第Ⅶ章 高等学校生物の単元とその展開例

 

は じ め の 学 習

 要 旨

 ここでは生物で学習する内容を概観し,科学的に物を考えたり研究したりする方法や,生物に関する研究と人生との関係や他の諸科学との関係などについて学習し,あわせてそれに必要な基礎的な技能や態度を養う。

 

 目 標

 

 学習の内容と順序

 

単元Ⅰ 緑色植物は,われわれが生きていくのにどんなにたいせつなはたらきをしているか

 要 旨

 われわれが生活上当面している重要な問題の一つに食糧問題がある。われわれが生きていくのに,エネルギー源として食物を必要とすること,その食物がどのようにして生産されるか,そうした問題は生徒のもつ問題の中で最も生活につながりの多いものであろう。緑色植物が光合成によって炭水化物を合成することが,有機物合成の第一歩であり,われわれの生活エネルギーの源泉はそこに帰着している。その意味においてこの単元では,「はじめの学習」に関連して,われわれの栄養の問題から出発する。そしてその食物が,植物体内でどのようにして同化されるか,また,動物体内でどのようにして消化吸収されるか,動植物が食物の点でどのように関連し合っているか,などの問題に発展していく。

 この単元の学習活動には実験を計画し実施することが必要であり,また,科学書を読んだり表を利用したりする必要もある。また,問題解決の過程を経験する良い機会が多く得られるように準備されている。さらに,中学校で得た知識・体験をより深め,拡充するために,4月から5月にかけての好季節を利用して,多くの実験的研究を経験させたい。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅱ 生物はどのようにして生活活動の力を得るか

 要 旨

 単元Ⅰで学習した同化の過程において疑問として残される問題は,生物の体内にとり入れられた養分がどうなるかということであろう。われわれの消化器官によって消化吸収された養分は,血液中に取り入れられ全身に分配される。そして,組織細胞における異化作用によって放出されたエネルギーは,運動・熱発生・発光・発電など生活活動の諸相となって現われ,その結果不用となった物質を体外に排出する。この単元ではこれらに関する問題を追求していき,最後に,日常生活で経験する,疲労の問題について取り上げる。これは保健科でも取り上げるべき重要な問題であるが,ここでは,それの基礎的な理解を主眼としている。

 この単元の学習には,動物材料による実験の機会が多く,生徒が興味を持って実験を計画し実施することが予想される。それだけに学習の効果も大きいが,動物材料による生理実験は,教師の慎重な注意と配慮がないと,生徒に生命軽視の観念を与えるおそれがある。したがって,生徒が直接手を下して動物の生命を奪うような機会はできるだけ避けたい。

 さらに,この単元の学習を通じて得られた知識・理解が,ただそれだけにとどまらず,直ちに日常生活の上に反映し,正しい生活設計として現われてこなければならない。その意味において,保健科との関連をよく考えて指導する必要があろう。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅲ 生物は外界の変化にどのように反応するか

 要 旨

 外界の変化に刺激されて,これに反応するのは生物のもつ重要な特徴の一つである。この単元では,単元Ⅱで学習した生活活動の諸相が,無意味になされるのではなく,環境との関連において,それに適応するようにはたらくことを理解しようとするのである。人類も他の動植物とひとしく,環境から刺激を受け,それに反応している。しかし,われわれは受動的に反応するばかりではなく,能動的に環境を改良する能力をもっている。さらに,適応のための機能に欠陥があるような場合にも,これを補う方法を知っている。

 この単元の学習にあたっては,自己の感覚や反応を対象とする機会が多いので,生徒は非常に興味をもち,進んで創意をはたらかせくふうすることが予想される。また,環境条件などについて数量的取扱が行われやすい点でも多くの価値ある経験が期侍できる。この単元の学習を通じて,生徒の環境に対する考え方が進歩し,しかもこの学習が,そのままで終らないで,その理解がもとになって,日常生活における行動が環境に最も適応した形に改められなければならない。

 この単元の指導にあたっては,単元Ⅱで述べたように,動物を材料とする実験の場合,動物に苦痛を与えるようなことはできるだけ避けたい。したがって,実験の価値と生命尊重の観念育成の基本的問題については,じゅうぶんに検討し,適切な準備と指導が望まれる。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅳ 生物の種族はどのように保たれているか

