第3学年 主題「科学の恩恵」
単元Ⅰ 科学の研究は生物の改良にどのように役だつか
要 旨
中学校第3学年の生徒の著しい関心の一つは,将来の職業に対して向けられる。したがって,この学年の学習では,かれらに将来の職業を選択するための基礎的経験を積ませることが必要である。この単元は,農業その他の産業において重要な意義をもつ品種改良が,どのような科学研究の基礎の上に行われるかを明らかにしようとするものである。このような学習が,わが国のように狭い国土から多くの収穫をあげなくてはならない国情においては,とくに重要な社会的必要であることはいうまでもない。
さらに,個々の生徒の学習上の興味から見ると,生物の種類の起原・遺伝の現象などについて強い関心をもつころでもあるから,このような観点からもこの単元の設定の意味が認められる。
内容としては,まず植物や動物の生殖・遺伝の法則などに関する知識が,いかに有用な動植物の増殖や改良に役だつかを理解することである。さらにこれらの知識に,微生物の種類や性質,環境の人体に対する影響などについての知識を合せて,これらがわれわれの肉体的,精神的健康の維持・増進や,伝染病の予防および治療に役だつことを理解する。
目 標
2.栽培植物や飼育動物の品種改良の方法についての知識を得る。
3.人生と関係の深い生物の生殖法についての知識を得る。
4.遺伝の法則についての知識を得る。
5.伝染病の原因・予防・治療についての基礎的な知識を得る。
6.伝染病が社会にひろがるのを,他人と協力して防止しようとする態度と習慣とを身につける。
7.人類の福祉に貢献した自然科学者の業績を味う。
8.遺伝・生殖などの原理を応用して生物を改良しようとする態度を身につけさらにある程度その能力を養う。
9.日常生活に関連の深い科学的な現象の因果関係を明らかにし,正しく解釈する態度を身につける。
10.問題を解決する目的で,他人にあって話を聞く能力を養う。
11.資料を探し,これを利用する能力を高める。
12.生物を飼育・栽培する技能を高める。
学習の範囲と順序,学習活動
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話合い | 人間の食物・衣服・住居の材料となる生物の種類や,人に労力を提供する動物の種類について,既知の事がらを思い起しながら話し合う。 |
問 答 | 人生に有用な生物を,容易にしかも多量に手に入れるために,どのようなくふうがされてきたかを問答する。 |
調 査 | 農家や農業会などを訪問し,郷土で飼育・栽培されている家畜や作物の種類を調べる。 |
報 告 | 上で調べたことがらを口頭で報告する。 |
教師の説明 | 有用な動植物を保護したり増殖したりするために,人はどのようなくふうをしているかを,養魚場・ニワトリやカイコを飼っているところなどの掛図・スライドを使って説明する。 |
(2) 家畜や作物はどんな祖先から生じたか。その祖先と現在の品種との間にはどんな違いが見られるか
教師の説明 | 導入のために,大昔の植物の掛図などを使って,現在の家畜や作物は大昔には非常に違った形をしていたことを説明する。 |
研 究 | 教科書または参考書によって次の事がらを調べる。
a.ムギや野菜類の祖先はどんな形をしていて,どのような点で現在のものと違っていたか b.ウシ・ウマ・ニワトリ・イヌ・ネコのような,普通の家畜の祖先はどのような形をしていて,またどのような点で現在のものと違っていたか |
発 表 | 研究したことを発表する。 |
討 議 | 上の発表に基いて,現在の家畜や作物は,その祖先よりもどんなにすぐれたものになっているかを討議する。 |
(3) 品種とは何か。また,品種にはどのような特徴があるか
講 義 | 卑近な例によって品種の意味を説明する。 |
問 答 | 品種の実例について問答をする。 |
調 査 | 農家や農業会などをたずねて,次の事がらを調べる。
a.郷土に普通な家畜や作物(イネ・ムギ・サツマイモ・ウマ・プタのような)の品種 b.それらの特徴 c.それらが郷土で特に飼育・栽培される理由 |
研 究 | 教科書や参考書によって,学校で育てている植物や動物の品種と,それらの特徴とを調べる。 |
発 表 | 上の学習の結果を,標本・掛図・写真などを使って発表する。 |
教師の説明 | 次の学習の導入として,品種の作り方についての補足的な説明をする。 |
講 義 | バーバンクその他の実例を引用しながら,交雑によって新しい品種を作る方法が昔から行われていたことを説明する。 |
話合い | 従来の経験を思い起しながら,人工受粉その他の方法で植物に結実させることについて話し合う。 |
講 義 | 模型・掛図などを使って次の事がらについて講義をする。
a.花粉が柱頭につくと,種子がどのようにして形成されるか b.動物の受精も原理的には植物と同じであること c.違った品種間の交雑によって新しい品種が作られること |
見 学 | 近くの農事試験場などを見学し,次のことを調べる。
a.いろいろな雑種 b.それらの特徴と,その作り方 |
話合い | 上の見学の結果を発表し話し合う。 |
教師の説明 | 上の学習の足りないところを補い,新品種を作るには交雑以外の方法もあることを説明する。 |
(2) 人生に有用な特徴を備えた個体を選んで飼育栽培することによって,動植物を改良することができるか
講 義 | 掛図・写真などを使って,次の事がらについての講義をする。
a.同一種に属する多くの個体の中から,望ましい特徴を少しでも多く備えているものを選んで何代も育てると,改良ができること b.突然変異の意味,および自然に生じる突然変異の利用法 |
研 究 | 教科書または参考書によって,突然変異によって得られた品種の実例を調べる。 |
発 表 | 上の研究の結果を発表する |
教師の説明 | 突然変異および,品種改良におけるそれの利用法について補足的な説明をする。 |
(3) 化学的や機械的な刺激を与えるような人工的な方法で,動植物を改良することができるか
講 義 | 掛図・写真などを使って,次の事がらについて講義をする。
a.X線その他の人為的な刺激によってショウジョウバイのような動物に突然変異をひき起すことができること b.植物にコルヒチン溶液によって突然変異をひき起すことができること |
調 査 | 農業試験場などを見学したり,あるいは教科書・参考書を読んだりして,実際の農業ではコルヒチンをどのように利用しているかを調べる。 |
発表と討議 | 上の学習結果を,写真や標本を示しながら発表し,全体で討議をする。 |
話合い | 同一株の種子でも気候・肥料・土質が違えば育ち方も違ってくることを,これまでの経験に基いて話し合う。 |
講 義 | 次のことを説明する。
a.卑近な実例によって,生物の後天形質は遺伝しないこと b.雑種によって望ましい品種が得られても,その子孫にまた望ましくないものが生じることがあること |
話合い | これまでの経験に基いて次の事がらについての話合いをする。
a.野菜や草花を何代も栽培していると,望ましくない特徴をもったものが生じることがあること b.カイコを飼育する家では毎年新しい卵を購入し,自家で前年に得られた卵を使わない理由 |
(2) 品種改良を行った植物に,他の株からこん虫や風によって花粉が運ばれないようにするにはどうすればよいか
問 答 | 次のことについて教師の問に答える。
a.花粉はどのようにしてめしべの頭に運ばれるか b.風やこん虫は,植物の改良された特徴を保持するじゃまになること |
計 画 | 風やこん虫によって悪い株から花粉が運ばれるのを防ぐ方法を計画する。 |
実 習 | a.カボチャなどの適当な野菜で人工受粉を行い,他の株からの花粉が風や虫で運ばれるのを防ぐ方法を講じる。
b.上の実験から結実するまでの過程を調べ,そこにできた種子を翌年のために保存する。 |
(3) 改良された園芸植物の特徴を維持するのに,つぎ木やとり木などの方法はどんなに役にたつか
問 答 | 種子による以外に植物をふやす方法について問答する。 |
教師の補説 | 植物のふやし方には植物体の一部を分離する方法があることを説明する。 |
教師の実験 | 適当な植物でさし木を行って見せ,さらにさし木の行いやすい種類を示す。 |
実 習 | 学校や家庭でさし木の実習をする計画をたてて実行し,またその記録をとる。 |
発表と討議 | 上の実習の結果を発表し,討議する。 |
講 義 | つぎ木やとり木について説明する。 |
見 学 | 近くの果樹園や農園などを見学し,さし木やとり木の実際を見る。 |
実 習 | 特に興味をもった生徒は,クワなどを使って,つぎ木やとり木の実習をする。 |
講 義 | 導入のために次のことを説明する。
a.遺伝の意味 b.遺伝について誰がどんなことを発見したか |
研 究 | 教科書または参考書によってメンデルの伝記を調べる。 |
講 義 | 図表・掛図・標本などを使って,メンデルの発見した遺伝の法則について説明する。 |
劇または紙しばい | メンデルの一生と業績に関する劇または紙しばいの計画をたて,さらに全校の生徒の集まりなどで実演する。 |
(2) 遺伝のしくみはどのように説明されるか
議 義 | 次の事がらについて講義を行い,その間に質問をする。
a.遺伝のしくみの説明 b.遺伝子の性質 c.遺伝現象の説明法(主として遺伝子による単性雑種の説明) |
実 習 | 教師が提示する遺伝の実例(主に単性雑種)について,生徒はそのしくみを遺伝子によって説明する。 |
(3) 人ではどんな性質が遺伝するか
問 答 | 問答によって,これまでの経験から,遺伝すると考えられる人間の性質をあげる。 |
講 義 | 次の事がらについて説明する。
a.人間の遺伝様式は複雑であって,どんな性質が遺伝するかは簡単に決められないこと b.遺伝する性質の中で,色盲・血友病・血液型などは遺伝のしかたがはっきりしていること(これらの遺伝のしくみにまで触れては早すぎる) |
研 究 | 教科書や参考書によって,精神病やはなはだしい不具のような悪い性質をもたないで,優秀な子孫を作るのに遺伝の法則はどのように利用できるかを調べる。 |
討 議 | 掛図・図表・系図などを使って,遺伝学的な立場からどんな配偶を選ぶべきかを討議する。 |
記 録 | 上の学習結果を記録する。 |
講 義 | 導入のために,伝染病についての昔の人の考え方や,衛生状態の改善に役だった医学上の研究や発見についての話をする。 |
研 究 | 教科書や参考書を読んで,パスツール・ジェンナーなどのような微生物について研究をした人々のことを調べる。 |
劇または紙しばい | 上で調べた科学者の伝記を劇または紙しばいにしくんで,発表する。 |
講 義 | 掛図・写真などを使って,微生物の種類やはたらきについて説明する。 |
話合い | これまでの経験をもとにして,微生物はどんな条件のときに急激に増加するかを話し合う。 |
講 義 | 実物の培養基またはその絵を示しながら,細菌の培養法について説明する。 |
計 画 | どのような場所に細菌が多量に浮遊しているかを調べるために,空中の細菌の量を明らかにする実験を行う計画をたてる。 |
実 験 | 上で計画をたてた実験を行い,その結果を記録する。 |
発表と討議 | a.グループごとに上の実験の結果を発表する。
b.上の発表をもとにして,細菌に侵されないようにするにはどんなことに気をつけなければならないかを討議する。 |
研 究 | 教科書や参考書によって消毒法や消毒薬の使い方を調べる。 |
発 表 | 上で調べたことを発表する。 |
(2) 人のからだは微生物に対してどのような抵抗力をもっているか。また,伝染病を予防するためにこの知識をどのように応用しているか
問 答 | 次のことについて問答する。
a.病原体に対する人体の抵抗力 b.予防注射の効能 |
講 義 | 掛図などを使って,次のことについて説明をする。
a.白血球のはたらき b.免疫とその応用 |
研 究 | 教科書や参考書を読んだり,これまでの経験を思い出したりして,次のことについて調べる。
a.いつ,どんな予防注射を受けたか b.予防注射はなぜ有効か c.ワクチンや予防血清はどのようにして作られるか |
発 表 | 上の学習の結果を発表する。 |
講 義 | 近代科学の進歩に伴って,いかに多くの新薬(ペニシリン・ストレプトマイシンなどが発見されたかについて説明をする。 |
見学と報告 | 近くに,ワクチン・予防血清・ペニシリンなどを作る試験場・工場があれば,そこを見学し,報告書を提出する。 |
(3) 社会は人々の健康を維持・増進するために,どのような法律を設け,どのような施設を作っているか
問 答 | 個人と社会との健康上の相関について問答をする。 |
研 究 | 社会全体の健康を守るためにどんな法律や施設が作られており,またそれはどんな使命をもっているかについて,教科書・参考書その他適当なパンフレット・ポスターなどで調べる。 |
専門家の話を聞く | 郷土の衛生状態・郷土の人の健康保持の方法などについて,専門家(保健所の職員など)を招いて話を聞く。 |
討 議 | 社会の健康保持のために自分たちにはどんなことができるかを討議する。 |
単元Ⅱ 天然資源を開発利用し,さらにこれから新しい物資をつくり出すのに科学はどのように役だっているか
要 旨
地表にはいろいろな生物が生育しており,これらはわれわれに衣・食・住の原料の大部分を与えている。また地下には金属や燃料などの資源が埋蔵されており,これらは日常生活や近代工業になくてはならないものになっている。これらの資源は自然に存在するままのものを利用していることもあるが,多くはこれに手を加えて利用価値を高めたり,これらをもとにして新しい物質を作り出したりしている。たとえばゴムに加硫して強い弾性を与えたり,人造肥料工業を起して食料の増産を図ったり,化学薬品を造って病気の治療や染色・写真などの進歩改良を図ったりしている。ことに最近は石炭酸・アセチレンのような簡単な化合物から合成繊維・合成樹脂のような複雑な化合物を合成して,天然のものに劣らぬほどのすぐれた物質が造り出されるようになった。
このような天然資源の利用のしかたは,科学の進歩とともにしだいに発達し,利用面の拡張とともにその量も多くなってきている。また,これに伴ってわれわれの生活も便利で豊かなものになってきた。この単元では天然資源の種類とその開発利用およびそれらから造り出される物資や物質変化のおもな原理などについて理解するとともに,天然資源の重要性や科学の進歩についての認識を深め,さらに天然資源を保護し未利用資源を開発利用しようとする態度や能力などを養いたい。
目 標
2.天然資源から作り出される物資の性質・用途・製造過程について理解する。
3.物質の変化に関するおもな原理を理解する。
4.天然資源の恩恵についての認識を得る。
5.科学の進歩の偉大さを感得する。
6.機械・器具・薬品などを取り扱う技能を伸ばす。
7.天然資源を有効に使い,未利用の資源を活用しようとする態度や能力を養う。
