総 目 標 | ||
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単元1 日本人の食糧構成 | |
一般家庭 | 単元2 家族の食事 | |
単元3 調理の基本と応用 | ||
選 択 | 単元4 家庭の食物管理 | |
単元5 食生活の改善 |
総 目 標
1 食物は量から質の問題に移りつつある。国民全体の努力によって,よりよい食糧構成の実現を見ることは,遠くはないようである。食物教育は,この努力への道しるべでありたい。
2 国民栄養の良否の原因は,いろいろ考えられるが,そのなかで食物知識の有無によるものが少なくない。この点は食物教育指導者の負うところである。更にその知職を忠実に実行する態度を身につけさせることはいっそう必要である。
3 食生活の改善は,生活全体の向上に影響するところが大きい。関係者の熱心なくふう,ゆるみない努力が望ましい。
4 学校教育としての調理はただ調理法をくり返して覚えることではない。調理の要点を見いだして,更に高い調理の技術を,なるべく短期間に身につけ,家族の食卓を豊かにし,ひいては家庭生活をいっそう明かるいものにしたい。
5 調理の実験・実習はもちろん,その他の単元においても,できるだけ実物により,身をもって体験させ,読書や討議だけでは得がたい力を持たせたい。
単元1 日本人の食糧構成
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1 栄養的考察
(1) 従来の日
(2) 栄養的,
2 食品の分類 (1) 食品の栄
3 献立 (1) 献立とは
(2) 目的に即
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1 従来の日本人の食糧構成の調査
2 従来の日本人の食物組成に対する栄養的批判 (1) 満腹主義 (2) 主食偏重(炭水化物過重) (3) 保全食品(有色野菜・くだもの・牛乳)の軽視
3 将来に望ましい食糧溝成 (1) 主食の質と量の適正 (2) 動物性たんぱく質の確保 (3) 保全食品の充足
1 食品の栄養的分類の一例 (1) エネルギー源食品 (2) たんぱく質源食品 (3) 灰分,特にカルシウム源食品 (4) ビタミンA源食品 (5) ビタミンB源食品 (6) ビタミンC源食品 (7) ビタミンD源食品
1 日本人の栄養必要量 (1) 年齢別 (2) 性別 (3) 労作別 2 献立作製の目標 (1) 栄養の充足 (2) 食生活の能率化 (3) 食物費の適正
3 献立の種類 (1) 日常食の献立 (2) 家族のための特別食 (3) 年中行事・客ぜん (4) 大量炊事の献立 |
1 過去における日本人の食糧状況を調査する。
(1) 食糧統計から (2) 家計調査から 2 上の調査の結果を栄養学上から批判する。 3 現在実施されている各種の献立を調査し,栄養上から批判す
(1) 食物の量と質との関係はどうか。 (2) 主食カロリーは総カロリーの何%に当たるか。 (3) 保全食品はどう考えられているか。 4 どんな食糧構成が望ましいか。 (1) 主食は全カロリーの何%が妥当であろうか。 (2) 動物たんぱく質は,全たんぱく質の何%が望ましいか。 (3) 牛乳の乏しいわが国では何をもってこれに替えるか。
1 六つの食品類別について,それぞれの栄養的特徴を話し合う。 2 わが国の現状では,いくつに分類するのが妥当であるかにつ
3 生徒ひとりが一つずつ名ざす食品に対して,その食品がどの
4 最近5日間ぐらいの各自の食事の記録によって,どのグルー
1 どんな人が大食で,どんな人が小食であるか,身近な人々の
2 同一人ではどんな時に盛んな食欲を持つか,またはそれに反
3 種々の場合を仮定して,それに適合する献立を作製する。(食
〔例〕 (1) 中等労働,青年男子に対する 安価な献立
(2) 高等学校生昼食献立(大量炊事) (3) 春夏秋冬の献立 4 献立のある家庭,献立のない家庭を,次の項目について比較
(1) 食品の買い入れ,貯蔵の状況 (2) 調理時間の長短 (3) 食物費の使途の巧拙 (4) 燃料消費の多少 |
食糧・栄養ビタミン
栄養・食糧学会誌
単元「わが国の食糧
暫定標準食品,
各種食品分折表
単元「家族の食事」参照
単元「調理の基本と
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単元2 家族の食事
