第1 目 標
2.商業組織の中で仕事をしながら,相互に依存し協力し合う関係を認識して自己の職分を責任を持って遂行することの重要さを理解する。
3.各自の個性に適した職業を選んで,自己の特性を生かし,社会に役だつようにする態度を養う。
第2 単元の例
2.卸商の普通売買取引はどのように行うか。
3.卸商の委託売買取引などは,どのように行うか。
4.運送業を経営するには,どのような事務を行うか。
5.倉庫業を経営するには,どのような事務を行うか。
6.銀行を経営するには,どのような事務を行うか。
7.保険業を経営するには,どのような事務を行うか。
第3 学習指導上の要点
1.生徒自身が経営の主体となり,種々の計画を次々に立て,それによって,商業組織の中で仕事をする他の生徒と自分との関係を作り上げて行く。このような商業活動を実践して,商業に従事する者として必要な知識・技能・態度を総合的に身につけ,いろいろな事務を合理的に,能率的に処理して行く能力を養うことが,この科目の第1の目標である。この目標を達成するためには,次のことについて注意する必要がある。
(2) 計画・執行にあたっては,既習の知識・技能を自由自在に応用し,また必要に応じて自主的に資料の収集や調査を行うこと。
(3) 事務処理については,その事務の目的をよく理解し,執務の順序を合理的に立てること。用紙・帳簿・事務用器具について,それらの大きさ・記入法・取扱方・整理のしかたを合理化して,事務能率の上るようにくふうすること。
(4) 経営に必要な各種の事務や取引の計画を自主的に立て,その実施と検討とをくり返しながら,だんだんと新しい条件を加えて,取引を複雑化して行く。このようにして,経営に必要な知識・技能の向上・練磨に努めるところにこの科目の学習の生命があること。
(5) 経営方針,取引計画の立案ができあがった時や,各種の事務処理が終了したたびごとに,必ず,教師の批判・指導を受けて,みずから検討し,次の計画・執務の発展に役だてること。
(2) 予定日・予定時間を守り,協定事項・契約事項を確実に実行すること。
(3) 備品・図書・資料の取扱によく注意すること。
(4) 控やメモをとること。中間報告・完了報告・予定変更通知を励行すること。
(5) 整理・整とん・美化・静粛を心掛け,実行すること。
(6) ことばづかい・作法・服装・健康に気をつけること。
(7) 机や椅子の形と配置・備品・用具・書式を,できるだけ実際のものに近くして,おのずから執務を促進するような環境を作ること。
(2) 生徒が選ぶことのできる職務の種類をできるだけ多く設け,その一つの職務の中でも,程度や分量に差のあるようにしておくこと。
(3) 学習の進行中においても,よりよく個性に適した職務が他に見いだされたならば,それに転換できるようにしておくこと。
1.教師の準備と活動
b.模擬実践法による。
c.学校売店の経営を行う。
d.商店・会社・工場などと協力して,現場において実習する。
このうちの,いずれを選び,またはいずれを組み合せて,学習方法を決定するかは,学校の地域性・予算・生徒の能力・生徒数および教師数などの条件にもよることであるから,それらの事情を考慮して決定するがよい。
b.経 営 企 画—営業方針・事務組織・帳簿設定・予算・資金の調達と運用・取引計画。
事 務—取引手続・会計帳簿の記録計算・金銭出納・書類信書の作成と整理・事務用器具の取扱・調査。
c.取 引 卸 商—普通売買・委託売買・代理店業務・組合売買・未着品売買・寄託品売貿。
運送業—小運送・運送仲立人業務・鉄道運送・海上運送。
倉庫業—保管・荷役。
銀行業—預金・貸付・割引・為替・代金取立・保護預り・手形交換
保険業—火災・運送・海上積荷・船舶の各保険・再保険・特約保険。
郵便局—郵便・電信・電話・振替貯金。
管理部—商品の仕入・販売・有価証券の売買・土地建物の賃貸・中央銀行業務・登記・税務・備品管理など。
(3) 商業社会の組織を定める。これも生徒の能力と数とによって異なるであろうが,標準的な例としては,地方を二つに分けて,各地方ごとに,卸商や,銀行・運送・倉庫・保険などの各会社,および駅や郵便局を設け,別に管理部を中央に一つ設けるのが普通である。
(4) 生徒の個性・能力・家庭環境・卒業後の志望進路を調査し,それによって,各生徒の職務の選定に協力する。
(5) 地域社会の事情を考慮して,取り扱う商品の種類と,取引数量の標準について,指導する。
(6) 諸手続・書式・料金・金利・利廻り・税金などについて,最近の事情を調査しておく。
(7) 各業種の使用する書式を用意しておく。
