第2章 職業・家庭科の教育内容

 職業・家庭科の教育内容は次の四つの項目からなりたっている。

 

第1節 仕  事

 職業・家庭科の仕事をそれぞれの技能の違いに基いて分類すると次の表のようになる。この分類は啓発的経験の広さを考える場合に基準になる。

 各項目内の仕事を全部取り上げる必要もないし,また,一項目内の仕事をまとめて指導しなければならないわけでもない。適当なものを選択し,組織して指導することが望ましい。

 

大 項 目

中 項 目

小 項 目

栽   培

農   耕

い   ね

水稲・おかぼ

む   ぎ

おおむぎ・こむぎ・はだかむぎ

ま   め

だいず・あずき・なんきんまめ

い   も

じゃがいも・さつまいも

そ の 他

茶・あさ・くわ・たい肥作り,下肥の取り扱い

園   芸

野   菜

トマト・なす・きゅうり・かぼちゃ・ねぎ・はくさい・だいこん・にんじん・たまな・たまねぎ・ほうれんそう

果   樹

なし・りんご・ぶどう・みかん・かき・もも・くり

草花・花木・庭木

そ の 他

しいたけ

造   林

育   苗

なら・くぬぎ.かし・くす・まつ・すぎ・ひのき・きり

植   付

なら・くぬぎ・かし・くす・まつ・すぎ・ひのき・きり・たけ

手 入 れ

下刈り・枝打ち・つるきり

薪   炭

まき切り・まき割り・炭焼き

飼   育

養   畜

家   畜

うし・うま・うさぎ・やぎ・ひつじ・ぶた

家 き ん

にわとり・あひる・しちめんちょう・小鳥

そ の 他

みつばち

養   蚕

か い こ

春蚕・夏秋蚕

地引網・投網・さし網・定置網・漁船の操縦

つ   り

一本づり・はえなわ

そ の 他

うけ・もじり・たこつぼ・やす・うなぎかき

増   殖

こい・きんぎょ・どじょう

はまぐり・かき・あわび

海   草

のり・こんぶ・てんぐさ・わかめ・つのまた・ひじき

そ の 他

えび・すっぽん・食用がえる

食品加工

貯   蔵

乾   物

乾燥野菜・乾燥果実・素干(するめ)・煮干(いわし)・焼干(ふな)・凍干(すけそう)・塩干(さばひらき)