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1 日常の食事
(1) 家族の日
(2) べんとう
(3) おやつの
(4) 正しい食
2 特別な場合
(1) 家族がど
(2) それぞれ
(3) 特別調理
3 年中行事の
(1) 年中行事
(2) 家族の楽
(3) 調理技術
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1 家族のそれぞれの食事の量および特徴
(1) 乳幼児の場合 (2) 学童の場合 (3) 青年の場合 (4) 壮年の場合 (5) 老人の場合 (6) 運動選手の場合 2 異なった家族の成員に,それぞれ適当な食事を,手数を
〔例〕(1) 幼児や老人向きにはカレーライスのカレーを少
(2) 成人向きにはこわ飯の蒸し加減を早めに出し,
(3) 成人には野菜の煮付けを,乳児にはつぶし野菜
3 家族の普通の食事の献立および最低費用の献立の作製お
(1) 家庭生産のある場合 (2) 家庭生産のない場合 4 季節の食品を使った献立および常備食品を使った献立の
(1) 春夏秋冬 (2) 常備食品
5 日常のべんとうの重要性
6 よいべんとうの具備すべき条件 (1) 栄養面 (2) 衛生面 (3) 経済面 (4) 能率面 (5) 食味の面 7 日常のべんとうにふさわしい献立の作製および実習
(1) ねりみそ (2) いため煮 (3) つくだ煮 (4) つけ物
8 おやつの重要性 9 おやつのつくり方および与え方 (1) 分量 (2) 種類 (3) 栄養 (4) 与える時刻 10 年齢に適したおやつ 11 農村および都市に適したおやつ
12 正しい食事作法 (1) 食事前後のあいさつのしかた (2) 食事に対する清潔の心得 (3) 正しい食事のしかた (4) 食事中の話題と話し方 (5) 食卓以外の場所における食事の心得
1 特別調理を必要とする場合 (1) 離乳期の子供 (2) 妊産婦・授乳婦 (3) 老人 (4) 病人 2 (1)〜(4)に共通なもの (1) 栄養価の高いものであること (2) 消化のよいものであること (3) 味・香・形・色などに魅力あるものであること 3 食品の選択と配合および調理法 (1) 牛乳・卵・バターを主材料とした調理 (半熟卵・卵どうふ・プデイング・オムレツなど) (2) 野菜を主材料とした調理 (スープ・マッシュなど) (3) 穀類を主材料とした調理 (重湯・かゆ・くず湯・オートミールなど) (4) くだものの取り扱い方 (くだものしる・ゼリー・マッシュ・やわらか煮など) 4 それぞれの場合に必要な食事の特徴を心得,献立をつく
5 病気の種類と病状の軽重による食事の用意
1 年中行事の食事について
2 家族がともに楽しむ年中行事の食事について
3 家族中心の食事の計画および実施
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1 自分の家族のひとりひとりに必要な栄養量を算出して表をつ
くる。(人員・年齢・性別・労作などを明記する) 2 異なった成員の家族に対し,なるべく簡単な方法で,それぞれ
3 きのう自分の家でとった食物の種類と分量を書き出し,家族
4 家族の成員をいろいろに変えて仮定し,朝食・昼食・夕食の
5 最低費用の日常食の献立をつくって実習する。
6 季節の特徴ある食品を取り入れた献立をつくり実習する。 7 自分の地方における魚や野菜の出盛り期を調べて,一覧表を
8 常備食品の種類を調べて,これらの食品の栄養価や調理法に
9 常備食品を使った献立をつくり実習する。
10 べんとうに必要な条件について討議する。 11 べんとうに必要な栄養量を討議決定し,実習によりこの栄養
(1) 栄養標準量から幼児・児童・生徒などのべんとうの栄養量
(2) 各種のべんとう箱を集め種々の点から批判する。 12 配給の主食一食に,どんな副食を添えたらよいべんとうにな
(1) 米の場合 (2) 小麦粉の場合 (3) いもの場合 その他 13 クラスの者のべんとうを調査して統計をとる。
14 今日の自分のべんとうを評価する。 15 日々のべんとうのつくり方にくふう改善したい点をあげて討
16 これらの調査研究資料にもとづいて表を作製したり,べんと
17 弟妹や近所の幼児のおやつについて調査する。 (1) 年齢 (2) 時刻 (3) 種類 (4) 分量 (5) つくり方 (6) 好ききらい 18 おやつの考え方が不適当なために,健康を害したことがない