 要 旨

 単元Ⅰ〜Ⅲでは生物の個体保存のはたらきについて学習してきたのであるが,個体の生命は永遠ではない。ここに種族保存のためのはたらきが問題となるのは自然である。種族の特徴を保ちながら,親から子へと生命が受け継がれていくことは,高等学校生徒の年齢層のもつ共通的な疑問と興味であろう。この単元では,生物の生殖・発生・遺伝に関する現象を取り上げ,その間に見られる法則性を理解するとともに,生物の保護・増殖・品種改良などの原理と方法について理解するのである。

 この単元の学習には,長期にわたる継続観察や,種々の実験・調査および,その結果の統計的処理が含まれるであろう。こうした経験は,科学的方法を身につけるために大きな効果をもっている。そして,学習の全過程を通じて,科学がいかに人類の福祉と発展のために寄与してきたかを認識し,みずからも貢献するところあろうとする意欲を高めることが期侍されなければならない。

 この単元は,実際の飼育・栽培などによる実験を含んでいるから,学年の初めに導入することもよい。また,生物班のようなクラブ活動と連携して行うことが便利の場合もあろう。さらに,前年度から継続の資料を利用することも必要であろう。

 また,性に関する知識と理解は,生徒の発達の段階に即応して,材料の選択と,説明の程度の考慮が必要であり,さらに,人類の遺伝に関しては生徒に不当な劣等感を与えないためのじゅうぶんな考慮が払われなければならない。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅴ 日本人はどのような病気にかかることが多いか。また,このような病気はどうしたら避けられるか

 要 旨

 これまでの単元では,栄養,生活活動のエネルギー,環境の変化に対する反応,種族保存のしくみなど,おもに正常の状態について学習を進めてきた。しかし,われわれの身辺には日常いろいろな病気が起って生命の安全を脅かしている。そして,だれもが何とかして病気からのがれたいと願っている。したがって,病気はなぜ起るか,どのようにすれば病気から避けられるか,また,どのようにすれば病気をなくすることができるか,などの問題は生徒の重大関心事でなければならない。

 学習にあたってはまず生徒の経験から出発して,日本人のかかりやすい病気をひととおり見わたし,わが国の結核の特殊性を認識し,また,広く病気が人の成長や活動に密接な関係のあることを理解し,次いで,伝染病の病原体や寄生虫がどのようにして人体を害するかについて理解し,伝染病の予防や治療のための免疫の原理,寄生虫病や伝染病などの防除・撲滅対策の基礎を理解する。

 この単元の学習が身につけば,保健上無意味な習慣や迷信が正しく批判され,健康保持のための日常の生活態度が科学的に改められ,また,健康的な社会をつくるための協力の意欲がわいてくることが予想される。

 学習活動の中で病気に関する科学書を読みこなし,統計資料を集めて正しい解釈を下し,自由に使いこなす能力を高める練習が望ましい。また,内容の性質上,保健科・社会科との関連を密接にして指導する必要がある。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅵ 生物の体内や,いろいろな種類の間にはどのような統一と類似とが見られるか

 要 旨

 生物を個体について見れば,各部分は類似の組織や細胞からなりたっており,しかもいろいろな器官が統制されて調和した機能を営み,個体としての全体性が保たれている。また,生物を集団として見るときには,その間には多くの共通点や類似点があって,これを過去の地質年代から現代にわたって通観するとき,生物界が一つの系統をなしていることに気づく。さらに,生物の集団的,社会的生活に眼を向けるとき,そこにもまた,自然界の調和と統一があることに気づくであろう。

 生物に関する知識はややもすれば,個々ばらばらなものになりやすく,高等学校程度の生徒はそれでは満足しない。この単元では,そのような生徒の要求に答えて,生物の形態的,機構的,生態的,系統的な統一性の理解に基いて,生徒のそれぞれの自然観の形成に役だたせることにも大きな意味をもっている。さらにこの単元で,統一と類似性という観点から生物を総合的に,関連的に見る能力や態度を養い,あわせて自然界の調和と統一を感得することなどを目ざしている。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅶ 地球上にはどんな生物がすんでいるか