漬(つけ)物

塩漬・ぬか漬・す漬・みそ漬・かす漬・砂糖漬

さば・いわし

く ん 製

にしん・さんま・いわし・さけ・ぶた

びん・かん詰

野菜・果物・ジャム・果じゅう・ソース・肉

そ の 他

なまものの貯蔵

加   工

穀   類

精穀・製粉

い も 類

でんぷん

だ い ず

とうふ・なっとう

緑茶・紅茶

なたね油・だいず油・ごま油・魚油

牛   乳

乳酸飲料・バター・アイスクリーム

ちくわ・さつまあげ・はんぺん・つくだに・そぼろ

そ の 他

かんてん

醸   造

甘 味 品

甘酒・水あめ

調 味 品

みそ・しょうゆ

そ の 他

塩から

手技工作

手技工作

木   工

ちりとり・ペンざら・ほうちょうかけ・かましき・おもちゃ・小黒板・建築模型・立札・うさぎ箱・本箱・つまみ・電気スタンド・額ぶち・とり小屋・温床木わく・机・いす

竹   工

はたき・つりざお・かきね・竹ぼうき・ふきんんかけ・花筒・えもんかけ・す・うちわ・熊手・網針・ざる・かご・うけ

金   工

金あみ・火おこし・煙突・さじ・コップ・火ばし・ねじまわし・はんだづけ・びょう打ちによる修理

皮 細 工

皮なめし・くつ・袋物・運動用具の修理

焼 き 物

ようじさし・小ざら・おもちゃ・茶わん類・花びん・つぼ

セメント工

ぶんちん・フレーム,家畜小屋の床,飼料おけ・土間

土   工

土手・みぞ・しばつけ・土運び

わら細工

なわ・はきもの・むしろ・かます・たわら・たたみおもて・麦わらさなだ

印刷製本

帳面・スクラップブック・アルバム・図書の修理

包装荷造り

紙包み・こも包み・ひもかけ・縄かけ・わくぐみ・箱づめ

なわむすび

かきねむすび・はなむすび・もやいむすび・たてむすび・ひきとけむすび

そ の 他

貝細工・しょうじ張り・袋張り

紡績・色染

糸つむぎ

わた・まわた・うさぎの毛・羊毛

編 み 物

レース編み・毛糸編み(機械編み・手編み)・網すき

染 め 物

浸染・なっ染・ろう染め・画き染め

そ の 他

まわたかけ・製糸

裁   縫

裁   縫

ししゅう

長着・羽織・仕事着・じゅばん・帯・ワンピース・ブラウス・スカート・ジャケット・下着・洋裁デザイン

つくろい

布類・編物類・ボタン付け・はなおのすげかえ

ししゅう

フランスししゅう・ドロンウォーク・カッティング・クィルティング

洗 た く

手 入 れ

湿式洗たく

まる洗い・解き洗い・部分洗い

乾式洗たく

まる洗い・部分洗い

しみぬき

インキ・油・ペンキ・汗・血液・どろ・墨・絵の具・しょうゆ・果じゅう・茶・コーヒー

仕 上 げ

板張仕上げ・しんし張仕上げ・アイロン仕上げ・湯のし仕上げ

手 入 れ

ブラシかけ・プレス・しきのし

機械操作

組   立

配   線

配線・電鈴・電熱温床

照明器具

電気スタンド・電燈

電熱器具

電熱器

通 信 機

ラジオ・電話

操   作

農業機械

脱穀機・精米機・製粉機・製麺(めん)機・なわない機・噴霧器・搾油機

原 動 機

発動機・電動機

工作機械

機械のこ・ボール盤・プレーナー・旋盤

裁縫機械

裁縫ミシン

照明器具

航海用燈類・集魚燈・蛍(けい)光誘蛾(が)燈

分解修理

日常生活の器具

自転車・ポンプ・バリカン・蓄音機・裁縫ミシン・刃物・とけい・事務用諸器具

工作器具

ハンドドリル・自動式ねじまわし

農   具

噴霧器・散粉器

電熱器具

アイロン・電気ごて・電熱器

照明器具

電燈

製   図

製   図

製   図

スケッチ・製図・写図

グ ラ フ

棒グラフ・折線グラフ・扇形グラフ・イソタイプ

設   計

測   量

鎖測量・平板測量

建物設計

住宅・居間・台所・井戸・排水・ふろ場・便所・家畜小屋・庭園・遊び場・花だん・フレーム

室内装飾

家具・装飾品の取付・配置,生花

店舗装飾

商品の配置,陳列窓・照明

広告図案

ポスター・レッテル・商標・広告

文書事務

書類作成

通 信 文

案内文・照会文・広告文・電報文・履歴書・メモ

取引関係書類

注文書・見積り書・送り状・請求書・領収書・小切手・約束手形・かわせ手形・借用証書・契約証書

印刷筆記

謄   写

騰写印刷

タイプライ

和文タイプ・英文タイプティング

速   記

速 記

経営記帳

記   帳

日常取引記入帳

こづかい帳・家計簿・現金出納帳・仕入れ帳・売上げ帳・商品有高帳・仕入れ先元帳・得意先元帳・仕訳帳・総勘定元帳

決算諸表

試算表・たな卸表・損益計算書・貸借対照表

伝   票

入金伝票・出金伝票・振替伝票・仕入れ伝票・売上げ伝票

そ の 他

物品管理簿・労力日記帳・経費明細帳

経営管理

生産管理

経営の計画,仕事の計画,作付け計画,施肥計画,道具の管理,原料・材料の準備

家庭管理

時間の配分,労力の配分,仕事の計画

仕   入

需要の調査,仕入れ先の調査,注文,代金の支払

販   売

販路の調査,広告宣伝,商品の取扱,物品の輸送

保   管

図書の保管,物品の保管,たな卸処分

金   融

預金・貸付・かわせ・投資

応   接

電   話

電話の受け方・かけ方

応   対

取次ぎ・紹介,お客の扱い

給   仕

お茶の進め方,お使い・食卓給仕

計   算

珠   算

珠   算

加法・減法・乗法・除法

歩合算・利息算・貨幣算

度量衡算・売買計算

暗   算

その他の器具
計 算

金銭登録器

計 算 器

計 算 尺

調   理

調   理

主   食

飯・パン類・めん類・いも類

副   食

しる物・煮物・焼物・蒸し物・すの物・あえ物・浸し物・揚げ物・いため物・なま物

菓 子 類

だんご・まんじゅう・もち菓子・あめ・糖衣菓子・ビスケット・ようかん・ゼリー

飲 み 物

茶類・果じゅう・清涼飲料

解   体

鳥   類

にわとり・あひる・小鳥

小 家 畜

うさぎ

魚 貝 類

かつお・こい・たい・うなぎ・あじ・いわし・さば・さめ・はまぐり・さざえ・あわび・いか・えび

そ の 他

食用がえる

衛生保育

保健衛生

屋内の害虫および媒介体の駆除

か・はい・ねずみ・のみ・しらみ・南京虫・家だに

清   掃

屋内・屋外

寄生虫駆除

検査・服薬

飲 料 水

検査・こし水・消毒

家庭看護

体温・脈搏・呼吸の計り方,あん法・湿布・ほう帯・止血・傷の手当,応急処置・浣(かん)腸・あんま,薬の扱い方,病衣・病人食・病室

保   育

乳幼児のせわ

授乳,幼児の食物,着せ方・負い方・抱き方・寝かせ方・遊ばせ方

 

第2節 技能および技術に関する知識・理解

 各仕事に含まれる技能,および技術に関する知識・理解を小項目ごとに掲げると,次の表のようになる。ある仕事を取り上げて学習する場合に,その仕事に含まれるすべての技能や,技術に関する知識・理解を取り上げなければならないわけではない。

 