(8) 指導票を作成する。取引の種類と事務の内容とについて,最小学習回数を示した指導票を作って,生徒に示すことは,生徒の自発的活動を促進するために,大いに役だつであろう。
(9) 時間配当の計画を立てる。商店・会社の設立事務の完了までを準備学習期間とし,その以後を総合学習期間とするのが適当であろう。また,月末・期末の行事として,帳簿や書類の検査を行うことは,学習の効果を多くするためにきわめて有効である。
(10) 生徒の学習上の心得・学習上の諸規定・その他参考事項を内容とした生徒用の実践学習必携を編集しておく。
(11) 教室・準備室・備品・標本・参考図書・その他各種の資料を整備する。
(2) 自己の選んだ職務に関係のあるすべての事について,実社会の実情を調査し研究する。
(3) 企業の形態・規模・取扱商品を各自で決定して,創業事務にあたる。
(4) 経営に必要な営業方針・事務組織・帳簿組織・予算・資金の調達と運用・取引計画を立案する。
(5) 取引に必要ないっさいの書式・用具を合理的・能率的に準備する。
(6) 取引の相手がたを求めて,取引活動を行う。
(7) 各取引を記帳・整理して,月末・期末には決算を行う。
(8) 指導票に示された学習の最小限度以上に,取引回数を多くし,かつ,合理的・能率的に行うように努力する。
(9) 計画の立案ができた時と,取引が終了した時には,必ず,教師の批判と指導を受けて,みずから,結果について検討する。
(10) すべてにわたり,自己の周到な調査研究に基づいた計画と,その徹底的な実行と,さらに巌密な批判・検討によって,自己の執務能力を向上発展させる心構えを持って,この科目の学習を貫いて行く。
第4 学習指導計画の一例
1.単元名 卸商の普通売買取引はどのように行うか。
2.目 標
(2) 事務の計画・執行・整理を合理化し,能率化する力・創造力を養う。
(3) 社会的職分を自覚する。
(4) 自己の能力と適性とを見いだす。
なお,この模擬実践に加えて,実務講習や商業調査を,随時に織り込んで行くことも適切であろう。
(2) 週間計画 1週5時間とするならば,模擬実践に週2日,1日2時間ずつ,計4時間を当て,実務講習に1時間を当てる。または,学習上の必要と興味とに応じて,商業調査を織り込んで行く。
(3) 1日の模擬実践の計画 1日2時間として,連続して行い,はじめの80分間を,取引および調査に当て,後の40分間を,整理および次の企画に当てるのがよいであろう。以上の週間および1日の計画については,別表7,8,9を参照して,具体的な計面を立てるがよい。
A.教師の準備と資料
(2) 運送・倉庫・銀行・保険の各会社および駅・郵便局・管理部などの各機関が,卸商から,いろいろな取引をしかけられてもさしつかえないように,いっさいの書式・用具・人員・諸規定の準備が,整っているかどうかを調べる。
(3) 甲地の卸売相場と,乙地の買入相場との開きが,中間の諸掛りを支払っても,なお両地方の卸商に利益を生じることができるように,相場を調整する。
(4) 卸商の経営事務を始め,各機関商業との取引手続,相手地の卸商との取引手続について,精通しておく。
(5) 卸商の経営事務・取引に必要な資料や,その他の参考資料をそろえる。
たとえば,a.書式・伝票・帳簿・信書類の記入見本
b.配給経路図
c.執務系統図
d.その他参考となる資料・図書・用具・標本など
(6) 検閲用の印・朱肉・赤鉛筆などを用意する。
(2) 売買手続に必要な書式を準備する。普通売買の売主として必要なものとしては,値段表・見積書・注文請書・売買契約書・送り状・出荷申込書・出荷案内状・請求書・領収書などである。
(3) 売買手続に必要な書式の記入例や記入法を調べておく。
(4) 卸商の経営事務に必要な,次のような書類・伝票・帳簿・器具・文房具などをそろえる。
b.入金・出金・振替・仕入・販売などの各伝票。
c.仕入帳・売上帳・小口現金出納帳・当座預金出納帳・受取手形記入帳・支払手形記入帳・普通仕訳帳・総勘定元帳・仕入先元帳・得意先元帳・商品有高帳・試算表・棚卸(たなおろし)表・精算表・損益計算書・貸借対照表・営業日誌など。
d.三角柱・書類整理かご・現金商品有価証券什(じゅう)器などを表示するカードなど。
e.タイプライター・計算器・ホチキス・ナンバリング・金銭打抜器・謄写用具・電話・レターファイル・定規・そろばん・認印・朱肉・ゴム印・パッド・筆入・下敷など。
f.炭素紙・骨筆・赤黒インク・ペン・筆・墨・白紙・グラフ用紙・見出し紙・クリップ・のりなど。
g.指導票・取引計画表・実践必携・取引先の所在地商号電話番号取扱品目などを記載した一覧表など。