8.天然資源やこれに関する諸現象を数量的にみ,あわせて天然資源を尊重する態度を養う。
9.水源を養い森林などの天然資源を保護しようとする態度を養う。
学習の範囲と順序,学習活動
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話合い | 金属の種類・産地・利用などについての知識を交換する。 |
教師の説明 | 探鉱法について写真や絵を用いて次のことを説明する。
a.岩石の種類と鉱床との関係 b.やけ c.ボーリング d.物理探拡 |
研究と発表 | グループで次の問題の一つを選んで研究し発表する。
a.日本の主要な鉱山の発見の歴史と最近発見された鉱床の例 b.金属の発見および利用の歴史 |
(2) 金属資源はどのようにして採掘されるか
収集と話合い | 鉱石はどのようにして掘り出されるかについて,採掘の絵や写真などを集めて話し合う。 |
教師の説明 | 写真・スライドなどを使って次のことを説明する。
a.鉱石採掘の方法 b.金属採掘の歴史(方法の移り変り) c.坑内の仕事と地上の仕事と特に違う点 |
映画またはスライド | 写真・絵・スライド,映画などによって鉱山での鉱石採掘の有様を理解する。 |
見学と報告 | 郷土の鉱山の見学をし,採掘・選鉱・精錬などの方法を調べ,報告を提出する。 |
(3) 鉱石から金属をとり出すにはどのようにしたらよいか
教師の説明と話合い | 次のことについて説明し,話合いを行う。
a.選鉱の方法 b.よう鉱炉の構造と精錬の方法 c.電気精錬法 d.その他の精錬法 |
収集と展示 | 鉱山や精錬所に関する写真・絵葉書・スライドなどを集めて展示する。 |
見学と報告 | 精錬場の見学をして専門家の話を聞き,見学の記録を書く。 |
(4) 金属はどんな性質をもっているか。また,それはどのように利用されるか
話合い | 家庭・工場・通信・交通・建築などでどんな金属がどんなことに利用されているかについて話し合う。 |
研究と発表,教師の説明 | グループで次の問題の一つを調べて発表し,教師が説明を加える。
a.金・銀・白金・銅・鉄・水銀・鉛・錫・亜鉛・アルミニウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどの性質と用途 b.合金の種類と性質・用途 c.おもな金属化合物とその用途 d.放射性元素の性質と利用 |
実 験 | いろいろな金属の性質を調べる実験をする |
話合い | 近代生活と金属の恩恵について話し合う。 |
劇・紙しばいの作製と展示 | 二,三の金属に例をとって探鉱から製品までの過程を示す劇または紙しばいを作って展示する。 |
図表作製 | 金属の利用と性質との関係を示した一覧表を作る。 |
話合い | 郷土や身のまわりで利用されている岩石・鉱物の種類,利用方面について話し合う。 |
見学と話合い | グループで計画をたてて見学を行い,次のことを調査研究する。
a.郷土で利用されている岩石の種類の用途 b.石屋を見学し,石材の種類とおもな用途を調べる c.できれは石切場の見学調査を行う |
話合い | 岩石は一般にどんなものに利用されているかを話し合う。 |
図表作製 | 岩石の性質と利用との関係を示した一覧表を作る。 |
収集と標本の作製 | 利用されている岩石の標本を集めて整理する。 |
(2) 非金属鉱物は何に用いられるか
研究と発表 | グループ別に次のものに用いられている鉱物を調べて発表する。
a.宝石・飾石・印材 b.光学機械 c.電気器具 d.その他(たとえば,研ま用・精密機械用など) |
観察および実験 | 上の非金属鉱物の性質を観察や実際によって調べる。 |
図表の作製 | 非金属鉱物の性質と利用との関係を示した一覧表を作る。 |
(3) やきものはどのようにしてつくられるか
話合い | 教師の指導の下に,やきものの種類(陶磁器・土器・石器)とそれらの性質の比較,およびそれぞれの用途について話合いをする。 |
研究と発表 | 次のものを調べて発表する。
a.やきものの原料とそのおもな産地 b.やきものの製造過程 c.やきものの製造の歴史 d.日本の有名なやきものとその特徴 |
スライドや写真の観察または見学 | 写真やスライドにより,やきものの製造過程を調べる。または近くに工場があれば見学をする。 |
実験および収集と展示 | 簡単なやきものを作ったり,収集したりして展示する。 |
(4) ガラスやセメントはどのようにしてつくられるか
話合い | ガラス・セメントの種類と用途について話合いをする。 |
教師の説明 | 写真・絵などを用いて次のことを説明する。
a.各種のガラスの原料と製造過程 b.各種のセメントの原料と製造過程 |
見学またはスライド・写真 | 工場の見学をしたり,または写真やスライドによってガラスやセメントの製造過程を研究する。 |
工作と展示 | ガラス細工やセメント細工をし,できたものを展示する。 |
話合い | 次のことについて話し合う。
a.日本および世界の石炭・石油の産地と産額 b.今までに知っている石炭や石油の利用 |
研究と発表 | 石炭の採掘方法やその発達について調べて発表する。 |
講 義 | 写真・スライド・映画などを利用して,次のことを説明する。
a.ややくわしい石炭の採掘法 b.坑内作業に伴う災害とその防止 c.選炭作業 |
見学と報告 | 近くに炭鉱があったら見学し,報告書を提出する |
(2) 石炭はどのように役だつか。また,石炭からどのようなものが造り出されるか
発表と教師の説明 | 石炭の種類と用途について次のことを調べて発表し,教師が説明を加える。
a.暖房および熱源用 b.動力用 |
話合い | 石炭を原料として造った物の種類について話し合う。 |
実験と研究 | 簡単な石炭乾留の実験をし,できるものの性質と用途について調べる。 |
研究と発表・標本の観察 | コールタールやコークスから造られるいろいろな製品の種類を調べて発表する。また製品の標本を観察する。 |
教師の説明 | 石炭から造られるものの種類とその製造過程を写真・絵・図表などを用いて簡単に説明する。 |
図表の作製 | 石炭の製品および用途の一覧表を作る。 |
(3) 石油はどのようにして採取されるか
話合い | 日本および世界の石油の産地と石油の地下にある状態について話し合う。 |
研究と発表 | 石油採取の方法や石油採取法の発達の歴史について調べて発表する。 |
教師の説明 | 石油をさがし出す方法および石油採取の方法についてややくわしい説明をする。 |
見学と報告 | 近くに油田があれば見学し,報告書を提出する。 |
(4) 石油や天然ガスはどのように役だつか
話合い | 石油の性質と用途について話し合う。 |
教師の説明 | 写真・絵・図表などを用いて次のことを説明する。
a.石油の分留の方法と分留で得られたものの用途 b.石油から造り出される薬品の種類・造り方・用途 c.天然ガスは地下のどんなところにあるか。またどのように利用されるか d.人造石油はどのように造られるか |
話合い | 石油は燃料としてどんな長所をもっているかを話し合う。 |
図表の作製 | 石油の性質と用途を示す図表を作る。 |
話合い | 森林の効用について次のことを話し合う。
a.大水・風・雪に対する効用 b.資源としての効用 c.その他 |
収集と観察 | いろいろなパルプを集めて観察する。 |
講義と見学 | 次のことについて教師が説明し,できれば見学をする。
a.パルプの産地と原料になる木 b.パルプの製造工程 c.パルプの種類 d.パルプの用途 |
実験と話合い | パルプ製造に用いる薬品とそのはたらきについて実験し,話し合う。 |
(2) 紙はどのようにして造られるか
研究と話合い | グループで次の問題の一つを調べて話し合う。
a.紙の恩恵 b.紙の種類と用途 c.紙の発達の歴史 d.その他 |
劇・紙しばいの作製と発表 | 紙の歴史と利用を主題とした劇や紙しばいを確って発表する。 |
調査または見学 | 書物や標本などで次のことを調べ,できれば工場を見学する。
a.和紙の原料植物と製造工程 b.洋紙の原料植物と製造工程 c.硫酸紙・アート紙などの製法 |
収集と展示 | いろいろな紙を集めて展示会を開き,話合いをする。 |
問答と図表の作製 | 和紙と洋紙との違いについて問答し,表にまとめる。 |
(3) 人絹はどのようにして造られるか
話合い | 人絹やスフの性質などについての各自の経験を話し合う。 |
観察と実験 | グループで人絹・スフの性質について次のことを調べる。
a.光沢・手ざわり・弾性・保温力など b.酸・アルカリに対する強さ c.水につけた時の強さ d.摩擦に対する強さ e.染着・吸湿性など f.その他の性質 |
教師または代表の生徒の実験 | 銅アンモニア法による人絹の作り方を実験して示す。 |
教師の説明 | 人絹・スフの作り方について説明する。 |
研究と発表 | 人絹のいろいろな利用を調べて発表する。(セロファン・不燃性セルロイドなど) |
見学と報告 | 人絹・スフ工場を見学し,報告書を提出する。 |
討 論 | 人絹やスフの将来性や改良すべき点などについて討論する。 |
(4) セルロイドはどのようにして造られるか
話合い | セルロイドの性質や用途について知っていることを話し合う。 |
教師の実験と説明 | セルロイドの製造過程について実験して示し,説明する。 |
研究と発表,図表の作製 | セルロイドの性質・利用などを調べて発表し,これらの一覧表を作る。 |
(5) ゴムやうるしはどのようにして造られ,また,どのように用いられるか
話合い | 日常用いられているゴムの性質と利用方面について話し合う。 |
教師の説明または生徒の研究 | 次のことにつき教師の説明を聞くか,またはグループで調べて発表する。
a.ラテックスの産地と採取の方法 b.生ゴムの製造法 c.加硫ゴムの製法と性質 d.充てん剤と硫黄のはたらき e.エボナイトの製法と性質・用途 f.合成ゴムの作り方と性質および利用の大要 |
収集と話合い | いろいろなうるし塗りの製品を集め,その特徴について話し合う。 |
研究と話合い | うるしの性質を調べて話合いをする。 |
教師の説明 | 次のことを説明する。
a.うるしの採取のしかた b.うるしの塗り方とかわく原理 c.うるし塗りの特徴 d.人造ラッカーの原料・性質・利用 |
図表の作製 | ゴム・うるしの用途の一覧表を作る。 |
話合い | a.科学の研究によってできた薬品や製品をあげ,その文化向上に寄与した事がらや科学の進歩について話し合う。
b.食塩の日常における用途について話合いをする。 |
研究と発表 | グループで次のことを研究し発表する。
a.食塩の製法 b.食塩の性質 |
実 験 | グループで食塩の電気分解を行い,両極にできた物質について話し合う。 |
研究と発表 | グループで次のようなナトリウムの化合物について調べて発表する。
a.かせいソーダの性質と用途 b.重炭酸ソーダ・炭酸ソーダの性質と用途 |
教師の説明 | かせいソーダ・重炭酸ソーダ・炭酸ソーダの工業的製法について説明する。 |
教師の実験と説明 | 教師の演示により塩素の製法と性質を調べる。また教師は次のことを説明する。
a.塩素の用途 b.塩素によく似た元素(ハロゲン元素)とその性質および用途 |
実 験 | a.グループで塩酸の工業的製法を研究し,塩酸の性質を実験によって調べる。
b.かせいソーダと塩酸とを中和して酸・塩基・塩に対する知識を正確にする。 |
研究と話合い | 塩酸の用途を調べて話し合う。 |
教師の実験と説明 | 教師は加水分解について炭酸ソーダ・重炭酸ソーダ・硫酸銅などで実験をしながら説明をする。 |
図表の作製 | 食塩からできる薬品とその性質・用途などの一覧表を作る。 |
(2) コールタールからどのような薬品が造り出されるか
話合い | コールタールの性質や用途について話し合う。 |
教師の説明 | 次のことについて説明する。
a.コールタールから得られる薬品の名(たとえば石炭酸・ベンゼン・ナフタリン・アントラセンなど)とそのおもな性質・用途 b.これらの薬品から誘導される物質とその用途 |
研究と発表 | コールタールから得られる人造染料やコールタールから染料を作ることを研究した人々とその苦心について調べて発表する。 |
実 験 | グループでアニリン黒をつくる実験をする。 |
(3) アセチレンはどのようにして造り出されるか。また,それは何に使われるか
研究と話合い | アセチレンの性質と用途を調べて話し合う。 |
教師の説明 | 写真や図表などを用いて次のことを説明する。
a.アセチレンの製法 b.アセチレンを原料とする薬品の種類 c.アセチレンを原料とする合成樹脂・合成繊維・合成ゴムの造り方 |
実 験 | グループで石炭酸フォルマリン樹脂(べークライト)を造る実験をする。 |
収集と研究 | いろいろな合成樹脂,合成繊維製品を集めてその原料・性質・用途を調べて話合い,一覧表を作る。 |
(4) マッチや火薬はどのようにして造り出されるか
話合い | マッチや火薬類について知っていることを話し合う。 |
教師の実験 | 次の実験をして生徒に示す。
a.マッチ・花火をつくる b.綿火薬をつくる |
教師の説明または研究と発表 | ダイナマイト・無煙火薬,T.N.T.などの製法と用途について説明する。または生徒が調べて発表する。 |
(5) せっけんはどのようにして造られるか
研究と話合い | せっけんの原料と製造過程を調べて話合いをする。 |
実 験 | a.せっけんの造り方の実験をする。
b.せっけんの性質とそのはたらきを調べる。 |
研究発表と教師の説明 | グループで次のことを調べて発表し,教師は説明を加える。
a.せっけんの種類と良否 b.グリセリンの性質と用途 c.化粧クリーム・化粧水などの造り方(できれば造る) |
討 議 | わが国においてもっと多量に良質のせっけんを造り出すにはどうすればよいか,また,その原料油を得るにはどうすればよいかについて討議をする。 |
(6) アルコールはどのようにして造られるか
話合い | アルコールの性質や用途についての知識を話し合う。 |
実 験 | a.グループで甘酒を造り,糖分がアルコール発酵することを観察する。
b.グループでアルコールの性質を実験して調べる。 |
教師の説明 | 写真や図表を用いて次のことを説明する。
a.いろいろな酒類の造り方 b.メチルアルコールとエチルアルコールの造り方 c.アルコールの種類と用途 |
話合い | 肥料の種類とききめ,およびわが国で現在用いられている肥料の長所と短所について話合いをする。 |
教師の説明 | 過燐酸石灰の造り方を写真や絵を用いて説明する。 |
研究と話合い | グループで次のことを調べて話し合う。
a.過燐酸石灰の肥効 b.他の燐肥料 c.燐灰石の産地と成因 |
(2) 硫安はどのようにして造られ,どのように使われるか