 1.大項目  栽  培

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

農  耕

い  ね

1.田の打起し方

2.牛馬の使い方

3.苗代の作り方

4.肥料の兄分け方

5.塩水選のしかた

6.種もみの消毒のし方

7.種もみの浸し方

8.種のまき方

9.田植のし方

10.害虫の見分け方

11.病気の見分け方

12.ボルドー液の作り方

13.噴霧器の使い方

14.収穫予想のしかた

15.収穫期の見分け方

16.いねこきのしかた

17.もみすりのしかた

18.俵装のしかた

1.米の食品的価値

2.いねの種類と品種

3.品種の改良

4.作り土の深さといねの生育

5.くわの種類

6.畜力利用による労力の節約

7.牛馬耕具の種類

8.苗代面積と本田面積との関係

9.用水の必要と用水設備

10.アンモニア態窒索と硝酸

11.水田における窒索肥料の損失

12.良い種の条件

13.種によって伝染する病気

14.種まきの粗密と作物の生育

15.発芽の条件

16.自然環境と栽培法との関係

17.成長と温度

18.田の水のかけ引きの必要

29.栽培距離と生育

20.田植の深さと生育

21.草とりの回数と収量

22.有効な株張り

23.穂肥

24.幼穂の形成

25.肥料の種類とその効用

26.穂の成熟と水

27.おもな害虫とその対策

28.害虫と天候

29.害虫の種類と薬剤

30.おもな病気とその対策

31.品種と耐病性

32.病気や害虫の発生の予察

33.もみすり歩合

34.いろいろな栽培法

35.栽培の技術と収量

36.栽培技術と労働の生産性

む  ぎ

1.畑の打起し方

2.くわの使い方と手入れのしかた

3.種のまき方

4.種の選び方

5.種の消毒のしかた

6.薬剤の扱い方

7.作条の作り方

8.土入れのしかた

9.むぎの病気と害虫の見分け方

10.むぎの刈り方

11.むぎこきのしかた

12.むぎの植えかえのしかた

13.むぎの貯蔵のしかた

1.むぎの成分と用途

2.むぎと作付順序

3.自然環境と栽培法

4.むぎの種類と品質

5.むぎの品種改良

6.裏作と土地の生産性

7.よい種の条件

8.くわの種類と作業

9.栽培距離と生育

10.畜力・機械力利用と能率

11.種のいろいろなまき方

12.種によって伝染する病気

13.肥料の種数とその効用

14.肥料の成分と吸収

15.追い肥の時期とその効果

16.むぎ踏みとその効果

17.土入れとその効果

18.おもな病気とその対策

29.おもな害虫とその対策

20.病気・害虫の種類と薬剤

21.品種と耐病性

22.植えかえと根の発育

23.脱穀機の種類とその性能

24.種の乾燥と貯蔵

25.いろいろな栽培法

い  も

1.種いもによる品種の見わけ方

2.さつまいもの温床の作り方

3.種いもの消毒のしかた

4.畑の打起し方

5.作条の切り方

6.苗の選び方

7.さつまいも苗の植え方

8.じゃがいもの種いもの切り方

9.じゃがいもの芽のかき方

10.病気の見分け方と対策

11.害虫の見分け方と対策

12.薬剤の使い方

13.いも類の収穫のしかた

14.さつまいもの貯蔵のしかた

1.いも類の用途

2.自然環境と栽培法

3.さつまいも・じゃがいのもの品種と用途

4.種いもによって伝染する病気

5.ビールスと種いも

6.種いもの休眠と発芽

7.よい種いもの条件

8.温床の踏込みと発育

9.種いもの伏込みかたと苗のの生育

10.さつまいも苗の植付の時期

11.じゃがいもの植付の時期

12.いも類の栽培と肥料

13.いも類の病気とその対策

14.いも類の害虫とその対策

15.じゃがいも・さつまいもの品種と貯蔵の難易

16.さつまいもの貯蔵の条件

17.栽培技術と収量

18.品種改良と収量

19.さつまいもの苗の大きさとさし方の関係

ま  め

1.栽培地の選び方

2.まめの種の選び方

3.種のまき方

4.肥料の施し方

5.手入れのしかた

1.食料および肥料としての豆類の価値

2.自然環境と作物の生育

3.だいずの種類と栽培の時期

4.だいずと土地の利用

園  芸

野  菜

1.種の選び方

2.種のまき方

3.畑の打起し方

4.覆土のしかた

5.苗の見分け方

6.温床の作り方

7.冷床の作り方

8.ねり床の作り方

9.苗の育て方

10.潅水のしかた

11.苗の植えつけ方

12.摘心や摘芽のしかた

13.間引のしかた

14.肥料の使い方

15.つみ肥の作り方

16.肥料の見分け方

17.土の酸度の見分け方

18.くわの使い方と手入れ

19.中打ち・土寄のしかた

20.支柱のやり方

21.害虫の見分け方

22.病気の見分け方

23.薬剤の使い方

24.収穫時の見分け方

25.収穫のしかた

26.種のとり方

27.人工授粉のしかた

1.野菜の種類と用途

2.作付の順序

3.栽培距離と作物の生育

4.種の貯蔵と発芽

5.一代雑種の利用

6.日照時間と開花

7.気温ととう立ち

8.気温・地温と作物の生育

9.苗床の種類と必要

10.踏込み材料と発熱

11.発芽の条件

12.苗の生育と間引きの必要

13.摘心・摘芽の必要

14.作物の種類と打起しの深さ

15.肥料の種類とその効用

16.有気菌と無気菌

17.雑草の種類とその繁茂の時期

18.野菜のおもな害虫とその対策のしかた

19.野菜のおもな病気とその対策

20.耐病性品種

21.野菜の種類と交雑の難易

22.両性花・単性花と結実

果  樹

1.台木の育て方

2.接木・さし木・とり木のしかた

3.苗木の植えつけ方

4.たなの作り方

5.せん定のしかた

6.整枝のしかた

7.肥料のやり方

8.害虫の見分け方と駆除のしかた

9.病気の見わけ方と予防のしかた

10.摘果のしかた

11.袋のかけ方

12.石灰硫黄合剤の使い方

13.ボルドー液の作り方

1.ビタミン供給源としての果樹の必要

2.果樹栽培と自然環境

3.果樹栽培と土地の利用

4.果樹の枝ののび方

5.花芽と葉芽のでき方

6.結果の習性

7.葉面積と果物の成長

9.せん定の必要

10.果樹の肥料と寒肥の効果

11.肥料と果実の品質

12.果樹のおもな害虫とその対策

13.果樹のおもな病気とその対策

14.つぎ木の必要

15.台木とつぎ穂の発育の程度

16.さし木の時期と活着状態

17.自花授粉・他花授粉と単為結果

18.摘花の必要

19.落果の原因

20.果樹の種類と収穫の時期

21.果実の種類と輸送・貯蔵の難易

1.種ものの選び方

2.種のまき方

3.培養土の作り方

4.苗床の作り方

5.植えつけのしかた

6.支柱のやり方

7.鉢かえのしかた

8.さし木や葉ざしのしかた

9.水のやり方

10.害虫の見分け方とその対策

11.病気の見分け方とその対策

12.切花の切り方

13.促成栽培のしかた

14.株分けのしかた

15.肥料のやり方

16.摘心のしかた

17.種のとり方

18.種や球根の貯蔵のしかた

1.花の種類と栽培の時期

2.いろいろな繁植法

3.自然環境と栽培法

4.移植できるものとできないもの

5.根の発育と鉢か

6.肥料のやり方と花芽のでき方

7.日おい・霜よけの必要

8.摘心・摘芽の必要

9.おもな害虫の種類とその対策

10.おもな病気とその対策

11.よい切花の条件

12.さし木・さし芽の発根の条件

13.摘花と球根の充実・肥大

14.花の品種改良

15.球根の貯蔵と温度・湿度

16.休眠期間の人工的短縮

17.花壇の種類

18.日木庭園と西洋庭園

19.種の貯蔵と発芽力

造  林

育  苗

1.発芽促進のしかた

2.苗床の作り方

3.種のまき方

4.さし木のしかた

5.日おい・霜よけのしかた

1.苗の間引きと床がえの必要

2.おもな病気・害虫とその対策

3.木の種の発芽力

植  付

1.苗木の選び方

2.苗木の植え方

1.おもな木の種類

2.適地適木

手入れ

1.下刈り・つる切りのしかた

2.かまのとぎ方

3.枝打ちのしかた

4.抜き切りのしかた

5.害虫の駆除のしかた

1.下刈りの必要と回数

2.刈り草の利用

3.つる切りの必要

4.枝打ちの必要

5.抜き切りの必要

6.林木の伐期

7.山火事

8.風雪の害

9.森林のいろいろな更新法

10.森林の効用

薪  炭

1.まきのわり方

2.炭焼きがまの作り方

3.薪炭材の作り方

4.炭材のつめ方

5.炭化度合の見分け方

6.かま止めのしかた

1.炭化の原理

2.炭焼がまの位置

3.炭焼がまの構造と材料

4.炭の種類および品質

5.炭の歩どまり

 