h.スクラップブック・商業科各教科書および参考書・六法全書・当用漢字表・辞典など。
b.その日の学習についての全般的な注意を教師から受け,はじめの80分間は次のような事務や調査を行う。信書の作成・発信.受信,書類の作成・発送・受理,現金の受け払い,預金の出し入れ,商品の発送・引き取り,メモ・伝票の記入,その他事務遂行に必要な調査など。
c.後の40分間は次のような整理や企画を行う。書類整理,調査事項の整理・分類,図表の作成,会計帳簿の記入・計算,営業日誌の記入,指導票による次の取引の企画,次の日の執務計画の作成など。
d.その日の学習について,共通的な事項と,次の仕事に対する準備とについて,教師から注意を受ける。机上の整理,備品の整とんをする。
e.教師は,書式記入方法,記入内容,帳簿記入,書類整理について,生徒ひとりひとりに,適時に指導する。
b.小口現金を補給する。
c.帳簿を締切り,元帳へ転記し,試算表を作成する。
d.取引計画票と関係書類とを照合し,取引およびその伝票・帳簿記入の正否・適否を検査する。なお,試算表を中心として帳簿を検査し当座預金・現金の残高と帳簿残高とを照合する。
e.調査事項を報告する。
f.教師は個人的指導と一般的指導とを,適時に行う。
b.保管物品の検査,書類・書式の整理と検査,事務引継ぎなどを行う。
運送事故・火災事故・破産清算・電話売却・店舗設計・証券投資・労務管理など,生徒の能力と必要に応じて行う。
商業実践科は他の教科・科目の学習を基礎として,それを総合して学習するものであるから,他の教科・科目との関連は非常に広範囲にわたりその関連を表にして例示すれば次のとおりである。
商業実践科学習項目 他の商業科の科目 他の教科・科目
文字・数字の書き方 簿記会計 書道
書類・信書の書き方
(2) 信書・電報の文案 文書実務 国語
発信・受信 速記 図画工作
メモの作成 商業経済
広告の作成
(3) 印 字 タイプライティング
(4) 計 算 珠算および商業計算 一般数学
(5) 統計表の作成 統計調査 一般数学
統計図表の作成 解析1
解析2
(6) 事務組織・事務管理 商業経済
事務能率・業務規定 経 営
(7) 配給組織・市況調査 商業経済・経営 一般社会
商業諸機関の構成 統計調査 時事問題
(8) 売買契約・取引手続 商業経済
担保・債権債務 法 規
登記・手形
(9) 採算・原価計算 商業経済・金融
経営分析・監査 経営・簿記会計
経営方針の企画 珠算および商業計算
資金の調達と運用 統計調査
(10) 伝票・帳簿の記入 簿記会計
棚卸・決算・税務 経 営
(11) 商品調査 商品・商業経済 理科・社会
(12) 勤務状態 保健体育
b.関連する他の教科・科目の学習がどのくらい生徒の身についているか。
c.生徒の学習がこの科目の目標にどのくらい近づいてきたか。
d.生徒の知識・技能・態度・能力がどの方向に向い,どのくらい進歩したか。
(2) 評価の時期
b.生徒が事務を執行しているとき。
c.各取引や各調査研究の結果を報告するとき。
d.月末事務を終えたとき。
e.期末事務を終えたとき。
f.クラブ活動としての実務研究のときなど。
b.書類作成・帳簿記入・整理状況により,執務能力を見る。
c.事務進行の速度・取引回数の多少により,執務能率を見る。
d.調査内容・調査量により,研究心の程度を見る。
e.欠席・遅刻・早退の回数およびその場合にとった処置により,責任感の程度を見る。
f.計画と実施の結果とを比較することにより,実践力の程度を見る。
g.企画内容・実践力・責任感・言語・動作・態度により,経営に従事する者としての素質を見る。
b.評価の機会のあるごとに,生徒ひとりひとりについて記録しておき,それをまとめる。
卸商指導票1 卸商の学習項目(創業事務) 年 組 番
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(別表2)
年 組 番
卸商指導票2 卸商の取引学習項目
姓名 |
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普通売買 | 販売 | |||||||||||
仕入 | ||||||||||||
委託売買 | 販売 | |||||||||||
買付 | ||||||||||||
組合売買 | 販売 | |||||||||||
仕入 | ||||||||||||
未着品売買 | 販売 | |||||||||||
仕入 | ||||||||||||
寄託品売買 | 販売 | |||||||||||
仕入 |
(別表3)
年 組 番