教師の説明 | 硫安の造り方と性質について絵・写真・スライドなどを用いて説明する。 |
観察と話合い | グループで硫安を観察し,使用した経験があれば話し合う。 |
研究と話合い | 硫安の肥効と他の窒素肥料について調べて話し合う。 |
見学と報告 | 人造肥料工場を見学し,報告書を提出する。 |
(3) 硫酸はどのようにして造られ,どのように使われるか
実 験 | グループで濃硫酸と希硫酸の性質を実験によって調べ,その違いを比較する。 |
研究と問答 | 硫酸の用途を調べて話合いをする。また工業上,乾燥剤・脱水剤・酸化剤としての用途について教師との問答により明らかにする。 |
教師の説明 | 鉛室硫酸と接触硫酸の造り方について写真・図表などを用いて説明する。 |
実験と教師の説明 | グループでいおうおよびその化合物の性質を実験し,教師は次の説明を加える。
a.いおうの性質と用途 b.亜硫酸ガスの性質と用途 c.硫化水素の製法と性質・用途 |
(4) アンモニアや硝酸はどのようにして造られ,どのように使われるか
話合い | アンモニアについて知っていることを話し合う。 |
実 験 | グループでアンモニアを造る実験を行い,その性質を調べる。 |
研究と問答 | アンモニアの用途を研究して問答をする。 |
教師の説明 | アンモニアの製法と空気中窒素固定法およびアンモニアから硫酸を造る方法について説明する。 |
実 験 | グループで濃硝酸と希硝酸の性質を実験によって研究する。 |
教師の説明または研究と発表 | 次のことについて教師が説明する。または生徒が調べて発表する。
a.硝酸の用途 b.過酸化窒素および酸化窒素の性質と用途 c.チリ硝石・硝石など硝酸の塩類の性質と用途 |
話合い | 空気と水と石炭が工業上どんなにたいせつであるかを話し合う。 |
話合い | 次のことについて話し合う。
a.森林や水力からどのような恩恵をうけているか b.なぜ天然資源を保護しなければならないか c.水力・森林以外にどんな天然資源を保護したらよいか |
研究と発表 | 次のことについて調べて発表する。
a.森林資源を害するものにどんなものがあるか。またこれらの害を除くにはどうしたらよいか b.郷土の森林は現在どのようになっているか。またどんな保護をしているか |
教師の説明 | 森林を保護し,ふやすにはどんな計画でどのような方法で行ったらよいかについて説明する。 |
ポスターの作製 | 森林保護のポスター・標語などを作って展示する。 |
(2) 水力はどのようにして保護すればよいか
話合い | 水力はどんなにたいせつであるかを話し合う。 |
研究と話合い | 水源を養うにはどうすればよいか,また,貯水池はどのような役にたつかについて調べて話し合う。 |
教師の説明 | 次のことについて説明する。
a.郷土で水力保護のためにとられた方法の実例 b.国内および国外で水力保護のためにとられたよい実例 |
(3) 他の天然資源をどのようにして保護すればよいか
話合い | 水力・森林以外に天然資源にはどんなものがあるかを話し合う。 |
研究と発表 | 次のことについてグループ別に調べて発表する。
a.魚介類の保護について(人工孵化・養殖・禁漁期の設定など) b.獣類・鳥類の保護について c.その他の生物資源の保護について |
教師の説明 | 天然記念物の種類・価値・保護法などの大要について説明する。 |
(4) 天然資源の分配をうまくするためにはどんなくふうがいるか
研究と話合い | a.産業地図によって,水力・森林・金属・石炭・石油などの天然資源が日本や世界でどのように分布しているかを話し合う。
b.それらの資源が国内で,また国々の間でどのように分配されているか,その方法・経路などを話し合う。 c.どうしたら天然資源の分配をよりよくすることができるかを話し合う。 |
地図の作製 | 日本および世界の天然資源の分布図を作る。 |
単元Ⅲ 科学によって見える世界はどのように広がったか
要 旨
われわれは目によって外界の事物や現象を見,視覚を通してそれらの識別や判断をしている。しかし肉眼の機能には限度があり,あまり小さい物や遠くにある物は見ることができないし,それらの像をそのまま残すこともできない。また目の機能は人によって違い,老眼・近視眼・乱視眼などの障害のある人は非常に多い。われわれはめがねによってこのような障害を補い,また,顕微鏡や望遠鏡など,種々の光学器械によって肉眼では見ることのできない物までもみている。
顕微鏡や望遠鏡は科学の進歩に伴って改良され,その見える範囲は非常に広げられ,これによって自然の神秘や微生物の正体が明らかにされ,病気の予防や治療をはじめ,いろいろな面で人生に大きな貢献をしている。また写真や映画によって世界各地の様子が紹介されたり,これをそのまま記録し保存することができるようになった。このほか,X線を利用して病源をさぐり治療の効果をあげたり,テレビジョンによって目の届かぬ遠方の様子をただちに見ることができるようになった。このように光学器械の発明や進歩によって,われわれの見える世界はしだいに広げられ,これについて生活もしだいによりよい豊かなものになってきている。
それで,この単元ではおもに種々の光学器械の構造や利用について学習し,さらにこれらの器械によって見える世界がどのように広くなったかを理解し,科学の進歩とその恩恵について認識する。また,簡単な光学器機を作ったり,これを使って正しく観察する技能を伸ばし,あわせて光学器械を日常生活にとり入れてよい生活を営もうとする態度を養う。
目 標
2.光学器械の種類・構造・原理およびその利用について理解する。
3.電波やX線が光学器械にどのように応用されているかを理解する。
4.科学の進歩の偉大さとその恩恵について感得する。
5.光学器械を正しく使用し,あわせて正確に観察する技能を伸ばす。
6.簡単な光学器械を作る技能を養う。
7.光学器械を数量的に見る能力や態度を養う。
8.光学器械を実生活や休養・娯楽など多方面に応用しようとする能力・態度を養う。
9.肉眼で見えない世界に興味をもつ態度を養う。
学習の範囲と順序,学習活動
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話合い | a.この単元のおもな問題について話し合う。
b.科学の発達により見える世界がどんなに広がったか,またそれは人生にどんな影響を与えたかを話し合う。 |
観察と話合い | グループで模型や図を用いて次のことについて話合いをする。
a.目の構造 b.目と写真機の構造の比較 |
研究と発表 | いろいろな動物の単眼と複眼について調べて発表する。 |
(2) 目はどんなはたらきをするか
研究と話合い | 模型や図解などにより目の結像の原理と目の筋肉のはたらきについて調べて話し合う。 |
問 答 | 次のことについて問答する。
a.目の結橡の過程と写真機との比較 b.目の調節作用 |
教師の説明 | 網膜のはたらき(視細胞・視神経・盲点・黄はん)と色の感覚の起る理由について説明する。 |
観察と実験 | 次のことにつき観察や実験をして話し合う。
a.物の大小や遠近の見分けられるわけ b.近点・遠点・明視点 c.錯覚 d.まつげ・まぶた・涙のはたらき |
研究と話合い | a.目の屈折異常がどんなに多いかを統計によって調べ,その原因や予防などを話し合う。
b.正視と近視との遠点・近点を比較する。 c.近視眼の構造を調べて話し合う。 |
観察と作図 | グループで近視のめがねのはたらきを図解し,できれば模型を用いて観察する。 |
研究と発表 | めがねの度について研究して発表する。 |
話合いと教師の説明 | 近視眼の原因とその予防について話合い,教師が説明を加える。 |
(2) 遠視の人にとってめがねはどのように役だつか
研究と発表 | 老眼の調節作用や老眼の遠点・近点・明視点について調べて発表する。 |
観察と作図 | グループで老眼のめがねのはたらきを図解し,できれば模型を用いて実験観察する。 |
教師の説明または生徒の研究発表 | 遠視眼と老眼の違いや遠視眼のめがねのはたらきについて教師が説明するかまたは生徒が調べて発表する。 |
(3) 乱視の人にとってめがねはどのように役だつか
研究と話合い | 正視と乱視の眼の構造の違いや乱視の人の物の見えるありさまについて調べて話し合う。 |
教師の説明 | 乱視のためのめがねとそのはたらきについて説明する。 |
(4) 目をどのように保護すればよいか
研究と話合い | 次のことを調べて話し合う。
a.強い光や弱い光に対する目の保護 b.照明と目の保護 c.目の休養と衛生 d.物をよく見たり,眼を保護するくふう |
教師または専門家の説明 | 教師または専門家に目の疾病と治療・子防について話を聞く。 |
報 告 | 目の保護について,各自で今後どんな注意やくふうがいるかを調べて報告する。 |
話合い | 顕微鏡は人生にどんな恩恵を与えているかについて例をあげて話し合う。 |
観察と話合い | グループで次のことを観察して話合いをする。
a.顕微鏡の構造と取扱方 b.各部分のはたらき |
研究と話合い | 顕微鏡はどのようにして小さい物体を拡大するかを調べて話し合う。 |
作 図 | 顕微鏡により結像するまでの光の径路を図に描く。 |
教師の説明と観察 | a.教師は対物レンズおよび対眼レンズの倍率と顕微鏡の倍率との関係を説明し,いろいろな倍率の対眼レンズと対物レンズの組合せにより倍率を変えて実物を観察させる。
b.1枚のレンズでは像がゆがんだり,ぼやけたり,色がついたりするので,レンズを組み合せてこれらを修正していることを説明する。 |
(2) 顕微鏡はどのように発達してきたか
講 義 | a.顕微鏡の発達をレンズの構造や倍率の進歩などの点から講義をする。
b.限外顕微鏡・偏光蹟微鏡・電子顕微鏡につき簡単な説明をする。 |
研究と実験 | プレパラートの作り方を研究し,これを作って顕微鏡で観察する。 |
研究と話合い | 顕微鏡の進歩に貢献した人の業績について調べて話し合う。 |
(3) 顕微鏡はどのように利用されるか
研究と発表 | グループで顕微鏡の利用について次の一つを選んで研究し発表する。
a.生物の構造の研究への利用 b.医学の研究への利用 c.岩石や鉱物の研究への利用 d.物体の構造の研究への利用,その他 |
教師の説明と観察 | 顕微鏡写真および顕微鏡撮影の方法について説明し,顕微鏡写真を見せる。 |
見 学 | 近くに電子顕微鏡や鉱物顕微鏡などがあったら見学する。 |
収集と話合い | 天体写真を集めて,望遠鏡を用いるようになってから天体がどんなに明らかになったかを話し合う。 |
観察または研究と話合い | グループで次のことについて観察や研究をし,話合いをする。
a.天体望遠鏡の構造(屈折望遠鏡・反射望遠鏡) b.反射望遠鏡と屈折望遠鏡の違いと特徴 c.双眼鏡その他の望遠鏡の構造 |
作 図 | いろいろな望遠鏡による結像の径路を作図する。 |
問答または教師の説明 | 次のことについて問答または説明をする。
a.望遠鏡の倍率 b.望遠鏡と顕微鏡の比較 |
見学と報告 | 天文台または博物館など,望遠鏡の施設のある所を見学し,その結果を報告する。 |
工作と観察 | 簡単な望遠鏡を作り,天体や遠方のものを観察する。 |
(2) 望遠鏡はどのように発達してきたか
研究と話合い | 次のことについて調べて話し合う。
a.現在の望遠鏡とガリレイやケプラーの時代のものとの構造や機能の比較 b.日本と世界の望遠鏡の現状 |
教師の説明 | 望遠鏡はどんな点がどのように進歩したかについて簡単に説明する。 |
研究と話合い | 望遠鏡の進歩に貢献した人の業績について調べて話し合う。 |
(3) 望遠鏡はどのように利用されるか
研究と話合い | 天体望遠鏡・双眼鏡および地上望遠鏡の利用について調べて話し合う。 |
教師の説明 | 望遠鏡写真・望遠レンズの利用などについて説明する。 |
研究発表,教師の説明 | 望遠鏡の発達と宇宙の構造観の変遷について調べて発表し,教師が説明を加える。 |
見学と報告 | 天文台や観測所などで,天体望遠鏡を見学し,報告書を提出する。 |
話合い | X線写真を観察し,X線についての知識とX線に関する写真撮影や透視の経験などについて話し合う。 |
研究と発表 | X線の発見について調べて発表する。 |
実験または研究と話合い | X線の装置があれば実験してみる。また参考書などで研究してX線の性質について話し合う。
a.X線の透過力 b.写真感板に対する作用 c.蛍光物質に対する作用 d.人体に与える作用(生理作用) e.その他の性質 |
教師の説明 | X線の本性について簡単に説明する。 |
(2) X線はどのように利用されているか
話合い | X線の利用についての知識を発表して話合いをする。 |
講 義 | 次のことについて写真・スライドなどを利用して講義する。
a.X線は病気の診断や治療にどのように利用されているか b.X線は金属の内部や結晶の構造を研究するのにどのように利用されているか c.その他,X線はどんなことに利用されているか |
話合い | 映画や写真の恩恵について話し合う。 |
観察及び研究と話合い | グループで次のことについて観察や研究をし,話合いをする。
a.写真機の構造と部品の役割 b.いろいろな写真機の比較 c.写真機のレンズの焦点を合わせる原理 |
講義と実験 | 次のことについて講義し,できれば実験して示す。
a.フィルムの感光の原理 b.フィルムの現像・定着・焼付けの原理と技術 c.フィルムの種類 d.写真の引伸ばしの原理と技術 e.写真機の進歩 |
実 験 | グループにより次のことを実験する。
a.青写真のプリント b.写真の撮影・現像・焼付け |
研究と発表 | グループで次の事項から一つを選んで研究し発表する。
a.学習における写真の利用 b.報導における写真の利用 c.家庭や日常生活における写真の利用 d.科学や学術の研究における写真の利用 e.その他の写真の利用 |
展示会 | クラスや個人で写した写真の展示会を開く。 |
(2) 映写機はどんな構造になっているか。また,どのように利用されるか
研究と話合い | 映画の発達について調べて話し合う。 |
観察と説明 | 映写機または図・模型などを用いて次のことを簡単に説明する。
a.映写機の構造 b.映画の動いてみえる原理 c.映画フィルムのできる過程 d.高速度映画・色彩映画・トーキーの原理などの大要 |
教師の説明 | 映写機や映画の進歩について説明する。 |
研究と発表 | グループで次のことを研究して話し合う。
a.学習における映画の利用 b.報導における映画の利用 c.文化・科学・運動などにおける映画の利用 d.その他の映画の利用 |
話合い | 現在の映画はどんな欠点をもっているか。今後どのように改良されることが望ましいかについて話し合う。 |
(3) 見える世界を広くするには,このほかにどんな方法があるか
話合い | 見える世界を広げるには他にどんな方法があるかについて話し合う。 |
