しリレー
とび箱 かけっこ (11) 遠 足 |
(春の運動会)
ボールけり |
給食(理) | 春の運動会に3年生として,できることはどんなことか,どうすればよいかよく相談して行う。 |
6 | ムシ歯予防
開校記念日 校内球技大会 全校検便 |
ハンドベースボール | 転回
低鉄棒 子ふやし鬼(12) ロンドン橋 |
低鉄棒
フットべースボール(校内競技会) ハンドべースボール(基本の練習) |
公共施設を大事にする(社)
体やきものをきれいに(理) つゆのころ(理) |
校内競技としてフットべースボールを行うのでその練習組合せをかんがえる。 |
7 | 水 泳
校内球技会 学校保健委員会 夏 休 み |
水 泳
(プール) (海 浜) |
低鉄棒
固定施設の遊び 場所とり鬼(8) びっくり箱(リズム) |
低鉄棒
鬼ごっこ ハンドべースボール 水 泳 |
夏休みの生活(理)
水あそび(理) |
ハンドべースボールの級対抗を計画的に行う。
水泳の実施にあたって特に慎重を期す。 |
8 | 早起ラジオ体操
高原夏季集落 |
早起ラジオ体操 ぼんおどり
町内こどもすもう とおりゃんせ(リズム) 町内こども運動会 |
町内会,児童委員,PTA,学校が一体となってこどもの生活の指導に努める。 | |||
9 | 夏休み作品展
保健委員会 |
運動会 | 固定施設の遊び
障害リレー かけっこ(11) おもちゃ箱 |
かけっこ
低鉄棒 |
食物の分類(理)
運動会(周囲) |
長期休暇からふたたび学校生活にもどる手がかりとして団体競技を行う。秋の運動会の相談をする。 |
10 | 秋季運動会
秋の遠足 全校検便 ツ反応検査(下旬) |
体力テスト
かけっこ 幅とび ボール投げ 懸垂 |
リレー
とび箱(12) うきぎ |
かけっこ
幅とび ボール投げ 固定施設の遊び(秋の運動会) |
おなかのむし(社) | 秋の運動会は,どのようにして挙行したらよいか,3年生はどんなことをしたらよいかよく考えさせる。 |
11 | 文化の日
体力テスト 学校保健委員会 |
ドッジボール | スタンツ(かかし,転回とび,腕立歩き)
グスタフ・スコール (11) |
体力テスト | じょうぶなからだ(理) | 4月行った,体力テストと,比較して自分の能力を知るとともに行い方をよく考える。 |
12 | 自由研究発表会
校内球技会 |
なわとび
すもう からかい鬼(8) のぎく |
校内ドッジボール大会 | 冬の病気(理) | 校内ドッジボールに参加するためのチーム,練習方法,キャプテン等を相談してきめて練習する。 | |
1 | かきぞめ展
追羽根大会 成人の日 |
コーナーボール | じゃんけん鬼
なわとび すもう (8) あんたがたどこさ お正月遊び |
まりつき
追羽根 あんたがたどこさ ボール投げ |
楽しいお正月(社) | 冬の衛生に注意してできるだけ戸外の運動に親しませる。 |
2 | 校内球技会
学校保健委員会 |
鬼ごっこ
なわとび (8) 雪遊び(リズム) |
なわとび
球技会 |
仲よし(社)
きれいなからだ(理) |
なわとび等伝統的な遊びに指導を加え冬の生活になれさせる | |
3 | 学芸会
送別競技会 卒業式 終了式 年度末休暇 |
場所とり鬼
とび箱 リレー (7) 年内のリズム遊びの反省と復習 |
競歩大会 | 一か年を反省するとともに学校を中心として安全な道路を選び競歩大会を行う。 |
1.月例体重測定(第2週中に行う)
2.月1回の定期児童会(第4週中に行う。)
3.行事と関連する活動は単元的な扱いをしこどもの生活にはいるようにする。
4.時間の配分
力だめしの運動をする 30.0%
ボール運動をする 5.0%
リズムや身振りの遊び 20.0%
リレーをする 10.0%
鬼遊びをする 10.0%
水泳をする 5.0%
5.()は月間の時間数
6.教科以外の活動の時間は年間を通じて30−40時間とする。
第5学年
月 | 学校行事 | 教科時の活動 | 教科時外の活動 | 他教科との関係 | 指導との関連性 |
1類 2類 3類 | 4類 5類 | ||||
4 | 入 学 式
始業式 定期身体検査 体力測定 ツ反応検査 |
組鬼 短距離走 ボール
幅とび ○体力側定 鬼ごっこ 懸垂腕まげ ライワルツ(8) かけっこ ボール投 |
わたくしたちのからだ(算)
家族の健康(家) 住みよい家(社) |
体力測定を行うのには標準能力,個人カードを参考にし自主的な測定に導く。 | |
5 | 運動会
遠足 学校保健委員会 憲法記念日 |
とび箱 ○春の運動会 鉄 棒
転 回 円形リレー ボール 花 ネットボール(11) |
健康によい食物(社)
楽しい運動 |
