第十章 第五学年の音楽指導

一 全体の指導目標

 第五学年は抽象的,概念的なものの理解が第四学年よりも更にいっそう強まって来るから,第四学年において導入されたもろもろの新しい目標を互に発展させて行くべきである。それとともに創作教育にも力を注ぐ必要があろう。

二 歌 唱 教 育

一 指導目標

二 児童の生理的心理的発達段階,教材選択の基準,指導法 三 学習結果の考査

 第五学年の歌唱教育における学習結果の考査は,次の諸点を中心に行うべきであろう。

四 教 材

 巻末に示す教材は,教材の全部ではなくて一部である。したがって教師はそれらを参考として,なお広い範囲から選択することが許される。

 

三 器 楽 教 育

一 指導目標

二 児童の生理的心理的発達段階,教材選択の基準,指導法 三 学習結果の考査

 第五学年の器楽教育における学習結果の考査は,次の諸点に対して行うべきであろう。

四 教 材

 歌唱教育の教材の利用と独立した器楽曲との両者にわたって選択する。

 

四 鑑 賞 教 育

一 指導目標

二 児童の生理的心理的発達段階,教材選択の基準,指導法 三 学習結果の考査

 第五学年における鑑賞教育の学習結果の考査は,次の諸点に対して行うべきであろう。

四 教材 巻末に示す。

 

五 創 作 教 育

一 指導目標

二 児童の生理的心理的発達段階,教材選択の基準,指導法 三 学習結果の考査

 第五学年の創作教育における学習結果の考査は次の諸点に対して行うのが適当であろう。