 要 旨

 中学校の学習以来,生徒はすでに多くの動植物の種類を知っている。また,高等学校の生物でも「はじめの学習」で普通の動植物の採集や飼育・栽培・研究法などの一般を学習した。しかし,これらの種類に関する知識はばらばらのものであって,まとまった系統づけが欠けている。単元Ⅳでは生物体の構造・体制・発生や生物間の統一・類似性を理解した。これらの点に基礎をおいて既習の動植物を系統づけて排列し,それぞれに分類上の位置を与えることは,この年ごろの青年の心理に適合する。この単元ではこれらの学習のほかに地球上にすむいろいろの動植物の種類と人生との関係や,有用な生物資源の保護・増殖や有害生物の防除などについても学習する。

 この単元の学習にあたっては「はじめの学習」と関連して郷土の動植物から出発し,日本および世界の著名な動植物について理解し,それらを形態・構造・生殖・発生などを基準として系統立てた分類体系を立てさせる。さらにこれらの動植物がどのようにして現在の分布を生じたかについて,過去の生物や環境要素と関連して考察を進めたい。種類についてはいたずらに多くの名を暗記するよりは分類体系や分布を理解することに重点をおきたい。また,観察力・比較考察の能力を高め,物事を分類し,整理・整とんする能力や態度・習慣などはこの単元で大いに養われなければならない。また,動植物に対する興味を深め,これを愛育し,あるいは未利用資源をさがして有効に利用する方法をくふうする態度を身につけることが望ましい。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

単元Ⅷ 生物学上の発見は人類にどのような貢献をしているか

 要 旨

 これまでの単元では,それぞれ,まとまった一つの問題を中心として学習してきたが,ここでは生物に関するあらゆる分野の研究が,人類の福祉にどのように貢献しているかを理解させたい。それには生物学の発達を歴史的に見る必要もあろう。たとえばわれわれの先輩がどのように研究し,人類の福祉に貢献したか,また,現在の研究がどこまで進んでいるか,さらに最近の生物学の進歩を知り,未解決の問題がどのように解決されてわれわれの生活に福祉を与えるかなどについて考えたい。

 また,医学,薬学・農業・林業・水産そのほか生物学上の知識を必要とする職業は多い。将来職業人として必要な基礎的知識や理解を身につけることもきわめて重要である。この意味で,これまでの学習を,見方をかえてもう一度見なおし,これらをまとめて一つの単元として取りあげる。

 問題の取りあげ方にはいろいろあろうが,ここでは医薬・産業・職業・能率・環境・将来の課題などに要約して扱い,内容としては,生物学上の各種の発見と健康増進,伝染病の防除,中枢神経の研究と精神衛生,新薬の発見と治療法の改善などを取りあげる。天然資源の増産については遺伝学や発生学の進歩と品種改良・養殖など,生態的な研究の立場からは漁業・林業・園芸上の促成栽培など,能率の問題については疲労の本質と休養の合理化,環境衛生については都市や田園の計画などが取りあげられる。未解決の問題は上にあげた各方面について考え,これらの解決には他の科学の分野の協力が必要であることを理解させたい。

 この単元の学習では,生物学の恩恵を感じるだけでなく,みずから才能に応じた研究によって人類の福祉に貢献しようとする意欲を起させることが重要である。学習にあたっては物理・化学・地学・社会科などと連絡を密にして指導することが必要である。

 

 目 標

 

 学習の範囲と順序,学習活動

 

(付 録)参 考 書

著  者

書  名

発 行 所

著  者

書  名

発 行 所

 

総       記

   

単元Ⅳ

 

総  記

   

