幼稚育要

第1

稚園教育の基

稚園教育において育みたい資質・能力及び「幼児期の終わりまで育   ほしい姿

育課程の役割と編成

導計画の作成と幼児理解に基づいた評

別な配慮を必要とする幼児への指

稚園運営上の留意事

育課程に係る教育時間終了後等に行う教育活動な

第2らい及び内

人間関係

第3育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの留意事

 

教育は育基本法第1条に定めるとおり,人格の完成を目指し,平和で民的な国家社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の成を期すう目的のもと,同法第2条に掲げる次の目標を達成するよう行わなければない

知識と教養を身に付け,真理を求める態度を養い,豊かな情操と徳心うとともに,健やかな身体を養うこと

価値を尊重して,その能力を伸ばし,創造性を培い,自主及び自の精養うとともに,職業及び生活との関連を重視し,勤労を重んずる度をこと

責任,男女の平等,自他の敬愛と協力を重んずるとともに,公共精神づき,主体的に社会の形成に参画し,その発展に寄与する態度をうこと。

尊び,自然を大切にし,環境の保全に寄与する態度を養うこと

文化を尊重し,それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するともに国を尊重し,国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと

 

また,期の教育については,同法第11条に掲げるとおり,生涯にわたる格形成のを培う重要なものであることにかんがみ,国及び地方公共団体は幼児の健な成長に資する良好な環境の整備その他適当な方法によって,そ振興に努ければならないこととされている

これか幼稚園には,学校教育の始まりとして,こうした教育の目的及び標の達成指しつつ,一人一人の幼児が,将来,自分のよさや可能性を認識るとともあらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働ながら様社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,持続可能な社会創り手とことができるようにするための基礎を培うことが求められる。こために必教育の在り方を具体化するのが,各幼稚園において教育の内容等組織的か画的に組み立てた教育課程である

教育課通して,これからの時代に求められる教育を実現していくためは,より学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を学校と社会と共有し,ぞれの幼稚園において,幼児期にふさわしい生活をどのように展し,どのな資質・能力を育むようにするのかを教育課程において明確にしがら,社の連携及び協働によりその実現を図っていくという,社会に開かた教育課実現が重要となる

幼稚園要領とは,こうした理念の実現に向けて必要となる教育課程の基を大綱的めるものである。幼稚園教育要領が果たす役割の一つは,公の性を有する園における教育水準を全国的に確保することである。また,各幼園がそのを生かして創意工夫を重ね,長年にわたり積み重ねられてきた教実践や学究の蓄積を生かしながら,幼児や地域の現状や課題を捉え,家庭地域社会力して,幼稚園教育要領を踏まえた教育活動の更なる充実を図っいくこと要である

幼児の的な活動としての遊びを生み出すために必要な環境を整え,一人人の資質力を育んでいくことは,教職員をはじめとする幼稚園関係者はもより,家地域の人々も含め,様々な立場から幼児や幼稚園に関わる全ての人に期待る役割である。家庭との緊密な連携の下,小学校以降の教育や生にわたるとのつながりを見通しながら,幼児の自発的な活動としての遊び通しての的な指導をする際に広く活用されるものとなることを期待して,こに幼稚育要領を定める