春の運動会にはどんな種目を選び,どんなことに協力したらよいかを相談し実行する。 | |
6 | ムシ歯子防
開校記念日 校内球技会 |
雨だれ 徒手体操 ○ネットボール 鉄 棒
スタンツ ソフトボール(12) ソフトボール 片脚屈伸 転向とび 人倒し, かつぎあい, 鉄棒(さか上がり) 雨だれ |
食物と生活(社)
食物と健康(理) 伝染病と寄生虫(理) |
梅雨期を利用し,徒手体操スタンツを行い,自分のからだについての理解を深める。 | |
7 | 水 泳
学校保健委員会 夏休み |
鉄 棒 ○ソフトボール(8) 球投げ
転 回 水 泳 水 泳 |
我々の衣食住(社)
私たちのからだ(理) 清潔なすまい(家) |
ソフトボール校内競技会には積極的に参加する。水泳の実施にあたっては健康診断,危い場所に注意する。 | |
8 | 早起ラジオ体操
高原夏季集落 |
町内こどもすもう
町内こども運動会 ぼんおどり |
魚 つ り
こん虫,植物等の採集 水 泳 |
町内会,担任教師,地区委員,PTAが協力こどもの生活を組織しよい遊びを多くする。 | |
9 | 夏休み作品展
学校保健委員会 |
かけっこ 障害リレー 水 泳
とび箱 運 動 会 かけっこ 高とび ボートランド ファンシイ(11) |
食物のとり方(家)
わたくしたちのからだ(理) 海(音) |
生活の切換のためリレー,フォークダンスを行う。秋の運動会の計画を相談する。 | |
10 | 運動会
社会見学 全校検便 ツ反応検査 |
百米走 ○秋季運動会 リレー
幅とび 波 競 走 鉄 棒 ポートボール(12) ボール |
楽しい運動会(音)
睡眠の時間(算) |
秋の運動会の練習方法をくふうする。
5年生の仕事を相談し実行する。 |
|
11 | 文化の日
体力テスト 学校保健委員会 勤労感謝の日 |
鬼ごっこ 短距離走 ポートボール 鉄棒
幅とび ○体力テスト ボール投 鉄 棒 ドッジボール(11) ボール投 |
体力テスト(算) | 体力テストを単元的扱いとし,計画.実施,反省を算数と関連して整理する。 | |
12 | 自由研究発表会
校内球技会 |
陣とり なわとび ○校内ドッジボール大会 なわとび
すもう バージニヤリール(9) すもう 陣とり |
冬の病気(理)
冬の生活(家) |
校内ドッジボール大会キャップテン,練習方法などをそれぞれのチームで相談し參加する | |
1 | かきぞめ展
追羽根大会 成人の日 |
陣とり すもう ○追羽根大会 追羽根
とび箱(とび越) トロイカ なわとび 徒手体操 簡易サッカー(8) すもう 球けり |
家の明るさ(理) | 戸外の運動になれるとともに室内でのきょう正体操も自主的に行うようにする。 | |
2 | 校内球技会
学校保健委員会 |
子とり鬼スタンツ(各種) ○簡易サッカー(8) なわとび
徒手体操 マラソン 森の小人 ピンポン マラソン(2000m) |
冬季スポーツとして駅伝競走が非常に多いので,この機会に持久走の要領を指導し,戸外運動を奨励する。 | ||
3 | 学芸会
送別競技会 卒業式 学年の終 年度末休暇 |
鬼遊び 転 回 ○学区内駅伝と競歩会 なわとび
年間の演習 懸 垂 ピンポン |
すまいと着物(理) | 年間を反省するとともにチームレースとしての町内駅伝競争を計画実施する。 |
備考1 月例体重測定(第1週)
2 定例児童会(第4週)
3 学校保健委員会は隔月の第三週
4.時間の配分
性別
活動 |
|
|
|
力だめしの運動をする | 30.0% | 20.0% | |
ボール運動をする | 35.0 | 30.0 | |
リレーをする | 5.0 | 5.0 | |
鬼遊びをする | 5.0 | 5.0 | |
徒手体操をする | 10.0 | 10.0 | |
リズム運動をする | 5.0 | 20.0 | |
水 泳 | 10.0 | 10.0 | |
備考 | 徒手体操は必要に応じて行う |
教
科 外 |
1類 | 未組織であるが,日常生活と関係のある活動 |
2類 | 個人的発達に効果ある活動 | |
3類 | 組織的活動
教科以外の活動に発展し易い活動 |
|
教
科 時 |
4類 | 3類と関連し組織活動を有効にするもの |
5類 | 日常生活に多く行われる季節的な遊び |
7 教科以外の活動は年間を通じて25時〜30時
南方農漁村の学校の例 |
1 体育的立場から見た学校の現状
(2) 活動の場所は,海岸や空地など恵まれた場所を持ってはいるが組織的活動はあまり期待できない。また,健全な娯楽施設も少なく,わずかに単純でそぼくな遊びをしているに過ぎない。
(3) 身体的発達は全国平均と比べて比較的良好な発育状態であるが,巧ち性に乏しく,表現力に劣る。