研究発表または教師の説明 | グループで次の事から一つを選んで研究し,発表する。または教師の説明を聞く。
a.テレビジョンはどのようなものか。またどんなすぐれた点をもっているか b.レーダーの原理とそれが産業や交通などに役にたっている状況 c.音波が産業交通に役だっている状況,その他 |
話合い | 見える世界は今後さらにどのように広げられるだろうかについて話し合う。 |
単元Ⅳ 交通に科学がどのように応用されているか
要 旨
交通機関と通信機関の社会における機能は,人体における血管と神経のそれにたとえられる。これらの機関は科学と工業の進歩に伴って普及してきたものであることは,その発達の歴史をたどってみても明らかであろう。この単元で交通機関をとりあげたのは,それが日常生活にも,産業や文化にも大きな意味をもっており,これらの研究を通して科学的に重要な原理や法則を具体的に理解することができ,また,日常生活や社会に起る諸問題に,どのように科学の原理や法則が適用され,解決されていくかを学習することができるからである。交通機関に対する生徒の興味は,経験によって異なるとはいえ,一般にきわめて盛んである。動くもの,あるいは動的な機構の美しさに対するそぼくな興味を,その基になっている原理や法則と,それの巧みな応用に対する興味へ深めていくことに留意すべきであろう。
ここでは電車・汽車・自動車・船・飛行機などの機構とそれらの原動機のはたらきを調べ,また,道路・港・トンネル・橋その他の交通施設について学習する。交通機関の普及は,地域によって非常に違いがあり,いつも実物について学習するということは期待できないが,たとえば農村では石油発動機が,漁村では焼玉エンジンが内燃機関の原理や構造の理解に役だち,また諸種の簡単な実験がこれらの理解を助けるであろう。交通機関が,輸送量の増大・高速化をはかっていると同時に,その安全性をますことに努力している事実をよく理解するとともに,実験や観察の場合にも,危険を伴わないようにじゅうぶんに配慮することがたいせつである。
目 標
2.自動車・汽車・電車・船・飛行機などのおもな構造についての知識を得る。
3.船の浮力,飛行機の揚力について理解する。
4.交通機関の運動を妨げるまさつ,抵抗その他の力について理解する。
5.道路・港・トンネル・橋などについて科学的な知識を得る。
6.熱機関・浮力・揚力などについての実験を行う能力を高める。
7.交通機関に関する諸問題の解決に役だつように協力する態度を養う。
8.交通機関を改善しようとする意欲をもつ。
9.近代の交通機関がわれわれの生活に大きな変化を与えてきたことを感得する。
10.近代の進んだ交通の方法を可能にした科学者の業績を感得する。
学習の範囲と順序,学習活動
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導入の話合い | 交通機関の改善進歩の有様や都市といなかの交通施設の違いなどについて話し合う。 |
調査と発表 | 地域に集散する物資の種類と量を調べ,図表などで発表する。 |
図表の作製 | 昔から現代に至る交通機関の移り変りの有様を調べ,それらの図表を書く。 |
(2) 交通機関には,どのようなエンジンが使われているか
研究と図による発表 | 交通機関に使われているエンジンを研究し,その説明図を描き,それを用いて発表する。 |
話合い | 自分の乗った交通機関で最も速かったものについて,その経験を話し合う。 |
(3) 事故を防ぐために,交通機関はどのようにくふうされているか
話合い | 交通事故とその原因について話し合う。 |
調査研究と報告 | いろいろな交通標識や鉄道のシグナルの構造を調べて報告する。 |
発 表 | 各種の踏切の形式,単線の鉄道に上り下りの列車を走らせる方法などについて見聞したことを発表する。 |
(4) 旅行が楽しくできるように,交通機関はどのようにくふうされているか
展 示 | 諸外国の汽車や船や飛行機などの絵や写真などを集めて展示する。 |
話合いと教師の説明 | 交通機関の暖房・冷房設備について話し合う。また汽車・飛行機・船などの換気について説明する。 |
話合い | 不快な振動をへらす方法について話し合う。 |
研究と発表 | 蒸気機関の発達の歴史を調べ,発表する。 |
自由研究(模型製作) | 木やボール紙で蒸気機関の模型を作ってみる。 |
教師の説明 | 蒸気機関の模型や図を使って構造や動き方を説明する。 |
(2) 機関車はどんなしくみになっているか
説 明 | 図・絵などを使って機関車の構造と動き方を説明する。教師は必要に応じて補う。 |
研 究 | 各種の機関車を調べ,図をかく。 |
見 学 | 機関庫を見学する。 |
(3) 車体はどのようにできているか
自由研究 | 貨車や客車の構造を研究し,その模型を作る。 |
説 明 | いろいろな型の貨車や客車を説明する。 |
(4) 電車はどのようにして動くか
説 明 | 電車の構造と動き方を説明する。 |
話合い | 蒸気機関車と電気機関車,汽車と電車の得失を比較討論する。 |
自由研究(模型製作) | 模型電車を作り,走らせてみる。 |
(5) レールはどんなはたらきをするか
製 図 | レールの断面図を描く。 |
観察と発表 | レールの構造(接続部やわん曲部など)を観察し,発表する。 |
教師の説明 | レールの役割,断面の形,車輪の形との関係について説明する。 |
討 議 | 狭軌と広軌の得失を討議する。 |
自由研究 | 自動車のいろいろな型式を調べて,表に書いてみる。 |
教師の説明 | 自動車の構造と,そのおもな部分の名称とはたらきについて説明する。 |
(2) エンジンはどのようなしくみで動くか
教師の実験 | 危険防止にじゅうぶん注意しながら,ガソリンと空気の混合気体に点火して爆発させてみる。 |
教師の説明 | 模型か図表を使ってガソリン機関の構造とはたらきを説明する。 |
自由研究と発表 | 内燃機関の進歩の歴史を調べ,図表などを使って発表する。 |
(3) エンジンの力はどのようにして車に伝えられるか
教師の説明 | 変速歯車の構造とはたらきを説明する。 |
自由研究 | 差動歯車を研究し,図表などを使って発表する。 |
(4) 自動車はどのようにして安全に運転されるか
説 明 | 制動装置と方向を変える装置の構造とはたらきを説明する。 |
観 察 | 自動車の安全装置を観察する。 |
教師または専門家の説明 | 自動車を運転する方法(速さを変えたり,方向を変えたり,止めたりする)を説明する。 |
展 示 | 昔から今までの船の変遷を示す絵や写真を集めて展示する。 |
模型の作製 | 船体の模型を作る。 |
実 験 | a.模型を使って船の重心や浮心を調べる。
b.模型の船を使って水面にできる波を観察する。 |
教師の説明 | 浮心の意義を説明し,重心と浮心が船の安定にどのような関係をもつかを明らかにする。 |
(2) 船はどんなエンジンで動くか。また,エンジンのない船はどのようにして動くか
研究と報告 | 船のいろいろなエンジンを調べ,図表などを使って発表する。 |
教師の説明 | 模型や図絵などを使ってジーゼル機関,蒸気タービンなど船のエンジンのおもな構造やはたらきを説明する。 |
生徒の説明 | 模型を使って船の推進機やかじのはたらきを説明する。 |
研究と発表 | 舟のろやかいを鳥のみずかきや魚のひれなどと比較して研究し,また帆のはたらきを調べ,図表などを使って発表する。 |
自由研究(模型の製作と実験) | 舟の模型を作って推進機やかじや帆のはたらきを調べる。 |
発 表 | 船に乗ったことのある生徒はその経験を話す。 |
(3) 航海はどのように行われるか
話合い | 航海の方法について話し合う。 |
問 答 | らしん盤・ジャイロコンパス・いかりなどのはたらきについて問答する。 |
見 学 | 港や大きな汽船を見学し,航海のしかたについて船員の説明を聞く。 |
絵や写真の収集 | 飛行機の進歩を示す絵や写真を集めて展示する。 |
実 験 | たこを揚げ,たこの角度と風との関係を調べる。 |
教師の説明 | 上の実験をもとにしてたこのあがる原理を説明する。 |
実 験 | 紙のテープを使い,気流の速度が変ると空気の圧力が変ることを実験する。 |
製 図 | 飛行機の翼の断面図を描く。 |
教師の説明 | 流線について説明し,翼にはたらく揚力や抵抗を説明する。また飛行機のエンジンについて説明する。 |
自由研究(模型の製作) | 模型飛行機を作り,飛ばしてみる。 |
(2) 飛行機はどのようにして安定して飛べるか
教師の実験と説明 | 模型飛行機を気流中に置き,尾翼や補助翼のはたらきを実験しながら説明する。また,飛行機の安定について説明する。 |
研究と報告 | 飛行機の速度計・高度計・その他の装置や設備を研究し,図や表に描いて掲示する。 |
(3) 飛行機はなぜ速く飛ぶことができるか
調査と表の作製 | 飛行機の速さおよび飛行機のエンジンを調べ表を作製する。 |
話合い | 飛行機は空気の抵抗を,へらすためにどのようにくふうされているかを話し合う。 |
研 究 | 都会・いなかなどにあるいろいろの道路の形・広さ・傾斜・断面の形・構造を研究し,図にかく。 |
話合いと説明 | ‘よい道路’について話し合う。また,図や写真を使って道路の構造を説明する。 |
討 議 | 道路の舗装材料についてその利害得失を討議する。 |
スライド・絵 | 各国の道路のスライドや絵を見る。 |
(2) トンネルや橋はどのような構造になっているか
スライド・絵 | 各種の橋の絵や写真を展示する。またはスライドを見る。 |
製 図 | 橋の各種の構造図を描き,それを掲示する。 |
教師の説明 | それらの図を使って橋の構造を説明する。 |
調査と話合い | 世界の有名な橋について調べ,話し合う。 |
調査と表の作製 | 世界と日本の長いトンネルを調べ,表を作る。 |
発表と教師の説明 | トンネルの構造を調べて図に描き,発表する。教師はトンネルを掘る方法を説明する。 |
(3) 港にはどのような施設があるか
研究と発表 | 桟橋(さんばし),貨物を積みおろしする装置,防波堤,浮標、燈台などのはたらきを調べ,図表などを使って発表する。 |
問 答 | よい港の条件について問答する。 |
見 学 | 港を見学する。 |
(4) 通信機関はどのように交通に利用されているか
研究と報告 | グループで街路の交通整理のための施設や鉄道の信号装置を研究し,報告書を出す。 |
見 学 | 駅を見学し,通信機関がどのように利用されているかを調べる。 |
研究と発表 | 船や航空機に用いられている無線機械の種類とその使用目的を調べ,発表する。 |
教師の説明 | 航海・航空のための通信施設について簡単に説明する。 |
単元Ⅴ 通信に科学がどのように応用されているか
要 旨
世界のでき事をその日のうちに伝えてくれるラジオ,遠いところの人と自由に話合いのできる電話,これらの通信機関の恩恵により,われわれの生活がいかに豊かになり,能率化されているかははかりしれないものがある。
初期の時代においての,声・鐘・太鼓など,音によって行われた通信は,その通達範囲がきわめて狭いものであり,煙や火や旗などによって行われた通信においては,範囲が多少拡大され,速さも増したが,正確さ,詳しさにおいて不完全であった。この速さ・詳しさ・正確さは,通信においては重要な条件である。これらが飛躍的に進歩したのは,通信に電気を使うようになったことから始まる。そしてこの進歩は音や電気についての研究に基礎をおいている。これらについての幾多の科学者・技術者のたゆみない努力の結果およびその他の広い科学の基礎的研究を基盤として,電気を用いて行う通信機関が発明され,今日のような発達をなしとげたのである。
この単元では,通信に用いる機械のしくみやはたらきを知り,これを正しく活用するようになることを目ざしている。このためにはそれらの基礎となっている音や電気についての原理や法則を知り,このような研究の人生における役割の重大さを認識し,さらによりよいものへと改善進歩させるような心構えをもたせることがたいせつである。
目 標
2.蓄音機やトーキーが音を再生する原理についての知識を得る。
3.ラジオ,電話のはたらく原理についての知識を得る。
4.通信における音と電気との関係について理解する。
5.音の性質をはっきりさせる実験を行う能力を高める。
6.ごく簡単なラジオ受信機について,これを組み立てたり,修理したり,はたらきを説明したりする技能を高める。
7.電話やラジオ受信機をじょうずに取り扱う技能を高める。
8.科学の進歩が通信の発達に大きな役割を果していることを認識する。
9.無線通信にとって世界中のどこでも早く容易に通信できることを感得する。
10.通信の進歩がわれわれの生活に大きな影響を与えてきたことを感得する。
学習の範囲と順序,学習活動
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導入の話合い | 自分の考えを他の人に伝えるにはどんな方法があるかについて話し合う。 |
研 究 | 生徒各自で,普通郵便・速達・電報などが,配達されるまでに必要な時間と径路を調べ,互に比べてみる。 |
図の作製と展示 | 徒歩・自転車・汽車・電車・飛行機・音・電気・光などの速さを調べ,表を作って教室にはる。 |
(2) 通信にはどんな方法が用いられてきたか
研究と報告 | 次の事項について調べ,報告する。
a.通信方法の進歩 b.電気による通信の歴史 c.伝書鳩・音・煙・光などによる通信方法 |
見 学 | 郵便局を見学し,手紙・速達・電報の配達される径路について調べる。 |
(3) 通信にはどんな符号が使われるか
自由研究(調査) | 船や港などの信号旗や吹流しによる通信を調べて,図をかいてみる。 |
無線電信の聴取 | 無線受信機にはいる無線信号の音を聞いてみる。 |
研 究 | モールス信号・手旗信号を研究し,それを使って互に通信してみる。 |
話合い | いろいろな音の大きさ・高さなどについて話し合う。 |
観察と実験 | いろいろの楽器について音の出る部分を観察・研究して,音の高さと振動数との関係を調べる。 |
問 答 | 音が振動によって生ずることについて問答する。 |
(2) 音のちがいは何によって起るか
実 験 | 次の実験をする。
a.いろいろの器物をたたいて,出る音の違いを比べる b.弦をおさえる位置や,ふえの穴のおさえ方の違いによって,出る音の高さの違うことを調べる c.弦の長さと音階の関係を調べる |
教師の説明 | 音の高低・音色の違う理由について説明する。 |
(3) 音はどのようにして伝わるか
計画と実験 | 音の速さを計る方法をくふうして実施してみる。 |
話合い | 水の波・音の波の伝わり方について話し合う。 |
教師の説明 | 音の速さ・波長・振動数の関係について説明する。 |
実 験 | 次の実験をする。
a.机や廊下などに耳をつけて,木を通って伝わってくる音を聞く b.空気・水・固体などを伝わる音の速さの違いを明らかにするような実験を計画して行ってみる |