 2.大項目  飼  育

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

養 畜

家  畜

1.草の刈りかた,かまのとぎ方

2.干草・埋草のつくり方

3.家畜のえさのやり方

4.うさぎ・やぎ・ぶためんようの育て方

5.めんようの薬浴のしかた

6.めんよう・アンゴラうさぎの毛の刈り方

7.やぎ・うしの乳のしぼり方

8.うさぎ・やぎ・ぶた・めんようの病気の早期発見のしかた

9.うさぎ・やぎ・ぶた・めんようの病気の簡単な手当のしかた

10.うし・うまのからだの手入れのしかた。

11.うし・うまの装具のつけ方

12.うし・うまの御し方

1.栄養分の多い草と少ない草

2.毒草と薬草

3.郷土に飼われている家畜の品種

4.畜舎の位置と構造

5.アンゴラうさぎやめんようの毛のよごれと価格

6.やぎ乳や牛乳の腐敗

7.1頭あたりの毛や肉の生産量

8.うまや肥のききめ

9.1頭あたりのうまや肥の生産量

10.家畜の伝染病

11.うさぎの毛皮を取る時期

家きん

1.巣についたにわとりの取り扱い方

2.卵のかえし方

3.卵の新しい古いの見分け方

4.ひなの育て方

5.にわとり・あひるの病気の早期発見

6.にわとり・あひるの病気の簡単な手当のしかた

1.家きんの品種

2.卵がひなになるまでの日数

3.ひなが卵をうみはじめるまでの日数

4.1羽あたりの卵・肉の生産量

5.にわとり・あひるの飼料の管理と産卵量

6.鶏糞の肥料としてのききめ

その他

1.みつばちのふやし方

2.はちみつのしぼり方

3.みつばちの冬越しのしかた

4.女王ばち・雄ばち・働きばちの見分け方

1.みつばちの品種

2.移動養蜂

3.はちみつ・みつろうの生産量

4.みつばちのみつ源

養  蚕

かいこ

1.くわ苗のつくり方

2.くわの仕立て方

3.くわ畑の耕し方

4.条桑の切り方

5.葉ぐわのつみ方

6.晩霜の防ぎ方

7.催青のしかた

8.稚蚕の飼い方

9.眠蚕と起蚕の見分け方

10.くわのやり方

11.蚕さのとり方

12.熟蚕の見分け方

13.熱蚕のひろい方

14.まぶしのつくり方

15.蚕種のつくり方

1.かいこの飼育の時期とくわの品種

2.くわの稚蚕に適する品種と壮蚕に適する品種

3.くわの病気・害虫

4.くわの10アールあたりの収量およびそれによる繭(まゆ)の収量

5.くわの間作

6.晩霜の予知

7.郷土で飼われている優良な品種

8.催青や稚蚕飼育の協同

9.かいこの飼育・適温・適湿

10.かいこの飼育法の改良と労力やくわの節約

11.かいこの病気

12.上ぞくするまでの日数

13.かいこがさなぎになるまでの日数

14.さなぎががになるまでの日数

15.養蚕・製糸の副産物の利用

 

 3.大項目  漁

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

1.舟のあやつり方

2.ろ・かい・さおの使い方

3.網の入れ方

4.魚のかかりぐあいの判断

5.魚をにがさぬ網のあげ方

6.魚をいためぬ網のあげ方

7.網の標識のつけ方

8.うき・おもりの使い方

9.えもののあげ方

10.魚のあつめ方

11.まきえのしかた

12.集魚燈による漁のしかた

13.網具のしまつのしかた

1.天候と気圧

2.風の性状

3.海流と潮流

4.潮汐と水族の関係

5.水域の性状

6.漁船の形状・運航

7.漁期・漁場

8.魚群探知

9.網漁業の種類

10.網具の構成

11.うき・おもりの作用

12.網具の保存

13.目的物の形態・習性

14.光と水族の関係

15.航海燈・標識燈の種類

16.遠洋漁業

つ り

1.つり針のつけ方

2.えさの選び方

3.えさのつけ方

4.まきえのしかた

5.つり具のおろし方

6.えもののあげ方

7.えもののはずし方

8.つり具のしまつのしかた

1.目的物の形態・習性

2.えさの種類

3.水族の大きさとつり具

4.つり具の構成

5.つり漁業の種類

6.えものの処理

その他

(維漁具)

1.雑漁具の使い方

2.漁具の保存・手入れのしかた

3.もぐり漁のしかた

1.目的物の形態・習性

2.もぐり漁と潜水器

増 殖

1.親魚の選び方

2.卵のとり方

3.卵のかえし方

4.みじんこのふやし方

5.えさの与え方

6.水の状態の見分け方

7.水のかえ方

8.害敵ののぞき方

9.魚類の健康状態の見分け方

10.魚のとりあげ方

11.いけしめのしかた

12.活魚の運び方

1.増殖魚の種類

2.増殖法の種類

3.産卵方法の種類

4.えさの種類

5.目的物と水温・水質

6.寄生虫疾病

7.放養尾数

8.魚類の成長

1.稚貝のとり方

2.放養のしかた

3.目的物のとりあげ方

1.棲息場所

2.貝の形態・習性

3.海洋・気象の年変化

海  草

1.いそそうじのしかた

2.投石のしかた

3.ふやし方

4.とりあげ方

1.海岸の形状

2.海草の種類

3.海草の繁殖

その他

1.えび・すっぽん・食用がえるなどのふやし方

2.えび・すっぽん・食用がえるなどの育て方

3.えび・すっぽん・食用がえるなどのとりあげ方

1.その他水族の種類

2.その他水族の形態・習性・繁殖

 