(4) 精神的には開放的で活動性に富み純ぼくであるが,やや粗野である。日常生活は非科学的な面が強く,衛生思想の点についても劣っている。
家庭へ帰ってからの児童は家業の手伝が多い。
(2) 社会的態度の発達を図る。
(3) 健康上の良習慣を形成し,生活を科学化するように努力する。
(4) 表現を豊かにし,巧ち性,泳力を養う。
(2) 球技や器械運動により社会性と巧ち性を身につけるとともに,リズム運動により表現を豊かにし,特に夏季を利用し水泳指導に力を入れる。
(3) 体育的行事との関連のもとにある程度の単元的計画を取り入れ,行事と関連して進める。
(4) 自由時における体育的活動を健全,豊かなものにする。
B 用具(A)とび箱,踏切板(B)マット(C)各種ボール(D)ゴムまり(E)紅白球(F)大玉(G)バット(H)べース(I)卓球台(J)平均台(K)なわとび用なわ(L)綱引用綱(M)電蓄(N)レコード(O)タンバリン(P)出発用ピストル(Q)バトン(R)採点板(S)巻尺(T)ストップウォッチ(U)ライン引(V)その他
内訳 男8(師範卒5 専 卒2 仮免1)
女10(師範卒4 高女卒4 仮免1 養護1)
(3) その他の条件 冬季の霜はないが雨量は多く,体育館の施設がある。
年間計画は教科別のコースをとっている。
体育に対する関心は一般的に高まりつつあり,施設用具も増加してきた。
5. 年間計画 低学年(2年)
月 | 行 事 | 教 科 時 の 活 動 | 教科時外の活動 |
|
4 | 身体検査 | ・かけっこ ・ころころまわり ・固定施設を使って遊ぶ
・ならびっこ ・棒のぼり ・片手鬼 ・うけ渡しリレー ・さくらさくら ・紅白玉入れ ・ころがしドッジボール |
・かけっこ
・片手鬼 |
・春の運動会への参加の種目はこれまでにやった種目の中からこどもたちと選んで決める。
・体力テストへは参加しない。 この期間は上級生の水泳をたびたび見せて水遊びの約束を決める。
・遠泳には参加せず,8月中には,7月に学校で指導されたものを使った個人的な活動となる。 ・水上運動会への参加はいままでやった種目の中から選んできめる。
・運動会への参加はいままでに行った種目の中から選ぶ ・この学年は野球大会には参加しない,しかしある程度野球に関係ある運動をしながら主体を力試しの運動しておいてやる。
・チームゲームヘ発展はするがチームワークのまとまった活動にまで期待はしないほうがよい。
・ボール大会への参加はいままで行った種目の中から選ぶ |
5 | 春の運動会 | ・春の運動会 ・かけっこ ・ねことねずみ
・自由ドッジボール ・川とび ・子ふやし鬼 ・ころがしドッジボール ・とび上がり ・花とちょう |
・自由ドッジボール
・かけっこ ・子ふやし鬼 |
|
6 | 体力テスト | ・水泳の注意や約束を ・ゴムとび ・ハンカチ落とし
きめる ・水中かけっこ ・じゃんけん遊び ・かりに行きましょう ・たまあて ・ころころまわり |
・ゴムとび | |
7 | 泳力テスト | ・水中じゃんけん ・水あそび
・石拾い ・水中おにごっこ ・面かぶり競争 ・すもう |
・水中鬼ごっこ
・すもう ・石拾い ・覆面競争 |
|
8 | 遠泳大会 | 遠泳大会 見る | ・浮きっこ
|
|
9 | 水上運動会 | ・水上運動会に参加する ・かけっこ
・追かけたま入れ ・動物園 |
・かけっこ | |
10 | 秋の運動会 | ・置換リレー ・おみこし
・折返しリレー ・大玉ころがし ・運動会に參加する |
・リレー | |
11 | ・ゴロべースボール ・ゴムボール投げ ・ねこがねすみとって
・鉄棒遊び ・なべなべ ・たまけり ・ころころまわし ・とび箱遊び |
・鉄棒遊び
・ゴロべース |
||
12 | 野球大会 | ・対列フットボール ・野こえ山こえ ・からかい鬼
・いもむしごろごろ |
||
1 | ・自由ドッジボール ・すもう ・はねつき
・円形避球 ・ころころまわり ・たこあげ |
・子ふやし鬼 | ||
2 | ボール競技会 | ・ぴょんぴょんとんで ・なわとび ・まめまき
・ボール競技会に参加する・とび上がりおり ・手つなぎ鬼 |
・なわとび
・手つなぎ鬼 |
|
3 | ・今までやった運動をいろいろやって見る
・ひなまつり ・おもしろかった事を絵まきものにかいてふりかえる |
中 学 年 (4年)
月 |
|
|
教科時外の活動 |
|
(1) (2) | ||||
4 | かけっこ 場所かえ鬼 びっくり箱
うさぎとびリレー うさぎとび鬼 子とり鬼 |
リレー
かけっこ ドッジボール
水泳
犬かき 平泳ぎ 背泳ぎ
鬼ごっこ かけっこ リレー リレー かけっこ 鬼ごっこ
鉄棒遊び 野球
ドッジボール
フットベースボール