教師の実験 | 真空のガラスびんの中で電鈴を鳴らして音は真空中を伝わらないことを示す。 |
問 答 | 上の実験について問答する。 |
実 験 | グループで,聴診器・伝声管・メガホンなどの効果と働きについて調べる。 |
話合い | 音が反射することを感じた生徒の経験を話し合う。 |
教師の実験と問答 | 二つの音叉を使って共鳴の起ることを示し,その理由について問答する。 |
自由研究 | 講堂などの音響効果について調べる。 |
(4) 耳はどのようにして音を感ずるか
研究と展示 | a.耳のしくみとはたらきを参考書・模型・図などを使って調べ,図にかいて展示する。
b.ピアノを使って,各自の出しうる声の音域を調べ,互に比べてみる。 c.いろいろな楽器の音の出しうる範囲を研究し,表をかいて示す。 |
実験と教師の説明 | 耳で音源の方向を判別しうることを実験する。このわけについて教師が説明する。 |
話合い | 騒音防止の方法について話合い,報告書を出す。また,耳の保護・衛生について話し合う。 |
見 学 | 電信局を見学し,電信機のはたらきやしくみを観察し研究する。 |
模型の製作 | 電信機の模型を組み立て,互に通信し合う。 |
生徒の説明 | 電信機による通信について説明する。 |
(2) 電話の送話機や受話機はどのようなしくみになっているか
研究と報告 | 次の事項を研究し報告する。
a.電話機のいろいろの型 b.送話機や受信機のしくみ |
実 験 | 炭素粉の電気抵抗が,おされると小さくなることを調べる。 |
(3) 電話や電信の交換はどのように行われるか
討 議 | 電話の自動交換と手動交換の便利な点,不便な点について討議する。 |
観 察 | 電話の架線の構造を観擦する。 |
見 学 | 電話の交換局を見学する。 |
説 明 | 電話の自動交換の原理について,教師または生徒が簡単に説明する。 |
調 査 | 放送局の分布,その電波の周波数などを調べ,地図に記入する。 |
教師の説明 | 電波の速さ・周波数・波長・伝わり方などを説明する。 |
話合いと教師の説明 | 音がどのように電波によって運ばれるか,電波の種類とそれぞれの伝わり方,それぞれの周波数の電波の用途について話合い,教師は必要に応じて説明する。 |
(2) 真空管はどんなはたらきをするか
研究と報告 | 自分の家で使っているラジオ受信機の真空管の数・名前・ソケットなどを調べて,報告書を作る。 |
観 察 | いろいろの真空管の構造を観察し,スケッチをする。 |
教師の実験と説明 | 二極および三極真空管のはたらきを実験して示し,その説明をする。 |
(3) ラジオ受信機はどのようにはたらくか
製 作 | 鉱石式受信機を組み立てる。 |
教師の説明 | 同調回路について説明する。 |
実 験 | 普通のラジオ受信機の同調,再生の各のダイヤルのはたらき,これをまわして音の変り方,よい調節のしかたを調べる。 |
生徒の説明 | スピーカーのはたらきやしくみを観察し研究して,説明をする。 |
(4) ラジオ放送はどのように行われるか
写真・スライド | 写真またはスライドにより,ラジオ放送のようすを示してその順序を説明する。 |
見 学 | 放送局の施設を見学する。 |
研究と報告 | 校内放送施設(増幅器,マイクロホンおよび導線やスピーカーの連結方法など)を観察し,研究して発表する。 |
観 察 | 蓄音機の構造,特にサウンドボックスや共鳴箱を観察する。 |
実 験 | マッチ箱にさした針の先を回っているレコードのみぞにあてると音が出ることを調べる。 |
教師の説明 | ピックアップの原理と構造を説明する。 |
教師の実験 | レコードの回転速度を遅くすると,音が低くなることを示す。 |
(2) 音はどのようにして録音されるか
観 察 | レコードの溝を拡大鏡で見て,その図をかく。 |
実 験 | 音叉の先に針をつけ,音叉の振動を,その針先ですすをつけたガラス板に記録してみる。 |
スライド・写真 | 録音のしかたを示すスライドまたは写真を見る。 |
(3) トーキーはどのような原理ではたらくか
観 察 | トーキーのフィルムの音溝を観察する。 |
教師の説明 | いろいろな視覚教具を使ってトーキーの原理を説明する。また図などを使って磁気録音の原理を説明する。 |
製 作 | 生徒は簡単なラジオ受信機を組み立てる。 |
説 明 | 生徒が簡易なラジオ受信機のはたらきやしくみについて説明し,教師はその他の型について説明する。 |
(2) 世界中の人々と,どのようにラジオ通信をしているか
聴 取 | 短波受信機などで外国の放送を聞く。 |
見 学 | アマチュア無線局があれば見学し,説明を聞く。 |
教師の説明 | できるだけ多くの視覚教具を使って,テレビジョンの説明をする。 |
単元Ⅵ 科学は人生にどのような貢献をしているか
要 旨
自然科学の進歩が人生に貢献するところはまことに大きいのであるが,われわれはふだんは特にこれを意識しないことが多い。いま中学校3学年の理科の学習を終るのにあたって,これまでの学習を総括して改めて自然科学の偉大な貢献を認識すると同時に,将来の科学の進歩に期待をいだくのが,この単元のおもなねらいである。したがって,この単元を通して生徒は3年間の復習も行えるわけで,これによって知識や理解の記憶を新たにし,それの整理を行うことができるであろう。
内容としては,主として生物・地質・鉱物・物質・エネルギーの状態やその変化などに関する自然科学上の研究がいかに自然界の神秘を解明し,またその結果の応用によって人の個人的・社会的・経済的・職業的生活をどのように向上させているかを扱う。さらに人間がこのような近代文明を築き上げることのできた理由の一つとして,中枢神経の構造や機能の発達の著しいことをとり上げている。
この単元の内容は,すでに一度学習したことが主になっているから,指導にあたっては生徒の興味を失わせないように特に留意する必要がある。それにはこれまでの学習事項を,別の観点から考察整理するように考えるとよいであろう。すなわち,従来は主として生徒の経験に基いて内容の系列を考えてきたのであるが,ここでは,学習の対象となる教材を中心として体系的な知識・理解をもたせるように考慮するのも一つのいき方である。
目 標
2.科学が現代の文明を築き上げるのに偉大な貢献をしていることを感得する。
3.自然環境に興味をもつ態度を養う。
4.科学によって自然界の神秘がどんなに解明されてきたかについての知識を得る。
5.科学上の事実や原理を日常生活に応ようしようとする態度を養う。
6.衣・食・住に関する天然資源を開拓し,それを利用する方法についての知識を得る。
7.機械や道具が仕事の能率の増進にどんなに役だっているかについて理解する。
8.普通の道具や機械を日常生活にとり入れ,これを巧みにまた安全に使う技能を高める。
9.病気の予防法や治療法は,人体の構造や機能に関する研究の進歩に伴って発達することについての知識をもち,病気を予防しようとする態度や習慣を身につける。さらに現在行われている予防法や治療法に対する批判的な態度を伸ばす。
10.人の中枢神経の構造と機能とについての知識を得る。
11.人が万物の霊長であることの意義を理解する。
学習の範囲と順序,学習活動
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導入としての話合い | 今までの学習を思い出して,次のようなことを全体で話し合う。
a.自然界のなぞで最近になって明らかにされたものにはどんなものがあるか b.現在の生活は数十年前または数百年前の生活に比べてどのように高められているか c.人類出現前の地球の状態(特に植物界・動物界の状態)はどのようにして明らかにされてきたか |
教師の説明 | 人類出現前の生物の状態や地球の状態が,化石の研究によって推定されることを掛図やスライドを用いて説明する。 |
標本の観察 | 化石の標本を観察しその特徴を調べる。 |
研究と発表 | 化石によってその当時の自然のどんなことがわかるかをグループで調べて発表する。 |
教師の説明または話合い | 化石や化石の価値について昔の人はどのように考えていたか,またその考え方がどのように進歩してきたかを説明する。または参考書によって調べて話し合う。 |
表の作製 | 次のような表をグループで作る。
a.地質時代の区別と各時代の代表的な生物を表わした表 b.地球の歴史の解明に大きな業績を残した学者およびその業績を年代順に表わした表 |
(2) 科学は微生物の世界をどのように明らかにし,それを利用する方法を発達させたか
問 答 | 人は微生物をどのように利用しているかについて教師の発問に答える。 |
研究と発表,教師の説明 | グループで次のことを調べて発表し,教師が説明を加える。
a.微生物研究の歴史と顕微鏡の発達 b.微生物を研究した学者の業績 c.微生物の利用法(食品や医薬の製造など) |
表の作製 | グループで次のことを示す表を作る。
a.顕微鏡の発達 b.微生物の研究 c.微生物の利用 |
(3) 生物の成長・構造・機能に影響するような薬をどのようにして生物体からとり出すことができるか
講 義 | 絵・写真・スライドなどを用いて次のことを講義する。
a.生物のからだの中の,比較的少量で生物のからだの成長・構造・機能に影響を与える特別な物質(たとえば,ビタミンやホルモン)について b.生物の成長ホルモンのはたらき c.成長ホルモンと同じ作用をする合成した化学薬品とその利用 d.人体にある内分泌腺の種類とそれから出るホルモンの作用 e.内分泌腺の作用が鈍ったときに起る病気とその治療法 |
研究と発表 | グループで内分泌腺からとり出される物質や薬品について調べて発表し,その結果について話し合う。 |
(4) 科学によって物質の構造はどのように明らかにされたか
話合い | 復習と導入をかねて,原子説・分子説による物質の構造を話し合う。 |
研究と報告 | 次のことを研究し,口頭または筆答で報告する。
a.自然科学の進歩によって,物質の構造についての考え方はどのように進歩したか b.分子・原子の構造とその特性 c.科学の進歩と人類の福祉に貢献した科学者の業績や伝記 |
話合いと教師の説明 | 物質の構造や原子の構造を調べて話合い,また教師が説明する。 |
研究と表の作製 | 自然力の種類とその利用の発達を示す表を研究して作製する。 |
話合い | 自然力の利用によって人の労力はどんなに省かれてきたかを話し合う。 |
表の作製 | 自然力の利用に関する発明について話合い,それについての表を作る。 |
教師の説明 | まだ有効に利用されていない自然力の種類について教師が説明する。(風力・太陽エネルギー・火山の熱・原子力など。) |
話合い | 自然力をより有効に利用するにはどうしたらよいかを話し合う。 |
自由研究と報告 | 諸種の動力機関の動力を調べ報告する。 |
(2) 産業上どんな機械が使われているか
表の作製 | 産業上に用いられている機械を,使用目的から分類し,表にする。 |
収 集 | いろいろの機械の絵や写真を集める。 |
見 学 | 計画をたて,近くの工場に行って機械のはたらきを観察する。 |
研究と報告 | 最近の紡績機械について研究し,昔の紡績機械と比較し,図などを用いて報告する。 |
自由研究と発表 | 産業の進歩発達に著しく貢献した機械を発明した人の伝記を調べ,発表する。 |
(3) 家庭生活を便利にするためにはどんな機械を使ったらよいか
表の作製 | 家庭の仕事の種類を分類し,表にまとめる。 |
話合い | 家庭生活にどんな機械が利用されているかを話し合う。 |
研究と報告 | 改良された台所や居間にある装置や機械について研究し,図などを用いて報告する。 |
話合い | 家庭生活を便利にし,また,能率的にするためにはどんな機械を用いたらよいかを話し合う。 |
設 計 | 理想的な台所を設計する。 |
研究と報告 | 最近家庭で使われはじめた機械を研究し,報告し合う。(たとえば,電気冷蔵庫・洗たく器・真空そうじ器など。) |
教師の説明 | 家庭生活を改善するためには,それらの機械とその使用法を理解することが必要であることを説明する。 |
話合いと表の作製 | グループで死亡率に関する統計などを利用して次のことを話合い,表を作る。
a.日本人の死亡率はどのように減少してきたか。また死因別の死亡率はどうか b.世界の数か国の死因別死亡率はどのように減少したか c.日本人の死亡率や死因は外国に比べてどのような特徴が見られるか |
研究と発表 | 前の研究を通して,どんな病気がいつごろ減少したかを調べて発表する。 |
教師の説明 | 次のことについて説明する。
a.死亡率が減少したおもな原因について b.日本にはどんな病気が多いか。それはなぜか。また,それらの病気の予防や治療はどのようになされているか |
(2) 社会はそこに住む人々の健康を維持増進するために,科学研究の結果をどのように応用しているか
問 答 | 復習のために次の問答をする。
a.社会の健康を保つためには各自がどんな注意をしたらよいか b.予防注射や種痘の種類と原理 |
研究と発表 | 次のようなことを研究し,発表する。
a.消毒や殺菌の方法と薬品 b.病気の診断や治療に対するX線の応用 c.ペニシリンやストレプトマイシンなどのような最近の薬の発見と効用 |
教師の説明 | 公衆衛生に関する施設や制度(公共物・食品などの検査,消毒,衛生施設の設置など)について説明する。 |
研究と報告 | 郷土にはどんな病気が多いか,またこれを少なくするにはどうしたらよいかについて調べて報告する。 |
表の作製 | 次のようなことについて調べ,前の学習で作った科学史年表に記入する。
a.予防注射の発見と応用 b.X線・ペニシリン・ストレプトマイシン・DDTなどの発見と応用 |
(3) われわれの健康を増進し,まちがった健康法を正すためには,どうすればよいか
話合い | 次のことについて話し合う。
a.健康を維持増進するために言いならわされたり行われたりしているまちがった考えや迷信がないか b.前の学習をもとにして,まちがった生活をどのように正したらよいか |
問 答 | 次のことについて問答する。
a.自分の健康状態を調べるには,からだのどんな点に注意をすればよいか b.健康診断はどんな意味をもっているか,またからだのどんな点を調べるか |
教師の説明 | 年齢によってかかる病気にどんな特徴があるか。また,青少年は特にどんな病気に対して注意したらよいかを説明する。 |
研究と話合い | 次の問題について調べ,結果を話し合う。
a.健康と栄養 b.健康と運動 c.健康と睡眠 d.健康と清潔 e.その他 |
問 答 | 次のことについて問答する。
a.人類だけがどうして高い文化を築き上げることができたか b.人と他の動物の行動とはどんな点が違っているか |
教師の説明 | 本能的行動と知的行動について説明する。 |
