第一章 理科の指導目標
理科の指導目標は
すべての人が合理的な生活を営み,いっそうよい生活ができるように,児童・生徒の環境にある問題について次の三点を身につけるようにすること,
2. 科学の原理と応用に関する知識。
3. 眞理を見出し進んで新しいものを作り出す態度。
であり,この目標はさらに次の通りに分けられる。
2. 自然界の物と現象とを観察する能力。
3. すじ道の通った考え方をする能力。
4. 機械や器具を使う能力。
5. 生きものをかわいがり育てる態度。
6. 健康を保つ習慣
7. ねばり強く,助けあい,自ら進んで科学的な仕事や研究をする習慣。
8. 眞理にしたがい,進んで未知のものを探ろうとする態度。
9. やさしい科学の本を読む能力。
10. 身のまわりの物ごとの間の関係や性質を知るための科学の主な原理と応用に関する知識。
11. 自然の調和,美しさ,恵みを知ること。
12. 科学者の仕事の尊さを知ること。
13. 更に進んだ理科学習への準備と職業上必要なものの準備。