なわとび コーナーボール |
・体力テストをうける前に身体検査の際の自分の身体状況を自覚させる必要がある。 ・水泳については,健康上の検査を正確に行う必要がある。 ・遠泳には参加資格基準を定めて健康と技術の面から選定する必要がある。
・チームゲームの特性を生かすようじゅうぶん考える必要がある。 |
|
5 | 春の運動会
身体検査 |
運動会に参加する
かけっこ 方形ドッジボール たんす長もち ボール投げ 幅とび |
||
6 | 体力テスト | 体力ラストを受ける
エースオブダイヤモンド 水泳準備 ともえ鬼 自由泳ぎ 日月あそび きこり |
||
7 | 泳力テスト | 泳力テストを受ける ハンカチおとし
みんなで楽しく 犬かき 平泳き 背泳ぎ かげふみ |
||
8 | 遠泳大会 | 遠泳大会に参加する | ||
9 | 水上運動会 | 水上運動会に参加する
回旋リレー 迷い鬼 だるま運びリレー ボール鬼 のりもの |
||
10 |
秋の運動会 |
かけっこ 横ぎり鬼 とけい
捧ひき 運動会に参加する |
||
11 | 野 球 足かけ上がり おまつり
ハンドべースボール さか上がり フォークスアン 足かけまわり ドギース |
|||
12 | 野球大会 | 野球大会に参加する とび箱とびこし らかんさん
ドッジボール とび上がりおり |
||
1 | フットべースボール 片脚鬼 お正月遊び
|
|||
2 | ボール競技会 | コーナーボール なわとび 豆まき
アイ・シー・ユー ともえ鬼 ボール競技会に參加する |
||
3 | 今までやったことを復習しながら成果をしらべ進歩を確認する。 |
◇組織的活動は,リーダーを中心としてまとまり,正しい競技をすることに重点がおかれるだろう。
◇体育行動に参加の場合は,その前に学習した中から児童と教師で選ぶことにしたい。
◇教科時の活動の (1)……団体的運動および行事に関連した運動 (2)……その他の運動
高 学 年 (6年)
月 |
|
|
教科時外の活動 |
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(1) (2) | ||||
4 | リレー 徒手体操
大玉運び 主として体側胴体 基本歩法, バスケットボールのドリブル練習 フレッキング |
リレー かけっこ
低鉄棒
かけっこ
いろいろな水遊び
競泳のための クロール 背泳ぎ 平泳ぎ
かけっこ
野球 キャッチボール ソフトボール
ドッジボール
バレーボール |
遠泳に参加可能な能力の児童の選定を適切にすること。
四つの型のゲームのしかたについて指導し競技会は,その中から希望の多い種目を選ばせる。
過去のいろいろな資料を参考にする。 |
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5 | 春の運動会
身体検査 |
運動会に參加 ボール鬼
回 転 疾走 花の園 さか上がり 懸垂 足かけ回転 |
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6 | 休力テスト | 幅とび 日月遊び
つばめの旅 体力テストを受ける 腕立て歩 水泳の準備をする。 バレーボールのトス練習 守るべき項を打ち合わせる |
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7 | 泳力テスト | 泳カテストを受ける 徒手体操 ぼんおどり
主として上肢,下肢 横泳ぎ,クロール,潜水,平泳ぎ,背泳ぎ,波 |
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8 | 遠泳大会 | 遠泳大会に参加 ハンカチ落し ぼんおどり
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9 | 水上運動会 | クロール,リレー水上運動会に參加
基本歩法 花火 徒手体操 棒倒し 主として首,胸,背腹 器械によるとび上がりおり 倒立 |
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10 | 秋の運動会 | リレー,とり入れ 腕立て回転
障害物競争 バスケットボールのパス,シュート 運動会に参加 け上がり ソフトボール |
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11 | 野球 とびこし
ギャザリング 倒 立 ピースコーツ 徒手体操 主として体側と胴体 |
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12 | 野球大会 | 野球大会に参加 とびこし