19 市販の菓子類について調査し,経済・栄養・衛生の面より検
20 グループで年齢および都会向き,農村向きに適したおやつを
21 各グループのつくったおやつの栄養を調べ,一回に与える適
22 どんなたべ方が他人に不快な感を与えるか,きらわれるたべ
23 調理実習の時,またはべんとうの時,正しいたべ方を実習し
24 食卓以外のどんな場所で食事をすることがあるか。その時は
1 生徒は次のことについて討議する。 (1) 家庭に離乳期の子供,妊産婦・授乳婦・老人がある時,そ
(2) 自分が病気になった時の経験の発表 (3) それらの場合に多く用いられた食品を列挙する。 (4) それらの食品の栄養的特徴について復習する。 2 上にあげられた食品を用いて生徒はグループ別に種々の消化
3 市町村役場で乳幼児の死亡原因を調べて,食物関係のものの
4 老人の好む食物を調べて表をつくり,栄養上から批判して,
5 乳幼児の死亡率の高い地域では,乳幼児を持つ母親たちに,
6 妊産婦に禁忌食物があれば,それを調べて栄養的批判を加え
1 年中行事の食事に関する事項について調査し,討議する。 2 正月・ひな節句・進学祝い・誕生日などについて,それぞれ
3 これらの中からグループで適当と思われるものを選んで実習
4 自分の家の年中行事の一覧表をつくる。
5 これらの行事に伴なうそれぞれの食事の献立をつくり,材料
6 各自,家で催す誕生日その他の行事の計画を立てて,実施し,
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単元「日本人の食糧
溝成」参照
食品分折表 単元「家庭の食物管
ラジオの
雑誌の
主食の配給量
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単元3 調理の基本と応用
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1 調理の基本
(1) 調理法の
(2) 調理用具
(3) 各種の計
(4) 数量関係
2 調理の応用 (1) 慰安とし
(2) 調理技術
(3) 食事を通
3 燃料 (1) 燃料を能
(2) 各種,燃
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1 基本的な調理法とその要領
(1) 種類
(2) 調理操作と栄養価・味・その他の関係 (3) 調味料使用上の原則 (4) 濃度,加える時期
2 調理用具とその扱い方および手入れ
3 食物調理の数量関係を計る計器 (1) 種類
(2) 計器の正しい扱い方 (3) 種々の数量関係 イ.食品の体積と重さとの関係 ロ.種々の調理の所要時間 ハ.調理の適温,飲食物の快適温度
1 食卓をいっそう魅力的にするくふう。
2 客用ぜん部のととのえ方
3 上のそれぞれの特徴と食卓作法について
4 来客の接待法について
1 燃焼に関する基礎知識 (1) 燃焼熱 (2) 熱の対流 (3) 熱の伝導 (4) 熱の輻(ふく)射 (5) 沸騰・蒸発 2 燃料の正しい使い方 (1) 完全燃焼 (2) 火力の調節 (3) 効率を高くするくふう (4) 余熱の利用
3 燃料の種類と燃焼器具 (1) まきとまきかまどの構造 (2) 木炭の種類,それぞれの特徴および木炭こんろ (3) 石炭ガスの特徴とガスこんろ (4) 電熱器の特徴 4 燃料外の熱の利用
5 保温箱・保温びん(魔法びん)の利用 |
1 各種の基本的調理法につき適当な材料を選んで実験を行う。
2 過去一週間の献立について調理法を分類する。 (1) 最もしばしば行われた調理法は何か,それらは合理的に行
(2) 魚・肉・野菜などに分けて,それぞれに最も適した調理法が 採用されたか。 (3) 一般家庭でおこなっている調理法に改善の余地はないか。 3 調味料の使用法について実験を行う。 (1) からみ (2) 甘 み (3) うまみ (4) 酸 み (5) 味の対比,その他 4 調理用具・食器について (1) 学校の調理室の備品の種類・性能について検討する。 (2) 調理用具の種類・価格・便否などにつき店頭調査する。 (3) 調理用具の使い方および手入れ法について討議し実習する。 (4) 優秀な調理用具・食器を持ち寄り陳列する。 5 計器について (1) 生徒の家庭にある計器を全部調査し,一覧表をつくる。 (2) 学校にある各種の計器のおのおのの特徴を調べる。 (3) 家庭に欠けている計器の種類を知り,これを補うくふうを