田 中 義 麿

遺 伝 学

裳  華  房

弥  永  他

科学の事典

岩 波 書 店

篠 遠 喜 人

遺伝学史講

力  書  房

柘 植 秀 臣

最新生物学辞典

岩 崎 書 店

吉 川 秀 男

遺    伝

日本科学社

八 杉 竜 一

生物学辞典

霞  書  房

駒  井  卓

日本人を主とした

    人間の遺伝

創  元  社

矢野佐,他三

生物学辞典

科学評論社

ウオレンH

レナード

篠遠 喜人 訳

遺伝の実習

北  隆  院

武 谷 三 男

自然科学辞典

霞  書  房

今 井 喜 孝

遺伝学問答

力  書  房

中  村  浩

実 験 生 物

金 子 書 房

野 口 弥 吉

非メンデル式作物育種法

養  賢  堂

湯  淺  明

学生の生物学

清 水 書 院

長 尾 正 人

育種学大要

   〃

入 来 重 盛

生 物 学

昇  竜  堂

木  原  均

実験遺伝学

岩 波 書 店

井 上 清 恒

生物学通論

大  昭  堂

ネオメンデル会

現代遺伝学説

北  隆  館

   〃

模範生物学

寧 楽 書 房

篠 遠 喜 人

生物の遺伝

大日本図書

池 田 嘉 平

生 物 実 験

日本出版社

石 川 光 春

   花

内田老鶴圃

岡田 弥一郎

生物学提要

文憲堂七星社

館  脇  操

   花

創  元  社

牧野 富太郎

日本植物図鑑

北  隆  館

丘  英  通

生物の変異と進化

大日本図書

   〃

図説普通植物検索表Ⅰ

千代田出版社

 

単元Ⅴ

 

内田清之助 他

日本動物図鑑

北  隆  館

緒 方 富 雄

病気をめぐつて

羽 田 書 店

石井 悌 外

日本昆虫図鑑

   〃

松 田 道 雄

結    核

弘  文  堂

岡田 弥一郎

動物の採集と飼育

星  書  房

隈 部 英 雄

結 核 読 本

中央公論社

   〃

学生動物図鑑

南 条 書 店

牛 場 大 蔵

細菌学の一般知識

牧  書  房

三省堂編集部

原色昆虫図譜

三  省  堂

福 見 秀 雄

微生物の世界

高 山 書 院

中 路 正 義

矢  野  佐

動植物の採集と研究

研  進  社

小  泉  丹

人体寄生虫通説

岩 波 書 店

原  秀  雄

実験材料植物の

    採集と培養

養  賢  堂

戸 田 正 三

公衆衛生学

東 洋 書 館

三輪,久米

生物実験法

共 立 出 版

田 波 幸 男

寄生虫の知識駆除法

二 宮 書 店

湯  淺  明

細胞と実験

力  書  房

小林 晴次郎

寄生虫と衛生昆虫

臼 井 書 房

久 米 道 民

植物顕微鏡実習

目 黒 書 店

小  泉  丹

常識の科学性

岩 波 書 店

杉 崎 浪 江

海の動物の観察

綜合科学出版社

柴 山 知 雄

伝染病の知識と手当

二 宮 書 店

湯  淺  明

生物の細胞と器官

大日本図書

大 村 清 二

病理学知識

春 日 書 房

 

単元Ⅰ

 

宮 崎 三 郎

薬 効 分 析

万有科学社

中  村  浩

植物の生活

高 山 書 院

斎 藤 十 六

われわれの健康

大日本図書

   〃

葉緑の科学

   〃

 

単元Ⅵ

 

鈴木 梅太郎

ビ タ ミ ン

日本評論社

山 羽 儀 兵

一般細胞学

裳  華  房

桜 井 芳 人

食物と栄養

朝 倉 書 店

小  倉  謙

植物解剖及形態学

養  賢  堂

服 部 静 夫

生活の中の植物

河 出 書 房

小 野 豊 樹

ビタミンとホルモン

経営評論社

田  宮  博

光合成の機作

裳  華  房

鈴木 梅太郎

ホ ル モ ン

日本評論社

江上 不二夫

生体の化学

大日本出版社

竹  脇  潔

木 下 治 雄

生物のからだの

    調節と統一

大日本図書

坂  村  徹

植物生理学

裳  華  房

正 宗 巌 敬

植物地理学

養  賢  堂

東大栄養化学

研  究  室

マツカラム栄養新説

朝 倉 書 店

駒  井  卓

日本の資料を主とした

    生物進化学

培  風  館

柳 金 太 郎

栄 養 生 理

光  生  館

八 杉 竜 一

進化と創造

岩 波 書 店

井 上 清 恒

生体の科学

青 山 書 院

山田 坂仁 訳

オパーリン生命の起源

岩 崎 書 店

秋 田 康 一

田  中  潔

生物のいきかた

大日本図書

駒  井  卓

ダーウイン伝

改  造  社

 

単元Ⅱ

 

