第一章 工業教育の指導目標
1.工業に使われる材料の性質を理解し,工業製品の作り方と道具の使い方の初歩的な技術を養成する。
2.日常使用する物品を正しく使用し,買い入れに際して選択する能力を養成する。
3.工業の社会的・経済的な意義を理解し,工業労働者の任務の重要であることを理解する。
4.工業に関係あるいろいろな職業の内容について理解する。
5.職業的な活動をすることによって,みずからの技能・興味・適性を知る。
6.計画的に,能率的に,順序よく,注意深く仕事をする習慣を養成する。
7.労働を喜び,これを尊重し,みずから進んで働く態度を養成する。
8.自分の個性・能力を自覚し,ほこりを持つと共に,他人の個性・人格・意見を尊重し,強い責任感をもって共同して働く態度を養成する。