イ.買い入れ。 ロ.茶わん・ボール・コップなどの利用。 ハ.さおばかりをつくる。 6 いくつかのグループに分かれ,食物に関する数量関係の表を
(1) 食品の体積と重さとの関係 (2) 種々の調理に要する時間・温度,調味料の使用量など。 (3) 毎日必要な食糧の正確な数量を調べ,実物を並べてみる。 1 楽しかった食事について各自の経験を話し合い,なぜ楽し
2 上の条件に合わせるためには,どうしたらよいかを話し合っ
(1) 食品の持ち味・持ち色を生かすくふう。 (2) たべにくい食品をたべやすくするくふう。 (3) 複雑な調理法については,要点を検討して熟練する。 3 客ぜん料理の献立の作製および実習 (1) 会席ぜん (2) 簡単な洋式食事 4 食卓作法について討議および実習
5 客の接待のしかたについての討議および実習(お茶の入れ方,
6 招かれた時の注意事項の話し合い 7 調理業者の調理に対する批判
1 燃焼の問題について理科で習ったことを復習する。
2 家庭で使用している燃料の種類を調査して一覧表をつくる。 3 家庭のまき,かまどの構造図を書き,その優劣を検討する。 (1) 煙突の有無・太さ・長さ・位置・形 (2) 火床の有無,空気孔の有無 (3) たき口のふた 4 家庭で使っている木炭の種類と用途,木炭こんろの構造等に
5 ガスの使用法について討議する。
6 電気こんろの使用法について話し合う。
7 適当な燃料・燃焼器具・受熱器を選び,どうしたら燃料を節約
8 調理実習の都度,使用燃料の量を記録し,使用法について反
9 燃料外の熱を利用する方法について,その原理と方法を討議
10 保温箱・保温びんを使用している家庭の生徒は,その状況を
11 保温箱をつくる。 |
単元4 家庭の食物管理
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1 食品の買い
入れ (1) 食品を鑑
(2) 食品を
(3) 食物費の
2 家庭生産 (1) 家庭生産
(2) 菜園や飼
(3) 菜園や飼
3 加工食品 (1) 食品加工
(2) 家庭生産
(3) 加工食品
4 わが国の食
(1) わが国の
(2) 配給改善
(3) 食糧に関
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1 食品鑑別の基礎知識
(1) 生鮮食料品 (2) 乾物 (3) 塩蔵,その他の加工品 (4) びん詰・かん詰類 (5) 調味料・香辛料など 2 食品の購入量と時期 (1) 一時に多量に買い入れる方が有利なもの。 (2) 使用の都度,購入する方が有利なもの。
3 正しい売買 (1) 量目の正確 (2) 適正な価格 4 市場や店の選び方 5 消費組合加入の利益 6 配給制度の改善 7 家計において食物費の占める割合 8 家族の栄養状態と食物費の関係
1 どんな食品を生産するのが有利であろうか。 (1) 菜園が狭い時‥‥主としてビタミン源食品。 (2) 菜園が広い時‥‥たんぱく質・熱量食品にも及ぶ。 (例)大豆・落花生・ごまなど (3) 動物としては
2 肥料・飼料はどうするか。 (1) 家庭で得やすい肥料・飼料 (2) 購入しなければならぬ肥料・飼料 3 菜園や飼育によって得た食品はいかほどの価値があった
(1) 収入=食品の価格見積もり (2) 支出=肥料・飼料・器具などの購入費
1 食品加工の価値
2 貯蔵の方法 (1) 土中埋没または宝内利用 (2) 乾燥法 (3) 塩蔵法 (4) くん製法 (5) びん詰およびかん詰法 (6) 冷蔵法・冷凍法
3 家庭で行われる食品加工の方法
4 市販の加工食品に対する批判 (1) 栄養上から (2) 衛生上から (3) 経済上から
5 加工食品使用のすぐれた点 (1) 時間の経済 (2) 手間がかからない (3) 食事の栄養的配合が簡単にできる
1 日本で生産できる主要食糧の需給関係 (1) 熱量源食品 (2) たんぱく質源食品 (3) カルシウム源食品 (4) ビタミン源食品 2 食品利用の実際状況 (1) とう精・製粉・加工・調理などに不合理はないか。 (2) 貯蔵・輸送などは合理的か。
3 政府はどんな食糧政策をとっているか。 (1) 国家としての計画的生産 (2) 食糧管理についての施設および研究 (3) 現在の食糧の輸出入関係 (4) 生産者・加工者・消費者の指導 (5) 食品の栄養強化の実施 4 「衣食足って礼節を知る」 5 過去の食糧政策に対する反省と今後の食糧政策に対する
