(五) 学習指導上の注意 1 個人差に適応させること。 イ 個人個人の欠陥を明らかにして、進歩の程度を測定する。

ロ それぞれの興味・能力に応じて、読書サークル、映画・演劇クラブなどのクラブ活動に参加させる。

2 読書技術を高めること。 イ 学級文庫・学校図書館を充実して、読書の興味を刺激する。

ロ 図表・地図・辞書などの利用に慣れさせる。

3 文学の指導は文学史などの知識だけに終らないようにすること。

4 資料を整備すること。

イ 学級文庫・学校図書館に、国語・文学に関する書物を用意する。

ロ 教科書のほかに、よい資料を選んで用いさせる。

ハ 新聞や雑誌を利用する。

ニ 公共図書館を利用する。

5 他教科と関連を持つこと。 イ 他教科における読書、書物利用の実際を調査する。

ロ 他教科の教師にも、国語的な指導を求める。