竹  脇  潔

ホルモンの問題

寧 楽 書 房

田  中  潔

呼吸・発酵・腐敗

日本出版社

井 尻 正 二

古生物学論

平  凡  社

沼野井 春雄

血液の科学

青 山 書 院

中 野 治 房

植物生理及生態学実験法

裳  華  房

名 取 礼 二

運動の生理学

青 山 書 院

 

単元Ⅶ

 

山 本 時 男

動物生理の実験

河 出 書 房

館  脇  操

植物の分布

河 出 書 房

古 沢 一 夫

疲労と休養

東 洋 図 書

中井 猛之進

東 亜 植 物

岩 波 書 店

鈴 木 正 夫

生 物 電 気

創  元  社

駒  井  卓

日本産動物

甲  文  社

石 川 知 福

環境衛生学

吐  風  堂

中 路 正 義

生物の種類とからだ

大日本図書

久  野  寧

気候と人生

創  元  社

広島大学生物学会

日本動物解剖図説

日本出版社

奥 貫 一 男

発    酵

河 出 書 房

上 野 益 三

陸水生物学概論

養  賢  堂

秋 田 康 一

田  中  潔

生物のいきかた

大日本図書

松 江 吉 行

海は生物の世界

目 黒 書 店

 

単元Ⅲ

 

朝日奈泰彦 外

隠花植物図鑑

三  省  堂

井 上 清 恒

生物の反応性

大日本図書

牧野 富太郎

日本植物図鑑

北  隆  館

石  原  忍

日本人の眼

創  元  社

内田清之助 外

日本動物図鑑

   〃

内  田  亨

魚 の 感 覚

   〃

石井 悌 外

日本昆虫図鑑

   〃

ブツテンブ

ロツク

懸田 克躬 訳

感覚の世界

   〃

三省堂編集部

原色昆虫図譜

三  省  堂

桑原 万寿太郎

蜜蜂の帰巣

北方出版社

 

単元Ⅷ

 

本城 市次郎

動物の趨性

   〃

篠 遠 喜 人

十五人の生物学者

河 出 書 房

古川,碓井,

稲葉

動 物 の 心

清 水 書 院

梅 沢 浜 夫

ペニシリンと

  ストレプトマイシン

中央公論社

川村 多実二

動物生態学

岩 波 書 店

湯 淺 光 朝

科学文化史年表

   〃

菊 地 健 三

動物の行動

河 出 書 房

隈 部 英 雄

結核新薬の実際知識

保健同人社

宝 目 欣 二

北 沢 右 三

生物と環境

大日本図書

笠 島 和 介

植物の進歩

ジ ー プ 社

大 後 美 保

植物生理気象学

共 立 出 版

木  原  均

小麦の祖先

創  元  社

滝    庸

環境と動物

青 也 書 店

私たちの

  森林刊行会

私たちの森林

私たちの

森林刊行会

吉 井 義 次

植物群落の観察

同 氏 出 版

石 川 知 福

労働の衛生学

三  省  堂

 

単元Ⅳ

 

永 井 威 三

農 業 綜 典

朝 倉 書 店

田 原 正 人

配偶体と胚の発生

力  書  房

職業教育研究会

漁業で働く人たち

第 一 出 版

久 米 又 三

発生の機構

高 山 書 館

湯 淺 謹 而

都市の医学

山  雅  房

安 田 貞 雄

植物生殖生理学

養  賢  堂

井 上 清 恒

生物学の歴史

高 山 書 院

市  川  衛

発生の原理

京都印書館

佐 藤 重 平

有用植物の育種

河 出 書 房

犬 飼 哲 夫

動物発生学

岩 波 書 店

上 野 益 三

日本博物学史

星 野 書 店

岡  田  要

木  原  均

発    生

共 立 出 版

高橋 日出彦

医学の歴史

ジ ー プ 社

藤  井  隆

生物の生殖と発生

大日本図書

岡田 弥一郎

生物の研究と人生

大日本図書

小清水 卓二

植物の生長ホルモン

績  文  堂

鈴 木 重 夫

電子顕微鏡

河 出 書 房

竹  脇  潔

ホ ル モ ン

春  陽  堂

田 沢 康 夫

生物学の進歩と学者たち

大日本図書

木 下 三 郎

生長ホルモン

内田老鶴圃