観察と話合い | 動物の本能的行動と知的行動の例について,写真・スライド・映画などで観察し,話し合う。 |
教師の説明 | 次のような説明をする。
a.動物が本能的である理由 b.動物の生命を維持する上の本能の役め |
(2) からだのいろいろのはたらきを調節するために,神経系はどんな役割を果しているか。また,人の神経系にはどんな特徴があるか
教師の説明 | 表・図・標本などによって次のことを説明する。
a.人や動物の行動を支配する神経系の機能 b.人の神経系のだいたいの構造 c.中枢神経や自律神経のいろいろの部分の機能 d.反射運動 |
観 察 | いろいろな種類のせきつい動物の模型・標本・絵などを観察し,脳の各部分の大きさや発達の程度を比較し,観察事項を記録する。 |
図表の作製 | 人の大脳・小脳・えんずい・せきずいのはたらきを図表にまとめる。 |
話合い | 神経系やからだの他の部分の構造や機能の点から,人は自然界でどのような位置を占めているかを話し合う。 |
(3) 神経系の健康について,どのような注意をすれば精神上・感情上・感覚上の諸活動をじゅうぶんに行うことができるか
問 答 | 教師の次のような問に対して,生徒は今までの経験をもとにして答える。
a.学習の能率はどのようなときに悪くなるか b.そのような条件から回復するためにはどうしたらよいか |
教師の説明 | 精神上・感情上・感覚上の諸活動をじゅうぶんに行うためにはどんな重要な精神衛生があるかを説明する。 |
研究と発表 | 統計表やその他の資料を用いて交通事故の起る原因(季節・1日のうちの時刻・疲労・飲酒など)について調べて発表する。 |
教師の説明 | 次のことについて説明する。
a.練習の効果 b.精神の健康を維持増進するための方法 c.神経系統の病気の種類と治療 |
話合い | 今までの学習の結果をもとにして,毎日の生活の計画をどのようにたてたらよいかについて話し合う。 |
(付 録) 参 考 書
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藤 本 源 吾 | 僕等の理科実験 | 誠 文 堂 |
総 記 | 小 林 葛 郎 | 物質の謎 | 文 雅 堂 | ||
弥 永・他 | 科学の事典 | 岩 波 書 店 | 柘植秀臣・他 | 最新生物学事典 | 共 立 出 版 |
平 凡 社 | 理 科 事 典 |
|
久 米 又 三
三 輪 知 雄 |
生物実験法 | 岩 崎 書 店 |
〃 | 児童百科事典 | 〃 | W・H・クラウズ
沢田昌雄訳 |
図解の物理 | 文 祥 堂 |
〃 | 大百科事典 | 〃 | 平 田 寛 | 科学の生いたち | さえら書房 |
〃 | 学習大辞典 | 玉 川 出 版 | 田 中 啓 爾 | 郷土のしらべ方 | 三 省 堂 |
小 山 書 店 | 私たちの生活百科事典 | 小 山 書 店 | 斉 藤 進 六 | 理化学習便覧 | 堀 書 店 |
東京天文台 | 理 科 年 表 | 丸 善 | 林 髞 | 自然科学とその恩人 | 三 省 堂 |
日本出版社
編 集 部 |
学習科学事典 | 日本出版社 | 宮 里 良 保 | 科 学 物 語 | 山 海 堂 |
中 等
学習研究会 |
中学生の科学表 | 学園出版社 | 田 中 光 一 | 日常起る自然の不思議 | 文 教 書 院 |
第 1 学 年
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単元Ⅳ | ||||
正 野 重 方 | 天気はどう変るか | 東 洋 図 書 | 吉 岡 実 亮 | ハチの採集 | ジ ー プ 社 |
藤 原 咲 平 | 僕の気象研究 | さえら書房 | 名 和 梅 吉 | 稲 の 害 虫 | 同話春秋社 |
藤 井 藤 之 | 私たちの気象教室 | 国 民 図 書 | 神戸 伊三郎 | 蝶・蜂・蛍 | 東 洋 図 書 |
三 宅 泰 雄 | 空気の発見 | 小 山 書 店 | 〃 | 蝉・はえ・とんぼ | 〃 |
中村
左衛門太郎 |
子供の気象学 | 恒 星 社 | 井 上 舟 治 | 密 蜂 の 話 | 筑 摩 書 房 |
天文気象学研
究会 |
天文気象図鑑 | 弘 文 社 | 〃 | 密蜂の生活 | 文 祥 堂 |
大 田 正 次 | 雨・風・雪 | 同話春秋社 | 神 谷 一 男 | 昆虫採集と標本製作法 | 地球出版社 |
高 橋・渡 辺 | 天気の変化 | 三 省 堂 | 常 木 勝 次 | アリの生活 | 講 談 社 |
中谷 宇吉郎 | 雷 の 話 | 岩 波 書 店 | 加 藤 正 世 | 昆虫の生活研究 | 研 究 社 |
〃 | 寒 い 国 | 〃 | 新 村 太 郎 | 昆虫の生活 | 自由出版社 |
中村
左衛門太郎 |
ラジオによる
素人天気予報術 |
恒 星 社 | 加 藤 正 世 | 昆虫採集手帖 | 北 隆 館 |
正 野 重 方 | 風はどうして吹くか | 東 洋 図 書 | 芹 沢 喜 三 | 少年昆虫記 | 清 水 書 房 |
加 藤 茂 数 | 気象と災害 | 三 省 堂 | 岩田 久二雄 | 昆 虫 と 巣 | 明 新 社 |
北 田 道 男 | 私たちの気象 | 文 祥 堂 | 大 町 文 衛 | 日本昆虫記 | 朝日新聞社 |
荒 川 秀 俊 | 気候と生活 | 山 海 堂 | 新 村 吉 朗 | 新しい昆虫採集と
標本の作り方 |
蓼 科 書 房 |
中 山 周 平 | 冬の生物研究 | 国 民 図 書 | 新 村 太 郎 | 蝶 の 生 活 | 日本教育出版社 |
荒 川 秀 俊 | 日本の気候 | 平 凡 社 | 信 夫 隆 治 | 植物の研究 | 文 理 書 房 |
奥 野 久 輝 | 空気と人間 | さえら書房 | 矢 野 佐 | 植物の研究 | 自 由 書 院 |
荒 川 秀 俊 | 気象の教室 | 大日本図書 | 自由出版社編 | 山 と 植 林 | 自由出版社 |
大 谷 東 平 | 天気予報が出来るまで | 毎日新聞社 | 藤 田 哲 夫 | 植 物 物 語 | 都 祥 堂 |
正 野 重 方 | 気象学図鑑 | 東 洋 図 書 | 湯 浅 明 | 芽生えから種子へ | 広 島 図 書 |
大 谷 東 平 | 天気図と天気予報 | 河 出 書 房 | 日本植物学会 | 植物の世界 | 共 立 出 版 |
畠 山 久 尚 | 気象の四季 | 人 書 館 | 神戸 伊三郎 | 植物はどうして
生長するか |
東 洋 図 書 |
岩波写真文庫 | 雪 の 結 晶 | 岩 波 書 店 | 〃 | 植物はどうしてふえるか | 〃 |
福 本 喜 繁 | 温度と温度計 | 富 士 書 房 | 〃 | 花はなぜ美しいか | 〃 |
正 野 重 方 | 気 象 の 話 | 筑 摩 書 房 | 毎日小学生新聞社 | 稲をみつめて | 毎日新聞社 |
阿 部 安 三 | 空気のはたらき | 文 理 書 房 | 江 山 正 美 | 樹木と私たち | 中央公論社 |
科学と文化の会 | 雲 と 雪 | 同 友 社 | 印 東 弘 玄 | キノコやカビの研究 | 研 究 社 |
古林 和一郎 | 温度しらべ | 岩 崎 書 店 | 新 村 吉 朗 | 新しい昆虫採集と
標本の作り方 |
蓼 科 書 房 |
柴 田 淑 次 | 気象学入門 | 学芸出版社 | 新 村 太 郎 | 蝶 の 生 活 | 日本教育出版社 |
正 野 重 方
小 倉 義 光 |
気 象 の 話 | 誠文堂新光社 | 信 夫 隆 治 | 植物の研究 | 文 理 書 房 |
加 藤 藤 吉 | 気象の一般知識 | 牧 書 店 | 矢 野 佐 | 植物の研究 | 自 由 書 院 |
日本植物学界 | 植物の世界 | 共 立 出 版 | 自由出版社編 | 山 と 植 林 | 自由出版社 |
阿 部 安 三 | 気象観測と天気 | 日本出版社 | 藤 田 哲 夫 | 植 物 物 語 | 都 祥 堂 |
畠 山 久 尚 | 天気予報の話 | 主婦の友社 | 湯 浅 明 | 芽生えから種子へ | 広 島 図 書 |
中谷 宇吉郎 | 雪 | 岩 波 書 店 | 日本植物学会 | 植物の世界 | 共 立 出 版 |
三 石 厳 | しもばしら | 星 書 房 | 神戸 伊三郎 | 植物はどうして
生長するか |
東 洋 図 書 |
内 海 静 | 空気と気象観測 | 弘 文 社 | 〃 | 植物はどうしてふえるか | 〃 |
本 田 正 次 | 植 物 図 絵 | 国 民 図 書 | 〃 | 花はなぜ美しいか | 〃 |
高 島 春 雄 | 動 物 図 絵 | 〃 | 毎日小学生新聞社 | 稲をみつめて | 毎日新聞社 |
植 村 利 夫 | 昆 虫 図 絵 | 〃 | 江 山 正 美 | 樹木と私たち | 中央公論社 |
下 村 兼 史 | 鳥 類 図 絵 | 〃 | 印 東 弘 玄 | キノコやカビの研究 | 研 究 社 |
高 島 春 雄 | 動物の冬ごもり | 岩 崎 書 店 |
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中 山 周 平 | 草木の冬ごもり | 〃 | 松 沢 武 男 | 地球の生態 | 弘 文 社 |
〃 | 私たちのきせつだより
(上・下) |
〃 | 浅 野 清 | 化石の採集と研究 | 目 黒 書 店 |
|
直 良 信 夫 | 地球と生物の生いたち | さえら書房 | ||
水 上 武 | 地震と火山 | 国 民 図 書 | 神戸 伊三郎 | 人はどうして出来たか | 東 洋 図 書 |
萩 原 尊 禮 | 地震はどうして起るか | 東 洋 図 書 | 橋 本 良 平 | 岩はどうして出来たか | 〃 |
永 田 武 | 生きている地球
(火山の噴火) |
〃 | 蔵 田 延 男 | 地球の解剖 | 高 山 書 院 |
〃 | 生きている地球
(地震と津波) |
〃 | 小 島 公 長
熊 谷 信 一 |
地 球 物 語 | 民 友 社 |
鷺 坂 清 信 | 地震と災害 | 三 省 堂 | 村田 喜代治 | 地球のはて | 青 也 書 店 |
西 村 英 一 | 地球の診断 | 目 黒 書 店 | 井 上 清 恒
森 和 雄 |
生物の進化 | 〃 |
大塚 弥之助 | 山はどうして出来たか | 岩 波 書 店 | 鴨 下 寛 | 土壌のはなし | 三 省 堂 |
武 藤 勝 彦 | 地 図 の 話 | 〃 | 葛 原 義 雄 | 鉄 の 話 | 大 雅 堂 |
有 馬 宏 | トンネルを掘る話 | 〃 | 須 藤 俊 男 | 地下資源の利用 | 三 省 堂 |
大 谷 東 平 | 地震と津波の話 | 朝日新聞社 | 畠 山 久 重 | 地 下 資 源 | 自 由 書 院 |
蔵 田 延 男 | 地球の解剖 | 高 山 書 院 | 直 良 信 夫 | 陸と海の生いたち
生きている日本島の話 |
さえら書房 |
竹 節 作 太 | 日本の火山 | 毎日新聞社 | 和 田 八重造
粟 津 秀 幸 |
日本原色岩石図譜 | 目 黒 書 店 |
坪 井 忠 二 | 地 震 の 話 | 岩 波 書 店 | 直 良 信 夫 | 日本を中心とした
地質の話 |
さえら書房 |
杉本 音次郎 | 地球と地震と地形 | 富士出版社 | 田 中 正 男 | 鉱 山 の 話 | 開 隆 堂 |
中村
左衛門太郎 |
大地震を探る | 河 出 書 房 | 房 村 信 雄 | 石 炭 の 話 | 〃 |
竹 内 均 | 地 震 の 話 | 主婦の友社 | 今 井 克 哉 | 石 油 の 話 | 〃 |
黒 田 和 夫 | 温泉の科学 | 長谷川書店 | 名古屋大学
理 工 学 部 |
地下の資源開発と利用 | 日本教育振興会 |
北 田 宏 蔵 | 地図のよみ方かき方 | 三 省 堂 | 木 下 亀 城 | 石 炭 物 語 | 西日本新聞社 |
和 達 清 夫 | 地 球 と 人 | 岩 波 書 店 | 粟 津 秀 幸 | 原色鉱物図譜 | 共 立 出 版 |
原 田 三 夫 | 子供の地質学 | 誠文堂新光社 | 石 野 武 弥 | 石油を掘る話 | 富 山 房 |
辻 村 太 郎 | 地 形 の 話 | 古 今 書 院 | 伊 木 貞 夫 | 石炭を学ぶ | 潮 文 閣 |
宮 部 直 己 | 地震の科学 | 学 術 図 書 | 中 島 竜 一 | 鉄 を 学 ぶ | 〃 |
松 沢 武 雄 | 地 震 | 岩 波 書 店 | 〃 | 製鉄を学ぶ | 〃 |
毎日新聞社編 | 私たちの国土 | 毎日新聞社 | 鹿 沼 景 揚 | 地下資源の研究 | 電 子 社 |
望 月 勝 海 | 地 球 物 語 | 少年文化社 | 荒 木 俊 馬 | 地球の歴史 | 広 島 図 書 |
辻 村 太 郎 | 山 | 岩 波 書 店 | 石 原 純 | 地球の生い立ち | 学 園 出 版 |
町 田 貞 | 川はどんなに
地形をかえるか |
保 育 社 | 富 田 直 夫 | 鉱物と岩石の話 | さえら書房 |
|
小 島 丈 児 | 岩石の成因 | 日本出版社 | ||
山 田 忠 男 | 植物と水 | 岩 崎 書 店 | 直 良 信 夫 | 化 石 の 話 | さえら書房 |
安 藤 進 | ひとつぶの水 | 蟻 書 房 | 小 島 長 久 | 地球内部の探険 | 民 友 社 |
市 場 泰 男 | 水、その生いたちと力 | さえら書房 | 原 田 三 夫 | 子供の地質学 | 誠文堂新光社 |
広瀬 孝六郎 | 水 と 生 活 | 誠文堂新光社 | 小 林 学 | 地球の歴史の研究 | 研 究 社 |
飯島 俊一郎
牧 屋 善 三 |
水 の 話 | 電 子 社 | 安田 健之介 | 化石の理科研究 | 〃 |
柴 田 薫 | 水 の 旅 | 三 省 堂 | 神 戸 伊三郎 | 恐竜とその仲間 | 東 洋 図 書 |
三 宅 泰 雄 | 水のすがた | 創 芸 社 | 徳 富 正 学 | 石 炭 | ダイヤモンド社 |
蔵 田 延 男 | 水を探る科学者 | 柏 葉 書 院 | 日米教育図書
研 究 会 |
岩に刻んだ地球の歴史 | 広 島 図 書 |
白 井 俊 明
飯 山 敏 春 |
水 の 科 学 | 清 水 書 房 | 仲 摩 照 久 | 地球・人間・地球の歴史 | 誠文堂新光社 |
藤 村 与 市 | 〃 | 文 祥 堂 | 〃 | 岩石と鉱物 | 〃 |
宇 田 道 隆 | 海 と 魚 | 岩 波 書 店 |
|
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鈴 木 信 一 | 海 の 生 物 | 保 育 社 | 高 城 武 夫 | 星 の 世 界 | 文 祥 堂 |
末 広 恭 雄 | 魚 の 話 | 筑 摩 書 房 | 滝 口 宏 | 太陽系とこよみ | さえら書房 |
日 高 孝 次 | 海 流 の 話 | 岩 波 書 店 | 永 田 武 | 夜 空 の 光 | 東 洋 図 書 |
竹上 兼七郎 | 黒潮・親潮 | 東 洋 図 書 | 鏑 木 政 岐 | 太 陽 と 月 | 〃 |