 4.大項目  食品加工

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

貯 蔵

乾  物

1.乾燥原料の選び方

2.魚貝類の鮮度の見分け方

3.乾燥原料に応じた処置のしかた

4.干柿の硫黄くん蒸のしかた

5.原料の煮方

6.原料の塩づけのしかた

7.乾燥程度の見分け方

8.乾燥食品の保存のしかた

1.食品の乾燥と貯蔵

2.天日乾燥と人工乾燥

3.原料の鮮度と加工法

4.乾燥の速度に影響するおもな条件

5.原料の剥皮・細切・圧搾・凍結と乾燥

6.干がきの硫黄燻焼と製品の品質

つけ物

1.材料の選び方

2.比重計の使い方

3.つけ物のつけこみ方

4.つけ物熟成中の手入れのしかた

1.つけ物と食生活

2.つけ物と貯蔵

3.つけ物の熟成と食塩の量・重石・温度等との関係

4.原料・調味料の配合割合

5.つけ物熱成中の原料諸成分の変化

1.原料の選び方

2.魚の切り方

3.原料の煮方

4.原料の冷やし方

5.ばい乾のしかた

6.日乾のしかた

7.クリーニングのしかた

8.かびつけのしかた

9.保存のしかた

1.材料と煮る温度

2.脱水と乾燥

3.ばい乾用燃料の種類

4.ばい乾の装置

5.かびつけの効果

6.害虫の種類と対策

くん製

1.生肉の血の絞り方

2.浸液の作り方

3.原料の浸し方

4.くん煙のしかた

5.くん肉の仕上げのしかた

6.くん肉の包装のしかた

1.くん製と食品の貯蔵

2.くん煙中の肉成分の変化

3.肉の腐敗と中毒

4.くん煙の燃料

5.くん煙装置の構造

びん詰

かん詰

1.原料の選び方

2.原料の処理のしかた

3.密封のしかた

4.密封の完否の見分け方

5.加熱殺菌のしかた

6.脱気のしかた

7.実かん検査のしかた

8.各種ジャムの作り方

9.ゼリーポイントの決め方

10.各種果じゅうの作り方

11.果じゅう清澄(ちょう)のしかた

1.加熱と微生物

2.びん・かんづめの食品の貯蔵

3.びんとかんの形状・種類

4.びん・かんづめの原理

5.加熱と内容物の性質の変化

6.ジャムの組成

その他

1.氷蔵のしかた

2.生野菜のたくわえ方

3.いもぐらの作り方

1.氷蔵の作用と効果

2.水蔵と冷凍の原理

3.野菜の貯蔵の原理

4.さつまいものキュワリング

加  工

穀  類

1.穀物の品質の見分け方

2.穀粉の見分け方

1.精穀・製粉による栄養価値の変化

2.米の用途と精白の程度

3.小麦粉の品質と用途

4.こめぬかとふすまの利用

いも類

1.でんぷんのとり方

2.土肉の分離のしかた

3.でんぷんの漂白のしかた

4.でんぷんの乾燥のしかた

1.でんぷんの製造原料

2.でんぷん製造とその用途

3.でんぷん類の利用

だいず

1.だいずのひき方

2.豆乳のあわ立ちの防ぎ方

3.にがりの添加量の決め方

4.なっとうの作り方

5.なっとう菌の保存のしかた

1.国民の食生活とだいず

2.各種だいず加工品の栄養価値

3.豆乳の凝固

4.なっとう菌の生理と繁殖

5.なっとう菌の酵素

6.とうふかすの利用

1.茶葉の蒸し方

2.助炭の温度の調節のしかた

3.茶のもみ方

4.茶の見分け方

5.茶葉のしおらせ方

6.紅茶の発酵中の手入れのしかた

1.茶の種類

2.製茶中の茶葉成分の変化

3.茶の香味成分

4.茶のビタミン

1.原料の見分け方

2.搾油を容易にするための原料の処理のしかた

3.油の精製のしかた

1.採油原料と採油方法

2.魚油原料の鮮度と採油の方法

3.油の種類と用途

4.油かすの用途

5.魚油の悪変防止

牛  乳

1.生乳の品質の見分け方

2.クリームの分離のしかた

3.クリームの酸度の測り方

4.チャーンの取り扱い方

5.発酵乳のかきまわし方

6.スターターの保存のしかた

7.牛乳に乳酸の加え方

1.牛乳とその加工品

2.牛乳の腐敗と殺菌

3.発酵中のクリーム成分の変化

4.脱脂乳・バター・ミルクの利用

5.乳酸発酵

醸  造

甘味品

1.こうじ室の消毒のしかた

2.米の蒸し方

3.こうじ室の温度・湿度

4.換気の調節のしかた

5.こうじ製造中の手入れのしかた

6.甘酒原料の配合のしかた

7.麦芽の作り方

8.水あめの原料の配合のしかた

9.澱粉の糖化程度のしらべ方

10.水あめの煮つめ方

1.こうじとその用途

2.こうじ菌の生理と繁殖

3.こうじ製造中のむし米の成分の変化

4.こうじ菌の酵素

5.甘酒の腐敗

6.おおむぎの発芽条件

7.麦芽の種類と用途

8.あめかすの利用

調味品

1.みそ原料の配合のしかた

2.みその仕込み方

3.しょう油原料の配合のしかた

4.もろ味の発酵中の手入れのしかた

5.もろ味の圧搾のしかた

6.しょうゆの火入れのしかた

7.番しょうゆの作り方

8.みそ・しょうゆの品質の見分け方

1.みそ・しょう油と食生活

2.みその種類

3.みその熱成に影響するおもな条件

4.みそ熱成中の成分の変化

5.微生物によるたんぱく質の分解

6.酸によるたんぱく質の分解

7.しょうゆ原料の配合とその熱成

8.しょうゆの熱成中の成分の変化

9.しょうゆの速醸とアミノ酸

その他

1.しおから材料の作り方

2.塩づけのしかた

3.手入れのしかた

1.塩の分量

2.調味料

3.しおから熟成中の成分の変化

 

 5.大項目  手技工作

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

手技工作

木  工

1.工作図の描き方

2.用材の選び方

3.木取りのしかた

4.のこぎりの使い方

5.かんなの使い方

6.のみの使い方

7.きりの使い方

8.定木やけびきの使い方

9.くぎの打ち方

10.にかわづけのしかた

11.木ねじのしめ方

12.組手接合のしかた

13.塗装のしかた

14.金具類の取付け方

15.工具の選び方

1.用材の種数・性質・用途

2.道具の種類と用途

3.木材の乾燥と防腐

4.木材および木材製品の購入の要点

5.木工機械の種類と用途

 

 

 

 

 

 

 

 

竹 工

1.竹びきのこぎりの使い方

2.竹わりなたの使い方

3.切出し小刀・はさみの使い方

4.きりの使い方

5.わん曲きょうせいのしかた

6.あみ方

7.着色・漂白・塗装のしかた

1.竹の種類と特性

2.竹の年齢と伐採の季節

3.竹工器械の種類と用途

4.竹材および竹製品の購入の要点

5.染料・塗料の種類

金 工

1.意匠のしかた

2.工作図の描き方

3.用具・用材の扱い方

4.けがきのしかた

5.切断のしかた

6.折り曲げおよび接合のしか

7.はんだづけのしかた

8.びょうどめのしかた

9.しぼりのしかた

10.塗装のしかた

1.金属の種類と性質

2.工具の種類と用途

3.塗装の種類

4.金属工業の種類

5.工作機械の種類と用途

6.金属材料および金属製品の購入の要点

 

 

皮細工

1.皮のなめし方

2.裁ち方と縫い方

3.工具の使い方

4.革の染め方

1.材料の種類と特性

2.用具および機械の種類と用途

3.皮革の用途と生産

焼き物

1.成形のしかた

2.製品の乾燥のしかた

3.焼成のしかた

4.用具の扱い方

5.焼物の種類の見分け方

1.粘土の種類と性質

2.原土の精製

3.かまの構造および燃料

4.焼ものの種類と特徴

セメント工

1.配合の割合の定め方

2.材料の見積り方

3.型わくの作り方

4.コンクリートの練り方・打ち方

5.養生・型わくのとりはずし方・仕上げ方

6.地盤の掘り方と固め方

1.骨材・砂・セメントの種類および性能・貯蔵の要点

2.コンクリートの用途

3.工具および機械の種類と用具

土 工

1.土手の作り方

2.地盤の掘り方・固め方

3.しばの付け方

4.もっこのかつぎ方

1.土手のこうばい

2.しばの種類

わ ら

細 工

1.材料の選び方

2.わらすぐりおよび加工

3.わらの打ち方

4.機械・工具の扱い方

5.麦わら細工のしかた

1.わら細工の種類・用途

2.工具と機械

印 刷

製 本

1.印刷のしかた

2.材料と用具の扱い方

3.図書の修理のしかた

4.製本のしかた

1.印刷の種類

2.印刷機械の種類と用途

3.用紙の規格

4.製本の種類

包 装

荷 造

1.包装材料の選び方と包装のしかた

2.材料と用具の扱い方

3.送達のしかた

1.材料および用具

2.生産品と包装

なわ結び

1.なわの結びかた

1.なわの種類・用途

その他

1.のりの煮かた

1.のりの種類・用途

紡 織

色 染

糸つむぎ

1.糸のつむぎ方

2.用具の扱い方

1.原料の種類・用途

2.精練・撚糸・色染

3.織り物の種類・用途

4.機械器具・種類

編み物

1.かぎ編みのしかた目の作り方・くさり編み・引きぬき編み

2.こま編み・棒編のしかた,目の作り方・表編み・裏編み・耳のまし方・うつし方・へらし方・はぎ合わせ方

3.器具利用編みのし方

4.魚網の編み方

1.編み物の特徴

2.材料と用途との関係

3.編みかたと用途の関係

4.用具の種類と用途

5.魚網の種類

6.網具の材料

7.網針・目板の利用

染 物

1.精練のしかた

  アルカリ精練・漂白精練

2.染め方

  浸染(しぼり染・色揚)