卸商指導票3 卸商の日常事務学習項目
姓名 |
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最小学習回数 |
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定期預金 | |||||||||||
通知預金 | |||||||||||
手形割引 | |||||||||||
手形借入 | |||||||||||
証書借入 | |||||||||||
有価証券買入 | |||||||||||
有価証券売却 | |||||||||||
当座借越 | |||||||||||
当座振込 | |||||||||||
普通小切手 | |||||||||||
線引小切手 | |||||||||||
保証小切手 | |||||||||||
送金小切手 | |||||||||||
約束手形 | |||||||||||
為替手形 | |||||||||||
送金為替 | |||||||||||
荷為替 | |||||||||||
電信為替 | |||||||||||
振替貯金 | |||||||||||
商品寄託入庫 | |||||||||||
商品出庫 | |||||||||||
陸上運送発送 | |||||||||||
陸上運送引取 | |||||||||||
海上運送発送 | |||||||||||
海上運送引取 | |||||||||||
運送保険 | |||||||||||
積荷保険 | |||||||||||
税金申告 |
(別表4)
年 組 番
卸商指導票4 卸商の月末・期末・特別事務学習項目
姓名 |
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諸経費支払
書類整理 伝票記入 帳簿記入 |
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配当金受理
棚 卸 決算諸表作成 利益処分案作成 税 金 申 告 保管物品整理 事務引継 |
特別事務 |
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運送事故
火災事故 破産申請
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(別表5)
年 組 番
卸商指導票5 卸商の調査研究収集学習項目
姓名 |
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(別表6)
年 組 番
取引の種類 取 引 計 画 票
第 回 ( ) 性名 |
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取 引 先 |
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品 目 銘 柄 | 仕 入 原 価
仕 入 諸 掛
仕 入 総 原 価 保 管 料 荷 役 賃 荷 造 費 運 賃 保 険 料 販 売 諸 掛 販 売 原 価 販売利益手数料 販 売 価 格 |
資金現残高
現 金 当 座 預 金 受 取 手 形 売 掛 金 有 価 証 券
不 足 分
不足分融資 方 法 |
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数 量 | ||||||
単 価 | ||||||
金 額 | ||||||
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場 所 | |||||
期 日 | ||||||
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方 法 | |||||
保 険 | ||||||
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用 具 | |||||
期 日 | ||||||
場 所 | ||||||
備 考 | ||||||
計 画 日 | 年月日 | |||||
検 印 |
(別表7)
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開店披露状作成
同上発送 広告作成・配布 値段表作成・配布 見積依頼書受理 |
開店披露状の収集
新聞・雑誌の優秀な広告・ポスターの収集 販売方法の研究 |
開店披露状の要領・広告の要領・販売増進の要領・広告効果の測定 | 広告研究
ショーウィンドー飾り付け 商業美術の研究 |