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1 主要食料品について良否の条件を話し合う。家庭から持ち寄
りの実物を比較する。 〔例〕米・小麦・粉・卵・茶・のり・パン・煮干しなど。 2 食品買い入れの際,店頭にて観察する。 3 調理実習の都度,使用食品について良否の研究をする。
4 食品の種類と価格の調査をおこなって表をつくる。 (1) 主要食品の価格を毎月調査する。 (2) 熱量・たんぱく質の単位数に対する価格を同一類食品につ
5 グループに分かれて買い物競争をする。 (1) 同一金額できめられた条件の食品を買う場合 (2) 同一食品を買う場合 6 消費組合加入の家庭の生徒はその経験を発表する。 7 各自の家庭で配給品と非配給品に支払われる金額の比較をし
8 配給制度について討議し,改善すべき点をあげる。 9 各自の家庭において,食物費の占める割合を算出してみる。 (1) 総収入に対する割合 (2) 総支出に対する割合 10 各自の家庭の食物費が適正であるかどうかを反省し,不適正
1 各自の家庭菜園でつくられる食品の種類を調査し,それを栄
2 家庭菜園に適する作物について討議する。 (1) 菜園の狭い場合,広い場合 (2) 都市・農村・漁村・それぞれの場合 3 動物飼育についても上と同じような調査や討議をする。 4 家庭で使っている肥料・飼料の種類を調べ,更にそれらにつ
5 できれば,学級共同して菜園をつくり,飼育もする。
6 菜園・飼育の実施に際しては,次のことを十分研究する。 (1) 家族の同意および協力が得られるか。 (2) 初めの種・苗・または動物の入手はどうするか。 (3) 継続の意志は確実か。 (4) 毎日または毎週何時間をそれに当てうるか。 7 各自の手づくりの野菜の品評会をしたり,優良種子の交換な
8 菜園や飼育によって得られた食品を市価に見積もり,家計へ
1 食品加工の効果について討議する。 2 家庭に食品を貯蔵しておくことの利点について話し合う。 3 食品の貯蔵法について討議する。 (1) 短期貯蔵 (2) 長期貯蔵 4 貯蔵法のうち家庭ではどんな方法をとるべきかについて話し
5 市販の加工食糧にどんなものがあるか,表をつくる。 6 家庭における食品の貯蔵,加工食品の利用状況を話し合う。
7 家庭加工と市販品とを種々の点から比較する。 8 加工食品の保存上注意することについて話し合う。また保存
それらのおもな成分を調べる。 2 郷土における食糧の移出入関係を調べる。 3 土地によっては,生徒は,家庭の職業により食物の生産者・
4 主要食糧の生産から食ぜんに上るまでの経路について調べ,
5 同一面積から一年間収穫しうるカロリー,収穫に要する労働
6 わが国民に共通に起りやすい栄養的欠陥(不足栄養素)の補
7 食糧の生産・加工・調理・消費など,それぞれの立場におけ
8 世界およびわが国の食糧事情について,その道の人から講演
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「家族経済学」
ラジオ放送
単元1の
時には専門家の
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単元5 食生活の改善
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1 日常食の簡
素化 (1) 調理に要
(2) 食事形式
(3) 1,2に
(4) 調理器具
(5) 最も合理
2 大量炊事
について理
(2) 大量に食
(3) 隣人に対
3 粒食と粉食 (1) 粉食・粒
(2) 粉と粒の
(3) 粉の調理
4 食物の量と
(1) 食物の量
(2) 胃の膨満
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1 調理を早くするくふう。
(1) 献立作製の時における配慮 (2) 家庭に適する加工健品,食物の常備 (3) ある種の食品に対しては,生でたべる習慣(附 清
(4) 能率的な台所と調理用具の設備
2 簡素な食事形式の条件 (1) 献立の標準化 (2) 食器の研究 (3) 食事室のくふう (4) 一日一食は火を使わないくふう 3 食事の能率的な準備やあと片づけ (1) 調理をする時の身じたく (2) 調理用具や食器の配列法 (3) 食器戸だなのくふう (4) 洗った用具や食器をかわかすくふう