  捺染(目引・型置)

  蝋染・描き染・抜き染

3.漁具の染め方

1.染料の種類と性質

2.繊維と精練

3.繊維と染料

4.媒染剤

5.漂白剤

6.用具の種類と用途

その他

1.まゆの煮方

2.まわたのかけ方

3.生糸のとり方

1.生糸の構造・太さ

2.まゆの種類・用途

3.生糸・まわたの用途

裁縫・ししゅう

裁 縫

1.日常用衣類のデザインのしかた

2.日常衣類の布の選び方

3.型紙の補正のしかた

4.布の積り方

5.布の扱い方

6.布の裁ち方

7.仮縫いおよび補正のしかた・縫い方

8.仕上げ

9.着方

10.ししゅうその他の利用のしかた

1.材料用具の種類と性質

2.デザイン

3.色の調和

4.付属品の効果

5.型紙の選択

6.仮縫いの必要

つくろい

1.つぎ方

さしつぎ・色紙つぎ・穴つぎ・織つぎ

2.はぎ方

重ねはぎ・片返しはぎ・わりはぎ・つき合わせはぎ・かけはぎ

3.編み物のつくろい方

4.漁網のつくろい方

1.修理の必要と効用

2.修理用具と修理材料

3.網目と結び目

洗たく・手入れ

湿式洗たく

1.洗たく用水および洗剤の取扱

2.被服の解き方

3.洗い方

手もみ洗い・つかみ洗い・はけ洗い・ふり洗い・ふみ洗

4.いろどめのしかた

5.しぼり方

6.干し方

1.洗たく用水の性質および適温

2.洗たく剤の種類と良否

3.布と洗たく剤および手法との関係

4.色どめ剤

5.洗たく用具の種類と選択

6.電気洗たく機・電気脱水機

7.乾燥用具の種類

乾式洗たく

1.乾式洗たくのしかた

2.くさみのぬき方

1.乾式洗たく剤の種類と性質

2.乾式洗たくの効用

しみぬき

1.しみのぬき方

しる・しょうゆ・インキ・血液・絵の具・油・ペンキ等

1.しみの種類としみぬき剤

仕上げ

1.のりのこしらえ方

2.板張り・しんし張りのしかた

3.しきのしのしかた

4.アイロン仕上げのしかた

5.布幅の伸ばし方

1.被服材料とのりの種類

2.のり付け仕上げ用具の種類

 

 6.大項目  機械操作

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

組立て

配  線

1.電線の選び方

2.電線のつなぎ方

3.用具の扱い方

4.スイッチの扱い方

5.ヒューズの取り替え方

1.発送電

2.直流・交流

3.導体と絶縁体

4.抵 抗

5.オームの法則

6.電線の種類

7.ショート

8.電 圧

9.工具の種類用途

照  明

器  具

1.スタンドの組立て方

2.部品の扱い方

3.コードと器具のつなぎ方

4.工具の使いかた

1.電球燭光

2.変 圧

3.電線の安全電流

電  熱

器  具

1.熱盤・ニクロム線

ガイ管(クリート)の取付けかた

1.保護装置

通信機

1.通信機の組立て

2.部品の組合せ取り付け方

1.部品とその性能

2.規格用途

3.木工・板金加工

4.塗 装

5.電波の性能

操  作

農  業

機  械

1.動力の伝達のしかた

2.ベルトのかけ方

1.動力の伝達

2.動力の種類

3.歯車・軸と軸受の働き

4.製造機械の種類

原動機

1.原動機のすえつけ方

2.スイッチの扱い方

3.メーターの見方

4.発動機・電動機の扱い方

1.原動機の種類

2.電流の磁気作用

3.直流・交流(サイクル)・馬力

4.発動機の種類と用途

5.燃料の種類

工  作

機  械

1.木工工作機械の扱い方

2.工具の使い方

1.荷重と安全率

2.工具の種類と用途

3.機械材料の種類と用途

4.工作機械の種類と用途

裁  縫

機  械

1.ミシンの扱い方

2.ふみ方

3.糸・針の選び方

4.糸のかけ方

5.針のつけ方

6.縫い方

7.付属品の扱い方

8.手入れのしかた

9.調節のしかた

1.機械としかけ

2.主要部分の構造と機能

3.ミシンの操作

照  明

器  具

1.電 燈

2.シェードの明度

3.懐中電燈

4.電池の組合せ

1.電球の種類

2.照明効果と器具

3.電池の種類

4.直列と並列

分解修理

日常生活の器具

1.修理のしかた

2.手入れのしかた

3.部品の取替え

4.ミシンのそうじのしかた

5.油のさし方

6.ミシンの部分品の取替え方

1.部品の規格

2.部品の種類・用途

3.修理について

4.器具の構造と用途

5.故障修理

6.油の種類

工  作

器  具

1.ねじのしめ方

2.工具および材料の扱い方

1.工具の種類と用途

農  具

1.ばね・弁・パッキング・管・つぎ手等の扱い方

1.ポンプ(哨霧器などのしかけ)

2.農具の種類・用途

電  熱

器  具

1.部品の扱い方

(ニクロム線ののばし方,取付け方)

2.工具の扱い方

1.絶縁の方法

2.電熱器具の種類・用途

(アイロン・コテ等)

照  明

器  具

1.部品の取替え方

2.修理のしかた

1.器具の構造

2.部品の生産

3.用途と種類

 

 7.大項目  製  図

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

製  図

製  図

1.製図のしかた

2.用具の使い方

3.写図のしかた

4.海図の使い方

1.製図の用途による種類

2.図法・記号・規格

3.用具の種類

4.青写真

5.海図の記号

グラフ

1.各種グラフのかき方

2.用具の扱い方

1.方法・比率

2.表現の種類と用途

設  計

測  量

1.鎖測量のしかた

2.平板測量のしかた

3.山たてのしかた

4.図のかき方

5.用具の扱い方

1.測量法の種類・記号および見かた

2.用具の種類と用途

建  物

設  計

1.設計図のかき方

2.用具の扱い方

1.種 類

2.設計の条件

室  内

装  飾

1.配置・配合のしかた

2.装飾品の扱い方

1.装飾の条件

2.用具の種類

店  舗

装  飾

1.店舗設計のしかた

2.商品の陳列のしかた

3.用具材料の扱い方

1.店舗構成の条件

2.商品と配置

3.店舗と器具類

4.看板の種類

5.照明効果

広  告

図  案

1.広告図案のかき方

2.材料および用具の扱い方

1.広告図案の種類

2.用途と材料

 