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取引計画票作成
見積書作成 同上発送 |
実例の収集 | 採算の要領
書式記入・作成の要領 |
商店経営の研究 |
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注文書受理
注文請書作成発送 仕入条件の決定 仕入先の選定 仕入契約の締結 仕入資金の調達 出庫手続 託送手続 保険手続 出荷案内状作成発送・着荷案内状受理・代金請求書作成発送・送金案内状受理・代金受理領収書作成・領収書送付案内状の作成発送 仕入資金の返済 |
実例の収集
仕入方法の研究 資金調達方法とそれに要する書式および金利の調査 出庫・託送・保険の手続およびそれに要する書式の調査・荷造り方法の研究 為替手続の調査 |
仕入の要領
契約の法律問題 資金調達方法 荷造り・荷印の要領 印紙税 |
荷造り研究 |
(別表8)
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発信受信の整理
電報の利用 書式の記入整理 控の作成保管 |
暗号略号電報の実例
文字数字の書き方 誤記訂正・加筆・控複写などの方法調査 |
信書作成・電報文・押印・消印・控の取り方の要領 | 文書実務研究 |
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諸預金の預入・引出
手形の利用 各種料金の計算 メモ・伝票・補助簿仕訳帳・元帳の記入 |
銀行預金・振替貯金・約手為手小切手・各種料金の算法の調査
勘定科目・伝票・帳簿の種類形式組織 |
手形の利用法 | 法規研究
帳簿組織研究 |
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そろばん・計算器の利用・計算換算早見表の利用・謄写印刷・タイプライターの利用・活版印刷・用紙・電話・事務用器具利用 | 速算法の要領
謄写印刷・タイプ印刷・活版印刷の実例 紙質・規格の調査 事務用器具の種類の調査と使用法の研究 |
謄写印刷要領
活版印刷種類 用紙種類規格 電話応待要領 メモ速記要領 器具管理法 |
珠算研究
謄写印刷研究・タイプライティング研究 速記研究 |
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書類整理
とじ込製本 |
スクラップ・レターファイルの使用法製本方法の調査 | 分類法・索引法の要領
製本の要領 |
事務能率研究 |
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市況調査
統計の作成と利用 商品調査 |
新聞切抜・索引作成
統計グラフ作成 特定商品の調査 |
商品調査の要領 | 新聞研究
統計研究 商品研究 |
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よい執務態度の励行・日記帳記入
明日の計画作成 |
商店・会社の執務
規定の実例の収集 |
応接・接待の要領 | 話術研究
作法研究 |
(別表9)
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諸経費支払
小口現金補給 補助簿締切 仕訳帳記入 元帳記入 計算表作成 書式帳簿検査 |
仮払制度の調査
小払資金制度の調査 |
支払証票の保存整理方法
会計検査要領 特別欄利用法 合計転記要領 資金回転率の増進法 |
会計監査研究 |
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配当金受理
預金利子計算 棚卸表作成 精算表作成 損益計算書作成 貸借対照表作成 開始記入 利益処分案作成 税金申告・納入 保管物品検査 書類帳簿検査 事務引継 |
早見表の研究
決算諸表の実例収集 税制調査 物品管理の実例調査 |
利子計算要領
利廻計算要領 減価償却方法 貸倒準備金の設定 未収・未払勘定の計上 前受・前払分の処理 財務諸表準則・税務会計・経営分析・物品会計の要旨 |
商業計算研究
簿記会計研究 税務研究 |
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運送事故・火災事故
破産生産 電話売却 店舗設計 証券投資 労務管理 |
保険制度の調査 | 労働基準法
賃金決定の基準 |
証券市場研究 |
第5 参 考 書
各章の参考書は,この科目の参考書として役だつ。