あらし とび上がりおり
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1 | ドッジボール わたくしのすきな音楽で
キャプテンボール すもう ボールなげ け上がり |
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2 | ボール競技会 | バスケットボール たまあて
バレーボール なわとび お友だち とびこし |
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3 | 一年間の体育活動をくり返してやって見ながら反省をし自分の能力の成長の結果を整理する。 |
◇教科時の活動の (1)……団体的運動および行事と関連する運動 (2)……その他の運動
北方農山村の複式学校の例 |
1 地域社会と児童の特性
本地域は,畑地の農業を主体とする山村であって,冬季は,炭焼に従事するものが大部分を占め,概して生活は豊かでない。そして,このような環境に育っている本校児童は,体育的な観点からみると,次のような特性をもっている。
体重・胸囲は,やや全国平均より上まわっているが,身長はやや低い。まだ一般に力,持久力は高いが,器用さに欠け,柔軟性・機敏性に欠けるものが多い。これは,小さいときから,家庭労働の時間が長く,自由な遊びに不足していること,多くは,粗食で栄養がじゅうぶんでないこと,などに由来しているように考えられ,指導計画の上からも留意すべき諸点である。
また,寄生虫卵の保有率が80%も占めていること,一般に村民の衛生観念がうすいこと,などは,非文化的な生活に由来するものであるが,これも,体育指導上配慮しなければならない点である。
さらに,おとなたちのなかには,50才を過ぎると老い込み,腰曲り・弱視・難聴・神経痛・胃病・などの固癖に悩まされるものが多いのであるが,これは過重な肉体労働と非衛生的な生活条件によるものと考えられ,児童の体育指導の上からも,その対策を考えていきたい。
(2) 社会性の立場から
こどもたちの一般的傾向は,ぼくとつ,まじめではあるが,やや鈍重であり非組織的であって,表現や発表の態度,能力が劣る。それゆえ,遊びや運動の場面においても,未組織な遊びが多くを占め,組織的なゲームが活発でなく,しかも,男女の関係,年令の関係,暴力などにより,遊びが自由で明るくない。学習においても,自発的,自主的な態度がうすい。これは,地域が一般に,文化的な環境に恵まれず,教養が不足していること,知的,科学的などう察力が足りないこと,生活の様式の近代化が遅れ,しかも,生産の絶対量が少ないのであるから,そこからくる人間関係は,前近代的な関係を推持せざるを得ないこと,などの理由からくるものと考えられるが,体育科においても,これらの欠点を是正するために,できるだけ,自主的,協同的,民主的に指導を展開する必要がある。
(3) レクリエーションと児童の生活指導の立場から
部落の人たちの娯楽としては,正月・お盆・村祭り,などの行事,および,小学校の運動会,学芸会などの数少ないものであって,レクリエーションに対する関心は,まことにうすい。このような地域の特性は,こどもたちの生活にも影響している。すなわち,こどもたちの多くは,家庭の労働に手伝わされて,遊びの時間も少なく,また,地域の文化的な遊び場にも恵まれないから,その遊びも,種類が少なく,しかも,前項であげたように年令に応じた組織化がみられない。それゆえ,こどもたちの遊びを組織化し,近代化するためには,体育科経営におけるこの面の計画的な指導を取り上げなければならない。
本校児童の特性は以上のようなものであり,これを望ましい方向に導くのが体育科指導であるから,本校体育の経営においては,次のような努力目標を設定している。
B いろいろな運動に親しませ,身体支配の能力を高めるとともに,固癖の予防を考える。
B リズム運動,その他の運動を通して,表現力を高める。
教科外における遊戯活動を指導し,遊びを,能力の発達に応じて組織立て,生活を計画的,共同的に営む力をつける。 3 本校年間計画の学習内容決定上の強調点と制的
以上のような努力目標を実現するために,本校の体育科経営においては,次のような諸点を強調していきたい。
(2) 運動会(部落交歓会)は,年中行事とし,こどもたちの経験として大きく取り上げていくために,単元的に扱い,こどもたちに積極的に参画させる。
(3) 団体的な活動としては,スタンツ・鉄棒運動・とび箱運動・なわとびなどを多く取り入れる。
(4) リズム運動の指導は,歌を伴う郷土的な遊びその他により,日常生活におけるリズム的活動を豊かにすることから始め,しだいに名曲などによる参考作品に親しませたい。