 8.大項目  文書事務

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

書類作成

通信文

1.事務通信文の組立て方

2.事務通信文の書き表わしかた

3.電報文のつづり方

4.メモの書き方

1.事務通信文の種類

2.事務通信文の特質と組立て

3.電報規則

取引関

係書類

1.書式の記入のしかた

2.文書の発送のしかた

3.文書の受理のしかた

4.文書の整理のしかた

1.商業の働きと配給組織

2.取引条件

3.通信機関の働きと郵便規則

4.取引関係書類の種類

5.契約証書の種類

6.小切手・手形

7.文書整理の目的とその要領

印刷筆記

謄  写

1.製版のしかた

2.印刷のしかた

3.美術印刷のしかた

1.謄写印刷用具の種類

タイプライティング

1.姿勢のとり方

2.機械の使い方

3.印字のしかた

4.間隔のあけ方

1.タイプライターの種類と構造

2.文字の配列

速  記

1.速記文字の書き方

2.符号の書き方

3.数詞の書き方

1.速記文字の特長

 

 9.大項目  経営記帳

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

記  帳

日常取引記入帳簿

1.現金を受け取ったり支払ったりしたときの記録のしかた

2.文字や数字の書き方

3.線の引き方

4.誤記や誤字のあったときの訂正のしかた

5.次ページヘ続く場合の記入のしかた

6.品物を受け入れたり引き渡したりしたときの記録のしかた

7.他人との貸借関係の記入のしかた

8.仕訳のしかた

9.転記のしかた

1.帳簿の種類と様式

2.取引とはどんなことか

3.勘定とはどんなことか

4.仕訳とはどんなことか

5.仕訳帳はどんな役目をもっているか

6.元帳はどんな役目をもっているか

7.帳簿の保管と保存

決  算

諸  表

1.試算表の作り方

2.たな卸し表の作り方

3.補助簿の締切り方

4.仕訳帳の締切り方

5.元帳の締切り方

6.損益計算書の作り方

7.貸借対照表の作り方

1.決算の目的と順序

2.試算表に貸借平均の原則がどのように表われてくるか

3.たな卸しとはどんなことか

4.減価償却とはどんなことか

5.損益計算書とはどんなものか

6.貸借対照表とはどんなものか

7.事業において経理はどのようにたいせつであるか

伝  票

1.伝票の記入のしかた

2.伝票の整理のしかた

1.伝票の効用

2.伝票の種類

3.伝票と帳簿との関係

その他

1.物品管理簿の記入のしかた

2.労力日記帳の記入のしかた

3.費用明細表の記入のしかた

1.物品の分類と管理

2.労賃の種類と計算のしかた

3.費用の分類

経営管理

生  産

管  理

1.仕事の計画の立て方

2.仕事の分量の決め方

3.人手の決め方

4.作付計画の立て方

5.施肥計画の立て方

6.機械道具の管理のしかた

7.諸設備整とん・保全のしかた

8.原材料の管理のしかた

9.仕事の手順の定め方

10.仕事の準備のしかた

11.あと始末のしかた

1.生産管理の重要性

2.企業の形態

3.事務組織

4.生産手段の管理

5.作業の管理

6.輪作と連作

7.作物の種類と肥料

家  庭

管  理

1.家務の計画のしかた

2.家務の管理のしかた

1.家務の計画と分担

仕入れ

1.需要の調べ方

2.仕入れ商品の決め方

3.仕入れ先の選び方

4.注文のしかた

5.仕入れ商品の受取り方

6.品質の見分け方

7.値段の調べ方

8.代金の支払のしかた

1.市場と景気

2.商品の種類

3.商品の品質

4.配給機関

5.信用調査機関

6.取引条件

7.売買契約と法律

8.代金支払の方法

販  売

1.値段の決め方

2.得意のとり方

3.広告宣伝のしかた

4.客の扱い方

5.商品発送のしかた

6.商標荷印のつけ方

1.小売業の種類

2.販売方法の種類

3.取引所の働き

4.物価と物価指数

5.客の心理

6.広告宣伝の種類

7.運送業の働き

8.商品の数量と度量衡

9.商標と商号

保  管

1.物品の取り扱い方

2.物品の整理・整とんのしかた

3.物品の手入れのしかた

4.在庫品の調べ方

5.たな卸しならびに不用品の処分のしかた

6.物品の入庫・出庫のしかた

7.物品の寄託のしかた

1.保管方法の種類

2.倉庫業の働き

3.保険の働き

金  融

1.お金の取扱い方

2.お金の預け方

3.かわせの組み方

1.金融機関の種類と働き

a.郵便局の働き

b.銀行の働き

c.信用組合の働き

d.生命保険会社の働き

e.その他の金融機関の働き

2.預金の種類

3.貸付の種類

4.かわせのしくみ

5.有価証券の種類

応  接

電  話

1.電話器の取り扱い方

2.電話のかけ方

3.電話の受け方

4.ことばの使い方

1.電話通信のしくみ

2.通話の種類

3.電話応対の心得

応  対

1.あいさつのしかた

2.取引のしかた

3.客の扱い方

1.受付係の心得

2.応対の心得

給  仕

1.茶の勧め方

 

 

 10.大項目  計  算

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

珠  算

珠  算

1.加法のしかた

2.減法のしかた

3.指の使い方

4.珠の入れ方・払い方

5.加減の位取りの定め方

6.加減の験算のしかた

7.加減の見取算のしかた

8.伝票算のしかた

9.乗法のしかた

10.除法のしかた

11.実と法の置き方

12.乗除の位取りの定め方

13.乗除の験算のしかた

14.端数処理のしかた

15.歩合・歩合高・元高の計算のしかた

16.合計高・残高の計算のしかた

17.期間の計算のしかた

18.利息の計算のしかた

19.割引料の計算のしかた

20.外国貨幣の計算のしかた

21.外国貨幣の換算のしかた

22.度量衡の計算のしかた

23.度量衡の換算のしかた

24.各種料金および税金の計算のしかた

25.売買損益の計算のしかた

1.算盤各部の名まえ

2.補数の性質

3.利息と割引料

4.年利・月利・日歩

5.期間と期日

6.各国の貨幣制度

7.外国かわせ相場

8.各国の度量衡制度

9.保管料・保険料・運賃・手数料・税金・その他各種料金

10.売り値と原価および総損益と純損益

 

暗  算

1.暗算による加減のしかた

2.補数計算のしかた

3.読み上げ暗算のしかた

4.見取り暗算のしかた

 

その他の

器具計算

金 銭

登録器

1.操作のしかた

1.登録器の種類

2.登録器の働き

計算器

1.操作のしかた

1.計算器の種類

計算尺

1.操作のしかた

1.計算尺の種類

 