北尾 鐐之助 | 目で見る社会科川と人生 | 毎日新聞社 | 〃 | 星 と 星 雲 | 〃 |
久留島 秀三郎 | 空気の液化と水の利用 | 相 模 書 房 | 村 上 忠 敬 | 星座物語 | 日 本 出 版 |
植 村 琢 | 空 気 と 水 | 大日本図書 | 天 文
気象学界編 |
天文気象図鑑 | 弘 文 社 |
中 山 正 民 | 川 と 生 活 | 国 土 社 | 荒 木 俊 馬 | 四季の星座 | 恒 星 社 |
直 良 信 夫 | 海とその生物・海浜の科学 | さらえ書房 | 東京天文台 | 学習大辞典天文気象編 | 玉川出版部 |
内海 富士夫 | 海 と 生 物 | 文 祥 堂 | 佐 伯 恒 夫 | 星座早見表 | 恒 星 社 |
松 江 吉 行 | 海は生物の世界 | 目 黒 書 店 | 野 尻 抱 影 | 星の神秘・伝説 | 白 鳥 社 |
宇 田 道 隆 | 海 と 生 活 | 岩 波 書 店 | 〃 | 月 の 世 界 | 小 学 館 |
金沢高師理科
教育研究会 |
海 の 科 学 | 理化出版社 | 〃 | 少年天文学 | 縄 書 房 |
吉 田 耕 造 | 海 の 波 | 目 黒 書 店 | 田 辺 敏 明 | 望遠鏡と顕微鏡の作り方 | 誠文堂新光社 |
宇 田 道 隆
安 井 善 一 |
海 と 生 活 | 〃 | 科学と文化の会 | 美しい天界 | 同 友 社 |
字 田 道 隆 | 海 | 岩 波 書 店 | 村 上 忠 敬 | 太 陽 | 日本出版社 |
|
野 尻 抱 影 | 天 体 の 話 | 講 談 社 | ||
本 田 正 次 | 学生植物図鑑 | 南 条 書 店 | 鈴 木 敬 信 | 星 の 話 | 筑 摩 書 房 |
岡田 弥一郎外 | 学生動物〃 | 共 立 出 版 | 小 田 幸 子 | 四季の星図 | 偕 光 社 |
本 田 正 次 | 植 物 図 絵 | 国 民 図 書 | 村 上 忠 敬 | 新版全天星図 | 恒 星 社 |
高 島 春 雄 | 動 物 〃 | 〃 | 天 文 気 象
研 究 会 |
天文気象図鑑 | 〃 |
滝 庸 | 魚 貝 〃 | 〃 | 鏑 木 清 水 | 天文学習図鑑 | 東 洋 図 書 |
植 村 利 夫 | 昆 虫 〃 | 〃 | 日本天文学会 | 肉眼恒星図 | 恒 星 社 |
下 村 兼 広 | 鳥 類 〃 | 〃 | 渡 辺 敏 夫 | 暦 の 話 | 増 進 堂 |
堀 赤 松 | 新日本昆虫図鑑 | 日本出版社 | 水 野 良 平 | 宇 宙 旅 行 | 誠文堂新光社 |
米 山 穰 | 野草植物図鑑 | 〃 | 日本天文学会 | 図説星座十二ケ月 | 三 省 堂 |
神戸 伊三郎 | 植物学習図鑑 | 東 洋 図 書 | 松 隈 武 彦 | 天文学新話 | 学 習 社 |
日本出版社編 | 昆 虫 図 典 | 日本出版社 | 山 本 一 清 | 初等天文学講話 | 恒 星 社 |
湯 浅 明 | 生物学の手引き | 力 書 房 | 野 尻 抱 影 | 日本の星十二ケ月 | 研 究 社 |
橋 岡 信 一 | 生物の研究はどの
ようにしたらよいか |
日本出版社 | 〃 | 星 の 世 界 | 小 学 館 |
池 田 喜 平 | 生 物 実 験 | 〃 | 島村 福太郎 | 新しい天文学 | 青 雲 書 院 |
田 中 四 郎 | プランクトンの
実験と観察 |
星 書 房 | 萩 原 雄 祐 | 日 食 | 恒 星 社 |
野 村 健 一 | ぼくらの生物学 | 誠文堂新光社 | 野 尻 抱 影 | 星の美と神秘 | 〃 |
永 野 為 武 | 生物と環境 | 三 省 堂 | 鏑 木 政 岐 | 天体の魅力星と星雲 | 東 洋 図 書 |
武田 久二雄 | 自然観察者の手記 | 研 究 社 | 〃 | 〃 太陽と月 | 〃 |
中 村 浩 | 実験生物 | 金 子 書 房 | 古 畑 正 秋 | 天文学への入門 | 新教育協会 |
古 川 晴 夫 | 動物・植物の
からだとすみか |
清 水 書 房 | 山 本 一 清 | 日 食 の 話 | 恒 星 社 |
中 村 浩 | 顕微鏡下の世界 | 牧 書 店 | 沖吉・脇坂 | 大空の神秘 | 〃 |
清 棲 幸 得 | 自然と生物(花・鳥・虫) | 日本出版社 | 東亜天文学会 | 天体観測の手引 | 〃 |
川 西 良 吉 | 私たちの自然観察 | 誠文堂新光社 | 山 本 一 清 | 空 と 宇 宙 | 〃 |
植 村 利 夫 | 自然観察記 | 陸 水 社 | 野 尻 抱 影 | 全天星座図誌 | 鎌 倉 書 房 |
桑原 万寿太郎 | 新しい動物学 | 青 雲 書 院 | 鈴 木 敬 信 | 太陽とその子供 | 新教育協会 |
滝 庸 | 環境と動物 | 青 也 書 店 | 村 山 定 男 | 天体と宇宙 | 自由出版社 |
阿部 余四雄 | 動物界の観察と考察 | 日本出版社 | 広 島 図 書 | 月 の 世 界 | 広 島 図 書 |
大 野 量 平 | 学生の動物学 | 清 水 書 房 | 薮 内 清 | 暦 と 生 活 | 毎日新聞社 |
吉田 平七郎 | 動物の生活 | 文 祥 堂 | 山 本 一 清 | 惑 星 | 恒 星 社 |
碓井・古川 | 動物・植物と人間 | 清 水 書 房 | 鈴 木 敬 信 | 最新科学図鑑(2)
天空の科学(天文学) |
A・R・S |
森 主 一 | いのちふしぎ | 文 祥 堂 | 山 本 一 清 | 図説天文講座(第一巻)
天球の星座 |
恒 星 社 |
大 島 正 満 | 新版動物物語(前・後) | 妙義出版社 | 村上 春太郎 | 天文と気象 | 〃 |
松 山 義 雄 | 山の動物記 | 吾 妻 書 房 | 村 上 忠 敬 | 星 座 | 創 元 社 |
大 町 文 衛 | 虫・人・自然 | 養 徳 社 | 〃 | 中学生の天文学 | 三 学 社 |
大 島 正 満 | 動物絵物語 | 講 談 社 | 山 本 一 清
吉田 源冶郎 |
肉眼に見える星の研究 | 〃 |
〃 | 少年動物物語(同続) | 世 界 社 | 原 田 三 夫 | 子供の天文学 | 森 北 出 版 |
川村 多美二 | 動物と人生 | 広 島 図 書 | 三省堂編集所 | 暦 と 生 活 | 三 省 堂 |
永 野 為 武 | 小動物物語 | 〃 | 鈴 木 敬 信 | 天 文 台 | 恒 星 社 |
内 山 賢 次 | 楽しい動物誌 | 学習研究社 | 〃 | 太陽とその家族たち | 〃 |
内田 清之助 | 日 本 の 鳥 | 文 祥 堂 | 佐 伯 恒 夫 | 星座の伝説 | 保 育 社 |
小 林 桂 助 | 野の鳥・山の鳥 | 筑 摩 書 房 | 日本天文学会 | 肉眼鳩星図 | 恒 星 社 |
山 階 芳 磨 | 鳥の生活と巣箱 | 国 民 図 書 | 山 本 一 清 | 星座の親しみ | 〃 |
内田 清之助 | 渡 り 鳥 | 岩 波 書 店 | 鈴 木 敬 信 | 星 の 世 界 | 新教育事業協会 |
自由出版社編 | 渡り鳥の話 | 自由出版社 | 〃 | 天 文 台 | 〃 |
中 西 悟 堂 | 野鳥ガイド | 日 書 書 院 | 荒 木 俊 馬 | 大宇宙の旅 | 恒 星 社 |
大 島 正 満 | 海の魚川の魚 | 広 島 図 書 | 山 本 一 清 | 星 の 宇 宙 | 〃 |
大島 勝太郎 | いその採集 | ジ ー プ 社 | 〃 | 子供の天文学 | 〃 |
岩波写真文庫 | 昆 虫 | 岩 波 書 店 | 〃 | 日 食 の 話 | 〃 |
加 藤 正 世 | 趣味の昆虫 | 誠文堂新光社 | 〃 | 観測機械と天文台 | 〃 |
高 島 春 雄 | 昆虫の世界 | 雁 書 房 | 辻 光 之 助 | 星より地球へ | 〃 |
木 村 小 舟 | 新 昆 虫 記 | 推 古 書 院 | 高木 公三郎 | 空に見えるもの | 学芸出版社 |
新 村 太 郎 | 昆虫の世界 | 高 山 書 院 | 鈴 木 敬 信 | 太陽系の発見 | 恒 星 社 |
堀 勝 | 虫 の 世 界 | 文 祥 堂 | 東亜天文学会 | 天文観測手引 | 〃 |
岩田 久二雄 | 四 季 の 虫 | 筑 摩 書 房 | 高 松 三 郎 | 空に見えるもの | 学芸出版社 |
植 村 利 夫 | 益虫と害虫 | 国 民 図 書 | 荒 木 俊 馬 | 天文と宇宙 | 恒 星 社 |
野 村 健 一 | 文化の昆虫 | 日本出版社 | 野 尻 抱 影 | 小さな天文学者 | 妙義出版社 |
岩田 久二雄 | 昆虫の生活と本能 | 府 中 書 院 | 佑 伯 恒 夫 | 僕等の天体観測 | 恒 星 社 |
神 谷 一 男 | 昆虫ガイド | 邦 文 館 | 篠 原 省 治 | 星 の 研 究 | 自 由 書 院 |
石 渡 慈 鳥 | 私の昆虫記 | 洋 々 書 房 |
第 2 学 年
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松元 志摩三 | 動物から家畜へ | 国 民 図 書 | 藤島 亥治郎 | 建築のはなし | 三 省 堂 |
大 島 正 満 | 海の魚・河の魚 | 広 島 図 書 | 〃 | 私達のくらしと生活 | 国 民 図 書 |
永井 威三郎 | 穀 物 の 話 | 誠文堂新光社 | ブルーノ・タウト
吉田・篠田訳 |
日本の家屋と生活 | 雄 鶏 社 |
宇 田 道 隆 | 海 と 魚 | 岩 波 書 店 | 岸田 日出刀 | 建 築 五 講 | 相 模 書 房 |
寺 田 新 | 小さな水産学者 | 妙義出版社 |
|
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井 上 清 恒 | 私達のからだ | 文 明 堂 | 白 井 俊 明 | 火 と 炎 | 誠文堂新光社 |
武 藤 義 夫 | からだの科学 | 小 山 書 店 | 橘 藤 雄 | 熱 の 歴 史 | 〃 |
川 島 四 郎 | 食物と栄養 | 誠文堂新光社 | 扇 谷 英 一 | レンズの歴史 | ジ ー プ 社 |
萩 原 文 二 | 私達の食物 | 文 理 書 房 | 田 辺 敏 明 | 望遠鏡・顕微鏡のつくり方 | 誠文堂新光社 |
理科教育研究
委 員 会 |
たべものの科学 | 保 育 社 | 栗 山 重 | 火の 研 究 | 自 由 書 院 |
平 沢 興 | 人体のふしぎ | 誠文堂新光社 | 飯島 俊一郎 | 火 の 話 | 電 子 社 |
東 京 教 育
科学研究会 |
人のからだ | 正 統 社 | 金 子 淳 一 | 熱 の 話 | 講 談 社 |
正木 不如丘 | 小さな医者 | 妙義出版社 | 黒 川 真 武 | 火の研究室 | 少年文化社 |
加 藤 元 一 | 日常生活の生理学 | 岩 波 書 店 | 北 海 道 彦 | 火 と 人 間 | 志 村 書 店 |
堀 関 夫 | からだのしくみ | 寧 楽 書 房 | 岩波写真文庫 | レ ン ズ | 岩 波 書 店 |
岡崎 常太郎 | 食物と栄養 | 自 由 書 院 | 原 光 雄 | 灯火の歴史 | 民 有 社 |
井 上 兼 雄 | 食物と栄養 | 国 民 図 書 | 福 本 喜 繁 | 火・熱・温度 | 富 山 房 |
石田 竜次郎 | 食糧は如何にして
得られるか |
毎日新聞社 | 〃 | 熱 の 科 学 | 森 北 出 版 |
小 林 章 | 日本のくだもの | 〃 | 小 倉 義 光 | 熱 | 目 黒 書 店 |
布 施 久 通 | 生物の利用 | 三 省 堂 | 阪 田 巻 蔵 | 光 の 話 | 文 祥 堂 |
|
西 田 正 孝 | 光 の 世 界 | 中 文 館 | ||
井 上 兼 雄 | 栄養の常識 | 時 大 堂 | 福 本 喜 繁 | 始めて学ぶ人のための
熱の科学—実験と研究 の手引 |
森 北 出 版 |
井 上 兼 雄
鈴木 梅太郎 |
栄 養 読 本 | 日本評論社 | 加藤 信八郎 | 燃 料 | 大日本図書 |
大元 茂一郎 | 家族生活の科学化 | 地 球 出 版 | 賀 田 光 二 | 家 庭 燃 料 | 誠文堂新光社 |
花 園 利 昌 | 生理学習図鑑 | 東 洋 図 書 | 福 本 喜 繁 | 温度と温度計 | 富士出版社 |
井 上 兼 雄 | 食物と栄養 | 国 民 図 書 | 高 山 磐 平 | 火 と 生 活 | 大日本図書 |
武 藤 義 夫 | からだの科学 | 小 山 書 店 | 古 賀 豊 城 | エネルギー物語 | 創 芸 社 |
神戸 伊三郎 | 栄養はどうしてとるか | 東 洋 図 書 | 柳 田 国 男 | 火 の 昔 | 電 子 社 |
萩 原 文 二 | 私達の食物 | 文 理 書 房 | 関 重 広 | 灯火の変遷 | 〃 |
有本 邦太郎 | 栄養価の求め方と
食品成分表 |
光 生 館 |
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川 島 四 郎 | 栄養と食物 | 誠文堂新光社 | 塩 谷 晃 | 図解科学—電気 | 中学技術社 |
高野 六郎外 | 食 物 衛 生 | 雄 山 閣 | 佐 野 昌 一 | すぐまにあう電気学 | 力 書 房 |
河 野 通 匡 | 食物成分の%と
カロリー表 |
中央図書出版 | 山北 藤一郎 | 少年電気工作 | 誠文堂新光社 |
河 野 通 匡 | 食べ物のはなし | 沖 書 店 | 阿 部 安 三 | 電 気 読 本 | 日本出版社 |
桜 井 芳 人 | 食物と栄養 | 朝 倉 書 店 | 森 野 拾 信 | 電気と生活 | 日本出版社 |
藤 巻 良 知
有本 邦太郎 |
栄 養 科 学 | 光 生 館 | 辰 己 雄 吉 | 図による中学生の電気学 | 学園出版社 |
直 良 信 夫 | 食物の歴史(上・下) | 開 隆 堂 | 菊 谷 秀 雄 | 僕等の電気学 | 電 子 社 |
井 上 清 恒 | 生体の科学 | 青 山 書 院 | 上 島 康 平 | 光 と 電 気 | 文 祥 堂 |
田 中 潔 | ホルモンとビタミン | 日本出版社 | 樫 田 恒 | 電池の科学 | 〃 |
中島 雄次郎 | 次郎の栄養学 | 電 子 社 | 川合 幸次郎 | 電気の世界 | 毎日新聞社 |
生 物 教 育
研 究 会 |
生物の栄養 | 国 民 図 書 | 山 本 和 一 | 私達の電気実験室 | 創 元 社 |
江下 不二夫 | 生体の化学 | 大日本出版 | 佐 野 昌 一 | おはなし電気学 | 明 治 書 院 |
佐 藤 桂 一 | 科学食の知識 | 河 出 書 房 | 上 田 大 助 | 電気とその利用 | 三 省 堂 |
小 川 安 朗 | 衣料ものがたり | 弘 学 社 | 八 木 秀 次 | 電 波 の 話 | 主婦の友社 |
佐 藤 亘 宏 | 私達の生活と配色 | 講 談 社 | 武 田 元 繁 | やさしい電気学 | 山 海 堂 |