(5) 特に高学年においては,他教科との関連を図り,また,児童会や教師の指導などによる教室学習をもって,体育の知的な理解を深める。
なお,参考までに,本校の施設,用具をあげれば,次のようなものである。
低鉄棒,(3) 高鉄棒(1) 砂場(1) ぶらんこ(2) シーソー(2) 固定平均台(3) トラック(100m) ボール(大3)野球用ゴムボール(S) 紅白球(若干) 高とび台,バトン,なわ(各自) オルガン(1) 蓄音機(ポータブル) 旗,旗立台(若干) 巻尺,バット(2) 跳箱(1) マット(ムシロ) 卓球台(1) 同ラケット,ボール(若干)空気入れ,ひも通し,
(昭和25年度北海道教育委員会編“単級学校体育指導の手引”による)
(3) 球技やその他の組織的,近代的な運動を多く取り入れて指導したいのであるが,実際には,次にあげるような学級編成や児童数などのため,男女合併の学習をよぎなくされ,その指導内容も制約が多い。
低学年学級 25名(1年 15名 2年 10名)
中学年学級 24名(3年 11名 4年 13名)
高学年学級 21名(5年 9名 6年 12名)
校長−男 45才, 経験年数22年 師範卒,教諭1級
教諭A(低学年担任) 女 30才,経験年数10年,師範卒,教諭2級,
教諭B(中学年担任) 女 20才,経験年数2年,高女卒,仮免,
教諭C(高学年担任) 男 25才,経験年数5年,高校卒,教諭2級
4 年 間 計 画 第1・2学年
月 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9,10 | 11 | 12 | 1・2 | 3 | ||
活
動 |
教
科 時 |
◎運動場の施設になれる。
◎ならびっこ たま入れ ◎いろいろな形で歩き,走り,とぶ。 ◎ひとり鬼 ○今日はみなさん むすんでひらいて |
◎鉄棒を使って遊ぶ
◎かけっこ 川とび たま入れ ◎ねことねずみ ◎金太郎 ひらいたひらいた ○固定施設を使って遊ぶ |
◎交歓会をしよう
△交歓会のお話を聞こう △交歓会の練習をしよう △他の学校の生徒とお友だちになろう △往復を元気で歩こう ◎折返リレー ころころまわり |
◎とび箱や鉄棒で遊ぶ
◎ゴムとび ハンカチとり ◎たま入れ ○鬼遊び ○お星さま かりにいきましょう |
◎休みを楽しく過ごそう
△楽しい夏休みにするにはどうしたらよいか考えよう △病気にならないためにどうしたらよいか △楽しい運動をしよう ◎中間登校日には元気で登校しよう |
◎楽しい運動会をしょう
△楽しい運動会をするにはどうしたらよいかを考えよう △運動会の前にはどんなお勉強があるか △運動会の日にはどんなことに気をつけたらよいか △運動会のあとにどんなお勉強があるか ◎かけっこ,置換リレー ◎お馬,夕やけこやけ |
◎たま投げ
なわとび ◎ころがしドッジボール ◎手つなぎ鬼 ○押し合い引き合い ○ぴょんぴょんとんで ○固定施投を使って遊ぶ |
◎すもう
たまあて ◎場所とり鬼 ◎スキップ遊び もちつき ○おしくらまんじゅう |
◎雪遊び(リズム)
ずいずいずっころばし おしくらひきくら ◎たまあて ころころまわり いろいろな形で歩き,走り,とぶ ◎雪遊び(雪玉投げ,造形遊び) ○鬼ごっこ |
◎前月の学習に準じて行う
◎力試しの運動を中心として 1年間の生長と発達について ◎なるべく1年間の学習の復習をする(自己評価) |
教
科 時 外 |
固定施設の遊び | 鬼遊び
たま入れ |
鬼遊び
たまけり遊び |
たま投げ
たま入れ ゴムとび |
運動会ごっこ | 鬼遊び
リレー |
鬼遊び | 雪遊び | 雪遊び | ||
学
習 と の 関 連 |
○新入生に学校生活の楽しさを印象づける
○2年生には1年生の世話をするようにしむける ○こどもの体力をしらべる ○清潔の習慣をつけるようにする ○友だちと仲よく遊ぶ |
○遊び場をきれいにし出したものはしまう習慣をつける
○1年生には自由な気特で遊ぶようにさせる ○順番を待ち他人のじゃまをしない ○自分より弱いものをいじめない |
○他校の友だちと仲よくする
○リーダーを選びいっしょうけんめいやる ○集団としての行動が正しくできる ○疲れても最後までがんばる ○汗のしまつと手足の清潔 |
○だれとも仲よく遊び,喜んで仲間に加える
○施設や用具の使い方のきまりを守る ○運動に適した服装で遊ぶ ○手や足の爪は短く切っておく |
○不潔な場所や危険な場所で遊ばない
○炎天下で長く遊ばないようにする(帽子) ○睡眠と休養のたいせつなことを知らせる ○生活の簡単な記録をつける |
○きちんとした生活をするように気をつける