 11.大項目  調  理

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

調  理

調理器具の取り扱い

1.計器の取り扱い方

2.調理器具および食器の消毒のしかたと取り扱い方

1.計器の種類

2.調理器具と食器の種類と用途

調味料

1.調味料の取り扱い方と使い方

2.保存のしかた,味つけのしかた

3.合わせ方

1.調味料の種類と栄養および効用

2.香料の種類と効用

燃  料

1.燃料および燃焼器具の選び方

2.取り扱い方

3.種々の燃料の使い方

1.燃料の種類と性質

2.燃焼器具の構造と性質

主  食

1.主食品の鑑別のしかた

2.主食品の購入のしかた

3.主食品の保存のしかた

4.水加減・火加減のしかた

5.むらし方

6.うつし方

7.味つけ飯の味のつけ方

8.パンの作り方

膨剤の扱い方・膨剤パンの作り方・イーストの扱い方・発酵パンの作り方

9.めん類の作り方

打ち方・ゆで方・仕立て方

1.主食の種類

2.いろいろの主食の組合せ

3.小麦粉の特徴

4.膨剤の種類

5.発酵菌の種類

副  食

1.副食品の鑑別のしかた

2.副食品の購入のしかた

3.食品の洗い方

4.食品の切り方

5.食品のあくのぬき方

6.生食野菜の消毒のしかた

7.基本調理のしかた

しる物・ゆで物・煮物・むし物・やき物・いため物・あげ物・あえ物

1.調理と栄養

2.調理と消化

3.食品のしゅんと食品の出まわり

4.食品と寄生虫・病原菌

5.調理法と温度

6.食物と温度

献  立

1.献立の作り方

2.食物のもり付け方

3.配ぜんのしかた

4.食事給仕のしかた

1.献 立

2.従来の献立の得失

3.し好品の種類と得失

菓子類

1.干菓子の作り方

2.生菓子の作り方

だんご・まんじゅう・餅菓子

3.あめの作り方

1.菓子材料

2.あんの種類

3.調理におよぼす砂糖の効果

飲み方

1.茶類のいれ方

2.果じゅうや清涼飲料の整え方

 

解  体

鳥  類

1.羽毛のとり方

2.毛ばやきのしかた

3.開き方

4.さばき方

5.内臓のしまつのしかた

6.骨と肉の離し方

 

魚  類

1.うろこの落し方

2.開き方

腹びらき・背ひらき

3.さき方

えらのとり方・頭のおとし方・頭の切り方・わたの出し方・おろし方(二枚・三枚・五枚)

皮のひき方

切り身の作り方

さしみの作り方

骨ぬき・骨切りのしかた

4.内臓の利用のしかた

5.貝類の殻のはずし方

1.骨・けん・内臓・筋肉と皮のうろこの特徴

2.内臓の特徴

 

 12.大項目  衛生保育

中項目

小項目

技    能

技術に関する知識・理解

保健衛生

屋内の害虫および媒介体の駆除

1.駆除のしかた

2.用具・薬品の扱い方

1.病原菌・寄生虫とその伝染経路

2.衣食住の衛生

清  掃

1.清掃のしかた

2.清掃用具の選び方

3.情掃用具の使い方

4.ごみの処理のしかた

1.真空そうじ器

飲料水

1.水質検査のしかた

2.水のこしかた

3.水の殺菌消毒のしかた

1.水質検査の用具・試薬

2.排水管の構造

3.飲料水の備えるべき条件

4.水装置

暖  房

1.暖房器具の使い方

2.暖房時の温度の調節のしかたと換気のしかた

1.消毒剤

2.暖房用燃料

3.暖房装置と器具

家  庭

看  護

1.体温・脈搏・呼吸の計り方

2.病気のみつけ方・手当のしかた

3.薬の与え方

4.消毒のしかた

5.傷の手当のしかた

6.湿布のしかた

7.うがいのさせ方

8.ほう帯のかけ方

9.看護器具・用具の選び方・扱い方・利用のしかた

10.病室の整えかた

病室のそうじのしかたと換気のしかた

11.病衣の選び方および替え方

12.病体の清拭(しょく)のしかた

13.半流動食の整え方

1.家庭看護材料・用具の種類と機能

2.常備薬の種類と保存

3.季節と病気

4.病人食

5.禁忌食

保  育

乳幼児の

せ  わ

1.授乳のしかた

2.人工栄養の調乳のしかた

3.乳じゅうの殺菌のしかた

4.哺乳用具の取り扱い方

5.離乳食問食の整え方,与え方

6.乳幼児の取扱い方・抱き方・負い方・遊ばせ方

7.乳幼児のしつけ方

8.おもちゃの選び方・作り方・与え方

9.入浴のさせ方

1.母乳栄養の価値

2.人工栄養の種類と注意

3.哺乳用具

4.乳じゅう殺菌用具

5.乳幼児の発育・被服

6.乳幼児の抱き方・おぶい方の影響

7.運動

8.しつけ

9.乳幼児の年齢とおもちゃ

10.絵本・おもちゃの材料・構造

11.浴湯の温度

 

第3節 家庭生活・職業生活についての社会的,経済的な知識・理解

 職業・家庭科で取り上げる家庭生活・職業生活についての社会的,経済的な知識・理解を示すと次のとおりである。これらも直接に一つ一つの仕事に結びつけて指導したほうがつごうのよいものは,それぞれの仕事と一体として指導することが望ましい。しかし,このような知識・理解を中心として作られる単元もあるであろう。次にあげる一つ一つの項目は学習の重さやまとまりを意味するものではなく,また順序を意味するものでもない。

項    目

内    訳

家 庭 生 活 の あ り か た

1.家庭生活の現状

2.望ましい家庭生活

3.家庭生活の改善

家   族   関   係

1.家族の構成と協力

2.親せき・友人・近隣との交際

3.冠婚葬祭・年中行事とその改善

家   庭   経   済

1.家庭生活と職業

2.収入と支出

3.貯蓄・保険その他

4.家庭経済と物価・配給機構などとの関係

5.産業の発達と家庭生活

衣食住の計画・管理

1.容姿と服装

2.各自および家族の被服計画

3.被用の選択と購入

4.型紙・既製品の利用

5.栄養・食品・献立の適正

6.衛生的,経済的な食生活

7.食生活の簡素化と社会化

8.住居の改善に関する諸問題

9.家具類ならびにじゅう器類の選択・購入・配置

10.共同住宅・共同施設

家  庭  と  保  育

1.家庭生活における保育の重要性

2.乳幼児の生活と発育

3.乳幼児に関する社会施設

能  率  と  休  養

1.能率の向上

2.仕事と休養

3.仕事と衛生

4.災害防止

5.余暇利用

わ が 国 の 産 業 と 職 業

1.地域社会の産業と職業

2.わが国の産業と職業

3.各種産業や職業の相互関係

4.わが国の産業や職業の動向

各種産業における職業人

1.事業の規模と経営形態

2.事業における職業とその業務内容

3.業務組織と分担・協力

4.職種に必要な心身上の適性

5.労働条件と採用条件

雇 用 と 職 業 の 安 定

1.雇用の現状と将来の見とおし

2.職業の安定

3.労働と賃金

4.職業と社会保障

個  性  と  適  職

1.個性と自己評価

2.適材適所と不適職

3.職業相談

4.就職と進学