守 屋 典 郎 | 紡績のはなし | 三 省 堂 | 八 木 秀 次 | 私たちの電気学 | 理 工 学 社 |
小 松 芳 喬 | 紡績機械ものがたり | 国 民 図 書 | 袋 一 平 | 電気の歴史 | 民 友 社 |
古 井 育 吉 | 紡績の話 | 文 祥 堂 | 上 島 康 平 | 電力とモーター | 文 祥 堂 |
井 本 稔 | せんいの進歩 | 毎日新聞社 | 坂 本 捷 房
黒 田 新 市 |
電気はどう研究するか | コ ロ ナ 社 |
山 際 清 | きものの話 | 三 省 堂 |
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青 木 良 吉 | 洗濯の理論と実際 | コ ロ ナ 社 | 宮 原 将 平 | 手 の 進 歩 | 大 雅 堂 |
桜 田 一 郎 | 繊維の科学 | 三共出版社 | 渡 辺 単 治 | 発明もの語りと科学手工 | 新 潮 社 |
高 山 磐 平 | 衣服と生活 | 自由出版社 | 公 文 館
科 学 教 室 |
動 力 教 室 | 公 文 館 |
祖 父 江 寛 | 繊維と織物 | 新教育協会 | ガートルート
・ハールマン 渡辺 一男訳 |
機械の生いたち | 中等教育研究会 |
藤 原 正 武 | 着物と私たち | 清 水 書 院 | 三 石 巌 | 私達のくらしと道具 | 国 民 図 書 |
山 鹿 誠 二 | 衣料資源と紡績工場 | 金 星 堂 | 橘 藤 雄 | 機械とエネルギー | 蟻 書 房 |
斉 藤 俊 吉 | 衣 服 材 料 | 光 生 館 | 武 士 逸 三 | わたしたちの機械 | 誠文堂新光社 |
井 本 稔 | ナイロンの発見 | 創 元 社 | 職 業 教 育
研 究 会 |
機械を作る人たち | 第 一 出 版 |
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国 友 秀 夫 | 時 計 の 話 | 誠文堂新光社 | ||
西 山 卯 三 | 明日の住居 | 推 古 書 院 | 萩 原 尊 礼 | 振子物語り | 東 洋 図 書 |
村 田 治 郎 | 世界の家・日本の家 | 毎日新聞社 | 長 岡 順 吉 | 機 械 工 学 | 朝日新聞社 |
災 害 科 学
研 究 所 |
災害を防ごう | 〃 | イ リ ン 著
玉 城 肇 訳 |
時計の歴史 | 岩 崎 書 店 |
石田 竜次郎 | 衣料と住居は
如何にしてできるか |
〃 | 藤岡 亀三郎 | 生きている機械 | 誠文堂新光社 |
木村 幸一郎 | すまいの話 | 三 省 堂 | 作 井 誠 太 | 力と生活 | 〃 |
木村 幸一郎 | 気候とすまい | 相 模 書 房 | 前 橋 譲 一 | 機械の研究 | 自 由 書 院 |
森 ■ | ぼくらの住居 | 東 京 堂 | 宮 里 良 保 | 時計の科学 | 火 星 社 |
藤島 亥治郎 | 家のうつりかわり | 国 民 図 書 | 井 田 光 雄 | エネルギー | 日本出版社 |
関 野 克 | 建築のいろいろ | 筑 摩 書 房 | 鈴 木 次 郎 | 力 の 釣 合 | 目 黒 書 店 |
木 村 孝 | 家 の 研 究 | 自 由 書 院 | 原 島 鮮 | 力 の 科 学 | 学 術 図 書 |
横 山 尊 雄 | すまいの文化 | 毎日新聞社 | 実 野 恒 久 | 楽しい理科工作 | 新教育研究会 |
中谷 宇吉郎 | 寒 い 国 | 岩 波 書 店 | 合 田 俊 夫 | 歯 車 の 話 | 文 祥 社 |
和 田 精 | 明るい我が家 | 万 世 書 房 | 三 石 巌 | 自転車の科学 | ジ ー プ 社 |
庄 司 光 | 住居の衛生学 | 光 生 館 | 阪 田 巻 蔵 | 力 と 運 動 | 文 祥 堂 |
金 井 清 | 家はどうすれば
強くなるか |
東 洋 図 書 | 勝 見 勝 | 手・道具・機械
—人間進化の跡— |
さえら書房 |
渡 辺 要 | 雪 と 建 築 | 新 国 社 | 森 周 六 | 農機具の発達 | 平 凡 社 |
西 山 卯 三 | これからのすまい | 相 模 書 房 | 内 藤 初 穂 | 機械の発達 | 新教育事業協会 |
伊 藤 豊 | 日本の住居の
うつかわり |
春 秋 社 | 東山 三太郎 | 器 械 の 話 | 広 島 図 書 |
第 3 学 年
|
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||||
喜 田 二 郎 | 遺 伝 の 話 | 保 育 社 | 山北 藤一郎 | 電気機関車の作り方 | 誠文堂新光社 |
木 谷 威 男 | 微生物と病気 | 文 祥 堂 | 宮 本 茂 乗
佐 伯 季 治 |
電車と電気機関車 | コ ロ ナ 社 |
安澄 権八郎 | 人 と 遺 伝 | 〃 | 八十島義之助 | 鉄道の生い立ち | 蟻 書 房 |
井 上 清 恒
森 和 雄 |
生物の進化 | 青 也 書 店 | 有 馬 宏 | トンネルを掘る話 | 岩 波 書 店 |
大 島 正 満 | 小さな進化論者物語 | 妙義出版社 | 坂 田 俊 夫 | 飛ぶ機関車 | 鉄道教科書 |
永 田 義 夫 | 微生物の話 | 富士出版社 | 明 石 孝 | 鉄 道 の 話 | 広 島 図 書 |
福 見 秀 雄 | 微生物の世界 | 高 山 書 院 | 井 原 豊 昭 | 鉄道の一般知識 | 牧 書 店 |
近 藤 宏 二 | 人体と結核 | 岩 波 書 店 | 高 山 磐 平 | 電気機関車 | 自由出版社 |
阿部 余四男 | 家畜の歴史と遺伝 | 文 祥 堂 | 〃 | 鉄 道 の 話 | 〃 |
岸谷 真治郎 | 微生物発見物語 | 広 島 図 書 | 和 辻 春 樹 | 船を科学する | 羽 田 書 店 |
八 田 貞 義 | 細菌とのたたかい | 筑 摩 書 房 | 関 谷 健 哉 | 船 | 誠文堂新光社 |
石川 千代松 | アメーバーから人間まで | 帝 都 出 版 | 〃 | 僕 等 の 船 | 〃 |
平 沢 興 | 医学のあゆみ | 誠文堂新光社 | 新 城 常 三 | ぼくらの交通 | 東 京 堂 |
隈 部 英 雄 | 結核の正しい知識 | 保健同人社 | 飯 塚 羚 児 | 船の歴史物語 | 講 談 社 |
〃 | 続結核の正しい知識 | 〃 | 鷹 司 平 通 | ぼくらの機関車 | 羽 田 書 店 |
今 井 喜 孝 | 遺伝学回答 | 力 書 房 | 桑 原 達 郎 | 模型船舶の作り方 | 誠文堂新光社 |
押 鐘 篤 | 人 と 細 菌 | 羽 田 書 店 | 隈都・山本 | 私たちの自動車 | 毎日新聞社 |
松 田 道 雄 | 結核をなくすために | 岩 波 書 店 | 槇 尾 栄 | ワ ッ ト 伝 | 富 山 房 |
稲田・塩田 | 家庭の医学 | 時事通信社 | 近 藤 忠 夫 | 船 の 話 | 主婦之友社 |
林 髞 | 細菌と闘う人々 | 学 芸 社 |
単元Ⅴ |
||
斉 藤 清 | 植物から作物へ | 国 民 図 書 | 小 幡 重 一 | 音とは何か | 岩 波 書 店 |
山 田 繁 雄 | 細胞と遺伝 | 大日本図書 | W・ブラッグ
栗原嘉名芽訳 |
音 の 世 界 | 創 元 社 |
小 泉 丹 | 生 物 進 化 | 岩 波 書 店 | 栗原 嘉名芽 | 音のさまざま | 中央公論社 |
自由出版社編 | 微生物の話 | 自由出版社 | 勝 見 勝 | 音 の 観 察 | さえら書房 |
小 泉 丹 | 品種の改良 | 目 黒 書 店 | 三 石 巌 | 音 の 科 学 | 清 水 書 房 |
松丸 志摩三 | 家 畜 の 話 | 岩 崎 書 店 | 田口 卯三郎 | 音 と 生 活 | 組 合 書 房 |
信 夫 隆 治 | 細菌の研究 | 文 理 書 房 | 宮 下 正 美 | 音 の 話 | 講 談 社 |
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栗原 嘉名芽 | 音の研究(正男君の日記) | 広 島 図 書 | ||
富 田 直 夫 | 鉱物と岩石の話 | さえら書房 | 寺 沢 春 潮 | 太郎のラジオ技術読本
(上・下) |
大 盛 社 |
須 藤 俊 男 | 地下資源の利用 | 三 省 堂 | 日本放送協会 | ラジオ技術教科書
(上・下) |
日 本 放 送
出 版 協 会 |
田 中 正 男 | 鉱 山 の 話 | 開 隆 堂 | 坂本・前田 | ラジオの原理とつくり方 | コ ロ ナ 社 |
職 業 教 育
研 究 会 |
化学工場の人たち | 第一出版社 | 百 束 極 | 最新ラジオ技術読本 | 広島中央放送局 |
今 井 秀 喜 | 地下の宝庫 | 三 省 堂 | 松 浦 一 郎 | 鉱石ラジオの作り方 | 力 書 房 |
職 業 教 育
研 究 会 |
石油を掘る人たち | 第一出版社 | 甘 田 早 苗 | 初級ラジオ工作 | 誠文堂新光社 |
成 田 潔 英 | 木から紙になるまで | 丸 善 | 古沢 匡市郎 | やさしいラジオの作り方 | 〃 |
石 野 武 弥 | 石油を掘る話 | 富 山 房 | 杉 本 哲 | 初歩のラジオ研究・同続 | 山 海 堂 |
木 下 亀 城 | 石 炭 物 語 | 西日本新聞社 | 〃 | 初歩のラジオ
ハンドブック |
〃 |
中 島 奄 一 | 鉄 を 学 ぶ | 潮 文 閣 | 加藤 安太郎 | ぼくらのラジオ | 教育科学社 |
房 林 信 雄 | 石 炭 の 話 | 開 隆 堂 | 上 野 七 夫 | 中学生のラジオ | 日 本 放 送
出 版 協 会 |
今 井 直 哉 | 石 油 の 話 | 〃 | 根 岸 巌 | ラジオの話 | 広 島 図 書 |
井 上 英 煕 | セ メ ン ト | ダイヤモンド社 | 去来川 幸夫 | ラジオの故障と修理 | 力 書 房 |
中村・斉藤 | 肥 料 | 〃 | 上 野 七 夫 | ラジオ一・二年生 | 日 本 放 送
出 版 協 会 |
岡 本 正 三 | 金属の科学 | 学 術 図 書 | 富 塚 清 | ぼくたちの電波研究 | さえら書房 |
伊 木 貞 夫 | 石炭を学ぶ | 潮 文 閣 | 黒田 雄三郎 | 電気通信施設の知識 | コ ロ ナ 社 |
磯 崎 勝 | 動力資源と近代工業 | 金 星 堂 | 高 山 磐 平 | 通 信 機 関 | 自由出版社 |
徳 富 正 蔵 | 石 炭 | ダイヤモンド社 | 佐々木 元勝 | 通信の発達 | 三 省 堂 |
浜田 徳太郎 | 紙 | 生 活 社 | 大 岡 茂 | 航海と電波通信 | 兼 六 館 |
山田七五三太 | 紙は生きている | 同和春秋社 | 藤 井 一 市 | ラジオのきこえるまで | 岩 崎 書 店 |
鹿 沼 景揚 | 宝山の探険 | 電 子 社 |
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久保山 雄三 | 炭鉱の知識 | 公 論 社 | 林 髞 | 自然科学とその恩人 | 三 省 堂 |
葛 原 義 雄 | 鉄 の 話 | 大 雅 堂 | 畠 山 久 重 | 世界の発明発見 | 自 由 書 院 |
崎 川 範 行 | 石 炭 の 話 | 自由出版社 | 林 髞 | 細菌と闘う人々 | 学芸出版社 |
|
矢 島 祐 利 | 世界の科学者 | 筑 摩 書 房 | ||
扇 谷 英 一 | レンズの歴史 | ジ ー プ 社 | 佐 々 貫 之 | ペニシリン療法 | 民 風 社 |
黒 柳 準 | 光学発達史 | 誠文堂新光社 | 小 林 篤 郎 | 物 質 の 謎 | 大 雄 堂 |
岸谷 貞次郎 | 微生物の発見物語 | 銀 の 鈴 社 | 岸谷 貞治郎 | 微生物発見物語 | 広 島 図 書 |
鈴 木 敏 夫 | 目 の 発 達 | 大 雅 堂 | 林 髞 | パスツール | 新 潮 社 |
萩 原 古 寿 | 照 明 の 話 | 〃 | 菊 地 正 士 | 物 質 の 構 造 | 創 元 社 |
中 村 浩 | 顕微鏡下の世界 | 牧 書 房 | 竹 脇 潔 | ホルモンの問題 | 寧 楽 書 房 |
中 村 康 | 近 視 の 話 | 富 山 房 | 西 丸 四 方 | 脳とこゝろ | 日本出版社 |
〃 | 老視と眼鏡 | 医 学 書 院 | 石 原 純 | 人間はこれまでどのよう
なことをしてきたか |
新 潮 社 |
東 条 四 郎 | レ ン ズ | 河 出 書 房 | 小 泉 丹 | 野 口 英 世 | 岩 波 書 店 |
西 田 正 孝 | 光 の 世 界 | 中 文 館 | 八 田 貞 義 | 細菌とのたゝかい | 筑 摩 書 房 |
岩 波
写真文庫編 |
レ ン ズ | 岩 波 書 店 | 石 原 純 | 世界のなぞ | 新 潮 社 |
井 上 勇 | 図説顕微鏡活用法 | 三 省 堂 | 毎日新聞社編 | 農業技術の発達 | 毎日新聞社 |
田 辺 敏 朗 | 望遠鏡と顕微鏡の作り方 | 誠文堂新光社 | 安 村 正 武 | 発明家の生涯 | 青 也 書 店 |
未 田 成 麿 | 反射望遠鏡の作り方 | 〃 | ジエームス
稲村 小川共訳 |
科学は世界を改造する | 新教育事業社 |
田 崎 秀 夫 | 電子と電子顕微鏡 | 日本出版社 | 緒 方 富 雄 | からだを護るもの | 南 山 堂 |
太 田 時 男 | X 線 の 話 | 推 古 書 院 | 隈 部 英 雄 | 結核の正しい知識 | 保健同人社 |
|
森 島 恒 雄 | 科学の歴史 | 青 也 書 店 | ||
三 井 高 陽 | 交通と通信 | 国 民 図 書 | 自由出版社編 | 印 刷 の 話 | 自由出版社 |
毎日新聞社編 | 交通の発達 | 毎日新聞社 | 木 村 恒 行 | 原 子 の 話 | 文 理 書 房 |
山田 二三男 | 汽 車 の 話 | 講 談 社 | 竹田・岩田 | 原子世界への旅 | ナ ウ カ 社 |
石 井 昭 正 | 交 通 | 三 省 堂 | 嵯峨根 遼吉 | 原子爆弾の話 | 講 談 社 |
字 井 芳 雄 | 自動車の理科研究 | 研 究 社 | 東 京
科学研究会 |
元 素 の 話 | 正 統 社 |
三 石 巌 | 自動車の科学 | ジ ー プ 社 | 飯 田 幸 郷 | 原子力の研究 | 自 由 書 院 |
宮 本 晃 男 | 初歩自動車ハンドブック | 山 海 堂 | 平 田 寛 | 科学の生いたち | さえら書房 |
山 崎 好 雄 | 蒸気機関の生い立ち | 平 凡 社 | 堀 秀 彦 | 近代を切りひらいた人々 | 三 省 堂 |
三 石 巌 | 蒸気機関の歴史 | ジ ー プ 社 | 草 間 敏 奈 | 脳のはなし | 岩 崎 書 店 |
高 山 磐 平 | 自動車の話 | 自由出版社 | 白 井 俊 昭 | 物質とは何か | 三 省 堂 |
毎日新聞社 | 世界を結ぶ航空路 | 毎日新聞社 | 武 士 逸 三 | わたくしたちの機械 | 誠文堂新光社 |