○自分から運動させるようにさせる ○運動会は単元的に扱い他教科と関連して指導する ○よい演技に拍手を送る ○負け勝をはっきりする ○運動のあとでからだの清潔に気をつける |
○戸外運動を奨励する
○簡単な規則を作りみんなで守る ○施設や用具をたいせつに使う ○病気のときや体のぐあいの悪い時は先生に知らせ運動をかげんする |
○室内の遊び方についてしらせ,じょうずな遊び方を考させる
○思った事をはっきり表現し,相手の言いぶんをよく聞く ○はだ着などを清潔にするようにする |
○狭い所で運動したり休んだりする時の注意を考えさせる
○遊びをもっと楽しくするように話し合う △どんなことが楽しかったか △楽しくなかったのは何か △らんぼうな友だちがいなかったか |
○1年間の反省をする
△仲よく遊べたか △みんなでつくったきまりが役にたったか △どんなことがじょうずになったか,もっとじょうずになるにどうしたらよいか △施設や用具をじょうずに使えたか |
第3・4の学年
月 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9,10 | 11 | 12 | 1・2 | 3 | ||
活
動 |
教
科 時 |
◎なわとび
ボール投げ ◎子ふやし鬼 ◎ドッジボール ○スタンツリレー ○春の小川 ○みんなで楽しく |
◎ドッジボール
◎スタンツ すもう 鉄棒を使って遊ぶ ◎ギャロップ遊び 通りゃんせ ○回旋リレー |
◎ためになる交歓会をやろう
△交歓は何のためにやるか考えよう △交歓会を楽しくやるにはどうしたらよいか考えよう ・昨年の反省と計画 ・他の学校と親しくなる ◎ハンドべースボール ◎障害リレー,前まわり |
◎高とび,帽とび
とび上がりおり さか上がり ◎ハンドべースボール ○スタンツ ○鬼遊び ○ニースオブダイヤモンド |
◎よい夏休みをしよう
△夏休の計画をたてよう △一日運動 △一日手伝 △病気にならないためにはどんなことに気をつけたらよいか △山登りや遠足の計画 ◎中間登校日の行事を前もって計画しよう |
◎りっぱな運動会をするにはどうしたらよいか考える
△昨年の反省 △運動会の計画にはどんなことを考えたらよいか ・運動会前後の学習 ・運動会の日の心得 ◎競走,障害リレー ◎跳箱,低鉄棒 ◎のぎく グスタフスコール |
◎ドッジボール
◎なわとび スタンツ ◎場所取り鬼 ○跳箱遊び ○リレー ○らかんさん アイ・シー・ユー |
○室内でできる運動をくふうする
◎スタンツ すもう なわとび ◎場所とり鬼 ◎ボール遊び ○ボール投げ(雪なげ) ○ことり シーソー |
◎机・腰掛を使って
遊ぶ(スタンツ) すもう ボール投 ◎ボール遊び ◎まりつき 雪遊び あんたがたどこさ ○雪遊び 造形あそび 雪玉投げ ○鬼遊び |
◎2月に準ず
◎1年間の学習を反省しながら上達の度合をしらべる (自己評価) ◎心がまえの上にどれだけの進歩があったか考える |
教
科 時 外 |
ドッジボール
なわとび |
ドッジボール
リレー すもう |
ハンドべースボール
体力測定種目 |
ハンドべースボール | フットベースボール
競争 運動会の準備 |
ドッジボール
なわとび |
雪遊び
鬼遊び |
雪遊び
そり遊び スキー遊び 造形遊び |
身体成長の記録のまとめ | ||
学
習 と の 関 連 |
○体育と健康生活の計画をたてる
○自分の体や体力について考えさせ,自分にあった運動を選ばせる ○3年と4年が融和するようにする,特に勝敗にこだわらないようにする |
○いろいろな運動をやってみる
○ルールを作りじょうずに守る事を強調する ○身のまわりを清潔にし,汗の始末と関連して運動と衣服の清潔について考える |
○交歓会について楽しくやるようにくふうさせる
○他の学校の友だちと仲よくするとともに見聞を広める ○よい運動のしかたについて考える ○梅雨期の健康生活に注意する |
○暑さに負けないで自分から進んで運動する
○一学期の保育生活を反省し自分の長所短所を発見する ○夏休みの運動について考える ○休養と睡眠のたいせつなことについて |
○自主的な行動のしかたについて考える
○計画を立てて規則的な生活をし記録する ○一日運動 ○短所を補うように ○計画したことを友だちと協力しながら最後まで |
○運動会は単元的扱いとし,他教科と関連させながら計画的に進める
○作業を分担し,その責任を果す ○よい演技に拍手を送り負けたことを認め,正しく勝つようにする ○自主的に活動できるようにする |
○寒さに負けないように運動をくふうする
○活動に必要なルールや規則を作り守る ○新聞やラジオに注意しスポーツに対する関心を高める ○うす着の励行 |
○室内遊びをくふうする