4 近い将来の望ましい台所設備 (1) 電気冷蔵庫 (2) 電気天火 (3) 種々の調理器(切る,削る,混ぜる等の機械化) (4) 給湯設備 (5) 家庭びん詰用器具
5 使用法が簡単で清潔,安全な燃料
1 大量炊事の得失 (1) 燃料・労力・食物費の節約 (2) 献立の単純化 (3) 設備の整備 (4) 配給方法のくふう (5) 隣保共助の精神の助長 2 大量炊事献立の作製
3 実習および見学 (1) 食品の溝入方法 (2) 仕事の分担 (3) 調理の要領 (4) 配給の方法 4 外食の可否 (1) 栄養上 (2) 経済上 (3) 衛生上
1 主要食品について,粉食・粒食の消化率のちがい 2 米のとう精度と栄養,ぬかの利用の問題 3 小麦の製粉・歩止まりと粉の栄養,ふすまの利用
4 粉調理の特色 (1) 大量調理がしやすい(主食調理の工場化) (2) 混合調理を行いやすい (3) 食物形態の多角化
5 おもな粉調理 (1) こねるもの (すいとん・だんごなど)
(2) 伸ばすもの (うどん・そば・パイ・しゅうまい
(3) ふくらすもの(パン・まんじゅう・スポンジケーキ類) (4) 水分の少ないもの (ビスケット・乾パンなど) 6 実習
7 未利用資源粉食の意義
1 食物の栄養価値を定める条件 (1) 栄養素を比較的濃厚に含む。 (2) 消化・吸収がよい。
2 食品は種々の形態でたべられるが,どんな形が適当であ
3 食品加工の意義は不可食分の除去,減少をもって輸送能
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1 次のことに家庭で毎日費やす時間を調べその適否を討議する。
(1) 調理に要する時間 (2) 食事時間 (3) 食後の集まりの時間 (4) あと片づけの時間
2 日常食の調理のうちで時間や手数を多く要する調理は何か。
3 家庭に現在用意されている加工食品を調査し,その栄養価と
4 販育されている調理食品の種類を調査し,それらを利用する
5 調理用具や食器の販売店および模範的な台所を見学する。
6 与えられた食品を用いてグループ別に献立をつくり,実習し
7 各家庭で実行している食事の簡素化について話し合う。
8 燃料としてのガスや電気の長所,これらの普及などについて
1 生徒の知っている大量炊事の実際について話し合う。 (1) どんな点が喜ばれているか。 (2) どんな点か喜ばれないか。 (3) どういう設備を持っているか。 (4) 炊事者一人当たり何人分の調理が行われるか。 (5) 衛生状態はどうか。 (6) 食物費はどうか など。 2 大量炊事の実際を見学して,上のことについて討議する。 3 学校給食の手伝いをする。 4 一クラス分の大量調理実習を行い,次の諸点についてグルー
(1) 一人当たり労働量 (2) 加熱時間の長短 (3) 手あき時間の多少 5 外食について次のことを話し合う。 (1) どんな時に外食するか。 (2) 家族のだれが多く外食するか。 (3) 外食の対象となる食物の栄養価と市価との関係はどうか。 (4) 調理店,各種食堂・喫茶店などの衛生状態はどうか。 1 各自がこれまでにたべたことのある穀粒および粉の例を全部
(1) 多く粒食された食品は何か。 (2) 多く粉食された食品は何か。 (3) (1)や(2)がそれぞれ粒食,あるいは粉食されるのはなぜか
2 家庭から持ち寄りの米・小麦粉・大麦などにつき,とう精度,
3 家庭では穀類の配給がどんな形でなされるのが喜ばれるか。
4 生徒は数群に分かれて次のような活動をする。 (1) 醗酵パンをつくり品評会を行う。 (2) その他の粉調理をして批判し合う。
5 各自の家庭でおこなっている粉の調理の種類をあげ,調理法
6 粉食を強調される未利用資源があればそれについて批判する。
1 各自の経験をもととして,次のような事項について討議する。 (1) どんな食物をたべた時に比較的早く空腹を感ずるか。 (2) 腹持ちがよいといわれる食品には,どんなものがあるか。 (3) 飯と,かゆの長所と短所。 (4) 食料と飼料のちがい。 2 二,三の外国人の食事構成と日本人の食事構成とを比較して
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単元3の
単元1の
「学校給食の実際
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