○机や腰掛をたいせつにする ○汗や雪で衣服のよごれたときの処置と清潔を考える ○冬休の活動の計画をたてる |
○寒さに負けないように外て元気に運動する
○自分や他人の安全のためにどんなくふうをしたらよいか考える ○かぜになりかけた時の処置 |
○1年間の体育学習と健康生活を反省する
○1年間の身体の成長をしらべる ○自己評価や,相互評価になれさせる |
月 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9,10 | 11 | 12 | 1・2 | 3 | ||
活
動 |
教
科 時 |
◎転回
倒立 とび上がりおり ◎ドッジボール ソフトボール ○リレー ○ワルツ遊び ○なわとび |
◎ソフトボール
◎チエボカ ワルツ遊び ◎徒手体操 (マスゲーム的に) ○ドッジボール ○スタンツ ◎体力測定 |
◎交歓会の計画をしよう
期日 場所 種目 方法 △種目について ・対校意識になら種目 ・個人種目より団体種目 ・ゲームを通じて互に仲よくなれるもの ◎フットべースボール ◎徒手体燥(マスゲーム) |
◎高とび
鉄棒(足かけ上がり,回転) ◎円形リレー ○フットべースボール ○麦かり ○とび箱を使って運動をする |
◎有効な夏休みの計画をたてよう
△運動についての計画 △健康生活の計画 △手伝いの計画 △低学年の世話をどうするか ◎登校日の計画 ◎部落こども会の計画 △早起体操会 △部落運動会 △遠足会 |
◎運動会を有意義に行うにはどうしたらよいか
△全体計画について △期日までの準備について △当日の各係の分担について △運動会後の整理について △学校と部落のおとなと一体となるようにするには学年としてどうするか △極目△練習△心がまえ等 ◎競走 障害リレー ○ぶらんこ 困つた小人 ○足かけ上がり 転回 ○ネットボール |
◎とび越し
足かけ上がり さか上がり ◎ボートボール 簡易サッカー なわとび ○マウンテンマーチ ○リレー ○スタンツ |
◎倒立・人倒し
とび上がりおり ◎簡易サッカー ◎オースザンナ ○すもう なわとび 持久走 |
◎スタンツ
◎吹雪 バージニアリール ◎室内でできる ボール運動 ◎雪上運動 スキー スケート ◎徒手体燥 自分でくふうしながら |
◎2月に準じて行う
◎1年間の総復習を行いながら体育学習の結果を整理する ◎評価を行う 自己評価 相互評価 ◎6年生は6年間の体育学習,健康生活の記録とまとめる |
教
科 時 外 |
ドッジボール
ソフトボール なわとび |
ドッジボール
ソフトボール 体力測定種目 |
フットべースボール
ソフトボール 体力測定種目 |
フットべースボール | フットべースボール
ソフトボール |
簡易サッカー
ドッジボール ピンポン |
ピンポン
雪上運動 雪玉投げ 雪合戦 |
ピンポン
雪上運動 そり遊び スキー,スケート |
右に同じ | ||
学
習 と の 関 連 |
○新学年の心得
○自発的学習態度の育成 ○体育学習,健康生活の計画立案 ○自分の意見を述べ他の言をよく聞く ○リーダーを選びよく協力する |
○自発的に活動する
○自分の体に適した運動を選ぶ ○体のぐあいを考えて運動をする ○グループで計画をたて共同の目的にむかって協力する |
○交歓会の計画をたてる期日,場所,種目,今年の目的等について他校と運動会をもつ,下級生の世話をする
○ゲームやその他の共同の活動を通して仲よくなる,対抗的な競技はさける |
○暑さを楽しさにおきかえるくふうをさせる
○1学期の学習を反省し自己評価の結果を再出発の材料とする ○夏季生活の計画をたてる ○寝冷え,食物等からくる病気を防ぐようにする |
○日記を中心として規律的な生活をさせる
○準備整理の運動を励行し,かたよった運動にならないようにする ○運動と休養の調和に気をつけ過労をさける ○部落会のリーダーとして努力する |
○よい演技者となり,よい観衆となる
○正しく勝ち,負けた時はすなおに認める ○集団行動が正しく敏速にできるようにする ○地域社会と協力して運動会を計画する ○運動会は単元的に扱う |
○運動に必要なルールや規則をつくってしつかり守る
○細かな技術を身につけるるように努力する ○新聞やラジオに注意し体育への関心を高める ○体の調子を考えながら積極的にがんばる |
○戸外の運動をすすめる
○施設や用具の使用の規則をつくりよく守る。用具の手入をする ○男女協力し礼儀正しく行動し,下級生をいたわる |
○室内の運動や遊びをくふうする
○室内体育により欠かんをきょう正する ○危険な場所で運動をしない ○衣服や教室内の清潔を保つ |
○1年間の反省と評価を行う
○6年間の成長の記録を整理する ○話合や調査紙により相互評価をする ○知的理解の限度を評価する |